トヨタが、ミドルクラス「カローラセダン」のフルモデルチェンジを予定しています。
新世代となり性能をアップする新型カローラセダンについて、スペック、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新技術搭載!「新型カローラセダン」フルモデルチェンジ発売!
- トヨタ新型カローラセダンの【変更点まとめ】
- 洗練!新型カローラセダンの外装(エクステリア)デザインは?
- 小変更!新型カローラセダンのボディサイズは?
- 機能UP!新型カローラセダンの内装(インテリア)デザインは?
- 新世代!新型カローラセダンのパワートレインとスペックは?
- 改善!トヨタ新型カローラセダンの燃費は?
- 最新システム!トヨタ新型カローラセダンの安全装備は?
- アップ!トヨタ新型カローラセダンの価格は?
- いつ?トヨタ新型カローラセダンの発売日は?
- トヨタ・カローラを「おさらい」
【最新情報】新技術搭載!「新型カローラセダン」フルモデルチェンジ発売!
トヨタが、「カローラセダン」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
トヨタ・カローラセダンは、ブランドの主力セダンとして設定され、現行モデルは2022年に新デザインを採用するなど、ビッグマイナーチェンジが実施されていました。
フルモデルチェンジする新型カローラセダンでは、2024年5月に新開発が発表されていた新世代エンジンを採用。
新世代エンジンでは、現行モデルで採用されていた直列3気筒から直列4気筒に変更。直列3気筒エンジンより体積を10%、全高を10%低減することで、効率的なパワートレインの配置が可能とされ、ボンネットの位置をダウンした新世代のエクステリアデザインにより空力性能を引き上げ、燃費を改善。
また、直列3気筒エンジンより燃焼効率を高めることで2028年以降に欧州で導入が予定されている厳しい排ガス規制「ユーロ7」にも対応する環境性能を確保しながら、既存エンジンより出力をアップ。ハイブリッドシステムとの組み合わせによる効率も向上。
加えて、新型カローラセダンでは装備に、最新のAI対応インフォテインメントシステムを採用することで使い勝手もアップします。
フルモデルチェンジする新型カローラセダンは、2025年12月の発売が予定されています。
▼トヨタ・カローラツーリング
▼トヨタ・カローラスポーツ
▼トヨタ・カローラクロス
【新型カローラクロス】マイナーチェンジ日本発売!最新情報、スペック、価格は?
トヨタ新型カローラセダンの【変更点まとめ】
▼トヨタ新型カローラセダンの変更点
- 新世代エクステリアデザインにより空力性能を向上
- 新開発直列4気筒エンジンを搭載
- 最新AI対応インフォテインメントシステムを採用
洗練!新型カローラセダンの外装(エクステリア)デザインは?
▼参考:カローラセダン(現行モデル)
トヨタ新型カローラセダンの外装は、最新のデザインを採用することにより質感が高められます。
フロントは、新世代パワートレインの採用により低く配置することが可能となるボンネットにより空力性能を高め、薄型のヘッドライトにより強調。
車体は空力性能に考慮しながらも、ワイドなスタンスとすることで存在感と走行安定性をアップ。
高効率と鋭い走りを実現する、機能にそったデザインとされます。
小変更!新型カローラセダンのボディサイズは?
▼新型カローラセダンのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4510×1745×1430mm
- ホイールベース:2640mm
- 参考
▽カローラセダン(現行モデル)
・全長×全幅×全高
日本仕様:4495×1745×1435mm
海外仕様:4640×1780×1435mm
・ホイールベース
日本仕様:2640mm
海外仕様:2700mm
▽カローラツーリング
全長×全幅×全高:4495×1745×1460mm
ホイールベース:2640mm
▽カローラスポーツ
全長×全幅×全高:4375×1790×1460mm
ホイールベース:2640mm
新型カローラセダンのボディサイズは、現行モデルから小幅の変更に抑えられます。
現行モデルは、海外仕様から全長、全幅、ホイールベースを縮小しながら、前世代の5ナンバーサイズから全幅が1700mmを超える3ナンバーサイズに拡大されていました。
しかし、日本では現行モデルと併売された前世代5ナンバーサイズの人気も根強く、新型カローラセダンでもボディサイズの拡大を抑えることで取り回しやすいサイズ感が重視されます。
機能UP!新型カローラセダンの内装(インテリア)デザインは?
新型カローラセダンの内装は、新世代の装備を採用することにより使い勝手をアップします。
インフォテインメントシステムは、最新のAIを搭載することで機能を高めた音声認識に対応し、会話をしながらさまざまな機能を利用できるように。
また、新型カローラセダンではフロントにスポーティシートが設定され、座り心地を向上するほか、後席のニースペースを確保。
パワートレインのサイズを縮小し空間効率を高めた車体設計により、広く、使いやすい室内空間がつくられます。
新世代!新型カローラセダンのパワートレインとスペックは?
