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【新型エスカレード】最上級EV!「エスカレードIQ」2023年8月10日発表!最新情報、価格、サイズ、燃費は?

キャデラックが、最上級SUV「エスカレード」の新モデルとなる「エスカレードIQ」を発表しました。

 

新モデルにより魅力をアップしたキャデラック新型エスカレードについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】EV専用開発!キャデラック「新型エスカレードIQ」発表!

▼キャデラック新型エスカレードIQの画像

キャデラックが、SUV「エスカレード(Escalade)」の新モデルとなる「エスカレードIQ」を発表しました。

 

キャデラック・エスカレードは、ブランドの最上級SUVとしてラインナップされ、キャデラックの新世代SUV「XT6」「XT5」「XT4」などの登場にもつながったモデルです。現行モデルは日本で2020年にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。

 

新設定されたキャデラック新型エスカレードIQは、シリーズの電気自動車バージョンとして開発され、Cd値(空気抵抗係数)を約15%下げ、走行効率をアップするため、傾斜を大きくしたフロントピラーやクーペSUVスタイルなど専用の車体設計を採用。

 

ボディサイズは、海外で設定されているロングホイールベース仕様「エスカレードESV」からホイールベースを53mm延長しながら、全長は69mm短縮されています。

 

パワートレインは前後1基ずつ、合計2基の電気モーターにより4輪を駆動し、通常時で689ps/85.0kgm、「Velocity Max」モード選択時には760ps/108.4kgmもの出力を発揮。

 

これにより、0-96km/h加速タイムは5秒未満を達成。

 

航続距離は、200kWhの大容量バッテリーにより724kmを確保。

 

車両システムには、マグネティックライドコントロール4.0とアダプティブエアライド サスペンション、四輪操舵システムを採用することにより、乗り心地がアップされています。

 

また、新型エスカレードIQでは、55インチサイズの曲面ディスプレイ、11インチのフロントコマンドセンターや、ユーザーが車両に近づくことで開くことも可能なパワードアを採用。

 

リアシートには、マッサージ機能などを備えたエグゼクティブシート、12.6インチディスプレイ、リアコマンドセンターを備え、グレードにより19スピーカー、36スピーカー、40スピーカーが用意されるAKG製オーディオを楽しむことができるようになっています。

 

キャデラック新型エスカレードIQは2024年夏から生産が開始され、2024年末から納車を開始。価格は約13万ドル(約1870万円)を予定していることが発表されています。

 

▼キャデラック新型エスカレードIQの動画

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キャデラック新型エスカレードの【変更点まとめ】

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▼キャデラック新型エスカレードの変更点

  • 電気自動車「エスカレードIQ」を設定

▽2020年フルモデルチェンジ時の変更点

  • 新世代のエクステリアを採用し、「スポーツ」トリムを初設定
  • 6.2Lガソリンエンジンを設定
  • インテリアに、世界初となる38インチ湾曲OLEDディスプレイを採用
  • リアに独立式サスペンションを採用し、安定性や乗り心地を大幅に向上するとともに、40%拡大した3列シート空間を確保
  • 車高調整式サスペンションにより、乗り降りのしやすさとオフロードでのクリアランスを両立
  • 36スピーカーを装備するAKG製専用サウンドシステムを設定

 

堂々!新型エスカレードの外装(エクステリア)デザイン

▼キャデラック新型エスカレード「プレミアム」の画像

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キャデラック新型エスカレードの外装は、ブランドの新世代SUVデザインを採用することにより魅力がアップされています。

 

フロントには大型のグリルが採用され、水平の新設計ヘッドライトを装備。

 

バンパーサイドには、ブランドデザインとなっている縦型のLEDデイタイムランニングライトが装備されています。

 

▼キャデラック新型エスカレード「スポーツ」の画像

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また、新型エスカレードでは初めて「スポーツ」トリムが設定され、グリルがベースモデルの水平ラインからブラックのメッシュグリルに変更されます。

 

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リアは、直線的なデザインとすることにより質感を向上。

 

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足元には22インチの大径ホイールが標準装備されており、大柄な車体とのバランスがとられています。

  

先進的!新型エスカレードの内装(インテリア)デザイン

▼キャデラック新型エスカレードの画像

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キャデラック新型エスカレードの内装には、超高精細で4Kテレビの2倍のピクセル密度を備える「38インチ大画面湾曲OLEDディスプレイ」が採用されています。

 

