まるで小学生の夏休みの一日…? ――手しごとフェスタ2018
2018.07.22
タイトルにそぐわないこと甚だしい書き出しで恐縮だが、二日酔いがひどい。
「だから、ほどほどのところでやめておくようにって言いましたよね?」と相方。
今日はイベントに出かける予定だという。
「オレも行くの?」
「それもずっと前から言ってるから」
夜に連絡事項を伝えられても覚えていないって、ずっと前から言ってるから。
イベントというのは相羽建設主催の「手しごとフェスタ2018 『おくりもの』」。
――わたし達が家づくりで使っている『木』という素材の魅力や『手仕事』の楽しさを知ってもらいたい‼ そんな想いからはじまった「手しごとフェスタ」 (HPより)
木のこども椅子、木の学童椅子、木のほうき、木のお皿、灯る家、木の小物の6つの教室で構成され、本職の指導のもと、本物(上質)の木材で工作を行うというもの。
タイミング的に当然、親子連れが多い。っていうかそっちメインで、「大人だけでの参加は可か?」と相方は問い合わせたという。
会場は広い資材置き場のようなスペースで、もちろん冷房設備はない。
表にはミスト装置があったり、麦茶・スポーツドリンクコーナーなどもあり、さすがに暑さ対策には気を配っている。もちろん随時、熱中症注意のアナウンスが入る。
われわれが申し込んであったのは“木のお皿”コースで、参加費は1000円。費用はたぶん板1枚あたりということで、僕らは1000円で2人、お隣は3世代5~6人もいる。
講師は爽やか系・非肉体系の青年だが、ほかに現場のおやっさんチックなサポートメンバーも控えていて、けっこう体制は整っている。
相方は去年の表札づくりに続いての参加。
僕は基本的に見学の(二日酔いの)家族の立場で見守っている(くたばってる)というスタンスなので、以下、相方がリポート。
見本を手にデザインを考える。
ノミ跡を残した木のトレーやお皿は人気があり、名のある作家ものを見かける。でも、自分で作ったらそれがいちばんいいものに決まってる。
両端に丸と三角を掘ることにした。
木の手応えを感じながら一刀一刀掘っていく。削りかすもなかなかいい感じ…。
仕上げにくるみオイルを塗ってできあがり‼
出店が多いのには驚いた。
「プチフール」(パン) 、「ネパール」(ケバブ) 、「国分寺ひつじ堂」(駄菓子)、「iro-iro」(住み開き雑貨店)、 「豊島屋とうふ店&つむじショップ」(豆腐・かき氷・ドリンクほか) 、「ラ・メール」(焼き菓子)、「一福」(自家焙煎珈琲豆店) 。
あまり大きな声では言えないのだが、実は本当の目的は丸太伐り体験であった。
去年チャレンジしてすっかり味をしめた。伐り落とした丸太の肌の白さと年輪の美しさ、新鮮なヒノキの香りが忘れられなかったと。
スタッフが女性には大変だろうと気を使って細い丸太に代えようとするのを制止し、「このままで‼」ときっぱり。
数ミリ切れ込みを入れてもらいスタート。
プロが使う道具はほれぼれするほど美しい。切れ味もバツグンだ。ホームセンターで買った、うちの安物とは大違い。
使わせてもらえるだけで感動もの。途中ひと休みを入れながらも、自分で伐った丸太を手に入れた。
鮮烈な木の香りに思わず深呼吸。
無料チケットは、かき氷。
「豊島屋とうふ店&つむじショップ」が引き換え場所。
抹茶といちごのかき氷をいただく。
トッピングの練乳に昭和ノスタルジーを満喫。頭がきーんとなる感じを味わったのは何年ぶりだろう。
夏休みのスタートにふさわしい充実した半日を終え、お昼ごはんに向かう。
(つづく)
[DATA]
相羽ワークス
東京都東村山市青葉町1-25-14
http://aibaeco.co.jp/
[Today's recommendation]
