Go To お城 【忍城跡】
2022.10.30
日曜の朝、普通に起きて、ごはん食べて、コーヒー淹れて、気象予報士の南さんのダジャレに失笑を漏らしつつ、「さて、どうしようか」という話になる。
日曜日に近場観光というのが最近のマイブーム。
その行き先をどうするか… という話である。
前日までに行き先を決めるという努力目標はあるが、なかなかそうはいかない。
吾輩の辞書に計画性の文字はない。
「前にチラッと話が出たなんとか城というのは?」
「忍城のこと?」
ということで、行き先は埼玉県行田市の忍城(おしじょう)に。
伝進修館移築表門
9時出発で11時には忍城に隣接する行田市郷土博物館の駐車場に。
計画性はアレだが、機動性はある。
郷土博物館の第1駐車場から伝進修館移築表門をくぐる。
出かける前に交通アクセスや駐車場を調べるのにちらっと見たネット情報には立派な天守閣の写真があった。
駐車場の説明看板によると、このあたりはすでに本丸ということらしいので、天守閣のような大規模構造物が目につかないはずはないと思うんだが…?
2つ目の門をくぐった先に、立派な鐘楼がある。
「史跡 忍城の鐘」。
振り向くと、ようやくそれらしい建物を垣間見ることができる。
天守ではなく「御三階櫓」、先ほどからさんざん案内があったなぁ… と、ようやく気付いた。
――関東七名城の一つとされる忍城は、室町時代の文明年間(1469年~1486年)の初め頃に築城されました。時は戦国時代の終わり、豊臣秀吉の関東平定に際して、石田三成らによる水攻めにも果敢に耐えたことから「浮き城」の別名が生まれたと伝えられています。現在の忍城御三階櫓は、明治維新の際に取り壊されたものを再建したもので、最上階からは市内の景色が一望できます。(行田市観光NAVI)
映画『のぼうの城』の舞台… といえば、ピンとくる人も多いのかもしれない。
世事に疎い自分は、そんな映画のタイトルすら聞いたことなかったが。
高麗門
もう一つ門をくぐると水濠になっていて、御三階櫓がようやくその全容を現す。
ぐるっと一周して、表門に戻る。
その先のさっき見た(3枚目写真)竹林の先に少し進むと御三階櫓が見える。
手前の渡り廊下で博物館とつながっているらしい。
入館料を払って博物館へ。
渡り廊下を通って御三階櫓へ入り、3階まで上ることができる。
館内は撮影禁止なので写真はないが、再現建造物である櫓の内部はごく普通のビルディングで絵柄的に面白みはない。
それでも外観は十分見応えがあり、わざわざ行く価値はあると思った。
(つづく)
「浮き城の径」より
[DATA]
忍城跡
埼玉県行田市本丸17-23
https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/spot/530
[Today's recommendation]
https://youtu.be/7WMrQe87gRk
日曜の朝、普通に起きて、ごはん食べて、コーヒー淹れて、気象予報士の南さんのダジャレに失笑を漏らしつつ、「さて、どうしようか」という話になる。
日曜日に近場観光というのが最近のマイブーム。
その行き先をどうするか… という話である。
前日までに行き先を決めるという努力目標はあるが、なかなかそうはいかない。
吾輩の辞書に計画性の文字はない。
「前にチラッと話が出たなんとか城というのは?」
「忍城のこと?」
ということで、行き先は埼玉県行田市の忍城(おしじょう)に。
伝進修館移築表門
9時出発で11時には忍城に隣接する行田市郷土博物館の駐車場に。
計画性はアレだが、機動性はある。
郷土博物館の第1駐車場から伝進修館移築表門をくぐる。
出かける前に交通アクセスや駐車場を調べるのにちらっと見たネット情報には立派な天守閣の写真があった。
駐車場の説明看板によると、このあたりはすでに本丸ということらしいので、天守閣のような大規模構造物が目につかないはずはないと思うんだが…?
2つ目の門をくぐった先に、立派な鐘楼がある。
「史跡 忍城の鐘」。
振り向くと、ようやくそれらしい建物を垣間見ることができる。
天守ではなく「御三階櫓」、先ほどからさんざん案内があったなぁ… と、ようやく気付いた。
――関東七名城の一つとされる忍城は、室町時代の文明年間(1469年~1486年)の初め頃に築城されました。時は戦国時代の終わり、豊臣秀吉の関東平定に際して、石田三成らによる水攻めにも果敢に耐えたことから「浮き城」の別名が生まれたと伝えられています。現在の忍城御三階櫓は、明治維新の際に取り壊されたものを再建したもので、最上階からは市内の景色が一望できます。(行田市観光NAVI)
映画『のぼうの城』の舞台… といえば、ピンとくる人も多いのかもしれない。
世事に疎い自分は、そんな映画のタイトルすら聞いたことなかったが。
高麗門
もう一つ門をくぐると水濠になっていて、御三階櫓がようやくその全容を現す。
ぐるっと一周して、表門に戻る。
その先のさっき見た(3枚目写真)竹林の先に少し進むと御三階櫓が見える。
手前の渡り廊下で博物館とつながっているらしい。
入館料を払って博物館へ。
渡り廊下を通って御三階櫓へ入り、3階まで上ることができる。
館内は撮影禁止なので写真はないが、再現建造物である櫓の内部はごく普通のビルディングで絵柄的に面白みはない。
それでも外観は十分見応えがあり、わざわざ行く価値はあると思った。
(つづく)
「浮き城の径」より
[DATA]
忍城跡
埼玉県行田市本丸17-23
https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/spot/530
[Today's recommendation]
https://youtu.be/7WMrQe87gRk