https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000629.000051499.html
首位浮上の裏に意識の高さ DeNA新人に仕掛けた〝わな〟に「俺らはだまされるな」相手の走塁に絡んだ守備に対する意識の高さを物語るシーンが31日の試合にも表れた。0―0の3回の守備で一死一塁からエンドランを仕掛けられ、相手打者・桑原に一二塁間を破られた。しかし、一塁走者だった度会は三塁を狙うそぶりもなく、二塁でストップ。実は度会の三塁進塁を阻止した裏には、遊撃手の矢野の〝フェイク〟が大きく絡んでいた。矢野は度会が二塁に向けてスタートを切ると、遊撃の守備位置から二塁のベースカバーに。実際には打球は右前に抜けていたのだが、あたかも度会に「4―6―3」の二ゴロ併殺を連想させるような動きを見せてまんまとだましていたのだ。しかも、その後の赤ヘル戦士たちのリアクションも意識が高かった。赤松外野守備走塁コーチは「ベンチに帰ってきた選手たちから『俺らはだまされるなよ』と、すぐに声が飛んでいました。相手に同じことをやれても、引っかからないように、という意味だと思います。もちろん、ミスは起きた後でも反省できますが、できるのであれば事前に予測し、未然に防ぐのがベストでもありますから」とうなずいた。人のふり見てわがふり直せを地でいく赤ヘルナイン。首位再浮上は偶然ではなく、敵のミスさえも自分たちの血肉に変えていきそうだ。(全文はリンク先)
※記事の最後に矢野雅哉のフェイクプレーの動画あり
・90試合目、打撃陣の抜本的な底上げは今シーズンはもうなさそうですが、いかにロースコアの展開に持ち込んで勝ち切るか、ある意味それに特化した戦術のひとつだと思います。
これから最終盤にかけてますます広島野球の本流になりそうです
これから最終盤にかけてますます広島野球の本流になりそうです
・守備への意識も勿論素晴らしいが、その集中力を1試合を通して持続できる気力も素晴らしい。
野球は9イニングとはいえ、各チーム1試合約150球も投球する。
ということは少なくとも毎試合150回は集中力の緊張と緩和を繰り返している訳で、この暑い中ミスが許されない状況でそれをするのはとてつもない精神力が必要だと思う。