Eco-Drive [Other]
「時計はEbelがいいよね」
コンサルティング会社の気になる同僚の一言で当時の約1か月分の給料をはたいて購入してから早20年。
数年毎に電池を交換しつつ、腕時計というより腕そのものの一部のようになっている分身。そろそろ新しいものを身に着けてもいいかな、と思っていた矢先に飛び込んできたのはamazon.comの「Black Friday sale!」の広告メール。そうか、アメリカ感謝祭の翌金曜日は破格のショッピングBlack Friday。今年のThanksgiving Dayは11/27日。既にオンラインショッピングの値下げも始まっているようです。調子に乗って腕時計をチェックしてみると…手頃な値段でいいものがあります、あります!
それでも慎重なワタシとしては実物を見たいので早速ショッピング・モールで手にとって。大きさは重さは身に着けないとわからないもの。そして肝心なのは付け心地。色合いといい、重さといい、ピッタリとしたものを見つけてしまいました。
久々の衝動買い、いえ、大人買いはCitizenのEco-Drive. WEBでチェックしてみると日本向けと北米向けでは全く雰囲気が違うのです。小ぶりで可愛らしさを強調とした日本女性向けに対して、カナダで入手できるのはバーンとカッコいい雰囲気の北米仕様。それならバーンと行ってみますか 笑。
2,3種試して最初から気になっていたものに決定。しかも30% OFFというお買得。店員のLoraineいはく
「SEIKOもソーラーシステムを開発したけれど、シチズンの技術にはかなわないのよね」と得意気。
実はワタシは日本人で、シチズンはとっても有名なのよ、と話すと
「日本バージョンはお洒落よね~」と会話も弾んで。
5年間の保障付のソーラーシステム。ニッポンの技術に感謝!
Into Great Silence [Entertainment]
フランス・アルプス地方のカトリック シャルトルーズ修道院の暮らしを追ったドキュメンタリー映画Into Great Silence. 同修道院から撮影許可が下りたのは依頼してから16年後だったのです。
修道層達の日々の暮らし。人によっては薪を割ったり、農作業をしたりと労働もあるけれど、基本的には個室で過ごし、食事も小さな窓から差し出されるものを食べる生活。一見牢獄のような雰囲気もあります。
宣教師という活動もあるであろう、宗教。ところがここでは自身と神との対話をひたすら追求して人生を過ごすわけです。これはかなりの戒律。気が狂ってしまうのではと思うほどの厳しさ。
実際の教会のミサはひたすら祈りを捧げるというわけでもなく、神父によってはジョークだらけの講話で本来の聖書の意味を介さないような時や、賛美歌もドラムスやギターでカジュアルに歌われる等同じカトリックでもそれは様々。
BGMも台詞も殆どない静寂の画像。姿勢を正してじっくり見るべき約2時間30分。
I Am Malala [Books]
ようやく読み終えたI am Malala. 2014年ノーベル平和賞最年少受賞者Malala Yousafzaiの自叙伝。パキスタン北西部のMingora生まれの彼女が2012年10月9日、通学途中で武装軍団タリバンの凶弾に倒れたのは世界的ニュースとなりました。
学校経営を営む父親の影響により、幼い頃より教育の重要さを強調。これはイスラム教徒の女子は家庭にとどまること、という文化を覆すような意見もあり、実際パキスタン教育庁ではこの本を薦めていないのです。
11歳の時、父親の勧めで英国BBC放送のブログにペンネームで投稿。タリバンの破壊活動を批判しメディアより注目を受けます。
この本は彼女自身だけでなく、パキスタンの文化、政治等が詳しく書かれており、16歳の少女がこんなに詳細に分析しているのか、と驚く箇所は共著者のChristina Lambの叙述と思われます。
わずか18%の女性のみが10年以上の教育を受けているという国パキスタン。高等教育を受けている女子は30%未満、55歳以上の識字率は38%。この本の中でも飛行機内で数字やアルファベットが読めず、席を見つけられない乗客を目の当たりにする場面があります。
国連を初めとする世界各国の識者達が彼女を支援し、Angelina Jolieは$200,000をMalala基金に寄付するなどの動きをとっています。
教育とは国家情勢が整備され、平和である上に成り立つもの。諸外国の支援は文化や宗教を超えられるか? それは別問題。 元パキスタン初の女性首相Benazir Bhuttoが暗殺されてしまう国で活動していくということはまさに命がけの行動。将来この国が平和に、そして男女平等に教育が受けられるように彼女は訴え続けていくことでしょう。
Sunday afternoon [Vancouver Life]
今日は外出をやめようかな、という位の豪雨がピタリと止んだ日曜の昼下がり。すっかり快晴になったバンクーバー。この日はコンサートにでも行こうかな、チケットも当日購入すればいいかな、というカナディアンのノリで出かけてしまい、開演10分前の長蛇の列にあきらめてしまってのでした。空腹に耐えかねて見つけたのはMilano Coffee.
