ホンダが、コンパクト電気自動車「ホンダe」の日本発売を発表しました。
新世代技術により魅力をアップした新型ホンダeについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代電気自動車!新型「Honda e」日本発売!
- 新型ホンダeの【特徴まとめ】
- 451万円から!新型ホンダeの価格は?
- レトロ!新型ホンダeの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!新型ホンダeにミラーレス採用!
- 全7色!新型ホンダeのボディカラーは?
- コンパクト!新型ホンダeのボディサイズは?
- 先進的!新型ホンダeの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!新型ホンダeのパワートレインとスペックは?
- 街乗り重視!新型ホンダeの航続距離、充電時間は?
- 新型ホンダeを試乗動画でチェック!
- 最新機能!新型ホンダeの安全装備は?
- ついに!新型ホンダeの日本発売日は?
【最新情報】新世代電気自動車!新型「Honda e」日本発売!
▼新型ホンダeの画像
ホンダが、電気自動車「ホンダe(Honda e)」の日本発売を発表しました。
ホンダeは、ブランドの次世代主力電気自動車として2017年の東京モーターショーに出展されていたコンセプト「アーバンEV」市販モデルとなっています。
新型ホンダeは、最新の電動パワートレインを採用するほか、ワイド大画面ディスプレイやミラーレス技術など、新世代の技術が詰め込まれたモデルに仕上げ。
新型ホンダeの日本発売日は10月30日。価格は4,510,000円~4,950,000円となっています。
▼新型ホンダeの動画
新型ホンダeの【特徴まとめ】
▼新型ホンダeの特徴
- 新世代の主力となるコンパクト電気自動車として制作
- エネルギー密度が高く、車両パッケージングに優れた新型バッテリーを搭載
- ドアミラーの換わりとして両側フロントドアに小型カメラを設置する「ミラーレス」技術を標準採用
- 大画面メーター&インフォテイメントディスプレイ、バックミラーディスプレイとあわせ、室内前側すべてをディスプレイで構成
- 「OK、Honda」の呼びかけから音声コマンドを使用できる新しいパーソナルアシスタントシステムを採用
- 駐車支援システム「Honda パーキングパイロット」を初搭載。
駐車したい場所を選定しボタンを押すだけで、アクセル、ブレーキ、ハンドルやシフトを自動制御
451万円から!新型ホンダeの価格は?
▼新型ホンダeの価格
- Honda e(ベースモデル):451万円
- Honda e Advance:495万円
新型ホンダeの価格は、日本で451万円からとなっています。
ベースグレードと上位グレード「Advance」では最高出力とタイヤサイズで差別化され、ベースグレードが最高出力136ps&16インチタイヤ、「Advance」で最高出力154ps&17インチタイヤとなります。
この価格はコンパクトカーとして高価になりますが、ホンダは特徴的なデザインや最新の技術を採用したプレミアム電気自動車としてアピールしています。
レトロ!新型ホンダeの外装(エクステリア)デザイン
▼新型ホンダeの画像
新型ホンダeの外装には、過去人気になった「シティ」や「N360」からくる親しみやすいデザインが採用されています。
ヘッドライトはレトロな丸型とされ、ボディラインも滑らかに仕上げ。
充電コネクタを接続するポートは、ボンネットに配置。
フロントのドアハンドルは、走行時にドア内部に収納することで空力性能を高めるようになっています。
車両は、Hondaスマートキーを持って近づくと自動でアウターハンドルがポップアップし、ドアハンドルに触れるだけでドアロックを解除。
またクルマへ乗り込みドアを閉めると、乗車したことを検知し自動でパワーがオンとなり、ドライバーはシートベルト着用後にDレンジボタンを押し、アクセルを踏むだけで走行が可能に。降りる際も、降りてドアを閉めると自動的にパワーオフとなる等、限りなくシームレスな乗り降りが可能となっています。
リアは、ドアハンドルを後部ピラーに近い位置に配置することで、2ドア車に近いスタイルになっています。
▼参考:ホンダ・アーバンEVコンセプト
このデザインの多くは、2017年東京モーターショーで公開されていたコンセプト「アーバンEV」から引き継いでいますが、コンセプトで3ドアとされていたボディは5ドアに変更され、実用性がアップされています。
最新装備!新型ホンダeにミラーレス採用!
新型ホンダeには、サイドミラーをデジタルカメラに置き換えミラーレスとする「サイドカメラミラーシステム」が標準採用されています。
「サイドカメラミラーシステム」は、空力を追求する上で大きな障害になっていたサイドミラー部分を小型のカメラに変更することで、電気自動車であるホンダeの航続距離延長に貢献。
同時に、高いデザイン性を追求するホンダeの魅力を引き上げる装備とされています。
全7色!新型ホンダeのボディカラーは?
▼新型Honda eのボディカラー一覧
- プラチナホワイト・パール【オプション】
- チャージイエロー(Honda新色)
- ルナシルバー・メタリック
- モダンスティール・メタリック
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムクリスタルブルー・メタリック【オプション】
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック【オプション】
新型ホンダeには、7色のボディカラーが用意されています。
ボディカラーではホンダeの先進性や軽快さが表現されるほか、シックなカラーも用意され、オーナーの好みにあわせて選択することができるようになっています。
コンパクト!新型ホンダeのボディサイズは?
