PayPayカード(旧ヤフーカード)概要 | |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
申込資格 | 18歳以上の方 (※高校生を除く) |
キャッシングの金利 | 18.0% |
利用限度額 | 審査により決定 |
還元率 | 1.0%~3.0% |
家族カード・ETCカード | あり |
各種保険 | 旅行傷害保険・ショッピング保険 |
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査について調べてみると、審査甘いという口コミや厳しいという意見もあり、実際のところの難易度が気になるところです。
今回は、PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査難易度をはじめ、審査に落ちてしまう原因にはどのようなものがあるのかも併せて解説していきます。
また確実に審査に通過するためにも、審査時に押さえておきたいポイントなどもご紹介します。
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査申し込みを検討しているかたはぜひチェックしてください。
審査が甘い・緩いクレジットカードは本当にある?通りやすさや審査基準・審査落ちの原因も解説【クレカ審査が不安な方必見】
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査基準
さっそくPayPayカード(旧ヤフーカード)の審査基準を把握するために、審査申し込み資格をチェックしていきましょう。
審査基準は、下記のすべてに該当している必要があります。
- 18歳以上(高校生不可)
- Yahoo!JAPANのIDをもっている
- Yahoo!のメールアドレスをもっている
- 継続的な安定収入があること
18歳以上で、本人もしくは配偶者に収入があれば、最低限のカード申し込み資格はクリアです。
学生やアルバイト、また専業主婦の方は配偶者に収入があればOKなので、利用しやすいカードと言えるでしょう。
またPayPayカード(旧ヤフーカード)発行には、Yahoo!JAPANのIDとYahoo!メールアドレスを取得する必要があります。申し込み時にもっていなくても、並行して取得ができるため、特に問題ありません。
スムーズにPayPayカード(旧ヤフーカード)の審査に通過したい人は、早めにIDとアドレスの取得を済ませておきましょう。
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査難易度
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査難易度はどのくらいでしょうか。
審査が甘いという口コミを見かける反面、審査が厳しかったという声も見かけます。
ここでは、PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査難易度と、その根拠を解説していきたいと思います。
審査難易度自体は普通
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査難易度自体は、普通レベルと言えます。
ステータスの高いカードではない一般カードのため、そこまでハイレベルではありません。しかしかといって、誰でも審査に通過できるような審査の甘さではありません。
それではPayPayカード(旧ヤフーカード)の審査基準が普通レベルである理由を、いくつか解説していきます。
- 専業主婦や学生でも利用可能
- 流通系のカードである
専業主婦や学生でも利用可能
一般的なクレジットカードでは、安定した収入があることが第一条件となります。
そのため学生や専業主婦などの本人の収入の安定性が低い人は、そもそも審査基準を満たしていないとして、審査に通過しにくい傾向にあります。
しかしPayPayカード(旧ヤフーカード)は学生やアルバイト、配偶者に収入があれば申し込みが可能なため、比較的に審査基準がそこまで厳しくないと言えるでしょう。
また学生も申し込み可能なカードは、そこまで条件を厳しくしていないことが多いため、審査のハードルもそこまで心配する必要はないでしょう。
流通系のカードである
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査基準がそこまで厳しくない理由の一つに、発行会社も大きく関係しています。
クレジットカードでは、発行会社ごとに審査難易度が異なる傾向にあります。
審査難易度 | カード会社 | カード例 |
---|---|---|
高い | 銀行系 | MUFJカード、みずほマイレージクラブカード |
やや高い | 交通系・鉄道系 | ビューカード、東急カード |
やや低い | 信販系 | JCBカード、ライフカード、三井住友カード |
