2024-01-01から1年間の記事一覧 - 90歳の毎日覚書

90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

2024-01-01から1年間の記事一覧

実は危ない「低血圧」 脳の血流が滞り脳卒中になる可能性も 冬は「ヒートショック」にも注意

健康の数値は高いよりも低い方がいい──そう盲信している人は多いはず。しかし、当然、低いことにもリスクはある。高血圧や高血糖になりやすい寒い季節、数値を下げようとよかれと思ってやっていたことが裏目に出ているとしたら……最悪の場合、死に至るかもし…

アトピー性皮膚炎を悪化させない、しっかり治す…「見た目が良くなった=完治」ではない

皮膚が乾燥する冬に悪化しやすいアトピー性皮膚炎。アトピー性皮膚炎は2018年に分子標的薬の新薬が登場して以降、効果の高い薬が次々に登場している。一方、小児に使える薬は限られていたが、昨年9月には、分子標的薬のひとつ、「デュピルマブ」が生後6カ月…

「歯ブラシ」はどのくらいの頻度で交換するべき?  定期的に交換しないと起きること

歯ブラシや電動歯ブラシのヘッドは、どのくらいの頻度で交換するべきなのだろう? この疑問を解消するべく、私たちは歯科の専門家に連絡を取り、歯ブラシの交換時期を示すサインや、交換頻度が低すぎると起こりうる問題について話を伺った。 歯ブラシは、ど…

「息切れ」「むくみ」「だるさ」は3大前兆… 特に高血圧・糖尿病の人は放置せず病院へ

1週間程前から「息切れ・むくみ・だるさ」 ーー心不全とはどういった状態?心臓は5つの構成成分からできています。心臓を養っている血管、収縮する筋肉、規則正しく動くための信号を伝えるシステム、開いたり閉じたりする心臓弁、心臓を取り巻いている幕の5つ…

老化細胞を取り除く「ワクチン」「薬」は競争が激化している

細胞は老化すると分裂を止めて老化細胞となり、動かなくなる。これは細胞分裂を繰り返すうちに損傷DNAの転写エラーが起きていびつな細胞が誕生し、それが体内で増殖し続けるのを防ぐ、がん抑制システムだと考えられている。 しかし、その一方で老化細胞が体…

日本人の死因第1位「がん」!効果が高く、体への負担も少ない最新治療法

日本人の2人に1人がかかり、4人に1人が亡くなるという、がん。死因1位のこの難敵に立ち向かう新治療法として今、大いに期待されているのが「光免疫療法」です。 光の力と免疫の仕組みを利用して、がん細胞だけを攻撃し、正常細胞にはダメージを及ぼさない、…

旅行は健康にプラス効果、老化を遅らせる可能性

休暇をとったばかりなのに、すぐまた休みたくなったときは、旅行は健康に良く、忍び寄る老化を遅らせる効果が期待できるという 主執筆者の博士候補生ファングリ・フーは、レジャー旅行のアクティビティは「慢性的なストレスの緩和、過剰な免疫反応の抑制、防…

「貧血」多くが気づかず鉄欠乏症のまま生活している

貧血は、臨床医療の現場でよく遭遇する疾患の一つです。鉄欠乏は、世界に共通して最も一般的な貧血の原因となっています。 今では、スーパーマーケットやドラッグストアなので、鉄入りの商品やお菓子、鉄のサプリメントなどが多数揃えてあることに加えて、鉄…

巨大台風が招く「気象病」…怖いのは風雨だけじゃない

台風が怖いのは風雨だけではない。台風接近に伴う気圧の急激な低下はさまざまな不調を招く。いわゆる「気象病」だ。 「気象病とは、気圧差、寒暖差、湿度によって引き起こされる不調のことですが、台風による気象病は気圧差が最も大きな要因です。頭痛、耳鳴…

