欧州でアルコール燃料を買うには
バールで場所を聞いたりして、やっと見つけました。
SAPORI e DINTORNI CONAD(サポーリ エ ディントルニ コナード)。コナードのスーパー。
じゃ、入ります。
店舗の間口はそんなに大きくありませんが、
中に入ると裏切られる感じ。まずまずの売り場面積があります。
デリカテッセン兼ベーカリー? 量り売りの対面販売だけでなく、まさかここでという食品と出会いました。後で触れます。
やはりこの地はハムの種類が多い。
焼き菓子やシリアルなど、売っているものの種類は多彩です。
やはりフィレンツェは山側の土地なんだなと感じたのは…
生ソーセージなんて日本じゃ普通には売ってません。昔勤めてたステーキ屋で扱ってましたが、それですら冷凍でした。
精肉と加工肉の種類が多く、売り場も広いこと。
魚介類はほんの5、6種といった感じの品揃えでした。
こんなものも…
センマイでしょうか。牛の第三胃袋。
これは牛串かな。炙りたくなってしまうし…
卵やお米もありました。もちろんお酒も日用雑貨もありますが…
見間違ったかと思いましたが、そうではありません。寿司です。
値段はひとつめが7.5ユーロ、ふたつめが12.9ユーロ。900円と1540円というのはやはり高い…
寿司が置いてあるのはお子たちに見つかってしまった。
しかもこのスーパー、イートインコーナーがあったので…
こうなりました。わざわざ高い寿司をこの地で食べなくてもいいのに… (T.T)
…しかし
ひとつふたつ戴きましたが、けっこう美味しかった。日本とあまり変わらない感じです。
醤油のパッケージはこんな感じ。味ももちろん普通の醤油。
ところで…
ポンタシエーベのアグリ滞在時、スタッフさんに投げかけた質問に対し、
いただいていた答えを、ここで見いだすことができました。
値段は1.28ユーロで150円ちょっと。日本より安い。
やっと見つかった。燃料用アルコールです。
アグリでは「イタリアならある程度の大きさのスーパーに行けば買えるはず」と聞いてました。
その答えをいただく前、日本と同じだろうと考えローマでドラッグストアや薬局に行っても置いてなくて、
「Dove vendere alcolici per il carburante?(どこ行けば買えますか?)」と聞いても「わからない」と言われるだけ。
思い出すに、ローマのカリフールには置いていなかったんですが、あそこは店舗が小さかったということでしょう。
これでやっと日本から持ってきた、この装備を使うことができます。そろそろオリーブオイルの味がしない料理も食べたかったし…
ミケランジェロ広場でエールを贈った話
フィレンツェ12番の路線バスは、終着地点に着きました。
我々の目的地でもあります。
Piazzale Michelangelo ミケランジェロ広場です。
12年前の夏、ヴェッキオ宮での挙式前に立ち寄って、記念撮影をしたのがここでしたが…
ダヴィデ像(レプリカらしいです)の前ではしゃぐ末子… (^_^;
ともかくここからの眺めは素晴らしい。
ヴェッキオ宮も然り。
ポンテヴェッキオも見えるとは、12年前は気付かずでした。
ドゥオーモをバッグに、2000年8月の画と…
2013年1月の画。
12年前とは立ち位置は別の場所です。その理由は後で。
2013年の夫婦を撮ってくれたカメラマンさんとママさんで♪
お兄ちゃん、撮ってくれてありがとね(^。^)
あと1ヶ月来るのが早かったら、この画がわが家の年賀状になったのかも。
家族写真を撮り終えてから、少し歩きます。
12年前に撮ったスポットは、ミケランジェロ広場の別のところにあるからです。
胴長リムジンが停まってます。
ここはミケランジェロ広場の中でも、フィレンツェの名所がいちばん見渡せる最高の一角。
この地で挙式したカップルが、記念撮影で訪れるお約束スポットということです。
我々の時と違うのは、彼らカップルは2組での合同挙式っぽかったこと。
おそらく華僑でしょう。参列者の付けているコサージュには真っ赤に金縁の札にやはり金色の漢字が見えたので。