低い | 流通系 | 楽天カード、イオンカード |
PayPayカード(旧ヤフーカード)はカード会社が信販系となるため、発行会社としての審査難易度はそこまで厳しくない傾向にあります。
そのため審査申し込み資格などを総体的に考慮した結果、審査基準自体がそこまで厳しくないと言えるでしょう。
しかしあくまで発行会社の難易度ですべて決まるわけではありません。カードのステータスなど総合的に決まったり、本人に属性などによっても審査難易度が異なります。
例えるならば普通に正社員として毎月の収入を得ている人は、とくにPayPayカード(旧ヤフーカード)の審査の心配はありませんが、アルバイトなどで収入を得ている学生などは若干厳しいと言えるでしょう。
そのため少しでも審査に通りやすくするために、落ちてしまう原因を把握し、できるだけ回避のための策を打つことが大切です。
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査に落ちる原因
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査難易度は普通ではあり、比較的に利用しやすいカードではあります。
しかしだからといってなんの対策も打たずに申し込みをしても、審査に落ちてしまうことはあるのです。
そのため、事前に審査に落ちてしまいがちな原因を把握しておくことが大切。
ここではPayPayカード(旧ヤフーカード)の審査落ちのなりやすいケースをいくつか解説していきます。
金融事故をおこしたことがある
過去にクレジットカードのキャッシングやローンなどで、返済延滞や滞納を起こしたことがある場合、PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査に通過することができません。
審査では申し込み者の個人信用情報をチェックします。
信用情報にはこれまでのキャッシングなどの利用履歴が記載されており、延滞などの問題を起こした場合も『異動情報』がつきます。
いわゆる傷がついている・ブラックリストに掲載されているといえるでしょう。
一度傷がついてしまった場合、5年間は記録に残り続けます。
その間は基本的に新規のカード申し込みに通過は出来ないため、記録が消えるのを待つか、審査に融通を聞かせてくれる商品の利用を検討した方がいいでしょう。
スマートフォンの分割払いにも要注意
金融事故ではクレジットのキャッシングやローンのイメージが強いですが、スマートフォンの分割払いで事故を起こしてブラック状態となってしまっている人も多いです。
スマートフォンの利用料金の支払い遅延自体では信用情報に影響はありませんが、注意したいのが本体代を分割払いに設定し、毎月の利用代金と合算して支払いを行っている場合。
延滞・滞納をしてしまった内訳に本体代の料金も含まれていると、そこでローン分が延滞となり金融事故扱いとなってしまうことがあります。
これまでにローンを利用したことが無いのに審査に落ちてしまったという人の多くは、このスマートフォンの分割払いやパソコンなどの家電を分割払い(ショッピングローンなど)の支払いが遅れてしまっているケースが多いです。
過去に起こしたような気もするけど、どうだったか記憶があいまい…という人は、個人信用情報に照会を行い、自分でチェックをすることができます。
照会には手数料が発生しますが、心配な人はチェックをしておくと良いでしょう。
多重申し込みでブラックになっている
PayPayカード(旧ヤフーカード)や、他のカードの申し込みを短期間もしくは同じタイミングで行うと、多重申し込みを行ったとされ、全ての審査に通過できなくなります。
この状態を申し込みブラックと呼び、一度申し込みブラックとなると半年間は新規の申し込みの審査に通過することができません。
クレジットカードでは多重申し込みが原因で、過剰なキャッシング枠の提供をおこなってしまうことの懸念があるためです。
他にも複数の申し込みにより金銭的に切迫していることが多く、延滞・滞納を起こすリスクが高いと判断され、審査落ちの原因となりやすいのです。
申し込みブラックを防ぐためには
申し込みブラックとならないためには、申し込み時にいくつか気を付けるポイントがあります。
- 同じタイミング・短期間で複数のカード申し込みをしない
- 1カ月に申し込む枚数は3枚を上限にする
このように、時期をずらすなど対応をしながら「何枚も申し込みをしている」状態にならないようにすることが大切です。
申し込み時に入力ミスをした
審査落ちの原因で意外と多いのが、申し込み時の個人情報の入力ミスです。
WEBからの申し込み時には入力が必要な項目が多く、入力ミスが生じやすい傾向にあります。
特に連絡先が正しく入力されていないと、審査通過の連絡が正しく行われず、場合によっては連絡の確認がとれなかったとして審査落ちの原因になってしまうことも。
入力ミスで審査落ちとなってしまうのは非常にもったいない為、初めの情報入力は特に慎重に行い、送信前にミスがないかをしっかりチェックを行いましょう。
