マラソン好きの大学生のベイブ(ダスティン・ホフマン)の、
兄ドグ(ロイ・シャイダー)はナチ戦犯の宝石商ゼル
(ローレンス・オリヴィエ)の運び屋であった。
そのゼルを裏切って殺されたことから、ベイブに
宝石のありかを問いただそうとする
ゼルの拷問を受けることになる。
(映画紹介文より抜粋)
この映画を始めて見たのは、確か小学生高学年か、
中学生の頃であったが、一番印象に残っているのは、
歯医者のドリルを使った拷問シーンである。
ユダヤ人から奪った宝石のありかを問いただす為に、
主人公を拷問にかけるのだが、そのシーンが怖い。
主人公は何も知らず、何を言っているのか判らないと答える。
兄からは何も聞いていないのだ・・・。
しかし、それを嘘をついていると思い込んだゼルは、
歯医者で使うドリルを使って、健康な歯に麻酔無しで、
穴を開ける拷問をするのだ。
そのシーンは今でも忘れないのである。
この映画も近年全くTVでは放映しなくなったが、
全編凄い緊迫感が有る映画である。