我々夫婦と国は違えど、同じ地で結ばれた者同士であることに変わりなし。後ろ姿に「幸多かれ」と祈りました。
絶景を後にして、再び路線バスへ…
SMN(フィレンツェ)駅に戻ります。今度は13番路線。
この路線もヴィラ・コーラの前を通りました。すぐ近くにバス停もあったなぁ… (^_^;
トラムともすれ違いました。ローマのより新しくてカッコイイ♪
終着地点で路線バスを降りると…
ローマだけじゃありません。フィレンツェにも2階建てオープンバスが走ってます。
この時点で午後1時ちょうどくらい。
昼食をどうしようか迷いましたが、ポンタシエーベのアグリで駅前にスーパーがあると聞いていたので、
そこへ行ってみることに。
なかなか見つかりません。中華料理屋はあったんだけどなぁ…
ローマでマクドナルドを探した時も同じ。イタリアの景観保護の法的規制は強めですから仕方ないんですけど、
日本のコンビニやスーパーみたいにデカイ看板を立ててませんから、正直探しにくいです。
イタリアの自販機に無い大事な機能とは
ヴィラ・コーラを10時にチェックアウトして…
ホテルで呼んでもらったタクシーで、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ向かいます。
標識を見るに駐輪場らしい。海外ではサドルが盗まれやすく、外して持ち歩くのが常識と聞いてましたが、どの自転車も付けっぱなしでした。
この日は、午後3時半過ぎのテルミニ行きのユーロスター乗車までは自由です。
まずは手荷物預かり所を探します。
ありました。マクドナルドの先です。
預かり料は5時間まで5ユーロ。600円弱。4つの荷物を預けたので20ユーロ。支払いは荷物を引き取るタイミングで行います。
身軽になったところで、フィレンツェでもう一箇所だけ、
お子たちに見せたくて見せていなかったところへ…
ということでチケット購入。90分間有効で1.2ユーロです。
売店横には券売機もあったんですが、使わなくて正解だったかも…
このあとやっちゃいましたが、フィレンツェの自販機はお金を吸い込んで反応しないことがあります。
ローマでもそうみたいですが、どうもお釣りを出す機能がないらしい。
イタリアで自販機や券売機を使うなら、小銭を用意しておいたほうが良いみたいです。
で、乗るのは12番の路線バス。
バスの乗り方は有効時間が違うだけで、基本的にローマと同じ。
打刻機にチケットを入れれば、そこから90分の間は乗降自由。
ちなみにローマは100分で1.5ユーロですから、分単位での単価はフィレンツェ(ATAF社)のバスの方が安いです。
手ぶらでバスに乗り込んで、運転手からチケットを買うことも出来ますが…
その場合は2ユーロと高くなります。
アルノ川を渡ります。
フィレンツェの町中を走ったあと、勾配を登り始めたなと思ったら…
なんとヴィラ・コーラの横を走る路線でした。タクシーでなくバス使った方が安上がりだったなぁ… (^_^;
そして目的地へ。
間違いなくフィレンツェでナンバーワンの絶景ポイントでしょう。続きます。
水深2.4mでもダイブは禁止
1月3日、フィレンツェの朝です。
午前6時半だとほぼ真っ暗。
7時を過ぎてもこれくらい。
でもお子たちは、とっくに起きてました。
末子もデュプレックスの2階で寝たかったみたいですが、落ちるかもしれないので1階で寝かせてました。でも起きたら2階に直行です… (^_^;
7時半から朝食を申し込んであったのは正解でした。
今朝は地階まで、エレベーターで直行します。
ここは昨夜の夕餉でも通った回廊。
朝食も BISTORO LE POOL(レ・プール)で、ということです。
回廊の途中には、さまざまな宝飾物が展示されてますが…
棚の中の説明を見てみたかったけど、お子たちがどんどん先に行ってしまうし… (^_^;
実はこの回廊の途中、ビストロの他にももう一件、レストラン「イル・パシャ」もありますが、
シーズンオフの平日ですからね。この照明が点いてるだけで休業してました。
ちなみに「イル・パシャ」とは、ここに来訪したことのあるエジプト総督の名前だそうです。
