「ちょっとオナラしただけなのに…」昭和のヤンキーばりに睨みつける猫ちゃんの圧が凄すぎた
人間は心配なことがあったり不機嫌な気持ちになると、眉間にシワを寄せて感情を表すことがありますが、猫の中にも同じような仕草をする子がいるようです。
スコティッシュフォールドの「しらたま」君と暮らしている飼い主さんはある日、家でオナラをしてしまったところ、愛猫に思いっきり睨まれる体験をしてしまいました。その時の様子がこちら。
ソファの手すりに足をかけてじっと見ている一匹の猫ちゃん。
眉間にシワを寄せたまま食い入るように見つめていることから、明らかに不機嫌な気持ちであることが伝わってきますが、下から覗き込まれたように突き刺さる視線は威圧感たっぷり。
まるで昭和のヤンキーと肩がぶつかってしまった時に、ネチネチと絡まれているような場面を彷彿とさせる光景で、そこまで悪いことはしていないのに何だか申し訳ない気持ちになってしまいそうなワンシーンです。
それにしても、オナラをしただけで猫がこれほどまでに不機嫌な顔をするものなのでしょうか。
その謎に迫るべく当事者の飼い主さんにお話を聞いてみると、この少し前、飼い主さんと猫ちゃんは仲良くソファに座ってくつろいでいたと言います。
そんな穏やかなひとときが一変したのは、飼い主さんが不意に放ったオナラ。人間からすると「猫は人間のオナラなんて気にしないでしょ?」と思いがちですが、しらたま君にとっては相当気に障るニオイだったのでしょうか、飼い主さんに険しい視線を向けてロックオン。その表情には鬼気迫るものがあります。
ちょっとオナラしただけなのに昭和のヤンキーかってくらい睨まれた pic.twitter.com/pnJ6NVNHb8
— 月としらたま (@wataneko_tsuki) August 6, 2024
愛猫の鋭い眼光を受けて、居たたまれない気持ちになった飼い主さん。その場をやり過ごそうと立ち上がったところ、そうは問屋が卸さないとでも言わんばかりに猫ちゃんが体を起こして立ちはだかり、ガンを飛ばし続けるという異例の事態に発展。
あまりにもしつこい仕打ちを受けた飼い主さんは「そこまで見なくても…と思いました。」と当時の心境を振り返ってくれました。
確かに猫がオナラのニオイを嗅いだのなら、せめてフレーメン反応をする程度に留めておいて欲しいところ。眉間にシワが寄るほどの表情で睨みつけるのは失礼千万な話です。
実はこの猫ちゃん。困ったことやイライラしたりすると、人間と同じように眉間にシワが出現する習性があるのだそう。一方、飼い主さんが愛猫の前でオナラをするのも珍しいことではないそうですが、今回のように執拗にガン見されるのはかなり稀なこと。
その理由について飼い主さんは「大きい音に困って昭和のヤンキー顔になったのかもしれません。」と推測。ニオイと音の相乗効果によって過剰な反応になったと考えられるのだとか。
この後、5〜10分ほど飼い主さんのことを睨み続けたしらたま君。ひとしきり抗議の意思を示したことでスッキリしたのか、その後は何事もなかったかのようにまた寝はじめたそうです。
人間と猫がひとつ屋根の下で気持ちよく暮らしていくには、お互いの配慮が欠かせないのかもしれません。そんなことを感じさせられるエピソードでした。眉間にシワが寄りがちなしらたま君の何気ない日常風景は、インスタグラム(@wataneko_tsuki)でも公開されています。