地産地消を掲げる施設食堂 【ことみ食堂】
2022.04.03
神奈川県に帰る娘を府中本町駅まで車で送っていくことになっていた。
道のわかりやすさと電車の乗り換えの便から府中本町なんだが、近くには気になる案件もあり、一石二鳥ということで。
気になる案件というのは「府中市郷土の森博物館」。
多摩川の河川敷と後背地に広がる府中市郷土の森公園(是政緑地)に隣接する野外博物館である。
プラネタリウムを併設する本館のほか、江戸中期から昭和初期の府中市域の建築物を移築復元して保存。リノベーションしてカフェとして使われている古民家もあるという。
古民家好き、施設食堂好き的にはたまらないものがあるが、1月に自転車で聖蹟桜ヶ丘に行く途中に見つけたもので、それまで存在すら知らなかった。
博物館は入場料がかかる(大人300円・プラネタリウム600円)。
それがネックとなった。
300円払うことに抵抗があるわけではないが、この天気。昨日の予報が外れ朝から本降りの雨となっている。
野外博物館であり、館内案内図看板を見るとかなり広そう。
300円とはいえ料金払うとなると…
「天気いいときにちゃんと見て回ったほうがいいんじゃない…?」
ということで、今回博物館は見送り。
そのまま帰るのかというとそうではなく、実はもう一つ施設がある。
博物館入り口前の「観光物産館」は、前にこの施設群を見つけたときに利用しており(トイレ休憩で)、こっちもなかなかいいかも…! と思っていた。
――地元農産物や特産品・観光関連グッズを販売する「野菜・お土産品コーナー」、市内の観光スポットやイベント情報を提供する「情報提供コーナー」、府中市産の食材を使用したメニューを提供するレストランを備えた…(HPより)
というように、レストラン併設。
施設食堂好き的には…!
まず物販コーナーで買い物。
農産物のほか府中市内の和菓子店やコーヒー店の商品、聖地的に『ちはやふる』関連グッズを取りそろえる。
府中市産の高菜とニラを購入。
館内左手にレストラン「ことみ食堂」がある。
“ことみ”は府中観光協会キャラクターの“古都見(ことみ)ちゃん”に由来しており、以前の「古都見カフェ」から2020年8月に改称。
府中は大國魂神社の1900年の歴史を有する古都である。
地産地消を推進するため、物販の農産物同様府中産の食材を使ったメニューを提供する。
お飲み物のトップがサントリー生ビール。荒井由実『中央フリーウェイ』に出てくる“ビール工場”はこのすぐ近くだ
地産地消的な、とろ飯膳と揚げもちうどん温を券売機でポチッとな。
食堂はコロナ禍で席数を減らしているとのこと。
そういうのがなくてものんびり、ゆったりな雰囲気なんじゃないかと思う。

とろ飯膳のとろろにかかっているのはしょうゆのもろみ?
大豆の形そのものもあり、豊かな味わい。

ご飯は古代米。
みそ汁にはネギ、ミツバ、ワカメがたっぷり。

うどんはミツバの香りが鮮烈。
揚げ餅でコクとボリュームがプラスされ、冷たい雨に打たれたあとだけにほっとする。

ほかにお客のない食堂で雨音を聴きながらの食事。
この感じ、古民家で味わいたかったね… と、ちょっと後悔した。

[DATA]
ことみ食堂
東京都府中市是政6-32-10 府中市郷土の森 観光物産館内
https://kotomicommunity080.wixsite.com/comunitywork/kotomi
http://www.bussankan.sakura.ne.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/FYUCzuChwQg
‘The knight's gate in the ancient capital, Kiev’(古都キエフの騎士の門)
https://youtu.be/Zirhb2ko2us
https://youtu.be/CUNS2RX5olk
神奈川県に帰る娘を府中本町駅まで車で送っていくことになっていた。
道のわかりやすさと電車の乗り換えの便から府中本町なんだが、近くには気になる案件もあり、一石二鳥ということで。
気になる案件というのは「府中市郷土の森博物館」。
多摩川の河川敷と後背地に広がる府中市郷土の森公園(是政緑地)に隣接する野外博物館である。
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プラネタリウムを併設する本館のほか、江戸中期から昭和初期の府中市域の建築物を移築復元して保存。リノベーションしてカフェとして使われている古民家もあるという。
古民家好き、施設食堂好き的にはたまらないものがあるが、1月に自転車で聖蹟桜ヶ丘に行く途中に見つけたもので、それまで存在すら知らなかった。
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博物館は入場料がかかる(大人300円・プラネタリウム600円)。
それがネックとなった。
300円払うことに抵抗があるわけではないが、この天気。昨日の予報が外れ朝から本降りの雨となっている。
野外博物館であり、館内案内図看板を見るとかなり広そう。
300円とはいえ料金払うとなると…
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「天気いいときにちゃんと見て回ったほうがいいんじゃない…?」
ということで、今回博物館は見送り。
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そのまま帰るのかというとそうではなく、実はもう一つ施設がある。
博物館入り口前の「観光物産館」は、前にこの施設群を見つけたときに利用しており(トイレ休憩で)、こっちもなかなかいいかも…! と思っていた。
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――地元農産物や特産品・観光関連グッズを販売する「野菜・お土産品コーナー」、市内の観光スポットやイベント情報を提供する「情報提供コーナー」、府中市産の食材を使用したメニューを提供するレストランを備えた…(HPより)
というように、レストラン併設。
施設食堂好き的には…!
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まず物販コーナーで買い物。
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農産物のほか府中市内の和菓子店やコーヒー店の商品、聖地的に『ちはやふる』関連グッズを取りそろえる。
府中市産の高菜とニラを購入。
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館内左手にレストラン「ことみ食堂」がある。
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“ことみ”は府中観光協会キャラクターの“古都見(ことみ)ちゃん”に由来しており、以前の「古都見カフェ」から2020年8月に改称。
府中は大國魂神社の1900年の歴史を有する古都である。
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地産地消を推進するため、物販の農産物同様府中産の食材を使ったメニューを提供する。
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地産地消的な、とろ飯膳と揚げもちうどん温を券売機でポチッとな。
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食堂はコロナ禍で席数を減らしているとのこと。
そういうのがなくてものんびり、ゆったりな雰囲気なんじゃないかと思う。

とろ飯膳のとろろにかかっているのはしょうゆのもろみ?
大豆の形そのものもあり、豊かな味わい。

ご飯は古代米。
みそ汁にはネギ、ミツバ、ワカメがたっぷり。

うどんはミツバの香りが鮮烈。
揚げ餅でコクとボリュームがプラスされ、冷たい雨に打たれたあとだけにほっとする。

ほかにお客のない食堂で雨音を聴きながらの食事。
この感じ、古民家で味わいたかったね… と、ちょっと後悔した。

[DATA]
ことみ食堂
東京都府中市是政6-32-10 府中市郷土の森 観光物産館内


[Today's recommendation]



https://youtu.be/FYUCzuChwQg
‘The knight's gate in the ancient capital, Kiev’(古都キエフの騎士の門)
https://youtu.be/Zirhb2ko2us
https://youtu.be/CUNS2RX5olk
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