この先の階段を上がればビストロ。
着いてみると、昨夜のブルーにライトアップされたプールとはまた違う趣き。
湯気が立ちこめてます。まさか温水プール? と思いましたが…
色気より食い気。まずは朝食です。
もちろん、ここの朝食もビュッフェスタイル。
嬉しいことに肉だけでなく、魚介メニューの揃えもありました。
イタリアのマナーとして、山の幸のハムと海の幸の魚は別皿にて戴くべきなんでしょう…
久しぶりの魚介であるスモークサーモンを見た嬉しさで、何も考えずに同じ皿に盛ってしまいました… (^_^;
パパもテーブルマナーの学びを見直したほうが良さそうですが…
キミにはナイフとフォークの使い方をはじめから教えないと… (^_^;
早々にお腹が満たされたお子たちの興味は、すでに外へ向いていますが…
まるまる1日ぶりのフレッシュな生野菜です。
ママのお茶とパパのサラダが終わるまで、待っててね。
…で、食後に外へ。
やはりお子たちが気にしていたのはプール。
日本より暖かいとは言えさすがに冬期ですし、水に入る場としての営業はしていないんでしょう。
手を入れてみたら、屋内プールより冷たい感じ。20度前後かな。
目で楽しむ要素ということでしょう。気温と水温の差で湯気が見えてるだけみたい。
しかしこのプール、最深部は2.4メートルもの深さがあるそうです。
要スイムキャップ着用。飛び込み禁止など、日本のプールと同じような内容が看板に書かれてました。
そろそろ現実に戻ろう。
部屋に戻ったら荷造りだしね… (^_^;
午前6時半だとほぼ真っ暗。
7時を過ぎてもこれくらい。
でもお子たちは、とっくに起きてました。
末子もデュプレックスの2階で寝たかったみたいですが、落ちるかもしれないので1階で寝かせてました。でも起きたら2階に直行です… (^_^;
7時半から朝食を申し込んであったのは正解でした。
朝食も BISTORO LE POOL(レ・プール)で、ということです。
回廊の途中には、さまざまな宝飾物が展示されてますが…
棚の中の説明を見てみたかったけど、お子たちがどんどん先に行ってしまうし… (^_^;
シーズンオフの平日ですからね。この照明が点いてるだけで休業してました。
ちなみに「イル・パシャ」とは、ここに来訪したことのあるエジプト総督の名前だそうです。
この先の階段を上がればビストロ。
着いてみると、昨夜のブルーにライトアップされたプールとはまた違う趣き。
湯気が立ちこめてます。まさか温水プール? と思いましたが…
色気より食い気。まずは朝食です。
もちろん、ここの朝食もビュッフェスタイル。
嬉しいことに肉だけでなく、魚介メニューの揃えもありました。
イタリアのマナーとして、山の幸のハムと海の幸の魚は別皿にて戴くべきなんでしょう…
久しぶりの魚介であるスモークサーモンを見た嬉しさで、何も考えずに同じ皿に盛ってしまいました… (^_^;
パパもテーブルマナーの学びを見直したほうが良さそうですが…
キミにはナイフとフォークの使い方をはじめから教えないと… (^_^;
早々にお腹が満たされたお子たちの興味は、すでに外へ向いていますが…
まるまる1日ぶりのフレッシュな生野菜です。
ママのお茶とパパのサラダが終わるまで、待っててね。
…で、食後に外へ。
やはりお子たちが気にしていたのはプール。
日本より暖かいとは言えさすがに冬期ですし、水に入る場としての営業はしていないんでしょう。
手を入れてみたら、屋内プールより冷たい感じ。20度前後かな。
目で楽しむ要素ということでしょう。気温と水温の差で湯気が見えてるだけみたい。
しかしこのプール、最深部は2.4メートルもの深さがあるそうです。
要スイムキャップ着用。飛び込み禁止など、日本のプールと同じような内容が看板に書かれてました。
そろそろ現実に戻ろう。
部屋に戻ったら荷造りだしね… (^_^;
本格イタリアンは和食に通ずるものがある
フィレンツェのグランドホテル ヴィラ・コーラの夕食は…
ホテルのビストロで戴きます。
エレベーターでビストロへの回廊がある地階まで直行することも可能なんですが、
