2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
死にまつわるさまざまな世俗的な不安を、 早まった埋葬への恐怖、死体を穢される恐怖、 肉体が崩壊する恐怖、死後忘れ去られる恐怖、 不名誉な死に方をする恐怖の五つに分け、 人々がそれらにどう対処してきたかをさぐる。 目次 1 早まった埋葬への恐怖 2 死…
オクラホマ州立マカレスター重犯罪刑務所に収監されていた 終身囚ラマー・パイはシャワールームで黒人受刑者を殴り殺した。 黒人たちの逆襲を恐れた彼は看守を脅し、子分二人をつれて脱獄に成功する。 迷いなく邪魔者を殺して進む、生まれながらの悪の化身と…
1993年10月3日。ソマリアの首都モガディシオのダウンタウンに、 100名の米軍特殊部隊の兵士たちが舞い降りた。 彼らの任務は、現地の独裁者アイディード将軍の副官2名を捕らえること。 当初、作戦は1時間足らずで終了するはずだった。 しかし、2機のブラック…
今回は文芸資料研究会より1928年に刊行された、 シイクーネフザウイ著上森健一郎訳 『LE JARDIN PARFUME(薫園秘話)』を紹介。限定500部。
今回はモルナアル著 鈴木善太郎訳『笛吹く天使』を紹介する。 初版1500部特製本。野田書房らしいキチンとした造りの本。
世界に2億丁ある非合法の銃の半数を占めるというカラシニコフ(AK47)。 開発者カラシニコフや、シエラレオネの11歳の少女兵など への取材を通し、崩壊する国家の現状や、そこに暮らす人びとを描く。 (本書紹介文より抜粋) 今回は『カラシニコフ』を紹介す…
太平洋戦争末期、南太平洋カロリン諸島の小島に アメリカ海軍少佐が救命ボートで漂着した。 島には日本海軍大尉がたった一人いただけだった。 言葉の通じない二人には敵対心だけが沸き上がり 捕虜に捕ったり捕らえられたりの日々が続くが次第に 虚しさがつの…
今回は ケッセル著 堀口大学訳『昼顔』を紹介する。 本書は発禁本である。瀟洒なフランス装。 (1932年第一書房より刊行)
『女の学校』は日記体の小説で,前篇には婚約期の楽しい日々が, 後篇では結婚二十年後の夫に対する批判が記されている. はじめ申し分なく思えた夫も今では偽善と虚栄の化身となっている. それは夫が変ったのではなく妻の女性としての眼が開けたのである.…
気になる人の第二回目は昭和11年に 帝都を震撼させた、『阿部定』を取り上げる。 何故、阿部定なのか。 それは私から見て、阿部定は言わば理想的な女だからだ。 容姿がそうなのではなく、その性格、気性が理想的である。 阿部定に関する書籍は数々出ており、…
財津一郎の「キビシーッ!」のセリフで有名な60年代のアニメ 『花のピュンピュン丸』は今まで何度か見た事がある。 設定も面白く、また主題歌も見ごたえ、聞きごたえが有る名作アニメだと思う。 チビ丸の「ボク、泣いちゃうもん!」と、ビエーン!と泣くシー…
今回は、集英社の週刊少年ジャンプに 1996年11号~1997年49号まで連載された、『幕張』を紹介する。 題字通りに、千葉の幕張を舞台にした漫画である。 登場人物は野球部に所属しているが、 野球とは全く関係なく、物語は進行する。 男特有のHな下ネタが多く…