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このディスプレイは14.2インチのデジタルメータークラスター、16.9インチのインフォテインメントシステム、ステアリングホイールの左側にある7.2インチのドライバーインフォメーションセンターにより構成され、わかりやすく多彩な情報をドライバーに提供。

 

GMジャパンがゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」を標準装備し、トンネルなどGPSで測位できない環境でも自律航法ができるようになっています。

 

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インテリアには、最高級レザーやウッド、メタルアクセントを贅沢に使用。

 

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3列目シートのレッグスペースは、新しく独立式リアサスペンションを採用したことにより40%アップとなる886mmまで拡大され、「セグメントで最も広い3列目」とする空間を確保。

 

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また、ラゲッジスペースも通常時で60%増の722L、シートを倒すことにより3089Lまで広くなっています。

 

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リアシートでは、クラス初となる12.6インチタッチ式HDディスプレイが左右のシートバックに装備され、HDMIやUSB入力、スマートフォンのミラーリングにも対応。

 

フロアコンソール内の冷蔵庫には、冷凍機能が追加されています。

 

新型エスカレードにはこの他、AKG製の専用オーディオシステムも採用され、36個ものスピーカーと3つのアンプを装備。

 

また、マイクとスピーカーを使用して前部座席と後部座席の人々の会話を改善する会話強化機能や、助手席専用のボリュームコントローラーも用意されています。

  

ハイパフォーマンス!新型エスカレード-Vも設定!

▼新型エスカレード-Vの画像

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新型エスカレードには、ハイパフォーマンスモデルとなる「エスカレード-V」が発表されています。

 

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エスカレードVは、キャデラックのハイパフォーマンスカー「Vシリーズ」の1モデルとなり、専用のエクステリアやブレンボ製大容量ブレーキ、専用サスペンションなどを採用。

 

パワートレインは、ハイパフォーマンスセダン「CT5-Vブラックウイング」のV型8気筒6.2Lに組み合わせられるスーパーチャージャーの容量を拡大することで691ps/90.2kgmの高出力を発揮し、10速ATと最大67%の出力を後輪に送ることが可能な4WDを搭載。

 

これにより、車重2,820kgのフルサイズSUVながら0-96km/h加速タイムは4.4秒まで短縮されています。

 

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▼新型エスカレード-Vの動画

 

新世代!キャデラック新型エスカレードのスペック、走行性能は?

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▼キャデラック新型エスカレードのパワートレインとスペック

▽日本仕様

  • 【6.2Lガソリン】
    V型8気筒 6.2Lガソリン
    出力:416ps/63.6kgm
  • トランスミッション:10速AT
  • 駆動方式:4WD

▽海外仕様

  • 【エスカレード-V】
    V型8気筒6.2Lスーパーチャージャー
    出力:691ps/90.2kgm

▽電気自動車

  • 電気モーター×2
  • 出力
    通常時:689ps/85.0kgm
    「Velocity Max」モード時:760ps/108.4kgm
  • 0-96km/h加速:5秒未満
  • バッテリー容量:200kWh
  • 航続距離:724km
  • 駆動方式:4WD

キャデラック新型エスカレードには、6.2Lのガソリンエンジンが設定されています。

 

6.2Lガソリンエンジンは、可変バルブタイミング、アイドリングストップ、気筒休止システムを採用することにより環境性能を向上。

  

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トランスミッションに多段化をすすめた最新の10速ATを採用することにより、エンジンパワーを最大限活かすことができるようになっています。  

 

その他、新型エスカレードはリアサスペンションに独立式を採用し、マグネティックライドコントロールシステムを採用することで、キャデラックが「劇的」と表現する乗り心地の改善を実現。

 

加えて、エアライドアダプティブサスペンションも採用され、ハイウェイで車高を低くして安定性を向上するほか、乗車時に51mmダウンすることにより乗り降りがしやすくなっています。

 

また、オフロード走行時には車高をあげて地上高を拡大することもできるようになっており、新型エスカレードでは電子式リミテッドスリップディファレンシャルも設定されています。

 

キャデラック新型エスカレードを試乗動画でチェック!

 

走り重視!キャデラック新型エスカレードの燃費は?

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▼キャデラック新型エスカレードの燃費

  • 6.2Lガソリン:17mpg(約6.8km/L)
  • ※参考
    ・エスカレード(前モデル)
     6.2Lガソリン:17mpg(約7.2km/L)

キャデラック新型エスカレードの燃費は、ボディサイズを拡大することで前モデルからダウンしています。

 

前モデルは6.2L自然吸気エンジンエンジンにより米国値約7.2km/Lとされていましたが、新型エスカレードでは約6.8km/Lとなっています。

  

最新システム!キャデラック新型エスカレードの安全装備は?