お子たちに鏡の間を見せたかったので、いったん降りました。
ビストロはヴィラ・コーラの本館でなく離れにありますが、
暖房の効いた地下の回廊を通って行くことが出来ます。
奥に出迎えのスタッフが見えました。到着です♪
ビストロの名は、「LE POOL(レ・プール)」
そのものズバリなネーミング。プールサイドのビストロです。
12年前、ヴェッキオ宮での挙式後にも、
新郎新婦、参列者である双方の両親と留学中のフランスから来てくれたママさんの友だちの7人で、
ここでブライダルランチを戴きました…
…が、ここにはいないある方にワインをたくさん進められ、飲み過ぎて潰れたという苦い思い出があります。それが誰かは敢えて語りませんが。
本当ならコース料理なんですが…
前菜の生牡蠣は人数分を具されましたが、お子たちは食べられず。親が戴きました。
末子はオムレツをお願いしました。
お姉ちゃんはリゾット。
ママさんはカネロニです。
カネロニとは筒状の平たいパスタ。ラザニアを巻いてあるモノと言ったらいいかな… それで肉を包んだ料理ということです。
ワタシはメニューからこれを見つけて懇願に近く、オーダーしました。
そろそろオリーブオイルに胃袋が疲れてきています。アーティチョークと魚のスープ。
口に入れた瞬間、期待以上の風味に驚きました。
まるでだしで取ったような上品で繊細な味と香り。和食と通じるものがあります。
これはありがたかったです。
食事を終えて部屋に戻ると…
午後9時前にはお子たちは寝てしまった…
1月2日はフィレンツェを、たくさん歩き回りましたからね。
明日はローマに戻ります。前泊ですが買い物くらい楽しめるかな…
床から天井まで隙がないホテル
12年前の挙式当日は支度を整えた後、ヴィラのサロンで記念撮影してから、
ミケランジェロ広場、そしてヴェッキオ宮へ向かいました。
サロンはいくつかありますが、いちばん大きい「鏡の間」
最近修復したらしく、新ロココとバロック調のオリジナル装飾が施されてます。
--- この上と下の画は12年前の挙式時のもの ---
この床には見覚えが…
「トランプの間」
--- 上の画も挙式日 ---
ワタシの家系、箱根寄木細工の職人です。自分も美大時代に寄木の手法を導入した作品造りをしてましたから、この床は強烈に憶えてました。
しかしさすがに今はオフシーズン。
サロンには、ワタシ以外の誰もいません。
別の趣向を凝らした「陶器の間」は…
サロン内のバールに変わってました。
ガラス製テーブルは、LEDのイルミネーションで変色して輝いてます。
お茶もいただけるようでしたが、有料なのか分からず…
ムラーノガラスのシャンデリアの上には天井画。
ゴージャスなサロンとの邂逅に圧倒され、改めて凄さを感じて部屋に戻ります。
やっぱりビール(笑)
イタリアのビールはすっきりしていて飲みやすいですし(^。^)
5つ星ホテルの内装とは
グランドホテル ヴィラ・コーラは、部屋しだいでフィレンツェの街並みを一望できると聞いてました。
12年前に泊まったスイートからは見えませんでしたが…
残念ながら今回も見えず。ホテルの建物として、前回と同じ方角の部屋です。
この眺めは記憶にあります。
そういやクローゼットまわりを、レビューしてませんでした。
そうそう、12年前にもバスローブがあったっけ。
そしてスリッパも。これ持ち帰りOKです。泊まる順序が逆だったら、ローマの無印でスリッパ買わなくても済んだのに… (^_^;
その隣の扉を開けると…
セキュリティーボックスやお茶の類と、写ってませんが下には冷蔵庫があります。
1泊だけだったし、これは使わず。
お茶の類は大人2人ぶん。4人で取った部屋ということです。
冷蔵庫の中味はこんな感じ。
ビールにジュースに、ベッドサイドに置いてあったのと同じ水も入ってます。2本目からは有料です。左奥の大きな水は持ち込んだもの。
スーツケーススタンドがあるのもありがたい。
部屋を出てみます。
102号室ですが1階じゃありません。
エレベーターももちろんありますが…
シャンデリアを見上げつつ、階段を1階へ…
