BMWが、コンパクトSUV「X2」の新モデルを発表しました。
新モデルにより魅力をアップする新型X2について、エンジンやスペック、サイズなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】PHEV!BMW新型「X2 xDrive25e」発表!
- BMW新型X2の【主な変更点まとめ】
- スポーティ!BMW新型X2の外装(エクステリア)デザイン
- 高スペック!BMW新型X2 M35iを設定!
- オープン!BMW新型X2にカブリオレも追加予定!
- 最新装備!BMW新型X2の内装(インテリア)デザイン
- 取り回しUP!BMW新型X2のボディサイズは?
- 新世代!BMW新型X2のエンジンとスペックは?
- 完全EVも!BMW新型X2電気自動車版「iX2」も設定へ!
- 良好!BMW新型X2の燃費は?
- BMW新型X2のモデルバリエーションは?
- BMW新型X2の走りを試乗動画でチェック!
- 最新システム!BMW新型X2の安全装備は?
- BMW新型X2の価格は?
- BMW新型X2の発売日は?
【最新情報】PHEV!BMW新型「X2 xDrive25e」発表!
▼BMW X2 xDrive25eの画像
BMWがコンパクトクーペSUV「X2」に設定する、「X2 xDrive25e」を発表しました。
▼BMW新型X2 xDrive25eのパワートレインとスペック
- パワートレイン:直列3気筒 1.5Lターボ + 電気モーター
- システム出力:220ps/39.3kgm
- トランスミッション:6速AT
- 駆動:4WD(前輪をエンジン、後輪をモーターが駆動)
- EV航続距離:57km
新型X2 xDrive25eは、BMWブランド初のFFモデルとして製作された「2シリーズアクティブツアラー」からくる1.5Lターボエンジンと電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用し、前輪をエンジンが、後輪をモーターが駆動。
こりにより駆動方式は4WDとなり、充電した電力を使用したエコ走行と、モーターによる高い走行性能を楽しむことができるようになっています。
燃費は欧州値で1.9L/100km(約52.6km/L、充電電力使用時)とされ、販売は欧州で2020年後半から開始されます。
▼BMW X1
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BMW新型X2の【主な変更点まとめ】
▼BMW新型X2の変更点
- プラグインハイブリッドモデル「X2 xDrive25e」を発表
電気モーターを組み合わせた4WDにより、高い走行性能を発揮
▽2018年改良での変更点
- 最上級モデルとなる「X2 M35i」を設定。
専用チューニング2Lターボエンジン、スポーツサスペンション、専用エアロパーツを採用 - 初のディーゼルモデルとなるxDrive18dを設定。
高環境性能と力強い走りを両立
BMW新型X2は、BMWのSUVである「SAV」(スポーツ・アクティビティ・ビークル)のラインナップが、X5からX6、X3からX4とクーペSUVに派生したのと同じく、コンパクトSUVであるX1のクーペSUVバージョンです。
2018年には最上位モデル「X2 M35i」やディーゼルモデルも設定されています。
▼BMW新型X2動画
▼BMW新型X2の日本発表会動画
スポーティ!BMW新型X2の外装(エクステリア)デザイン
▼BMW X2
BMW新型X2の外装は、X1から全長が約80mm短縮されていることで、ボンネットが短くスポーティなスタイルになっています。
スポーツカーのようにフロントウィンドウには強い傾斜がつけられ、リアガラスも一般的なSUVから高さを短縮。
リアサイドウィンドウの後ろのCピラーにはBMWのエンブレムがアクセントに採用されており、BMWが過去に販売したクーペを思い浮かべるデザインになりました。
印象に残るちから強いデザインのヘッドライトには、LEDデイタイムランニングライトが一体化されています。
BMW新型X2をX1と比較!
▼BMW X1
▼BMW X2
BMW新型X2の外装をベースになったX1と比較すると、ルーフが低く、SUVらしいワイドさが強調されていることがわかります。
バンパーのデザインは、X1がグリルから下に広がるラインになっているのに対し、X2では逆に下から上方向に広がるラインになっており、ヘッドライトの印象が強く残るように仕上げられています。
高スペック!BMW新型X2 M35iを設定!
