フォルクスワーゲンが、コンパクトカー「ポロ」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたVW新型ポロについて、スペックや価格などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】Ready 2 Discover採用!VW「新型ポロ」改良日本発売!
- フォルクスワーゲン新型ポロの【主な変更点まとめ】
- アップ!フォルクスワーゲン新型ポロの価格は?
- 先進的!VW新型ポロの外装(エクステリア)デザイン
- 使いやすく!VW新型ポロの内装(インテリア)デザイン
- 軽快!VW新型ポロのエンジンとスペックは?
- フォルクスワーゲン新型ポロを試乗動画でチェック!
- 走り両立!フォルクスワーゲン新型ポロの燃費は?
- 充実!フォルクスワーゲン新型ポロの安全装備は?
- 広く!フォルクスワーゲン新型ポロのボディサイズは?
- フォルクスワーゲン新型ポロの発売日は?
- フォルクスワーゲン・ポロを「おさらい」
【最新情報】Ready 2 Discover採用!VW「新型ポロ」改良日本発売!
▼フォルクスワーゲン新型ポロの画像
フォルクスワーゲンが、「ポロ」の改良日本発売を発表しました。
フォルクスワーゲン・ポロは、「ゴルフ」と並ぶフォルクスワーゲンの主力として販売され日本でも人気のモデルとなり、現行モデルは2018年3月にフルモデルチェンジしていました。
改良された新型ポロでは、最新インフォテイメントシステム「Ready 2 Discover」を全グレードに標準採用し、エントリーグレード「TSI Trendline」以外のグレードに「Discover Media」がオプション設定されています。
「Ready 2 Discover」では、内蔵通信モジュール、MP3/WMA 再生、AM/FM、ワイド FM 対応、Bluetooth オーディオ/ハンズフリーフォン、コネクティビティ機能「App-Connect」により利便性をアップ。
その他、新型ポロでは「TSI Trendline」にオートライトやレインセンサー、アレルゲン除去機能付フレッシュエアフィルターを、量販グレード「TSI Comfortline」にLEDヘッドライトやスマートエントリー&スタートシステム「Keyless Access」を、上級グレード「TSI Highline」にはパドルシフトを標準設定し、装備を充実しています。
フォルクスワーゲン新型ポロは2020年12月17日に日本発売。価格は229万9000円~369万9000円となっています。
▼フォルクスワーゲンT-ロック
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▼フォルクスワーゲンT-クロス
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フォルクスワーゲン新型ポロの【主な変更点まとめ】
▼フォルクスワーゲン新型ポロの変更点
- 最新インフォテイメントシステム「Ready 2 Discover」を全グレードに標準採用。
エントリーグレード「TSI Trendline」以外に「Discover Media」をオプション設定 - 「TSI Trendline」に、オートライト、レインセンサー、アレルゲン除去機能付フレッシュエアフィルターを標準装備
- 「TSI Comfortline」に、LEDヘッドライト、スマートエントリー&スタートシステム「Keyless Access」を標準装備
- 「TSI Highline」に、パドルシフトを標準装備
▽2019年10月の変更点
- 特別仕様車「TSI Comfortline Limited」を設定。
LEDヘッドライトやスマートエントリー&スタートシステム"Keyless Access"などを標準装備
▽2019年1月の変更点
- 1.5 TSI Evoエンジンを搭載するポロTSI R-Lineを新設定。
R-Line専用エクステリアを採用
▽現行モデルフルモデルチェンジ時の変更点
- フルモデルチェンジし6代目に
- 最新のプラットフォームを採用することにより、前モデルからホイールベース、室内空間を拡大
- 2Lエンジンを搭載したポロGTIを設定
- 3ドアモデルを廃止
アップ!フォルクスワーゲン新型ポロの価格は?