カードローンやキャッシングを利用している
現在、カードローンやクレジットカードのキャッシングなどで借金がある場合も、審査時に引っかかってしまうことがあります。
特に借入金額は大きいと、「借り入れの方の返済に追われてしまい、クレジットカードの支払いを延滞してしまわないだろうか」というリスクが生じます。
審査担当者としてもリスクのある利用者にカード発行をするメリットがないため、総額や他の情報との兼ね合いによっては審査落ちとなってしまうケースもあります。
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査通過率を上げるコツ
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査対策として審査落ちとなりやすいケースをご紹介しました。審査に落ちてしまう理由を踏まえて回避することも大切です。
しかしよりPayPayカード(旧ヤフーカード)の審査通過率を上げるためには、いくつかのコツを使いこなすことが大切。
ここでは、PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査に通るためにコツを紹介していきます。しっかりと対策をして、確実にPayPayカード(旧ヤフーカード)の審査に通過できるように準備をしておきましょう。
- キャッシング枠を付けずに申し込む
- 支払い延滞などを起こさずクレヒス修行を積む
- 借り入れがあればできるだけ減らしておく
- 固定電話があれば申告する
キャッシング枠を付けずに申し込む
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査により通りやすくするためには、キャッシング枠を付けないで申し込みを行いましょう。
クレジットカードにキャッシング枠をつけると、クレジット用の審査に加えてキャッシングの審査を行う必要が出てきます。
そのため通常の審査よりも時間がかかってしまうケースや、場合によってはキャッシングの審査基準にひっかかってしまった場合に審査におちてしまうことがあります。
とくにキャッシング機能を利用する予定がないのであれば、枠を無しにして申し込みをしましょう。
また最初から機能がついているとどうしても気軽に使いやすくなってしまうことも。必要な機能だけを使うという意味でも、必要最低限にすることで、確実に審査通過を目指していきましょう。
支払い延滞などを起こさずクレヒス修行を積む
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査に限らず。クレジットカードの審査では申し込み者の信用力がポイントとなってきます。
- 返済のための収入源はあるか
- 過去に事故を起こしていないか(また同じ事故を起こさないか)
- しっかりと返済をする信用性があるか
上記のようなポイントを収入情報や個人信用情報を元に審査を進めていきます。
少しでも審査に通るためには、とにかく信用を落とさないように信頼を積み上げることが大切。
そのためにも、今利用しているキャッシングやローンなどで延滞や滞納を起こさないように気を付けましょう。
より審査通過率を上げるならクレヒス修行
事故を起こさないようにしっかりと利用を進めていくことも大切ですが、より審査の通過率を上げるにはクレジットヒストリーを積んでおくことも大切です。
クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンの利用実績を作ることです。審査時に、他のカードやローンでも利用金額を問題を起こすことなくしっかりと返済をしていることがわかると、審査でポジティブな評価を受けることができます。
「これまでも問題をおこすことなくしっかりと返済をしている実績もあるし、今回うちでカード発行をしても同じように利用してくれる」という評価につながり、審査にも通りやすくなるとされています。
このように審査のために少額でも利用をし、返済実績を作ることを「クレヒス修行」と呼びます。
これはステータスの高いゴールドカードやブラックカードの審査時にも対策として行われるくらい有効的な対策です。
よりPayPayカード(旧ヤフーカード)の審査に通過できる確率を高めるためにも、もしすでに持っているカードがあれば少額でもよいので返済実績を積んでおくと、ポジティブな評価に繋げられるかもしれないため、一つの対策として行うと良いでしょう。
借り入れがあればできるだけ減らしておく
PayPayカード(旧ヤフーカード)申し込み時に少しでも借金がある場合は、とにかくできるだけ減らしておきましょう。
申し込み者の借り入れ金額が大きいほど、審査担当者としても不安な要素となってしまいがちです。
すこしでも審査通過率を上げるには、返済の妨げになるような要素がないか(いかに負債をもっていないか)ということがカギとなってきます。
