2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧
惑乱、私の妹、百頭女。エルンストの夢幻世界、 コラージュ・ロマンの集大成。今世紀最大の奇書、待望の文庫化。 (本書紹介文より抜粋) 今回はマックス エルンスト著 巌谷国士訳 『百頭女』(1996 河出文庫) を紹介する。マックス・エルンストの作品の中で…
九八年八月二十八日、俺は満期三年の実刑を終え、 栃木の黒羽刑務所を出所した。 逮捕された時の罪名は「死体損壊・遺棄」。 そう、俺があの『埼玉愛犬家連続殺人事件』で主犯・関根らとともに人肉を サイコロのようにカットし、人骨を粉になるまで焼き尽く…
第1部 現代の殺人鬼 営利目的の殺人 それ自体が目的で 原因の究明 警告 第2部 現代の連続殺人者 1 エドオンド・エミール・ケンパーー当局への示威行為 殺戮 供述 精神科医たちによる物語 ケンパーの使命 2 セオドア・ロバート・バンディー1人の女を所有…
ドライブ中の若者グループがたどりついたのは荒れ果てた蝋人形館。 彼らはそこで不気味なマスクをつけた男に殺されていく……。 「悪魔のいけにえ」以降、粗製乱造された、 危険な場所に立ち寄った旅行者を襲う恐怖をテーマにしたホラー作品。 (本作紹介文よ…
今回は文芸資料研究会より1927年に刊行された、 ジョン・クレランド著佐々木考丸訳『ファンニーヒル』を紹介する。 本書はクロス装の上製本限定500部。並製本も存在するが未見。
尾崎放哉(おざき ほうさい、1885年1月20日(明治18年) - 1926年4月7日(大正15年))は日本の漂泊俳人。 本名は尾崎秀雄(おざき ひでお)。 小豆島土庄町の王子山蓮華院西光寺奥ノ院南郷庵の庵主となる。 ここで落ち着き、俳句の創作に没頭したが、結核に罹患…
今回は、月曜日の午後11時25分からNHK教育テレビで放映している、 『フランス語講座』のテキスト2006年 3月号を紹介する。 以前、本ブログで、同テキストでは、装丁職人(Relieur)を紹介した。 今回は「金箔装丁職人(Doreur-relieur)」を取り上げる。 …
ハロウィン前夜、アメリカの田舎道を4人の若者を乗せた車が走る。 全米各地のユニークな場所を取材して本を出版するためのドライブ。 この地方には、本で紹介するのにうってつけの歴史的人物、 拷問を愛し殺人を繰り返したドクター・サタンの伝説が今なお残…
今回は武田修一著『ヤマギシ会の暗い日々』(野草社 1994)を 紹介する。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、(以下ウィキペディアより抜粋) ヤマギシ会とは、農業・牧畜業を基盤とした理想社会を作ると言うコミューン団体。 1953年…