ポーランド2022年製作。124分。
(原題 Filip)
ポーランド人作家レオポルド・ティルマンドが
自らの実体験を基に1961年に発表し、その内容の過激さから
発禁処分となった小説「Filip」を映画化。
ナチス支配下のポーランドとドイツを舞台に、
自身がユダヤ人であることを隠して生きる青年の愛と復讐の行方を描く。
1941年、ワルシャワのゲットーで暮らすポーランド系ユダヤ人の
フィリップはナチスによる銃撃に遭い、恋人サラや家族を目の前で
殺されてしまう。2年後、フィリップは自身をフランス人と偽って
ドイツ・フランクフルトの高級ホテルのレストランで
ウェイターとして働きながら、ナチス将校の夫を戦場に送り出した
孤独な妻たちを次々と誘惑することでナチスへの復讐を果たしていた。
嘘で塗り固めた生活を送るなか、フィリップは知的な美しいドイツ人
リザと出会い恋に落ちるが……。
監督は1990年代よりテレビプロデューサー・演出家として活動し、
アンジェイ・ワイダ監督作のプロデューサーとしても知られる
ミハウ・クフィェチンスキ。
(映画紹介文より抜粋)
2時間超えの映画だが夢中で見ていたのでもう終わり?と長くは感じなかった。
荒唐無稽の異色の映画だか、楽しめた作品。
これもホロコースト映画に入るのだろうか?
ww2のドイツのフランクフルト、男は兵役につき、男不足のドイツが舞台。
本映画は主人公フィリップが有閑マダムのドイツ軍兵士の妻を口説き、
大人の懇ろな関係になり、ドイツへの復讐をする映画。
つまりドイツ人兵士の妻を寝取ることで彼なりの復讐なのだろう。
フィリップの武器は銃器などではなく、彼のペニスだ。
夫が戦場へ送られ、寂しい思いをしている、
ドイツ人兵士の人妻を次々へと寝取っていく。
序盤、ウエイターたちが総支配人へ持っていくコーヒーを次々へと
唾を入れていく。1人や2人じゃない。5~6人はいただろうか。
これは誰々の分とか言い、一人で数滴の唾を入れるのもいる。
あそこまで唾を大量にコーヒーに混入したら、露骨に判るだろうと思った。
そんなコーヒーを飲んだ総支配人は冷めているが、いい味だと言っているし。
プールでドイツ女リザを口説き、またプール際で椅子に座り、読書をしている、
ドイツ人マダムにフィリップはプールから上がるとき、
露骨に膨らんだ股間をドヤ顔で「見てみて」と言わんばかりにマダムに見せ、
マダムエルザを口説く。
本映画は主人公フィリップとドイツ女の絡み、性交渉のシーンがある。
またドイツ占領下のポーランドとポーランド人の悪口がある。
ユダヤ人ならドイツ女と性交渉してもしなくてもどうせ殺されることになる。
それならドイツ女と性交渉して、このような抵抗活動をしたのが良いだろう。
この意見は男なら同意するはずだ。
本映画冒頭ではこの物語はティルマンドの自伝的小説フィリップに
基づくと書かれている。
Filip - Zwiastun PL (Official Trailer)
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/QbhV1JA2zo0?si=5YSx01T35KgzvsBw
<復讐の女たらし>フィリップ 映画『フィリップ』
キャラクター紹介特別映像
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/g-NoXvDXzis?si=axhjU0ZN3KKOcyGy