意外やマッタリ落ち着く自宅型すし店 【愛寿司】
2019.12.08
新所沢街道のハム・ソーセージ店「シャルキュトゥリー・モエ」で贈答用の買い物をしたあと、午後に大事な用事があってそんなにゆっくりしてもいられないので、すぐ近くの「おもてなし 一膳食彩」で昼ごはんにする予定だったが、臨時休業。
さて困った。このへんは食べるところが少ないから滝山中央の商店街に向かおうと次の信号を右折して西中通りへ。
そのコース取りが悪かった。
いや、よかった ヾ( ̄ω ̄;) モシモシ?
西中通りからさらに1本入ったところにおすし屋さんがある。
メイン通りから2回曲がった完全な住宅街であり、そんなところに飲食店があるとはまず思わないし、しかもつくりがごく普通の住宅であるから、近くを通っても気づかない人がほとんどというような…。
さらには、ビルトインガレージ構造で玄関が中2階くらいの高さにあり、表から隔てられているため、入りにくそうなことこの上ない。
ずっと気になりつつも、ちょっとムリ… (ヾノ・ω・`)ムリムリ という孤高の存在であった。
それが、ケツがカッチンだったのがよかった。
「ここにする…?」「うーん、そうだね」と、わりとすんなり決定が下された。
玄関ドアを開けて「ごめんくださーい」って、やっぱりよそんちに来たみたいだ。
「はーい」と、よそんちの奥さんがスリッパをパタパタさせて応対にやって来る。
にこやかでとてもフレンドリーなおかみさんと気さくな大将で、ひと安心。
玄関で靴を脱いで上がる。左手が居住スペースのようで、廊下を真っすぐ奥に進む。
暖簾をくぐってドアを越えると、民家におじゃましているつもりが、いつの間にか“お店”に入り込んでいる。これにはかなり驚かされた。
一般住宅の中に立派なおすし屋さんが入れ子のように造り込まれているのである。
注文はランチメニューのにぎり980円×2。
カウンター5席と小上がり2卓。
隠れ家感マックスなうえに安定感抜群な演歌の似合う和風空間。
これは近所にあったらハマる。
そのしるしに、棚には焼酎のキープボトルがたくさん。
なにより大将とおかみさんの振る舞いがごく自然体である。自宅だけに。
客も自然とリラックスしていく条件が整っている。
ランチにぎりは、にぎり7貫と巻き物(鉄火と干瓢)6個の立派な内容だ。
お椀はアマエビの頭と豆腐のみそ汁
ネタはどれも新鮮で、エビは大ぶり、ランチにコハダはうれしい。
浅めの締め加減のコハダだが、くさみを感じないのはネタのよさの証しのよう。
この値段でデザートまで付く(コーヒーゼリー)。
「すごく落ち着くお店ですね」と相方が言うと、「入ってしまえばね(笑)」とおかみさん。
たしかに、ハードルはめっちゃ高いが、入ってしまえばやばいぐらい落ち着ける超優良店である。
当地で38年やられているそうだ。
そんなに長く…? と、さっきまでなら意外に思っただろうけど、入ってしまった者としては激しくナットクさせられたのであった。
以前はごく近所で普通の路面店として営業されていて(右前方の居酒屋の物件で10年)、いまの自宅開放型になって28年という
[DATA]
愛寿司
東京都東久留米市滝山1-9-13
[Today's recommendation]
https://youtu.be/t5ze_e4R9QY
新所沢街道のハム・ソーセージ店「シャルキュトゥリー・モエ」で贈答用の買い物をしたあと、午後に大事な用事があってそんなにゆっくりしてもいられないので、すぐ近くの「おもてなし 一膳食彩」で昼ごはんにする予定だったが、臨時休業。
さて困った。このへんは食べるところが少ないから滝山中央の商店街に向かおうと次の信号を右折して西中通りへ。
そのコース取りが悪かった。
いや、よかった ヾ( ̄ω ̄;) モシモシ?
西中通りからさらに1本入ったところにおすし屋さんがある。
メイン通りから2回曲がった完全な住宅街であり、そんなところに飲食店があるとはまず思わないし、しかもつくりがごく普通の住宅であるから、近くを通っても気づかない人がほとんどというような…。
さらには、ビルトインガレージ構造で玄関が中2階くらいの高さにあり、表から隔てられているため、入りにくそうなことこの上ない。
ずっと気になりつつも、ちょっとムリ… (ヾノ・ω・`)ムリムリ という孤高の存在であった。
それが、ケツがカッチンだったのがよかった。
「ここにする…?」「うーん、そうだね」と、わりとすんなり決定が下された。
玄関ドアを開けて「ごめんくださーい」って、やっぱりよそんちに来たみたいだ。
「はーい」と、よそんちの奥さんがスリッパをパタパタさせて応対にやって来る。
にこやかでとてもフレンドリーなおかみさんと気さくな大将で、ひと安心。
玄関で靴を脱いで上がる。左手が居住スペースのようで、廊下を真っすぐ奥に進む。
暖簾をくぐってドアを越えると、民家におじゃましているつもりが、いつの間にか“お店”に入り込んでいる。これにはかなり驚かされた。
一般住宅の中に立派なおすし屋さんが入れ子のように造り込まれているのである。
注文はランチメニューのにぎり980円×2。
カウンター5席と小上がり2卓。
隠れ家感マックスなうえに安定感抜群な演歌の似合う和風空間。
これは近所にあったらハマる。
そのしるしに、棚には焼酎のキープボトルがたくさん。
なにより大将とおかみさんの振る舞いがごく自然体である。自宅だけに。
客も自然とリラックスしていく条件が整っている。
ランチにぎりは、にぎり7貫と巻き物(鉄火と干瓢)6個の立派な内容だ。
ネタはどれも新鮮で、エビは大ぶり、ランチにコハダはうれしい。
浅めの締め加減のコハダだが、くさみを感じないのはネタのよさの証しのよう。
この値段でデザートまで付く(コーヒーゼリー)。
「すごく落ち着くお店ですね」と相方が言うと、「入ってしまえばね(笑)」とおかみさん。
たしかに、ハードルはめっちゃ高いが、入ってしまえばやばいぐらい落ち着ける超優良店である。
当地で38年やられているそうだ。
そんなに長く…? と、さっきまでなら意外に思っただろうけど、入ってしまった者としては激しくナットクさせられたのであった。
以前はごく近所で普通の路面店として営業されていて(右前方の居酒屋の物件で10年)、いまの自宅開放型になって28年という
[DATA]
愛寿司
東京都東久留米市滝山1-9-13
[Today's recommendation]
https://youtu.be/t5ze_e4R9QY