▼新型カローラセダンのパワートレインとスペック
- 【ガソリン】
直列4気筒1.5Lガソリン
出力:130ps/15.0kgm - 【ハイブリッド】
直列4気筒1.5L+電気モーターハイブリッド
エンジン出力:100ps/14.0kgm
フロントモーター出力:100ps/19.0kgm
リアモーター出力(4WD車のみ):45ps/9.1kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
新型カローラセダンのパワートレインには、新開発されたエンジンが搭載されます。
▼参考:カローラセダン(現行モデル)のスペック
- 【ガソリン】
直列3気筒1.5Lガソリン「ダイナミックフォースエンジン」
出力:120ps/14.8kgm - 【ハイブリッド】
直列4気筒1.8L+電気モーターハイブリッド
エンジン出力:98ps/14.5kgm
フロントモーター出力:95ps/18.9kgm
リアモーター出力(4WD車のみ):41ps/8.6kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
搭載されるエンジンは、現行ガソリンモデルで採用されていた直列3気筒1.5Lから、ショートストローク化により同排気量ながら直列4気筒に変更。
燃焼効率を重視していたこれまでのロングストロークエンジンから、シミュレーションを用い、複数のボア×ストロークの組み合わせやインジェクターの位置などをテストすることで、ビッグボア、ショートストロークによるネガティブを払しょく。出力を既存エンジンよりアップしながら、直列3気筒エンジンから体積10%、全高10%を低減。
これにより2028年以降に欧州で導入が予定されている厳しい排ガス規制「ユーロ7」にも対応する環境性能を確保し、車体設計の自由度をあげ、ハイブリッドシステムとの組み合わせでも効率を向上。
最適化された車両レイアウトにより、軽快な走りを楽しむことができるようになります。
改善!トヨタ新型カローラセダンの燃費は?
▼トヨタ新型カローラセダンの燃費
- ハイブリッド:33.0km/L
- ガソリン:21.5km/L
トヨタ新型カローラセダンの燃費は、最新パワートレインの採用によりアップします。
現行モデルはガソリン車で19.4km/L、ハイブリッド車で30.2km/Lとされていましたが、新型カローラセダンでは2km/L~3km/Lほどの改善となります。
▼参考:トヨタ・カローラセダン(現行モデル)の燃費
- 1.8Lハイブリッド:30.2km/L
- 1.5Lガソリン:19.4km/L
最新システム!トヨタ新型カローラセダンの安全装備は?
新型カローラセダンの安全装備には、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が標準装備されます。
トヨタセーフティセンスは、昼間の自転車や夜間の歩行者検知にも対応する「プリクラッシュセーフティ」や、前方にいる車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。
さらに、後退時に左右後方から接近してくる車両を検知すると、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーにより警告する「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」や、駐車場など低速時に壁や車両を検知し衝突被害の軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」、「パーキングサポートブレーキ(静止物)」、「ドライバー異常時対応」、「プロアクティブドライビングアシスト」、「発進遅れ告知機能」も採用することで安心感がアップされます。
アップ!トヨタ新型カローラセダンの価格は?
▼トヨタ新型カローラセダンの価格
- 215万円~
トヨタ新型カローラセダンの価格は、最新技術を採用することによりアップします。
しかしアップ幅は10万円ほどに抑えられ、ブランドのミドルクラスとしての選びやすさが維持されます。
▼参考:トヨタ・カローラセダン(現行モデル)の価格
- X(1.5Lガソリン/CVT)
FF:2,028,600円 - G(1.5Lガソリン/CVT)
FF:2,254,800円 - W×B(1.5Lガソリン/CVT)
FF:2,518,300円 - HYBRID X(1.8Lハイブリッド)
FF:2,418,600円、4WD:2,616,600円 - HYBRID G(1.8Lハイブリッド)
FF:2,604,800円、4WD:2,802,800円 - HYBRID W×B(1.8Lハイブリッド)
FF:2,868,300円、4WD:3,066,300円
いつ?トヨタ新型カローラセダンの発売日は?
新世代となる新型カローラセダンは、2025年12月の発売が予定されています。
トヨタはカローラセダンを新世代とすることで、最新技術をアピールしていく予定です。
トヨタ・カローラを「おさらい」
▼トヨタ・カローラ(初代)
トヨタ・カローラ(COROLLA)は、1966年より製造されているトヨタの乗用車です。
セダンやハッチバック、ステーションワゴンのほか、2007年に発売されたトールワゴンの「カローラルミオン」までユーザーのニーズにこたえた幅広いボディタイプと派生車が用意され、ホンダ・フィットが1位になる2002年度以前は33年間車名別日本国内販売台数第1位をまもっていました。
2016年には販売開始から50周年を迎え日本を代表する乗用車になっていますが、グローバルモデルとしても販売されており、「世界で最も売れているトヨタ車」にもなっています。
現行モデルの12代目は、ハッチバックの「カローラスポーツ」が2018年、セダン「カローラ」とワゴン「カローラツーリング」が2019年に登場し、ボディサイズをそれまでの5ナンバーから3ナンバーに変更。
2021年にはSUVとなる「カローラクロス」も新設定され、シリーズラインナップを拡大しました。
新型カローラセダンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!