https://youtu.be/6RUIeX6UCT8
タイトルにそぐわないこと甚だしい書き出しで恐縮だが、二日酔いがひどい。
「だから、ほどほどのところでやめておくようにって言いましたよね?」と相方。
今日はイベントに出かける予定だという。
「オレも行くの?」
「それもずっと前から言ってるから」
夜に連絡事項を伝えられても覚えていないって、ずっと前から言ってるから。
イベントというのは相羽建設主催の「手しごとフェスタ2018 『おくりもの』」。
――わたし達が家づくりで使っている『木』という素材の魅力や『手仕事』の楽しさを知ってもらいたい‼ そんな想いからはじまった「手しごとフェスタ」 (HPより)
木のこども椅子、木の学童椅子、木のほうき、木のお皿、灯る家、木の小物の6つの教室で構成され、本職の指導のもと、本物(上質)の木材で工作を行うというもの。
タイミング的に当然、親子連れが多い。っていうかそっちメインで、「大人だけでの参加は可か?」と相方は問い合わせたという。
会場は広い資材置き場のようなスペースで、もちろん冷房設備はない。
表にはミスト装置があったり、麦茶・スポーツドリンクコーナーなどもあり、さすがに暑さ対策には気を配っている。もちろん随時、熱中症注意のアナウンスが入る。
われわれが申し込んであったのは“木のお皿”コースで、参加費は1000円。費用はたぶん板1枚あたりということで、僕らは1000円で2人、お隣は3世代5~6人もいる。
講師は爽やか系・非肉体系の青年だが、ほかに現場のおやっさんチックなサポートメンバーも控えていて、けっこう体制は整っている。
相方は去年の表札づくりに続いての参加。
僕は基本的に見学の(二日酔いの)家族の立場で見守っている(くたばってる)というスタンスなので、以下、相方がリポート。
見本を手にデザインを考える。
ノミ跡を残した木のトレーやお皿は人気があり、名のある作家ものを見かける。でも、自分で作ったらそれがいちばんいいものに決まってる。
両端に丸と三角を掘ることにした。
木の手応えを感じながら一刀一刀掘っていく。削りかすもなかなかいい感じ…。
仕上げにくるみオイルを塗ってできあがり‼
出店が多いのには驚いた。
「プチフール」(パン) 、「ネパール」(ケバブ) 、「国分寺ひつじ堂」(駄菓子)、「iro-iro」(住み開き雑貨店)、 「豊島屋とうふ店&つむじショップ」(豆腐・かき氷・ドリンクほか) 、「ラ・メール」(焼き菓子)、「一福」(自家焙煎珈琲豆店) 。
あまり大きな声では言えないのだが、実は本当の目的は丸太伐り体験であった。
去年チャレンジしてすっかり味をしめた。伐り落とした丸太の肌の白さと年輪の美しさ、新鮮なヒノキの香りが忘れられなかったと。
スタッフが女性には大変だろうと気を使って細い丸太に代えようとするのを制止し、「このままで‼」ときっぱり。
数ミリ切れ込みを入れてもらいスタート。
プロが使う道具はほれぼれするほど美しい。切れ味もバツグンだ。ホームセンターで買った、うちの安物とは大違い。
使わせてもらえるだけで感動もの。途中ひと休みを入れながらも、自分で伐った丸太を手に入れた。
鮮烈な木の香りに思わず深呼吸。
無料チケットは、かき氷。
「豊島屋とうふ店&つむじショップ」が引き換え場所。
抹茶といちごのかき氷をいただく。
トッピングの練乳に昭和ノスタルジーを満喫。頭がきーんとなる感じを味わったのは何年ぶりだろう。
夏休みのスタートにふさわしい充実した半日を終え、お昼ごはんに向かう。
(つづく)
[DATA]
相羽ワークス
東京都東村山市青葉町1-25-14
http://aibaeco.co.jp/
[Today's recommendation]
https://youtu.be/6RUIeX6UCT8