▼フォルクスワーゲン新型ポロの価格
- Trendline:229万9000円
- Comfortline:259万9000円
- Highline:284万9000円
- R-Line:310万9000円
- GTI:369万9000円
フォルクスワーゲン新型ポロの価格は、装備の充実により前モデルからアップしています。
アップ幅はエントリーグレード「Trendline」で13万6000円とされ、充実した装備がアピールされています。
▼参考:ポロ(前モデル)の価格
- TSI Trendline:2,163,000円
- TSI Comfortline:2,372,000円
- TSI Comfortline Limited:2,599,000円
- TSI Highline:2,733,000円
- TSI R-Line:3,041,000円
- GTI:3,557,000円
先進的!VW新型ポロの外装(エクステリア)デザイン
▼フォルクスワーゲン新型ポロの画像
フォルクスワーゲン新型ポロの外装は、前世代からボディサイズを拡大しながらも、よりスポーティなデザインに仕上げられています。
ルーフは前世代より若干低くすることで、ワイド&ローのスタイルを強調。
▼新型ポロR-Lineの画像
ポロR-Lineでは、エクステリアを専用デザインの17インチアルミホイールやツインエキゾーストフィニッシャーでドレスアップし、リップスポイラー&リアスポイラー、ブラックサイドスカートなどをセットにした「R-Lineパッケージ」を採用。
▼フォルクスワーゲン新型ポロGTIの画像
ハイスペックモデルとなるポロGTIは、より迫力あるグリルやバンパーにより性能を表現。
スポーツスタイルを引き上げています。
▼新型ポロGTIの外装専用装備
- デイタイムランニングライト
- GTI専用エクステリア(ハニカムフロントグリル、フロント&リアバンパー、リアスポイラー、サイドスカート<ブラック>)
- クロームデュアルエキゾーストパイプ
- GTI専用スポーツサスペンション/“Sport Select”シャシー付スポーツパフォーマンスキット
- レッドブレーキキャリパー
- 215/45 R17タイヤ/7.5J×17アルミホイール(5スポーク)
フォルクスワーゲン新型ポロを前モデルと比較!
▼フォルクスワーゲン・ポロ(前モデル)
フォルクスワーゲン新型ポロを前モデルと比較すると、前モデルではコンパクトカーらしい馴染みやすさが表現されていましたが、新型ポロでは最新モデルとして先進性を持つデザインに。
ボディのデザインラインも印象を強くすることで、硬質感のあるスタイルになっています。
使いやすく!VW新型ポロの内装(インテリア)デザイン
▼フォルクスワーゲン新型ポロの画像
フォルクスワーゲン新型ポロの内装は、現行モデルでボディタイプから3ドアが廃止されたことにあわせ、5ドアボディに最適化されています。
内装は水平基調に変更され、扱いやすい高い位置にディスプレイを配置。
ラゲッジスペースは前モデルの280Lから351Lにスペースを拡大し、実用性をアップしています。
▼フォルクスワーゲン新型ポロGTIの画像
スポーツモデル新型ポロGTIの内装には、伝統的な「クラーク(チェック柄)」のシートを採用し、赤のアクセントをプラス。
人気のデジタルメーター「アクティブインフォディスプレイ」も設定され、先進的なドライブも楽しむことができるように。
また、日本初導入の「スマートフォンワイヤレス チャージング」を採用。ワイヤレス充電規格「Qi(チー)」に対応したスマホが車内で充電可能となっています。
▼ポロGTIの内装専用装備
- ダークティンテッドガラス(リア/リア左右、UVカット機能付)
- 2ゾーンフルオートエアコンディショナー(運転席/助手席独立調整、自動内気循環機能付)
- Volkswagen純正インフォテイメントシステム“Composition Media”(CDプレーヤー、MP3/WMA再生、AM/FM、ワイドFM対応、Bluetoothオーディオ/ハンズフリーフォン)
- スマートエントリー&スタートシステム“Keyless Access”/パドルシフト
- ドライビングプロファイル機能
- GTI専用ファブリックシート
- GTI専用レザーマルチファンクションステアリングホイール/GTI専用レザーシフトノブ/GTI専用ドアシルプレート
- アルミ調ペダルクラスター(アクセル/ブレーキ)
軽快!VW新型ポロのエンジンとスペックは?
▼フォルクスワーゲン新型ポロのエンジンとスペック
- 【ポロ(ベースモデル)】
直列3気筒1Lターボ
最高出力:95ps/5000-5500rpm
最大トルク:17.9kgm/2000-3500rpm
トランスミッション:7速デュアルクラッチ「DSG」 - 【ポロR-Line】
直列4気筒1.5Lターボ「1.5 TSI Evo」
最高出力:150ps/5000-6000rpm
最大トルク:25.5kgm/1500-3500rpm
トランスミッション:7速デュアルクラッチ「DSG」 - 【ポロGTI】
直列4気筒 2Lターボ
最高出力:200ps/4400-6000rpm
最大トルク:32.6kgm/1500-4350rpm
トランスミッション:6速デュアルクラッチ「DSG」 - 駆動方式:FF
フォルクスワーゲン新型ポロには、ベースモデルに1Lターボエンジン、ポロGTIに前世代から排気量をアップした2Lターボエンジンが搭載されていましたが、2019年の改良時に新しく中間となる1.5Lターボエンジンが設定されています。
▼フォルクスワーゲン製直列4気筒1.5Lターボ「1.5 TSI Evo」エンジン
1.5 TSI Evoは、気筒休止機能の「ACT(アクティブシリンダーマネージメント)」と高効率なコモンレール直噴技術を採用。
これにより150ps/25.5kgmを発生し、トランスミッションに7速DCTの「7速DSG」を組み合わせてパワフルな走りを実現するほか、環境性能が両立されています。
スポーツモデルのポロGTIは、前モデルで1.4Lスーパーチャージャー+ターボチャージャーエンジンから1.8Lのターボエンジンに変更されていましたが、新型ポロGTIでは2Lターボエンジンとすることでさらに走行性能を向上しています。
2Lエンジンは、日本初導入の「ミラーサイクル方式」を採用することで効率を高め、前モデルから8ps/7.1kgm出力を向上。
走行システムには、電子制御式XDSディファレンシャルロック、スポーツサスペンション、アクティブダンパーが選択できる“Sport Select”シャシー付スポーツパフォーマンスキット、ドライビングプロファイル機能を標準装備し、好みに応じたスポーティな走りを楽しむことができるようになっています。
フォルクスワーゲン新型ポロを試乗動画でチェック!
