航空発祥の歴史を伝える 【割烹 美好】
2019.01.27
やってもやっても仕事が減らない。つーか、やればやるほど増えていく。いま抱えているのがNP社の物理160枚ほど、数学100枚ほど。加えて今日(実時間;2019.01.28)の午後、PC社のTAさんから南海トラフ地震ほか立て続けに3本、そして明日午前、LS社のHHさんからSZ第2弾が来る予定。大丈夫か、オレ…? (_△_; サカサガチョーーーン!!
ということで、サクサクいきます。
所沢の昔の中心街は元町、寿町、東町、御幸町、有楽町のあたりだと思うが、いまはタワーマンションがバンバン立ってこそいるが商業エリアとしては衰退している。特に東川の北側は再開発が遅れ、メイン通りにはほとんど商業施設が残っておらず、道幅も狭くクランクが連続していたりする。
そんなさびれた街も脇道に入れば往時の栄華をしのばせる物件が。
その代表格が「割烹 美好」。創業明治15(1882)年とのこと。
このお店の歴史は“航空発祥の地 所沢”と深く関わるものらしい。
――明治44年、アンリ・ファルマン機で初飛行に西欧した徳川好敏大尉をはじめ、所沢飛行場の開設に関わった、著名人や飛行機関連の将校、報道記者が美好軒の洋食を食べに来店されました。その後、評判を呼び、大使、貴族院、衆議院がこぞって訪れる有名店となります。
航空の先進国だったフランスからフォール大佐を団長に63名の将校が、航空技術について指導しに来日しました。一行が所沢飛行場に滞在中に所沢で唯一の西洋料理店だった美好軒が、フランス将校御用達の料亭として使われました。(フォール大佐が好んで食べたカツレツ等が当時の歴史を残しています)(お店HPより)
敷居は高そうだが、表のランチメニューを見ると、おまかせ丼1000円、料亭らーめん1200円、ハヤシライス1200円… と、なんとかなるレベルである。
「ご予約の方ですか?」と聞かれ、一瞬ひるんだが、普通にテーブルの間に通される。
ハヤシライスセットとおまかせ丼をオーダー。
注文をとった仲居さんがすぐに戻ってきて、今日はおまかせ丼はやっていない、と。
ラーメン(正式名:かたやぶり料亭ラーメンセット)に変更。
ここは中庭に円形にせり出した洋間で、ぜいたく感ある空間である。ほかにお客さんは1名で、リラックスできた。最初のうちは…。
ハヤシライスがあっという間にきた。
あっという間なので、味というかコンディションに関してはノーコメント。
やや暗雲漂う…。
そしてラーメンがこない。
はじめ人けがなかったが、やがて中庭の向こうの個室から渡り廊下に三々五々人が出てきて、その人たちがそのまま隣の予約席と書いてある大テーブルに着き始める。カルチャーか何か?
ほかの予約のグループも廊下の向こうの部屋にやって来たりして、あっという間に賑わいの様相に変わってしまった。
そういうよその席にはコースのお膳がどんどん運ばれていくが、僕のラーメン、一向に来る気配なし。さすがにあせりました。これは来ないパターンだなぁ… と(苦笑)。
たまりかね、隣のテーブルにお茶を運んできた若女将のような方に尋ねました。
「まだまだかかります?」
それでようやくオーダーが通ったもよう …( ̄  ̄;) ウーム…
若女将は恐縮しきりだが、接客自体は行き届いたものがあり、改善ポイントは厨房の業務効率化なんだと思う。
そのあとは普通のタイミングでラーメンが来る。
「初めてですか?」と若女将。「麺にルイボスティーを練り込んで、白いスープはとんこつではなくゴマで、たいへんヘルシーなラーメンになっています」
やや太めの縮れ麺、トッピングの唐揚げも意外にニンニクの効いたスープと相性がよく、普通においしいラーメンだと思いました。
食べている最中、とっくにハヤシを食べ終わっている相方が「トイレ行ってくる」と。
ちょっと待ったぁ!
あなたに立たれると、懐石コースか何かをお召し上がりの隣の席のお上品な方々の視線に、お上品ではないおっさんがラーメンずるずるすすってる姿がもろにさらされることになる。すでにさんざんオヨビでない感漂っているうえ、その仕打ちには耐えられない。
いろいろタイミングが悪くドタバタになってしまったらしい。行き当たりばったりが好きなので昼ごはん予約という習慣はないが、ここだけは予約していくべきお店だと痛感した次第。
[DATA]
割烹 美好
埼玉県所沢市有楽町13-8
https://kappoumiyoshi.com/
[Today's recommendation]
https://www.youtube.com/watch?v=eYO1-gGWJyo
やってもやっても仕事が減らない。つーか、やればやるほど増えていく。いま抱えているのがNP社の物理160枚ほど、数学100枚ほど。加えて今日(実時間;2019.01.28)の午後、PC社のTAさんから南海トラフ地震ほか立て続けに3本、そして明日午前、LS社のHHさんからSZ第2弾が来る予定。大丈夫か、オレ…? (_△_; サカサガチョーーーン!!
