ダンロップが、新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」を採用した第1弾商品「エナセーブ NEXT II」を発表
走行性能を維持しながら、新次元に
ゴムの動きを最新鋭施設で解析!ダンロップ エナセーブ NEXT II
ダンロップ エナセーブ NEXT II 概要・改良ポイント・サイズ・価格
- タイヤのラベリング制度で最高評価となる転がり抵抗性能「AAA」、ウェットグリップ性能「a」を達成した低燃費タイヤ「エナセーブ NEXT」の後継となる、低燃費タイヤのフラッグシップ
- ゴムの構造解析を大型放射光施設「SPring-8」で、ゴムの運動解析を大強度陽子加速器施設「J-PARC」で行なう新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN(アドバンスド フォーディー ナノデザイン)」を採用した第1弾商品
- 11月1日発売
改良ポイント
- ADVANCED 4D NANO DESIGNのシミュレーションで分子設計した「新フレキシブル結合剤」を採用し、ゴムが変形したときにシリカとポリマーのあいだで局所的に発生する力を受け流してゴムの破壊を抑制
- エナセーブ NEXTで実現した「AAA-a」の転がり抵抗性能とウエットグリップ性能の評価をキープしつつ、耐摩耗性能をエナセーブ NEXTから51%向上
ダンロップ エナセーブ NEXT 2 サイズ・価格
- 195/65R15 91H
- 1サイズ
- 価格:2万1600円
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エナセーブNEXT:エナセーブ最高の燃費/ウェット性能!エナセーブNEXT
その後継モデルとなる「エナセーブNEXT2」では、これまで採用していた新材料開発技術「4D NANO DESIGN」を、「ADVANCED 4D NANO DESIGN」として進化
ゴムの構造解析を大型放射光施設「SPring-8」で、ゴムの運動解析を大強度陽子加速器施設「J-PARC」で行うことで、「AAA-a」の走行性能を維持しながら、タイヤライフを51%もアップした
最近の低燃費タイヤの性能改善は、走行性能アップからタイヤライフに注目がうつっていたので、これから採用製品が増えてくるダンロップの「ADVANCED 4D NANO DESIGN」は大きな効果を発揮しそう
現在タイヤサイズは前モデルと同じく、トヨタ「プリウス」などに装着できる1サイズのみになっているけれど、ラインナップ拡大も期待したいね