▼BMW新型X2 M35iの画像
BMW新型X2には、ハイスペックモデルとなるX2 M35iが設定されました。
新型X2 M35iは、エンジンに302psを発生する2Lツインターボを搭載。
トランスミッションに8速スポーツATを組み合わせ、専用設定が施されたMスポーツ・サスペンション、Mスポーツ・ディファレンシャル、Mスポーツ・ブレーキを採用することで、正確なトラクションコントロールを実現するとともに、コーナリング性能が高められました。
エクステリアには、ヘッドライトやフォグランプ、キドニーグリル、ミラー・キャップにMパフォーマンスモデル専用のセリウム・グレーを採用。
サイドエアインテークにはシャープな印象を際立たせるブレードデザインを用いたほか、より空力性能が高いMリアスポイラーを装備して、Mパフォーマンスモデルとしてのダイナミックさを際立たせるスタイルとされています。
オープン!BMW新型X2にカブリオレも追加予定!
▼BMW新型X2カブリオレの予想CG画像
BMW新型X2には、プレミアムコンパクトSUVの魅力を伸ばすX2カブリオレの設定が予定されています。
新型X2カブリオレは、オープンモデルもラインナップする同格の「2シリーズ」にあわせてラインナップすることで、ラグジュアリーなBMWコンパクトの魅力を引き上げます。
ラインナップ追加は2020年とみられており、ハイパフォーマンスモデルの設定も期待されています。
最新装備!BMW新型X2の内装(インテリア)デザイン
▼BMW X2
BMW新型X2の内装は、使い勝手が追求されたX1と似たデザインが採用されています。
駆動レイアウトが現行型で前輪駆動ベースになったX1と基礎を共有し効率が高められた空間に、6.5インチもしくは8.8インチの最新インフォテインメントシステムを搭載。
シートやインテリアには、コントラストステッチでスポーティなアクセントをプラス。
カラーヘッドアップディスプレイも採用されました。
リアシートは3分割の可倒式とされ、使用シーンにあわせた荷室容量の調整が可能に。
ラゲッジスペースは、全長が短縮されているためX1から35L小さくなっていますが、470Lの容量が確保されています。
取り回しUP!BMW新型X2のボディサイズは?
▼BMW X2
▼BMW新型X2のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4375×1825×1535mm
- ホイールベース:2670mm
- ※参考
・BMW X1
全長×全幅×全高:4455×1820×1610mm
ホイールベース:2670mm
BMW新型X2のサイズは、クーペスタイルとするためにX1から見直されています。
X2をX1と比較すると、全長を80mm短縮し、全高も75mm低くなっています。
両モデルはプラットフォームを共有しホイールベースは2670mmと同じ数値になっているため、X2では車体の前後が大きく短縮されています。
新世代!BMW新型X2のエンジンとスペックは?
▼BMW新型X2のグレードとパワートレインのラインナップ
- X2 sDrive18i
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:140ps/22.4kgm - X2 sDrive20i / xDrive20i
エンジン:直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:192ps/28.6kgm - X2 M35i
エンジン:直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:302ps/45.9kgm - xDrive18d
エンジン:直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:150ps/35.7kgm - xDrive25e
直列3気筒1.5Lガソリンターボ+電気モータープラグインハイブリッド
システム出力:220ps/39.3kgm
航続距離:57km - トランスミッション
8速AT or 7速DCT(1.5Lエンジン)or 6速AT(PHV) - 駆動方式:FF or 4WD「xDrive」
新型X2には新しく、ハイスペックなガソリンエンジンを搭載するM35iと、ディーゼルモデルxDrive18dが設定されています。
X2 M35iは45.9kgmの最大トルクを1750rpmの低回転から出力し、スポーティな走りを実現。
xDrive18dは、35.7kgmのトルクと高環境性能が魅力のモデルとして、仕上げられています。
既存の1.5Lターボエンジンは2WD用として用意され、2.2Lエンジンなみのトルクで新型X2を軽快に加速。トランスミッションにはダイレクト感のある7速デュアルクラッチを組み合わせ。
4WD用となる2Lターボは、500ccのトルクの余裕でちから強い走りの上位モデルとなっています。
トランスミッションには8速まで多段化されたオートマチックが搭載され、パワフルさと高い環境性能が両立されています。
完全EVも!BMW新型X2電気自動車版「iX2」も設定へ!