いやいや、懐かしい。
「鏡の間」です。
他にも懐かしい場所と邂逅しました。どう懐かしいのかは次の更新で。
デュプレックスのあるキャンプ場ということだった
フィレンツェの五つ星、グランドホテル・ヴィラコーラのレビューは内容が濃すぎて、
まずは泊まった部屋からスタートします。
デュプレックスタイプです。
つまり一部屋に2階建形式。
部屋の入口横に階段があり、そこを上ると2階。
ロフトというよりも、もっと本格的な造り。メゾネットと言うべきか…
2階部分の天井は、180cmくらいの身長の方でも、頭をぶつけなくて済みそうなクリアランス。
ここは姉兄に占有されてしまった。
2階用のテレビもあります。
階下を見下ろすとこう。
再び階段を降りると…
2階の利用客用のバスルームがあります。
このバスルームには浴槽はありません。
ガラス張りのシャワースペースのみ。ここは使いませんでした。
当然のごとく、便器とビデが揃ってます。
かつて宿泊したことのある日本のキャンプ場にも、
デュプレックスと称しても良さそうなキャビンがあったことを思い出しました。
どこかというと…
大子広域公園グリンヴィラ。
ここのキャビンも2階部分がロフトと言うには、かなりしっかりした造りでしたし。
デュプレックスタイプと言ってもいいのかもしれません…
次にヴィラ・コーラのデュプレックス1階部分。
屋根付きベッドです♪ 12年前のスイートのに屋根はなかった記憶がありますが、流行りなのかも。
カーテンの曲線が美しい。
ベッドの前には椅子とスツールがあります。
2階のもそうでしたが、1階にあるテレビもサムスン製でした。日本メーカー、もうダメみたいです… (^_^;
なんと1階のベッドサイドにも、バスルームがあります。
こっちは浴槽付き♪ 滞在中はこっちのバスしか使いませんでした。
室内の空調も、自分で調整できます。
もちろんオフにすることも出来ます。
1階のベッドサイドにあった小物ですが…
まず水は500mlを人数分、無料でサービスです。
その後にあるのは、iPhone用のコネクタのある目覚まし時計兼ラジオ?
残念ながら4Sまでのインターフェイス。
仕方ありません。ここでもC型の変換プラグのお世話になります。
やはり長くなりました。次は室内からの眺めを報告し、その後でヴィラ・コーラ内の様子など。
12年前は清水の舞台から飛び降りたってこと
フィレンツェのドゥオーモに上れなかった理由なんですが…
ペコリ通りから来てしまったのが敗因でした。
大きな地図で見る
ドゥオーモと洗礼堂の間を抜けて行けば良かったんですが、ペコリ通りからまっすぐ来てしまった…
ここは建物内見学路の出口だった…
この巨大な建築物を迂回して、裏側の入口に行く気にはならなかったようです。
そろそろホテルのチェックイン時刻だしね。
ウフィッツィとドゥオーモ、フィレンツェには2つの宿題を残しました。3人のお子たちのうち、誰が解いてくれるでしょうか?
このあとはタクシーを拾い、ホテルへ。
グランドホテル ヴィッラ・コーラ。← 日本語表示のHPです。
12年前はここのスイートに泊まりました。ちなみにヴィラ・コーラは五つ星。
当時は代理店経由で明細を良く見てませんでしたが、上のリンクからスイートの宿泊料金を確認したら、
よくもまぁこんなところに泊まったものだとビックリしました。
12年前は普通の鍵だったけど、今はもちろんカードキー。
後で知りましたが、日本で予約していたのとは違う部屋に通されたようです。オフシーズンだったことが幸いしたかな♪
天井の近さの理由は次で触れます。
ここのホテルレビューは、更新2~3回分を要しそうです。
ピノキオの故郷とフィレンツェのドゥオーモ
先の更新の謎解きですが…
みなさんのご指摘とおりです。足下にボタンがあります。
しかしその場では、気付くまで1分ほどかかりました。手を洗わずに出てしまおうかと考えたくらい… (^_^;
さて食後に気になったお店へ。
コンドッタ通りを挟んでリストランテの真ん前にある、Bartolucci(バルトルッチ)
木工芸品屋さんかな?