Americanoとアップルのデザートを(名前を忘れてしまった…)。シナモンがたっぷり振りかけられて大満足の味わい♪
アーユルベーダの3体質Vataは痩せ型、落ち着きがないという特徴があるのですが、この季節にお勧めなのが体を温めるシナモンと季節のフルーツ、アップルの組み合わせ。痩せ型ではないけれど、性格と行動的にはVata体質の私、確かにこの組み合わせは心も体もホッとするもの。
人通りの多い土曜に比べると静かな日曜のGastown。おや、こんなところで。
そんなに見つめられたら困るワン♪
On the Hastings street [Vancouver Life]
前日の激しい雨とは打って変わって晴れ上がった土曜日。ダウンタウンからバス15分を過ぎると街はすっかり郊外の雰囲気。 笑。各地域で違った文化や店が楽しめるマンハッタンと比べると、バンクーバーの中心はほんのわずかなものなのですね。
キッチン製品、食材専門店Gourmetwarehouseに立ち寄ってみました。おっ、すごい人混みで写真を撮るもの一苦労。選りすぐられた食材がずらりと並んでいます。見ているだけで楽しい♪
ソープ類も豊富♪
そうか、クリスマス準備の買出しというわけね。ふむふむ。
高級バルサミコ! グルメや料理好きの人へのギフトに最適。自分では買わないものね。
目の保養をした後は庶民の味方Donald's Marketへ。先ほど見つけたジャムやビネガーを安価で購入。フフフ、主婦の知恵ですわ。
Light in the dark [Other]
どしゃぶりの雨の中、抱えるようにして持ち帰ってきたミニ・ローズ。勤務先の病院のロビーでクリスマス用の花が売られていた中から選んだもの。小さいながらもしっかりとした赤が美しく咲き誇っています。早速バスルームに置いて。
一瞬で華やいだ雰囲気に様変わり。
Happy Friday!
Girl with a pearl earring [Books]
ブルーと黄色のターバンを巻き、振り返った姿勢で見つめる少女の耳には真珠のピアス。17世紀オランダの画家フェルメールの代表作品Girl with a pearl earring。
一体彼女は誰なのか? フェルメールの娘がモデルという説もあるけれど、1665年頃製作されたものについて人々が語ることができるのは想像ばかり。
彼女の名はGriet.16歳の彼女は貧しい実家を助けるために画家Vermeerの家にメイドとして雇われる。初めての仕事、他人の家での暮らし、そしてメイドという立場。日々の細かな心の動きが独り言をつぶやくかのように描かれた物語Tracy Chevalier著Girl with a pearl earring.
小説は架空の世界であるけれど、たった1枚の絵から繰り広げられる人間模様、17世紀のオランダ、日々の暮らし‐食べ物、手を荒らしながら毎日水汲み、洗濯、アイロンがけをするGrietの様子が鮮明に綴られていき、途中でページを閉じるのが惜しい程に夢中になって読んでしまいました。
Scarlett Johansson主演で映画にもなっているようですが、しばらくは読後の余韻を楽しみたいので時間を置きたいと思います。
Saving Mr. Banks [Entertainment]
Disney映画で有名なMary Poppinsを巡る実話を元にしたSaving Mr. Banks. Walt Disney役はTom Hanks、Mary Poppinsの著者P.L. Travers役はEmma Thompsonと大物揃いの作品。
1961年ロンドン。経済的危機に見舞われていたMary Poppinsの著者Pamela Traversは約20年に及ぶW. Disneyとの映画化への交渉を承諾すべくLos Angelesに旅立つ。ファーストネームで呼び合う習慣のDisney社で「Hi, Pamela!」と満面の笑みでハグをしそうな勢いの人々を「私はMrs. Travers」とピシャリと制する彼女。映画製作に当たっては作曲家のSherman兄弟、スクリーンライターのDon DaGradiとの打ち合わせの1つ1つにNON! を言い続けるMs. Travers. 笑顔を忘れてしまったかのような彼女の人生に何があったのか…
1964年作のMary Poppinsは同年のアカデミー賞5部門を受賞し、50年を経た現在でも音楽と共に楽しめる素晴らしい作品。その舞台裏にはこんな事実があったとは。
プライド高く、British EnglishでしゃべりまくるMrs. Traversを演じるEmma Thompsonはまさにうってつけ。彼女の心をやんわりと開いていく運転手との交流が何とも素晴らしく、ホロリとさせられました。
Favorite time [Food & Wine]
久しぶりに美味しいクロワッサンが食べたいな、と出かけた週末の朝、ところがお目当ての店は売り切れで次の焼き上がりまでに20分程かかるとのこと。じゃあ別の店で、と入ったのはBel Café. 注文を済ませて中央のテーブル席の端に座ると、ドアの外まで行列ができるほど次から次へと訪れる人々。タイミング良く座れたものです。
シンプルにクロワッサン&コーヒーの一時。たっぷりしみこんだバターの味わいとクリスピーな外側とのコントラストを楽しみながらしっかり頂きました。
ぐっと気温が冷え込んでいるバンクーバー。それでも日差しがあるのはとても嬉しい。今週末も晴れそう♪
Happy morning!
Happy moment [Shops]
偶然通りかかった店の雰囲気に誘われるように入ってみると、そこはまるで夢の世界。広々とした店内はインテリアだけでなく、キッチン、ベッドルーム、バスルーム、アクセサリーと場面を変えて様々な品物がお洒落に並んでいるのです。Wow といちいち興奮しながら楽しんでしまいました。
ここまでくるとかなりgirlieかな。
バンクーバーではなかなかお洒落なディスプレイの店を見つけられないけれど、ここは楽しい!
The Cross Décor & Design
1198 Homer St.