2008-01-01から1年間の記事一覧 - 古書蒐集日記

2008-01-01から1年間の記事一覧

懐かしきTV レッドスネーク、カモン!『東京コミックショウ』

今回はレッドスネーク、カモン!でお馴染みの 今は無き『東京コミックショウ』を紹介。 蛇使いを演じるのは、ショパン猪狩(猪狩誠二郎)でヘビを操っているのは、 ショパン猪狩の奥さんの千恵子さん。正月番組に良く出演していた。 あと正月番組に良く出演…

映画 報復の連鎖 『キングダム/見えざる敵』(2007)

110分。アメリカ制作。(原題THE KINGDOM) ピーター・バーグ監督。 冒頭のサウジアラビアの外国人居住区で テロのシーンが圧巻(描写がリアル)である。 中東のテロはまだまだ収まらないが、 このまま永遠に続いていくだろう。 彼らは報復と復讐の為に生き…

懐かしきTVドラマ 『大草原の小さな家』

今回は、1975年~1982年まで毎週土曜に NHKで放映された、アメリカのドラマ『大草原の小さな家』を紹介する。 原作はローラー・インガルス・ワイルダー (1867年2月7日-1957年2月10日)で TVドラマ化され、放映されたのは、全九作の内の第三作目の 『大草…

雑記 裸の男と炎の祭り『蘇民祭』

来年2月に奥州市水沢区で開かれる 黒石寺蘇民祭のPRポスターが17日、公開された。 今回は「静」がテーマ。雪の中でたたずむ黒石寺本堂が写され、 祭りの持つ静けさが表現された。 ポスター(B全判)は市が作製。毎年テーマを「静」と「動」で入れ替え…

洋古書 マルティ挿絵 『ダフニスとクロエの田園恋物語』Ⅱ

Marc-Charles-Gabriel Gleyre (1806-1874) 「Daphnis Et Chloe Revenant De La Montagne」 最後の絵画は Pierre-Auguste Cot (1837-1883)「The Storm」(1880) ダフニスとクロエに着想を得て、描いたと言われる。 クロエのピンクの乳首が素晴らしい。 もし…

洋古書 マルティ挿絵 『ダフニスとクロエの田園恋物語』Ⅰ

今回はロンゴス著マルティ挿絵 『ダフニスとクロエの田園恋物語』を紹介。 (私のお気に入りの一冊である) Paris, Chamontinから1934年刊行。 総モロッコ革モザイク装。比類無き、完璧なる極美本。 (保存状態は完璧、欠点無し新品同然) 上質のモロッコ革…

サスペンス映画 『キャプティビティ』(2006)

今回はサスペンス映画 『キャプティビティ』(2006)を紹介。 96分。アメリカ制作。 うーん映画公開時の宣伝文句だけは勇ましいが、 中身はそれ程では無い。 まあ、レンタルショップで、100円レンタルとかの日なら 借りても良いかな・・・という程度。 マニ…

日本を代表する愛書家、洋古書蒐集家 『気谷誠、死去』

日本を代表する、愛書家、洋古書蒐集家、洋古書の権威、 気谷誠が2008年9月22日に永眠されました。 恥ずかしながら、つい先程、気谷誠のブログを見、知りました。 日本を代表する愛書家の一人であり、 美しい洋古書(極美)のコレクションをしている方でした…

音楽 ゴスロリの元祖的存在 『ストロベリー・スウィッチブレイド』

今回は、ゴスロリの元祖的存在とも言える、 イギリスのバンド『ストロベリー・スウィッチブレイド』を紹介。 「ふたりのイエスタディ - Since Yesterday (1984年) 」 「レット・ハー・ゴー - Let Her Go (1985年) 」等が 日本でもヒットして、私はよく聴いて…

読書 シャンタル・トマ著 『サド侯爵』

今回は、シャンタル・トマ著 田中雅志訳『サド侯爵』を紹介。 三交社より2006年に刊行。 サド侯爵について、豊富な図版を用いて、 近年の研究成果を詳細に記した本。 サド文学研究にとって、必読の書とも言える。