ショーウインドウを見ると、子ども用の素朴なオモチャや可愛い小物などがたくさん飾られています。
ピノキオの意匠が目立つのは、ここフィレンツェがかの物語の舞台だから。
でもそれだけじゃありません。
これはすごい造り込み。木製のモーターサイクル。
合板でしょうが、エンジンのフィンも忠実に作られてます。
日本の湿気だと、板が曲がってフィンの間隔も狂ってしまうでしょう。
なんとチェーンまで木製。パーツの構成単位はホンモノのチェーンと同じと思われます。
ブレーキのディスクローターとキャリパーも、ちゃんとかみ合ってるし。
プライスタグがありました。
6000ユーロ。日本円で70万円ちょいです。
ここがピノキオの故郷であることも、店内の構えをこのように設える要素なのかも。
ゼペットじいさんの仕事場といった雰囲気です。
キュートな壁掛け時計がたくさん。
こっちは男の子向けかな?
お兄ちゃんが見つけたのは、どうも輪ゴム鉄砲っぽい。
かなり長めのゴムが必要だなぁ…
ピノキオの顔出し看板は、長い鼻付きでした(笑)
鼻は眉間のあたりから固定されてます。末子の顔にジャストサイズ(笑)
さて次の目的地に向かう前に…
街中の両替屋ですが…
割りとお得な感じです。
10,000円で80ユーロということは、1ユーロ120円。
銀行系の両替窓口もありましたが、こっちは軒並み125円でしたから。
手数料でどれだけ取られるかは分かりません。すでに現金分の日本円は、ローマで両替してしまったので…
…で、次の目的地はこちら。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。フィレンツェでドゥオーモと言えばここのこと。
ドゥオーモとは、イタリアの各都市で街を代表する教会堂を指します。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂はドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、
ジョットの鐘楼の三つの建物で構成されています。
これがドゥオーモ(大聖堂)。
ジョットの鐘楼。近すぎ・高すぎ。撮るのに首がイタイ…
そしてサン・ジョヴァンニ洗礼堂。
12年前もここに来ました。
挙式に参列してくれた、フランスに留学中のママさんの友達といっしょでしたが、
その時は夕方5時近くて、ドゥオーモには上れませんでした。
ジョットの鐘楼はまだ入場可能時間だったんですが、高い所は嫌いなので…
ワタシだけ下で待ってたなぁ…
お兄ちゃんがドゥオーモのてっぺんまで上ってみたいと言うので、
今回もやはりワタシだけ下で待つことにしましたが…
すごく単純な理由でダメでした… もう少し頑張っても良かったんですが、歩き回りすぎて疲れたかも。
イタリアのタッチレス水栓はどうやって水を出す?
気付けば午後1時を回ってました。
シニョーリア広場からチェルキ通りへ入り、コンドッタ通りとの交差点近くにヨサゲな感じのリストランテを見つけたので入ることに。
Il Cantastorie というリストランテ。
帰国後に調べたら、まずまずの評価のお店みたい。
毎週金・土曜の夜8時から、地元のミュージシャンのライブも開かれてるらしい。
親はビールとワイン。
モレッティの味が忘れられません。安いしスッキリしてるし、日記書いていてまた飲みたくなりました。
まずはパスタ。
同じトスカーナ地方でも、アグリの料理とは色が違います。日本でも食べたことのある、いわゆるイタリアンな味。
メインは鶏ササミとカジキのグリルと牛煮込み。家族で取り分けましたが、鶏がいちばん旨かったかな…
お子たちは水。もちろんノンガス。
ポテトばっかり喰ってるし… (^_^;
ところで、このリストランテでトイレを借りた時のことですが…
手を洗おうと思ったら、洗面台の蛇口にレバーがありません (?_?)