▼新型ホンダeのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3895×1750×1510mm
- ホイールベース:2530mm
- 車重
ベースグレード:1510kg
Advance:1540kg - タイヤサイズ
ベースグレード:F 185/60R16、R 205/55R16
Advance:F 205/45ZR17、R 225/45ZR17 - 乗員:4人乗り
- ※参考
・ホンダ フィット
全長×全幅×全高:3990×1695×1525mm
ホイールベース:2530mm
車重:1010kg
新型ホンダeのボディサイズは、コンセプトモデルで採用されていた3ドアボディから5ドアに変更されたことで、同ブランドのコンパクトカー「フィット」に近い設計となっています。
しかし、フィットより全長と全高を抑えることで軽快さを表現するとともに空気抵抗を低減し、最小回転半径も4.3mと使いやすく。
プラットフォームは、電気自動車用として完全新設計されたものとされ、バッテリーをホイールベースの中央に配置することで前後重量配分50対50を実現。
四輪独立サスペンションには、軽量化と性能や効率を高めるために、鍛造アルミが使用されています。
先進的!新型ホンダeの内装(インテリア)デザイン
▼新型ホンダeの画像
新型ホンダeの内装は、先進技術と質感の高い素材により、上質な設計とされています。
運転席と助手席の前には、12.3インチの大型ディスプレイ2つを組み合わせた「ワイドスクリーン Honda CONNECT ディスプレー」と、6インチの「サイドカメラミラーシステム」用ディスプレイ2つを搭載。
バックミラーにもカメラで撮影した映像を表示するディスプレイが採用されたことで、室内で目線の先に配置されるものはすべてディスプレイになっており、多彩な情報をわかりやすく表示します。
また、直感的かつマルチタスクの操作が可能とされ、「OK、Honda」と呼びかけることでキャラクターが7つの表情で反応したりするホンダの新しいパーソナルアシスタントシステムにより、コネクテッドサービスをはじめとするさまざまな機能に対応。
専用アプリをダウンロードすることでスマートフォンをデジタルキーとして使用できるとともに、国産車で初めてパワーオンまで行うことが可能に。
音響は「Advance」グレードに、376Wのプレミアムサウンドシステムが搭載されています。
シートは、上級セダン「アコード」のフレームを使用することにより、広々とした座り心地を実現。
ルーフには、紫外線や赤外線をカットするガラスを採用したサンシェード付きのスカイルーフを装備することで、開放感をアップしています。
ラゲッジスペースは、コンパクトカーながら通常時171L確保され、後席を折りたたむことで最大861Lを使用できるようになっています。
▼新型ホンダeの内装動画
力強く!新型ホンダeのパワートレインとスペックは?
▼新型ホンダeのパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター
- モーター出力(2種)
Honda e(ベースグレード):136ps/32.1kgm
Honda e Advance:154ps/32.1kgm - バッテリー容量:35.5kWh
- 0-100km/h加速:8.3秒
- 駆動方式:RR
新型ホンダeには、新開発されたEVパワートレインが搭載されています。
EVパワートレインは、高出力の電気モーターにより後輪を駆動し、高い走行性能を発揮。
最高出力は136psのベースグレード、154psの「Advance」で2パターン設定。最大トルクはいずれも3Lエンジンなみの32.1kgmとなり、アクセルを踏んだ瞬間から力強い走りが可能になっています。
このパワートレインは自由度が高い電動ならではの効率的配置とされ、室内空間の拡大にも貢献しています。
その他、新型Honda eでは、走行モードに「ノーマル」「スポーツ」の2種類を設定。
加えて、搭載する「シングルペダルコントロール」により、機能OFFのときは通常のAT車と同じく走行(クリープあり)、ONのときはアクセルペダルだけで停止まで減速(クリープなし)が可能となっています。
街乗り重視!新型ホンダeの航続距離、充電時間は?
▼新型ホンダeの航続距離と充電時間
- バッテリー容量:33.5kWh
- 航続距離
Honda e(ベースグレード):283km
Honda e Advance:259km - 充電時間
・CHAdeMO急速充電:80%まで30分(202km走行分)
・普通充電(満充電まで)
3.2kW 9.6時間、6.0kW 5.2時間
新型ホンダeの航続距離は、283kmとされ、街乗りをメインとしたバッテリー容量となっています。
これに最新の充電技術を組み合わせることでCHAdeMO急速充電時間は30分で202km走行分とされ、使いやすさをアップ。
建物や家屋に給電するV2H(Vehicle to Home)や、機器などの電源となるV2L(Vehicle to Load)に対応することで、日常利用だけでなく停電など万一の際にも活躍することができるようになっています。
新型ホンダeを試乗動画でチェック!
新型ホンダeは、試乗動画が公開されています。
新世代のインフォテインメントシステムや電気自動車として力強い走りが高い評価を受けています。
最新機能!新型ホンダeの安全装備は?
新型ホンダeの安全装備には、「ホンダセンシング」が全車標準装着されています。
搭載されるホンダセンシングは、渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロールや前後誤発進抑制機能、オートハイビームの採用などにより、安全性を向上。
▼「Honda パーキングパイロット」
また、駐車支援システム「Honda パーキングパイロット」が初搭載され、6つのパターンの駐車、出庫モードに対応し、駐車したい場所を選定しボタンを押すだけで、4個のマルチビューカメラと12個のソナーで駐車枠や空間をクルマが認識し、アクセル、ブレーキ、ハンドルやシフト操作を担当することができるようになっています。
▼ホンダセンシング機能
- 衝突軽減ブレーキ<CMBS>
- 誤発進抑制機能
- 後方誤発進抑制機能
- 近距離衝突軽減ブレーキ
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- 渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール<ACC>
- 車線維持支援システム<LKAS>
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- オートハイビーム
ついに!新型ホンダeの日本発売日は?
新型ホンダeは日本で2020年8月27日に発表、10月30日に発売されます。
ホンダは装備を充実したコンパクトEVを設定することで、技術力をアピールしていく予定です。
新型ホンダeについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!