音楽 Eurythmics『Sweet Dreams (Are Made of This)』

今回は、1983年のヒット曲、イギリスのEurythmics 『Sweet Dreams (Are Made of This)』を紹介。 とてもメロディが美しい曲で、当時何度も聴いたものだ。 昔、あの頃は、私の生活は音楽と共にあった。 寝ている時以外は音楽を聴いていた。 イギリスは食い物…

音楽 Falco『Rock Me Amadeus』

今回は、1985年に発表された、 オーストリアのFalco『Rock Me Amadeus』を紹介。 1986年頃、ヒットした曲である。とてもノリがよくて良い。 昔、よく聴いたものだ。今でも時折聞いている。 アマデウス・モーツァルトとバイカー達の組み合わせが面白い。

音楽 Paul Hardcastle『19-Nineteen』

今回は、1985年に発表された、 Paul Hardcastle『19-Nineteen』を紹介。 1985年にヒットした曲である。 今でも時々聴いている。 ベトナム戦争の残した影響は今でさえ大きい。 この戦争は様々な面で衝撃的であった。 残された映像を見ても、それが判る。

懐かしいTV 『知られざる世界』

今回は、傑作ドキュメンタリー番組 『知られざる世界』を紹介。 1975年4月6日~1986年12月28日まで 毎週日曜日(22:00~22:30)に放送された。 懐かしい番組である。 番組が始まる時の冒頭の音楽がたまらない。 この番組の後、「花の係長」(園山俊二)を見…

『人形・蔵書票作家 中嶋清八Ⅱ』

先日、人形作家・蔵書票作家の 中嶋清八さんのwebサイトを見ていたら、 とても素晴らしい蔵書票が載っていました。 今回の蔵書票は、中嶋清八さんの自票で、 また実験段階であるので、売り物ではないという事ですが、 特別に譲って頂きました。 前回の蔵書票…

映画 『プライベート・ライアン』(1998)

今回は、映画 『プライベート・ライアン』を紹介。 170分。制作国アメリカ。 長い映画だが、全く退屈しない。 迫力満点のノルマンディー上陸作戦の 冒頭のシーン(約20分)がいつまでも印象に残る。 実際とは違うようだが、あれほどのドイツ軍の反撃が あれ…

死海文書完全版(サイン入・箱・帯付)の初版を探してます。

友達と旅行に行った時の事だ。 俺らは、東北の福島のKという街を彷徨していた。 その友人がポツリとこう言った。 「東北の女は乳がデカイ!」 それを聞いて、見渡してみれば・・・。 うーん・・・すれ違う妙齢の娘さんからおばちゃんまで、 「なるほど!デカ…

エロチカ 『世界艶情小説集』(1931 山東社)

今回紹介するのは、 梅原北明・小生夢坊共訳『世界艶情小説集』である。 この本は「世界性愛談奇全集」の第五巻目として、 昭和6年5月に山東社より刊行された。 ラマ僧衣麻布装であり、凝った装丁になっている。 題字がアールデコ調であり、正に時代の写し鏡…

フランス映画 『フランドル Flandres (2005)』

今回は、2005年フランス制作の『フランドル Flandres』を紹介。 2006年カンヌ国際映画祭で審査員グランプリ受賞作品。 レンタルで借りたものだが(最初から期待していなかったせいか) なかなか良かった。 フランスの田舎に住んでいる若者が中東へ戦争に行く…

百年前の世界が蘇る 『アルベール・カーンのカラー写真』

「銀行家で大富豪だったアルベール・カーンは、 当時開発されたばかりの技術で各国の様子を、 世界で初めて7万2000枚のカラー写真と、 100時間に及ぶ記録フィルム(一部カラー)で残した」 (紹介文より抜粋) 今回は、NHK-BSでも放映された、百年前の写真を…

敗戦の象徴歌 並木路子 『リンゴの唄』(1945)