▼BMW新型X2EVのスクープ画像
BMW新型X2には、モーターのみを搭載する電気自動車の設定が予定され、開発が進行しています。
新型X2EVは、プラグインハイブリッド車「xDrive25e」をベースにしたテスト車両が確認され、「Electric Test Vehicle」のステッカーから完全な電気自動車となることがわかっています。
X2EVは、大容量のバッテリーを搭載することで400kmほどの航続距離を獲得するとみられ、BMWの主力電気自動車としてセールスされることになります。
良好!BMW新型X2の燃費は?
▼BMW新型X2の燃費
- 直列3気筒1.5Lガソリンターボ「sDrive18i」:15.6km/L
- 直列4気筒2Lガソリンターボ「xDrive20i」:14.6km/L
- 直列4気筒2Lディーゼルターボ「xDrive18d」:18.3km/L
BMW新型X2の日本燃費は、新設定された2Lディーゼルモデルで18.3km/Lまで改善されました。
ガソリンモデルは1.5Lターボモデルで15.6km/Lと、ベースとなるX1と同値になっており、スタイルで2モデルを選ぶことができるようになっています。
BMW新型X2のモデルバリエーションは?
新型X2のモデルバリエーションには、スタンダードのほか、他モデルでも人気のMスポーツ、そのさらに上級となるMスポーツXも設定され、各モデルの装備は以下の通りです。
- X2 M SPORT
ダークシャドウ外装パーツ
19インチホイール
ダコタレザーシート - X2 M SPORT X
フローズングレー外装パーツ
19インチホイール
アルカンターラコンビネーションシート
最上級モデルとなるX2MスポーツXには、前後バンパーとホイールアーチ、ボディサイドにフローズングレーのパーツが装備され、他モデルと大きく違う外観になっています。
BMW新型X2の走りを試乗動画でチェック!
BMW新型X2は、その注目度の高さから早速試乗動画が公開されています。
その走りの良さが評判になっています。
最新システム!BMW新型X2の安全装備は?
BMW新型X2の安全装備には、ブランドの先進システムが採用されています。
機能には、レーン・ディパーチャー・ウォーニング、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキが標準装備され、オプションでACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)も選択することができます。
さらに、「もしもの時に備える万全の安全性」と「カーライフを進化させる革新の利便性」を実現したBMWコネクテッド・ドライブも標準装備されました。
▼BMWコネクテッド・ドライブの機能
- BMW SOSコール
深刻な事故が発生した際、車両から自動的にSOSコールを発信。 - BMWテレサービス
車両が自動的に整備関連のデータを指定の正規ディーラーに送信し、より正確かつスピーディなサービスを提供。 - BMWリモート・サービス
スマートフォンを利用して、車外からベンチレーションを起動させたり、ドアのロックやロック解除が可能。 - BMWオンライン
車内のコントロール・ディスプレイから最新のニュースや天気予報を閲覧・検索。 - BMW APPs
専用アプリ「BMW Connected」より、車内ディスプレイを利用したTwitterの更新確認やテキスト読み上げなどに対応。
BMW新型X2の価格は?
▼BMW新型X2の価格
- X2 sDrive18i:439万円
- X2 sDrive18i MスポーツX:484万円
- X2 xDrive20i MスポーツX:518万円
- X2 xDrive18d:534万円
- X2 M35i:684万円
BMW新型X2の日本価格は、439万円からとなっています。
この価格は、ベースになっているX1のスタート価格から20万円ほど高価な設定となっていますが、上位モデルではX3とX4の差が約80万円、X5とX6が約60万円となっていたため、価格差が小さくなっています。
BMW新型X2の発売日は?
BMW新型X2に設定が予定されるPHEVモデルは、2020年後半の欧州発売が予定されています。
BMWは人気モデルになったX2のラインナップを充実させることで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
新型BMW X2については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!