狭山茶の茶園カフェにお立ち寄り 【和田園製茶所】
2020.07.05
所沢周辺ポタリングマップシリーズ第3弾の仕込みとして西所沢駅を出発したのが9時40分。しかし天気の崩れが予報より早そうなので、10時30分、三ヶ島の慈眼庵で引き返すことにした。
今回、予定より短いが10kmとキリのいい距離となり、気持ちのよいコースでもあるので、いちおう全体マップと写真(抜粋)を記事末尾に掲載した。
このコースはあらためてちゃんと回りたいと考えている(シリーズ第1弾・第2弾はリンクよりご参照ください)。
コースの途中、気になる存在だった老舗茶舗のカフェに立ち寄る。
といっても長居ははばかられるので、テイクアウト商品を確認しての入店。
所沢市三ヶ島の茶園「和田園」は1951(昭和26)年に機械製茶を創業。
工場棟の一角の店舗に併設する形でカフェを開いている。
場所はおそろしくわかりにくいので末尾のGoogleマップを参照してもらうしかないが、僕は昔からこの道をよく通っていた。
製茶所の先の宝玉院の墓地の間を下って川筋を2本越え慈眼庵に至るルートが、昭和そのものの得がたい趣を秘めている。
この区間はGoogleマップでは途切れている
不老川支流 林川?
慈眼庵と別れ道
まさに映画『となりのトトロ』の世界そのもの。
…というのがこの記事の要点だったりする。
「和田園」の向かいに「クロスケの家」という施設がある。
クロスケとは『となりのトトロ』に出てくる真っ黒くてふわふわしたあれ (^o^) で、施設を運営するのは「(公財)トトロのふるさと基金」。
「クロスケの家」は団体の活動拠点の古民家施設。元は和田家の地所であり、施設内の製茶工場や蔵も和田園から移管されたとのこと。
施設は現在休館中だが、コロナ収束後にぜひ訪れたい場所の一つである。
カフェ入り口の看板は「茶房 和田」。
各種ドリンクや5種類ある大福もテイクアウトできるもよう。
聞くと、大福はいまあるのは黒ゴマ、抹茶、あずきの3種類とのことで、1個ずつ買う。
冷凍なので自宅に着くころに解凍というタイミングがよさそうだが、夏の盛りなら凍ったまま食べてもおいしいかも。
店内にはご近所の方とみられる老齢のご婦人がおられて、茶筅を品定めしている。
おばあさんの指示で撮ったアングル。りっぱなアンスリウムは写すべきだと
思わず、お茶をなさるんですかと聞くと、「私は持っているんだけど… お友達がね、買うっていうからちょっと待ってもらっているの。ここのがいいから」とおっしゃる。
さすが茶どころだけある。日常に茶の湯が浸透しているらしい。
小さな大福を3個買っただけなのに店主がお茶を入れてくれた。
これがなんとも優しい甘さで、うっとうしい梅雨空が吹き飛ぶおいしさだった。
〈三ヶ島方面ショートコース〉
© OpenStreetMap contributors
[DATA]
和田園製茶所
埼玉県所沢市三ヶ島3-1157-3
[Today's recommendation]
https://youtu.be/QshlbGEdSXs
所沢周辺ポタリングマップシリーズ第3弾の仕込みとして西所沢駅を出発したのが9時40分。しかし天気の崩れが予報より早そうなので、10時30分、三ヶ島の慈眼庵で引き返すことにした。
今回、予定より短いが10kmとキリのいい距離となり、気持ちのよいコースでもあるので、いちおう全体マップと写真(抜粋)を記事末尾に掲載した。
このコースはあらためてちゃんと回りたいと考えている(シリーズ第1弾・第2弾はリンクよりご参照ください)。
コースの途中、気になる存在だった老舗茶舗のカフェに立ち寄る。
といっても長居ははばかられるので、テイクアウト商品を確認しての入店。
所沢市三ヶ島の茶園「和田園」は1951(昭和26)年に機械製茶を創業。
工場棟の一角の店舗に併設する形でカフェを開いている。
場所はおそろしくわかりにくいので末尾のGoogleマップを参照してもらうしかないが、僕は昔からこの道をよく通っていた。
製茶所の先の宝玉院の墓地の間を下って川筋を2本越え慈眼庵に至るルートが、昭和そのものの得がたい趣を秘めている。
この区間はGoogleマップでは途切れている
不老川支流 林川?
慈眼庵と別れ道
まさに映画『となりのトトロ』の世界そのもの。
…というのがこの記事の要点だったりする。
「和田園」の向かいに「クロスケの家」という施設がある。
クロスケとは『となりのトトロ』に出てくる真っ黒くてふわふわしたあれ (^o^) で、施設を運営するのは「(公財)トトロのふるさと基金」。
「クロスケの家」は団体の活動拠点の古民家施設。元は和田家の地所であり、施設内の製茶工場や蔵も和田園から移管されたとのこと。
施設は現在休館中だが、コロナ収束後にぜひ訪れたい場所の一つである。
カフェ入り口の看板は「茶房 和田」。
各種ドリンクや5種類ある大福もテイクアウトできるもよう。
聞くと、大福はいまあるのは黒ゴマ、抹茶、あずきの3種類とのことで、1個ずつ買う。
冷凍なので自宅に着くころに解凍というタイミングがよさそうだが、夏の盛りなら凍ったまま食べてもおいしいかも。
店内にはご近所の方とみられる老齢のご婦人がおられて、茶筅を品定めしている。
おばあさんの指示で撮ったアングル。りっぱなアンスリウムは写すべきだと
思わず、お茶をなさるんですかと聞くと、「私は持っているんだけど… お友達がね、買うっていうからちょっと待ってもらっているの。ここのがいいから」とおっしゃる。
さすが茶どころだけある。日常に茶の湯が浸透しているらしい。
小さな大福を3個買っただけなのに店主がお茶を入れてくれた。
これがなんとも優しい甘さで、うっとうしい梅雨空が吹き飛ぶおいしさだった。
〈三ヶ島方面ショートコース〉
© OpenStreetMap contributors
[DATA]
和田園製茶所
埼玉県所沢市三ヶ島3-1157-3
[Today's recommendation]
https://youtu.be/QshlbGEdSXs