青春を懐かしがるシリーズ 【花蓮】
2022.04.16
昨日で今月分の仕事が全部終わった。
いつもなら「終わったー!! ヾ(*>∀<)ノ ヒャッホー!!」となるところ、ダメージが大きくはしゃぐ気も起きない。
今年に入って仕事の状況が変わり、キャパオーバー気味である。
さすがにきつくなってきたが、来月以降どうなるだろう…。
一夜明ければ心配事も忘れて開放感いっぱいに。
久々に自転車で都心方面に出かける。
はじめ新宿に向かっていたが、土曜日の新宿は人多すぎるだろうとなって、高田馬場に行き先を修正。
土曜日の学生街であり、(コロナ禍におけるオンライン授業の影響もあって?)人出は多くない。
馬場~早稲田は学生時代のホームタウンで、懐かし系のお店がけっこうある。
早稲田通り西早稲田交差点近くの中華料理店「花蓮(ファーレン)」もその一つ。
このあたりはかつて神保町と並び称される古本街であったが、通り沿いはビル化してすっかり様相が変わった。
「花蓮」は(たしか)一軒家店舗だったが、マンション造成に伴いその1階に入居している。
何年か前に通りかかったときに、(姿は変わっても)まだ残ってるんだ…! と驚いた。
ちなみにこちらには(たぶん)1回しか入ったことがない。
にもかかわらず懐かしいと感じるのは、このへんに住んでいて毎日のように看板を目にしていたから。
大学1年のときの下宿から、直線距離にして55m(笑)。
あと店名。
こう書いてそう読むのか… と、インパクトが強かった。
(たぶん)1回入ったときに食べたのが、広東麺のような麺料理だったと、かすかに記憶している。
店頭のショーケースに“特製花蓮麺”というのがあり、料理写真を見ると具だくさんな感じだし、店名が付いているしで、昔食べたのはこんな感じだったかも… とそれを注文。
席は窓際で、外にはためく暖簾の“創業昭和四十五年”の文字が目に入る。
過去に入ったのはたぶん1980年で、ということはあの時点でまだ10年しかたっていなかったのか…。
いまのスタッフはホール係のおねえさんも厨房のおにいさんも若く、2代目(or more)であろう。
特製花蓮麺は野菜たっぷりピリ辛麺。
ハクサイ、長ネギ、ニンジン、モヤシ、ピーマン、赤ピーマン、タケノコ、キクラゲ、鷹の爪、豚こま…。
まあ、40年前にピリ辛というジャンルはなかっただろうし、昔こういうものを食べたとは思えないが、懐かしいという意味で強いて挙げれば中華鍋で炒めた香ばしさが懐かしい。
意外にすっきりしたスープに、野菜の配合バランスがよく、たいへんおいしい麺料理であった。
でも懐かしいかというと、やっぱり懐かしくない。
そりゃ店舗自体も人の代もかわってるんだから。
40年前、お店の脇の路地を入ったあたりに転がっていたゴムボールを癖で蹴り上げてそのへんの民家の敷地に落ちた、そのボールをいま探せば見つかるんじゃないかというくらい、一歩脇に入ればこのあたりは何も変わっていないという、そっちのほうが感慨深かったりする。
下宿仲間とよくキャッチボールをしていた甘泉園
[DATA]
花蓮(ファーレン)
東京都新宿区西早稲田2-5-12
[Today's recommendation]
https://youtu.be/nZrRS261Edw
帰りに偶然通りかかった
昨日で今月分の仕事が全部終わった。
いつもなら「終わったー!! ヾ(*>∀<)ノ ヒャッホー!!」となるところ、ダメージが大きくはしゃぐ気も起きない。
今年に入って仕事の状況が変わり、キャパオーバー気味である。
さすがにきつくなってきたが、来月以降どうなるだろう…。
一夜明ければ心配事も忘れて開放感いっぱいに。
久々に自転車で都心方面に出かける。
はじめ新宿に向かっていたが、土曜日の新宿は人多すぎるだろうとなって、高田馬場に行き先を修正。
土曜日の学生街であり、(コロナ禍におけるオンライン授業の影響もあって?)人出は多くない。
馬場~早稲田は学生時代のホームタウンで、懐かし系のお店がけっこうある。
早稲田通り西早稲田交差点近くの中華料理店「花蓮(ファーレン)」もその一つ。
このあたりはかつて神保町と並び称される古本街であったが、通り沿いはビル化してすっかり様相が変わった。
「花蓮」は(たしか)一軒家店舗だったが、マンション造成に伴いその1階に入居している。
何年か前に通りかかったときに、(姿は変わっても)まだ残ってるんだ…! と驚いた。
ちなみにこちらには(たぶん)1回しか入ったことがない。
にもかかわらず懐かしいと感じるのは、このへんに住んでいて毎日のように看板を目にしていたから。
大学1年のときの下宿から、直線距離にして55m(笑)。
あと店名。
こう書いてそう読むのか… と、インパクトが強かった。
(たぶん)1回入ったときに食べたのが、広東麺のような麺料理だったと、かすかに記憶している。
店頭のショーケースに“特製花蓮麺”というのがあり、料理写真を見ると具だくさんな感じだし、店名が付いているしで、昔食べたのはこんな感じだったかも… とそれを注文。
席は窓際で、外にはためく暖簾の“創業昭和四十五年”の文字が目に入る。
過去に入ったのはたぶん1980年で、ということはあの時点でまだ10年しかたっていなかったのか…。
いまのスタッフはホール係のおねえさんも厨房のおにいさんも若く、2代目(or more)であろう。
特製花蓮麺は野菜たっぷりピリ辛麺。
ハクサイ、長ネギ、ニンジン、モヤシ、ピーマン、赤ピーマン、タケノコ、キクラゲ、鷹の爪、豚こま…。
まあ、40年前にピリ辛というジャンルはなかっただろうし、昔こういうものを食べたとは思えないが、懐かしいという意味で強いて挙げれば中華鍋で炒めた香ばしさが懐かしい。
意外にすっきりしたスープに、野菜の配合バランスがよく、たいへんおいしい麺料理であった。
でも懐かしいかというと、やっぱり懐かしくない。
そりゃ店舗自体も人の代もかわってるんだから。
40年前、お店の脇の路地を入ったあたりに転がっていたゴムボールを癖で蹴り上げてそのへんの民家の敷地に落ちた、そのボールをいま探せば見つかるんじゃないかというくらい、一歩脇に入ればこのあたりは何も変わっていないという、そっちのほうが感慨深かったりする。
下宿仲間とよくキャッチボールをしていた甘泉園
[DATA]
花蓮(ファーレン)
東京都新宿区西早稲田2-5-12
[Today's recommendation]
https://youtu.be/nZrRS261Edw
帰りに偶然通りかかった