何社も利用している場合は返済を進めて件数・総額を減らすなど行いできるだけリスクを減らしておきましょう。
気を付けたい総量規制
クレジットカードやキャッシングでは、個人に融資を行う際は年収の1/3が上限という決まりがあります。これは総量規制と呼ばれ、貸しすぎ借りすぎを防ぐための貸金業法という法律です。
これはクレジットカードのキャッシング枠も含まれ、実際に借入をしている金額ではなく、キャッシング枠の契約限度額で決まります。
つまり利用しているクレジットカードのキャッシング枠が30万円であれば、現在は借金が無かったとしても30万円の契約をしているということになります。
すでに持っているカードにキャッシング枠がついている場合。
その限度額を考慮して審査が進められていくため、カードを複数枚持っているなどで、総量規制の上限を超えてしまっていると審査に影響を及ぼすことがあります。
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査に通過するためにも、今持っているカードの整理をしておくことも審査対策として有効的な方法といえるでしょう。
固定電話があれば申告する
申し込み時に固定電話の番号を申告すると、審査で良い評価となりやすいです。
固定電話を引いていると、何かあった時にすぐに連絡がつきやすい点や、携帯電話のようにすぐに解約ができるわけでは無いため、より安定性をアピールすることができます。
もし固定電話を引いている場合はそちらの番号を申告すると良いでしょう。
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査申し込み手順
ここではPayPayカード(旧ヤフーカード)の審査申し込み手順を解説していきます。
- Yahoo! JAPAN IDを取得
- WEBの申し込みフォームに必要事項を入力
- 審査結果の連絡を待つ
- カードの受け取り
- ご利用手続きとYahoo!ウォレットへの登録
①Yahoo! JAPAN IDを取得する
PayPayカード(旧ヤフーカード)の利用には、Yahoo!JAPAN IDが必要となります。取得は無料のため、先にID取得を行いましょう。
②WEBの申し込みフォームに必要事項を入力する
IDの取得が完了したら、いよいよカードの審査申し込みに移ります。申し込みフォームから必要な情報を入力していきます。
またカードのデザインもここで選択をします。
③審査結果を待つ
入力が完了したら、審査結果を待ちます。
早い人だと最短で2分で審査結果の連絡が来ます。しかし人によっては審査の結果に2日~3日程度かかることがあります。
長くても3日程度かかると見積もっておくと良いでしょう。
審査結果の連絡が来ない場合
なかなか連絡が来ない場合、何らかのミスでメールが届かないこともまれにあります。
連絡が来ないケースの多くは、迷惑メールに振り分けられてしまっている可能性が高いため、まずは振り分けられていないかを確認してみましょう。
それでも連絡が来ていない場合、WEB上でも審査結果を把握することができます。
そちらにアクセスをして、審査結果を確認するのも良いでしょう。
④カードを受け取る
審査結果通知後は、カードの受け取りです。
クレジットカードの発送には、
PayPayカード(旧ヤフーカード)の受け取り方法は郵送のみとなります。
基本的には佐川急便の『受取人確認サポート』か、郵便局の『本人限定受け取り郵便(特定事項伝達型)』のいずれかで送られてきます。また稀に簡易書留で送られてくるケースもあるようです。
受け取り時には申し込み時に登録した情報と同じかをチェックするために公的な身分証を提示する必要があります。
申し込みをした本人であるかの確認を行う必要があるため、準備をしておきましょう。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード(顔写真がついているもの)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
⑤ご利用手続きとYahoo!ウォレットへの登録
カード受け取りが完了したら、初回の利用手続きと、Yahoo!ウォレットの登録が必要です。
初回登録には、PayPayカード(旧ヤフーカード)のサイトから『カード会員メニュー』を選択し、指示に沿って登録を進めましょう。
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査はしっかり対策をして申し込む
PayPayカード(旧ヤフーカード)の審査難易度自体は、そこまでむずかしくはないことがわかりました。
しかしだからと言って何の対策も行わないと、審査に落ちてしまうことも十分にあります。
審査落ちとなりやすい原因を把握し先回りして対策しつつ、通りやすいコツを押さえて審査対策を進めていくことが大切です。
確実にPayPayカード(旧ヤフーカード)の審査に通過するためにも、しっかりと準備をした上で申し込みをしていきましょう。