なぜ農協牛乳に猫のイラストが?4種類の猫パッケージが期間限定で登場→牛乳メーカーと猫の絵本には意外な接点があった
オレンジ色のパッケージでお馴染みの牛乳「農協牛乳」から、絵本作品『ねこはるすばん』とコラボしたプレゼントキャンペーンが6月1日より開催されます。
1972年に「自然はおいしい」というキャッチフレーズを掲げて誕生した農協牛乳は、酪農家が手塩にかけて育てた乳牛から搾った生乳を成分無調整で提供。四国地方では緑色のパッケージといったように、地域によっては微妙に味わいやデザインが異なる商品を展開していて、昨年には50周年を迎えるなど半世紀にわたって生乳本来のおいしさを食卓に届けています。
6月からは『ネコヅメのよる』『ねことねこ』などの作品で知られる絵本作家、町田尚子さんの人気絵本『ねこはるすばん』とコラボしたキャンペーンがスタート。
『ねこはるすばん』は飼い主が出かけた後の猫の過ごし方をユーモアたっぷりに描いた物語で、コラボパッケージの側面には、農協牛乳を何処へでも持ち歩く茶トラ猫のオリジナルイラストが描かれていてインパクト抜群。
スーパーなどで見かけたら思わず足を止めてしまいそうな可愛らしいデザインになっています。
キャンペーンへの参加方法は、専用サイトにアクセスして必要事項を記入したら、対象商品(農協牛乳 500ml or 1000ml)2点分が含まれているレシートをアップロードするだけ。
抽選によりA賞として「農協牛乳×ねこはるすばん」のオリジナルクッションが100名に、B賞として「農協牛乳×ねこはるすばん」のオリジナルトートバック&アクリルキーホルダーが100名に、C賞として絵本「ねこはるすばん」が22名にそれぞれプレゼントしてもらえます。
しかし、「牛乳メーカー」×「猫の絵本」という、一見接点がなさそうな両者がなぜコラボすることになったのか。
実は絵本作品『ねこはるすばん』の中には「茶トラ」という猫のキャラクターが登場し、ブランコにのりながら牛乳を飲むシーンが描かれています。その牛乳パックの見た目が農協牛乳に似ていることから、発売元の協同乳業が出版社を通じて作者である町田尚子さんに問い合わせたところ、農協牛乳をイメージして描かれていることが判明。異色のコラボレーションが実現することになったのだと言います。
コラボパッケージは期間限定のスペシャルデザインで、描かれているイラストは「牛乳パックを見つめる猫」「公園のブランコに座って牛乳を飲む猫」「銭湯で湯船に浸かりながら牛乳を飲む猫」「牛乳パックに頬ずりする猫」の4パターンあるため、全部のパッケージを集めてみるのも楽しそうです。
対象商品となる農協牛乳(500ml/1000ml)の発売エリアは関東、東海、関西地区で、キャンペーンの開催期間は2023年6月1日(木)~7月20日(木)までとなっています。
<参考>
・真夜中に出かけて向かう先は…?猫たちの知られざる秘密を幻想的に描いた絵本「ネコヅメのよる」
・猫が酔ったような高揚感を味わえる!マタタビ入りの次世代エナジードリンク「HICAT(ハイキャット)がリニューアル
・自転車をこぐ猫のラベルが可愛い♪ 売上の一部が動物保護団体へ寄付されるリキュール「蔵ねこのゆずシークヮーサー」
画像提供:Kyodo Milk Industry Co.,Ltd.