フォルクスワーゲン新型ポロは、試乗動画も公開されています。
クラスをこえた走りが高評価をうけています。
走り両立!フォルクスワーゲン新型ポロの燃費は?
▼フォルクスワーゲン新型ポロの燃費
- 1Lターボ+7速DSG:19.1km/L
- 1.5Lターボ+7速DSG:17.8km/L
- ポロGTI:15.4km/L
フォルクスワーゲン新型ポロの燃費は日本で19.1km/Lとされ、前モデルからボディサイズを大きくしながら、低下が抑えられています。
中間グレードとして設定されるTSI R-Lineでは、最高出力を55psもアップしながら、新世代エンジンの高効率により17.8km/Lとされています。
▼参考:フォルクスワーゲン・ポロ(日本前モデル)の燃費
- ポロ
1.2Lターボ+7速DSG:22.2km/L - ポロGTI
1.8Lターボ+6MT:15.9km/l
充実!フォルクスワーゲン新型ポロの安全装備は?
フォルクスワーゲン新型ポロの安全装備には、上位モデルに採用されている多彩な先進機能が搭載されています。
「アダプティブクルーズコントロール」では、機械式パーキングブレーキ採用のモデルで初めて自動停車と自動発進を行なう「Stop&Go」機能を備えています。
▼フォルクスワーゲン新型ポロの主な安全装備
- 歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ
- アダプティブクルーズコントロール
- リアトラフィックアラート付きブラインドスポットモニター
- セミオートマチックパークアシスト
- シティエマージェンシーブレーキ機能付き「Front Assist」
- 危険察知時にシートベルトやウィンドウを閉める「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」
- 歩行者衝撃緩和「アクティブボンネット」
- 全車速追従機能付「アダプティブクルーズコントロール」
- 「リアトラフィックアラート」(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)
- 「ブラインドスポットディテクション」(後方死角検知機能)
- 「駐車支援システム“Park Assist”」
広く!フォルクスワーゲン新型ポロのボディサイズは?
▼フォルクスワーゲン新型ポロのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4060×1750×1450mm
- ホイールベース:2550mm
- 参考
・VW・ポロ(前モデル)
全長×全幅×全高:3995×1685×1460mm
ホイールベース:2470mm
フォルクスワーゲン新型ポロのボディサイズは、前モデルから拡大され、全幅が1700mmを超えることで日本では5ナンバーサイズから3ナンバーサイズにアップしています。
ボディサイズにあわせてホイールベースも延長することで空間効率をアップ、室内が大きくとられています。
これについてフォルクスワーゲンは、「4代目ゴルフより全長は約100mm小さいが、室内空間は4代目ゴルフより大きい」と表現しています。
フォルクスワーゲン新型ポロの発売日は?
改良された新型ポロは、2020年12月17日に日本で発売されました。
フォルクスワーゲンは、サイズをアップしたことで主力モデルになったポロの装備を充実することで、ユーザーにアピールしていきたい考えです。
フォルクスワーゲン・ポロを「おさらい」
▼フォルクスワーゲン・ポロの歴代モデル
フォルクスワーゲン ポロ(Polo)は、1975年に初代が登場したコンパクトカーです。
フォルクスワーゲンは車名にゴルフやパサートなど風の名前を採用することが多いですが、ポロの車名の由来はボールを操る馬術競技のポロと旅行家のマルコ・ポーロからきており、風とは関係がないモデル名になっています。
フォルクスワーゲンの主力モデルであるゴルフと同様FFレイアウトを採用するコンパクトカーとされ、日本販売でも年間販売台数が1万台を超える人気モデルになっています。
ボディサイズは、モデルチェンジごとの変更幅が大きかったゴルフと比較してコンパクトなサイズを守り続けてきましたが、新型ポロではユーザーのニーズにこたえ大幅に変更されることになりました。
新型ポロについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!