昭和生まれなら誰もが知っているブルマという性的すぎる体操着。ごくごく当たり前だった女子の体操着だが、今では知らない子も多く、性的過ぎるブルマのデザインが何故、全国の学校で採用されていたのかも不思議である。

ブルマは何故、学校から消えたのか

一昔前は男子ショートパンツで、女子にはブルマというのが普通だったが、現在では男女関係なくハーフパンツ、もしくはクォーターパンツである。そもそも、こうした男女の体操着の違いは中学、高校時代に受ける体育の授業内容の違いにあったといわれている。男子には剣道などの武道、女子はダンスという性別によって異なった体育の授業を受けるのが一般的だったが、男女平等という時代の変化もあり、受ける授業ないようも男女関係なく統一、現在のハーフパンツへの変化を及ぼしたのではないかと考えられている。というのは、あくまで一般的な解釈、男女差別というまえに、性別が違うのだから着用している衣類に違いがあって同然、よくよく考えれば、男子が学ラン、女子がブレザーやセーラー服を着るように、体操着に違いがあっても何ら不思議ではない。学校からブルマが消えた理由は、やはりブルマの性的すぎるデザインが原因であることに他ならない、それを証明するようにブルマが採用されていた時代は、ブルマをめぐる犯罪や事件が後を絶たない。ブルマを着用した女子学生をターゲットにした盗撮やブルマを狙った盗難事件、ブルマの売買。ブルマが廃止されたのは当然といえば、当然である。