日本敗戦直後の映像のBGMとして使われる定番の歌であるが そもそもはGHQ(連合国軍総司令部)の検閲を通った第1号映画の映画 「そよかぜ」の主題歌である。(”今は”YOUTUBEで見る事が出来る) 「そよかぜ」の主演女優は撮影当時23歳の並木路子であり、 彼…

レンズが見た昭和20年代・東京 林忠彦撮影・著『カストリ時代』Ⅲ

今のような携帯小説家ではない、 ”本物の文士”がまだ生きていた時代である。 この太宰の写真は良い。生き生きしている。 また織田作之助の写真も生き生きしている。 高見順は、ダンディで、なかなかのハンサムである。 高見順と愛人の小野寺房子の間に生まれ…

レンズが見た昭和20年代・東京 林忠彦撮影・著『カストリ時代』Ⅱ

壮絶な自叙伝である、吉岡源治著「焼跡少年期」 (中公文庫)に登場するような浮浪児がノガミには沢山居た。 彼らは焼跡少年期に書かれて居る様に、 生きていくなら何でもやった。文字通りに何でも・・・。 野坂昭如の小説「火垂るの墓」に出てくる兄妹は、…

初恋とはナンゾヤ 林忠彦撮影・著『カストリ時代』Ⅰ

今回は、1987年に朝日文庫から刊行された、 林忠彦撮影・著『カストリ時代』を紹介する。 (以前から紹介しようと思っていた) 1987年に私が新刊で買ったものである。 当時、私はこの本の中に収められている写真を 興味深く眺めたものだった。 勿論、今でさ…

日本初の総天然色映画『カルメン故郷に帰る』

今回は日本初の総天然色映画 『カルメン故郷に帰る』(1951)を紹介。 (1937年公開の「千人針」を除けば、これが初のカラー映画) 軽井沢でほぼ全編を撮影した。 本作品の一部は”今は”YOUTUBEで見る事が出来る。 何故か牛か馬がやたら脈絡も無く登場する。 …

もういくつ寝ると和尚がトゥー 『上原チョー』

「エンタの神様」という番組がある。 若手の芸人が出演している番組だ。 出演している芸人のレベルは高いとは言えないが、 最近、笑ってしまった芸人がいる。 それは、「明日に向かって飛びたトゥー」の『上原チョー』である。 彼の芸は単純なもので、最初は…

『世界一有名な日本人はジャッキー・チェンとブルース・リーです』

ネットを彷徨していて、アメリカの面白いサイトを見つけた。 どうやら販売しているらしいが、果たして買う奴はいるのか? どう考えても正真正銘の日本人、ネイティブの日本人では無いのは明白だが・・・。 それにしても外人は、忍者とかサムライ、武士道ばっ…

恋も夢ものぞみも捨てて 懐かしきTVドラマ07『キイハンター』

今回は、1968年4月6日-1973年4月7日までTBS系列で、 毎週土曜日21:00~21:56に放送された、『キイハンター』を紹介。 1970年代後半か1980年代初頭に再放送で見た覚えがある。 丹波哲郎、野際陽子、谷隼人、大川栄子、千葉真一、川口浩が 出演していますが…

惚れた晴れたが交差点 『トラック野郎』

今回は、昔、良くTVで放映されていた、 菅原文太、愛川欽也主演の『トラック野郎』を紹介。 *小学生の頃、(確実ではないが)劇場で見た覚えがある。 今から思えば、トルコ風呂ネタが多かったと記憶している。 まあ下品と言えば、下品だが気取らなくて良い…

事実ハ小説ヨリも奇ナリ 『何故彼ハ騙サレタノカ?』

40代の独身と偽り、結婚を餌に男性から 100万円をだまし取ったとして、 栃木県警真岡署は3日、詐欺の疑いで、 茨城県桜川市西飯岡、農業、深谷ハツエ容疑者(69)を逮捕した。 調べでは、深谷容疑者は昨年2月15日ごろ、 同居していた栃木県真岡市…