「肉」はあまり食べず「魚」と「野菜」はしっかり食べているのに、なぜ「日本人」の「大腸がん」は多いのか

日本人には、日本人のための病気予防法がある! 同じ人間でも外見や言語が違うように、人種によって「体質」も異なります。そして、体質が違えば、病気のなりやすさや発症のしかたも変わることがわかってきています。欧米人と同じ健康法を取り入れても意味が…

病気発生リスク「たかが便秘と放置するのはNG」

あまりにも日常すぎて、便秘が体からの不調サインだということ、忘れていませんか? 便秘はときに、命に関わる病気の早期シグナル。たかが便秘、と放置している間に、深刻な症状が進んでしまう場合があるんです。そうなる前に、便秘について正しい知識を身に…

【熱中症の危険な4つ症状をチェック】見逃してしまうと命を落とす可能性も…高体温や頭痛、めまいも注意

熱疲労と熱射病には、それぞれ特徴的な違いがある。まず、熱疲労は、不快な高温に数日間さらされて、体内の水分が不足することで生じる。これが多量の発汗、過呼吸、頻脈・弱脈を引き起こす。 この熱疲労を放置して、症状が悪化したのが熱射病。体温を急速に…

続く記録的猛暑、知っておくべき熱中症などの体調不良から身を守る方法

高温化が陰りを見せないなか、暑さによる疾患は誰にとっても現実的な脅威でありとりわけ子ども、妊婦、既往歴のある高齢者にとっては危険性が高い。特に深刻な疾患としては、熱中症の病態である熱疲労と熱射病が挙げられる。 熱疲労は、異常高温と発汗のため…

猛暑は目にもダメージ、将来の白内障リスクが高くなる

熱中症になったことがある人は白内障発症率が最大4倍--。佐々木教授の調査で判明した。 佐々木教授は日本システム技術メディカルデータベースを利用し、2016年から23年の5年間、追跡可能だった約260万人の診療データを「熱中症発症歴あり」「なし」に分類。…

認知症の予防にも!「後ろ歩き」のメリットと注意すべきこと

研究によると、後ろ歩きは普通に歩くよりも最大30%多くのエネルギーを消費し、ヒザの痛みを軽減するなど、多くの健康効果がある。さらに、認知機能を良好に維持するうえで必要な種類の刺激を脳に与えることもできるとか 後ろ向きに歩くのと前向きに歩くのと…

服装の乱れがないか?服装も認知症の重要な情報になる

認知症外来では、患者さんの服装は、診断において非常に重要な情報の一つです。 例えば…… ・外出にはそぐわない、部屋着のような服装かどうか・汚れが目立つ服装でないか・ボタンがきちんと留められているかどうか・夏なのにやたらと厚着をしていたり、逆に…

歯磨きで認知症を予防?身近に潜む認知症リスクと対策

認知症のリスクには糖尿病や高血圧などいろいろありますが、中には一見脳とは関係なさそうなものも潜んでいます。 身近に潜む認知症リスク 将来の生活を脅かす認知症。2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると予測されており、その原因や治療について世…

熱中症かも?を疑うべき「7つの症状」 梅雨の時期でも油断は禁物

見逃さないで!7つの症状 熱中症に素早く対処するためには、まず症状を知っておこう。 熱中症とは、高温多湿な環境に体が適応できないことで現れる様々な症状のこと。もし以下の7つのような症状が一つでも出たら、熱中症にかかっている危険性がある。 【重症…

梅雨の心身の不調は「気象病」かも? 今すぐ始めるべき対処法

天候や気圧が変わるとなんだか気分が落ち込んだり、イライラしたり、体の不調を覚える……。 誰もが抱いていた疑問に医学のメスが入り、それが「気象病」であること次第に判明。天候が変わりやすい春から夏にかけて、そしてこれからの梅雨の時季に体調が揺らぐ…

日本人の3人に1人が脂肪肝。痩せていても注意。脂肪肝の人が今日からすべき運動と食事

日本人の3人に1人が脂肪肝であるといわれています。肥満体型の方だけでなく、いわゆる痩せ型体型の方でも発症することがあります。脂肪肝の人が今日からすべき生活習慣などについて医師が解説します。 脂肪肝は、肝臓に脂肪がたまった状態を指しており、成人…

ビタミンC不足が引き起こす健康リスク

ビタミンCが健康長寿のカギ!?老化や病気との関係性を探る 今回は、ビタミンCが私たちの健康に与える影響について詳しく解説します。ビタミンCは、美容や健康によいとされる栄養素の代表格です。しかし、その働きや必要性について、きちんと理解している人…

肥満と肥満症、何が違う?