タッチレス水栓でもなさそうです。
うーん、困った… と思ってたら、答えは上の画にありました。さてどうやって水を出したのでしょう?
12年ぶりのヴェッキオ宮・挙式場所です
シニョリーア広場ということは、すなわちこの前ということ。
12年前の画…
2013年の正月の画。まさしく同じ場所。
ヴェッキオ宮です。
フィレンツェの盟主、メディチ家の居城にして、現在はフィレンツェ市庁舎として使われています。
12年前に、ここでパパとママは結婚したんだよ♪
中に入れそうです。行ってみましょう。
言葉を失いました。
こんなにすごかったっけ…
一部回収中の部分もありましたが、12年前はあまり見ていなかった気がします。忙しかったんですよね。
確か階段を上がって2階か3階あたりのSALA ROSSA(赤の間。別名「婚姻の間」)での挙式でした。
ひょっとしてあるかな~と思いつつ探すも…
たぶんここだろうという扉がこの奥のです。よくよく思い出すと「婚姻の間」は挙式する関係者以外は立ち入り禁止だった記憶が…
ちなみに挙式は市長代理の市議が執り行い、記録はフィレンツェ市に永遠に残っているらしい。
帰国後にフィレンツェ市発行の結婚証明書を添え、婚姻届を役所に出しました。
…しかし
赤の間を探している間に、無料開放ではないエリアにも入り込んでしまった。この後で怒られちゃいました (^_^;
再び入口近くに戻り、ツリーを発見。
もう正月過ぎです。プレゼピオ(生誕人形)はありません。
シニョリーア広場へ戻りますが、すごい人。
ヴェッキオ宮の横には、あのウフィッツィ美術館もありますが…
さすがに長蛇の列。
しかもこの列ですら、あらかじめ予約券を入手した人だけのものと分かりました。
この回廊の奥に、当日券を求める行列が、上の列の数倍の長さで続いています。
「キミたちが大人になったら、またパパとママを連れてきてね」ということに…
ヴェッキオ宮隣のロッジア・ディ・ランツィ(Loggia dei Lanzi ランツィの回廊)を見て、我々夫婦のある意味ルーツである地を後にします。
12年前はウフィッツィに入って、これのホンモノも観ました。当時は夫婦それぞれの父母が並んでくれての入館だったことを思い出しました。
ヴェッキオ橋と雨男・雨女
ポンタシエーベからフィレンツェに移動して、まずはホテルへ。
今回の旅行のメインステージですがホテルレビューは後ほど。間違いなく五つ星のスゴイところです。
チェックインには早い時刻のため、荷物だけを先に預けて、
フィレンツェ市街に向かいます。
タクシーでマッジョ通りのサンタトリニタ橋の袂まで移動しましたが、女性ドライバーで車体はプリウスアルファでした。
この細い路地を抜けると、それがあります。
PONTE VECCHIO(ポンテヴェッキオ)です。アルノ川を渡るフィレンツェ最古の橋。
河川の氾濫などで何度か建て直されていますが、現在の橋はなんと1345年に再建されたもの。
橋の上に宝飾店が林立しているのは有名ですね。
まさにウインドウショッピング(笑)
しかし橋の中央部は宝飾店が途切れており…
アルノ川を見渡すことができます。さっきタクシーを降りた、サンタトリニタ橋です。
16世紀、ルネッサンス後期にフィレンツェ盟主のメディチ家に庇護されていた芸術家、
ベンヴェヌート・チェッリーニの胸像があり、
その反対側には土産物を売る屋台。
増改築を繰り返したであろう橋上の建物の壁に、歴史を感じます。
スズメはイタリアではあまり見ませんでしたが、ここにはたくさんいました。
日本のと同じ羽根の色に見えます。
小雨がなかなか止みません。
ポンテヴェッキオを後に、次の目的地へ向かいますが…
ママさんが親戚への土産を買うのにヨサゲな店を見つけたので、お子たちとワタシでカフェに入り、買い物待ち。
オーダーが上手く伝わらず、1カップにジェラートをてんこ盛りにされましたけど… (^_^;
12年前は真夏の快晴でしたが、今回は雨。やはりお子たちは雨男・雨女みたいです。