ということで、サクサクいきます。
所沢の昔の中心街は元町、寿町、東町、御幸町、有楽町のあたりだと思うが、いまはタワーマンションがバンバン立ってこそいるが商業エリアとしては衰退している。特に東川の北側は再開発が遅れ、メイン通りにはほとんど商業施設が残っておらず、道幅も狭くクランクが連続していたりする。
そんなさびれた街も脇道に入れば往時の栄華をしのばせる物件が。
その代表格が「割烹 美好」。創業明治15(1882)年とのこと。
このお店の歴史は“航空発祥の地 所沢”と深く関わるものらしい。
――明治44年、アンリ・ファルマン機で初飛行に西欧した徳川好敏大尉をはじめ、所沢飛行場の開設に関わった、著名人や飛行機関連の将校、報道記者が美好軒の洋食を食べに来店されました。その後、評判を呼び、大使、貴族院、衆議院がこぞって訪れる有名店となります。
航空の先進国だったフランスからフォール大佐を団長に63名の将校が、航空技術について指導しに来日しました。一行が所沢飛行場に滞在中に所沢で唯一の西洋料理店だった美好軒が、フランス将校御用達の料亭として使われました。(フォール大佐が好んで食べたカツレツ等が当時の歴史を残しています)(お店HPより)
敷居は高そうだが、表のランチメニューを見ると、おまかせ丼1000円、料亭らーめん1200円、ハヤシライス1200円… と、なんとかなるレベルである。
「ご予約の方ですか?」と聞かれ、一瞬ひるんだが、普通にテーブルの間に通される。
ハヤシライスセットとおまかせ丼をオーダー。
注文をとった仲居さんがすぐに戻ってきて、今日はおまかせ丼はやっていない、と。
ラーメン(正式名:かたやぶり料亭ラーメンセット)に変更。
ここは中庭に円形にせり出した洋間で、ぜいたく感ある空間である。ほかにお客さんは1名で、リラックスできた。最初のうちは…。
ハヤシライスがあっという間にきた。
あっという間なので、味というかコンディションに関してはノーコメント。
やや暗雲漂う…。
そしてラーメンがこない。
はじめ人けがなかったが、やがて中庭の向こうの個室から渡り廊下に三々五々人が出てきて、その人たちがそのまま隣の予約席と書いてある大テーブルに着き始める。カルチャーか何か?
ほかの予約のグループも廊下の向こうの部屋にやって来たりして、あっという間に賑わいの様相に変わってしまった。
そういうよその席にはコースのお膳がどんどん運ばれていくが、僕のラーメン、一向に来る気配なし。さすがにあせりました。これは来ないパターンだなぁ… と(苦笑)。
たまりかね、隣のテーブルにお茶を運んできた若女将のような方に尋ねました。
「まだまだかかります?」
それでようやくオーダーが通ったもよう …( ̄  ̄;) ウーム…
若女将は恐縮しきりだが、接客自体は行き届いたものがあり、改善ポイントは厨房の業務効率化なんだと思う。
そのあとは普通のタイミングでラーメンが来る。
「初めてですか?」と若女将。「麺にルイボスティーを練り込んで、白いスープはとんこつではなくゴマで、たいへんヘルシーなラーメンになっています」
やや太めの縮れ麺、トッピングの唐揚げも意外にニンニクの効いたスープと相性がよく、普通においしいラーメンだと思いました。
食べている最中、とっくにハヤシを食べ終わっている相方が「トイレ行ってくる」と。
ちょっと待ったぁ!
あなたに立たれると、懐石コースか何かをお召し上がりの隣の席のお上品な方々の視線に、お上品ではないおっさんがラーメンずるずるすすってる姿がもろにさらされることになる。すでにさんざんオヨビでない感漂っているうえ、その仕打ちには耐えられない。
いろいろタイミングが悪くドタバタになってしまったらしい。行き当たりばったりが好きなので昼ごはん予約という習慣はないが、ここだけは予約していくべきお店だと痛感した次第。
[DATA]
割烹 美好
埼玉県所沢市有楽町13-8
https://kappoumiyoshi.com/
[Today's recommendation]
https://www.youtube.com/watch?v=eYO1-gGWJyo