Q.一見同じような肥満体形でも、「肥満症」に該当する場合とそうでない場合があります。「肥満」と「肥満症」の違いは一体何でしょう。 A.「肥満」のうち、肥満に関連する健康障害がある場合を「肥満症」と定義する です。 ●肥満による健康障害がある人が「…

「近眼だから老眼にはならないはず」は都市伝説

人はみな老眼になります。それは決して避けられないもの。 ひと昔前までは「老眼鏡をつくりましょう」とほとんどの眼科医が患者さんに勧めたものです。実際、当時はそれ以外に方法はありませんでした。 でも今は違います。私は視力回復を専門とする眼科医で…

急増する1型糖尿病…なぜ、子供や若者に増えているのか?

糖尿病になる子供や若者が世界中で増えたという。気になるのは生活習慣の乱れなどで発症する2型糖尿病だけでなく、インスリン分泌が枯渇する1型糖尿病が増えていることだ。 昨年6月の米国内分泌学会年次総会(ENDO2023)で子供や若者の糖尿病の新規発症につ…

「ピロリ菌」除菌の効果は胃がんのほかにも影響がある

「ヘリコバクター・ピロリ菌」は胃の粘膜に生育している細菌です。胃の中は胃酸によって殺菌されているので、細菌が生きていることはないと考えられていたのですが、ピロリ菌はウレアーゼという酵素を産生することで、胃酸を中和する働きを持っているのです…

「年のせい」にしてない?聞こえづらい…難聴は認知症最大のリスク!対策3つ

・聞き間違いは耳の老化のサイン?耳と脳の関係とは 耳の聞こえは年齢とともに低下し、音や言葉が正確に聞き取れなくなっていきます。「年のせい」と流してしまいがちですが、実は難聴は認知症の最大リスクの一つ。 ・50代から増える加齢性難聴 難聴は一般的…

歯を削らない虫歯治療はここまで進化している…ドリルも麻酔も不要

虫歯治療を受けたいけど痛いのは嫌。歯を削る大きな音が苦手……。歯が痛くても治療が怖くて歯科診療を避けている人は少なくないだろう。そんな人に朗報なのが、「削らない虫歯治療」だ。 虫歯は放置すると血液中に細菌が回り、心臓病をはじめとしたさまざまな…

「実年齢よりも老化している人」は認知症や脳梗塞に注意

実年齢よりも生物的年齢が高い人(健康状態が悪く体の老化が進んでいる人)は、認知症や脳梗塞の発症リスクが高いことが、英国の中高年32万人余りのデータを解析した研究で明らかになりました。 ●同じ年齢でも老化の程度は個人差が大きい 認知症や脳梗塞のよ…

50代から発症する「アレルギー」 大人に多い3大アレルギー

心身の変化が免疫の過剰反応に拍車をかける 「大人になって発症するアレルギーは、子供のアレルギーと同様に鼻炎から食物、皮膚炎などさまざまです」と福冨さん。 「子供のアレルギーは男の子のほうが多いのですが、大人のアレルギーは女性のほうが断然多い…

「雷雨ぜんそく」に要注意…天気と花粉とぜんそくの関係

花粉症が今年は猛威を振るっています。花粉症はスギなどの花粉の成分に対するアレルギー反応の一種で、通常、鼻水や鼻詰まり、目のかゆみなどが主な症状ですが、喉の痛みや咳など、風邪と見分けがつかないような症状を伴うこともあります。 気管支ぜんそくと…