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キャデラック新型エスカレードには、キャデラックの誇る半自動運転技術「スーパークルーズ」が採用されています。

 

「スーパークルーズ」は、北米市場で初めて手放し運転が認められた運転支援システムです。

 

システムにはLiDAR(センサー)やドライバーコーションシステム、高精度GPSなどが組み合わせられ、ハイウェイにおいてハンズフリードライビングを利用することができるようになっています。

  

大きく!キャデラック新型エスカレードのサイズ、車体設計は?

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▼キャデラック新型エスカレードのボディサイズと比較

  • 【エスカレード】【日本導入】
    全長×全幅×全高:5400×2065×1930mm
    ホイールベース:3060mm
  • 【エスカレードESV(ロングホイールベース】
    全長×全幅×全高:5765×2065×1940mm
    ホイールベース:3405mm
  • 【エスカレードIQ(電気自動車)】
    全長×全幅×全高:5697×2065×1935mm
    ホイールベース:3460mm
  • ※参考
    ・エスカレード(前モデル)
     全長×全幅×全高:5195×2065×1910mm
     ホイールベース:2950mm
    ・キャデラックXT6
     全長×全幅×全高:5060×1960×1775mm
     ホイールベース:2865mm

キャデラック新型エスカレードのボディサイズは、フルサイズSUVとして設計されていた前モデルから、さらに拡大されています。

 

下位モデルで同じく3列シート7人乗りに対応する「XT6」と比較すると、全長が340mm、全高が105mm大きく、最上級SUVとしての快適な空間がつくられています。

  

キャデラック新型エスカレードの価格は?

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▼キャデラック新型エスカレードの価格

  • プラチナム:1740万円
  • スポーツ:1800万円

キャデラック新型エスカレードの価格は、日本で1740万円からとされています。

 

グレードには「プラチナム」のほか、専用装備を採用し存在感をアップした「スポーツ」が設定され、60万円の価格差となっています。

 

いつ?キャデラック新型エスカレードの発売日は?

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キャデラック・エスカレードに新設定された「エスカレードIQ」は、2024年夏から生産が開始され、2024年末から納車が開始されます。

 

キャデラックはブランドのフラッグシップであるエスカレードに電気自動車を設定することで、さらなる魅力をアピールしていく予定です。

 

キャデラック・エスカレードを「おさらい」

▼キャデラック・エスカレード(初代)

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キャデラック・エスカレード(Cadillac Escalade)は、ゼネラルモーターズ(GM)の高級ブランドであるキャデラックが製造するフルサイズSUVです。

 

初代は1999年に登場し、ライバルであるフォードグループのリンカーンが1997年に発売した「ナビゲーター」に対抗するモデルとして企画。

 

同じGMグループのGMCが販売していたラグジュアリーSUV「ユーコンデナリ」をベースに開発することで企画から10ヶ月で発売されましたが、外観がベースモデルに近かったことから高価格がユーザーに受け入れられず、1年ほどで販売が終了されました。

 

▼キャデラック・エスカレード
(2代目/上画像:ロングボディ/下画像:ピックアップ)

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2003 Cadillac Escalade EXT.JPG

2代目は2002年登場し、ボディタイプには新たにロングボディとピックアップを設定。

 

前モデルの反省から、デザインはベースとなるシボレー「タホ」、GMC「ユーコン」から大きく差別化され、高級時計ブランド「ブルガリ」のアナログ時計を装着するなど装備も見直し。

 

これにより販売が拡大し、高級SUVとしての知名度がアップしました。

 

▼キャデラック・エスカレード(3代目)

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3代目は2006年に販売が開始され、米国のカスタム車人気にあわせ22インチの大径ホイールを設定するなどさらに上級化。

 

2008年の改良では、可変ショックアブソーバー「マグネティックライドコントロール」を採用するなど、オンロードで乗り心地が重視されました。

 

▼キャデラック・エスカレード(4代目)

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前モデルとなる4代目は2015年に発表。

 

GMグループの新しいプラットフォームを採用することで乗り心地を向上。

 

2017年の改良ではトランスミッションが6速ATから8速ATに変更され、走行システムにローモードが設定されるなど、走りがアップデートされていました。 

 

新型キャデラック・エスカレードについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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