そのたべもの最強につき…! 【たかはし】
2019.11.08
保谷近辺にはなぜか二枚看板のお店が多い。それも、カンバンの組み合わせがひとひねり利いた店ぞろいである。
練馬所沢線沿いのとんかつ&焼き肉レストラン「かつ秀」、そのすぐ裏手にはインドカレー&イタリアンレストラン「ポルポ」、保谷駅南口には定食&和菓子の「いさわ」、そして、したみち通りの中国料理&とんかつの「たかはし」。
入ったことがあるのは「かつ秀」だけだが、ほかのお店も気になる度maxで、それだけに、逆においそれとは踏み込めずにいる。
「たかはし」が最近、二枚看板を下ろした。
外装をリフォームしてこぎれいになり、看板も“とんかつ”一本でやや高級路線を志向している感がある。
代替わりか何かで営業スタイルが変わったのかも… と、ちょっと寂しく思っていた。
近くを通ったので現状調査というか、まあ、とんかつしかやってなくてもいいか、ハラヘッタし… みたいな感じで、行ってみる。
店先に品書きの黒板が出ているので、近寄って確認。
“美味しいとり肉とピーマン炒め定食”
これは明らかに中華系じゃないの…? と、ちょっとうれしくなった。
さらに、いちばん下には、“美味しいカツカレーそば”
むむ…… o(゚ー゚*o) ワクワク…!
入店して、注文をとりに来たご主人に聞いてみる。
「カツカレーそばって、どういうものです?」
「ラーメンです」と、答えは明快。
やっぱりー! ヽ(^∇^*)/
中華系で“そば”といえばラーメンだ。
「ラーメンにとんかつのせて、カレーかけて…」
「それ、お願いします!」
カツカレーは言わずと知れた定番で、カレーラーメンは、まあ珍しいものでもないというくらいには存在し、とんかつラーメンというものもまれに見かけるが、三国並び立つカツカレーラーメン… 少なくとも僕は出会った記憶がない。
中華&とんかつの二枚看板ならではのメニューといえる。
で、やって来ましたカツカレーそば。
はたしてそのビジュアルは!
…てか、まんまやね(笑)。
あまりにも各要素、なじみ深いだけに、誰もが思い浮かべるとおりの完成図にしかなりようがないか…。
味のほうも同様に意外性は薄く想像の域を出るものではないが、それにしても強力であることは間違いない。
すっかり煮崩れてはいるが牛肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギの各パーツが認められ、その典型的和式な具材のわりにかなりスパイシーなカレー。背後には鶏ガララーメンスープの存在が感じられ、そこに浸った熱々のとんかつ。細めの縮れ麺はカレースープをよく持ち上げ…。
と、テンション上がりっぱなし。
ただし、三位一体、完璧なバランスかというと…
カレー風味のラーメンスープを吸ってふやふやになったコロモをまとった姿のカツを2切れほど、どうしてもご飯にのせて食べてみたい。
と、小ライスが抗し難い力で割って入る。
最強説もささやかれるこのトリプル折衷メニューは、カロリー的にも危険なにおいがプンプンするのだ。
[DATA]
たかはし
東京都練馬区西大泉1-33-4
[Today's recommendation]
https://youtu.be/N7741O4LS0c
保谷近辺にはなぜか二枚看板のお店が多い。それも、カンバンの組み合わせがひとひねり利いた店ぞろいである。
練馬所沢線沿いのとんかつ&焼き肉レストラン「かつ秀」、そのすぐ裏手にはインドカレー&イタリアンレストラン「ポルポ」、保谷駅南口には定食&和菓子の「いさわ」、そして、したみち通りの中国料理&とんかつの「たかはし」。
入ったことがあるのは「かつ秀」だけだが、ほかのお店も気になる度maxで、それだけに、逆においそれとは踏み込めずにいる。
「たかはし」が最近、二枚看板を下ろした。
外装をリフォームしてこぎれいになり、看板も“とんかつ”一本でやや高級路線を志向している感がある。
代替わりか何かで営業スタイルが変わったのかも… と、ちょっと寂しく思っていた。
近くを通ったので現状調査というか、まあ、とんかつしかやってなくてもいいか、ハラヘッタし… みたいな感じで、行ってみる。
店先に品書きの黒板が出ているので、近寄って確認。
“美味しいとり肉とピーマン炒め定食”
これは明らかに中華系じゃないの…? と、ちょっとうれしくなった。
さらに、いちばん下には、“美味しいカツカレーそば”
むむ…… o(゚ー゚*o) ワクワク…!
入店して、注文をとりに来たご主人に聞いてみる。
「カツカレーそばって、どういうものです?」
「ラーメンです」と、答えは明快。
やっぱりー! ヽ(^∇^*)/
中華系で“そば”といえばラーメンだ。
「ラーメンにとんかつのせて、カレーかけて…」
「それ、お願いします!」
カツカレーは言わずと知れた定番で、カレーラーメンは、まあ珍しいものでもないというくらいには存在し、とんかつラーメンというものもまれに見かけるが、三国並び立つカツカレーラーメン… 少なくとも僕は出会った記憶がない。
中華&とんかつの二枚看板ならではのメニューといえる。
で、やって来ましたカツカレーそば。
はたしてそのビジュアルは!
…てか、まんまやね(笑)。
あまりにも各要素、なじみ深いだけに、誰もが思い浮かべるとおりの完成図にしかなりようがないか…。
味のほうも同様に意外性は薄く想像の域を出るものではないが、それにしても強力であることは間違いない。
すっかり煮崩れてはいるが牛肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギの各パーツが認められ、その典型的和式な具材のわりにかなりスパイシーなカレー。背後には鶏ガララーメンスープの存在が感じられ、そこに浸った熱々のとんかつ。細めの縮れ麺はカレースープをよく持ち上げ…。
と、テンション上がりっぱなし。
ただし、三位一体、完璧なバランスかというと…
カレー風味のラーメンスープを吸ってふやふやになったコロモをまとった姿のカツを2切れほど、どうしてもご飯にのせて食べてみたい。
と、小ライスが抗し難い力で割って入る。
最強説もささやかれるこのトリプル折衷メニューは、カロリー的にも危険なにおいがプンプンするのだ。
[DATA]
たかはし
東京都練馬区西大泉1-33-4
[Today's recommendation]
https://youtu.be/N7741O4LS0c