オールドデジカメの色味 : カメラとワインと時々・・・・
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オールドデジカメの色味

最近オールドレンズならぬオールドデジカメという
言葉をよく耳にします。

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最新のミラーレス機に多種多様なオールドレンズを取り付けて
個性的な写りを楽しむのが、流行というよりカメラを楽しむうえで
一種の手法として定着してきているような感を受けます。
そこに最近は20年前の古いデジカメが持つ、ある意味不完全な写りを
楽しむこともちょっとした流行りとなっているようで・・・
SNS上で結構話題になってますし、実際に検索でヒットすることも
増えてきているようです。

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小生も元々古いフィルムカメラが好きで
好き好んで集めておりますが
ここ最近は古めのデジタル機も収集の対象として
勢力を拡大しつつあります。
特にNIKON機は、カメラとしての質感にも優れ
かつ、オールドニッコールとの相性も良く
使って楽しいカメラでもありますね。




実際に撮ってみて気付かされるのは
一つとして同じ写りはしないというくらい
機種ごとの写りの個性がはっきりしているという事です。




最近はオールドデジタル機の中でも
CCDセンサーを搭載したカメラが話題となっておりますが
小生としては2003年発売のNIKON D2H系に唯一搭載されている
ニコン独自開発?のセンサー”LBCAST”が印象に強く残ります。


そのD2Hにオールドニッコールを合わせると
予想しえない色味の画が撮れ、かなり楽しめます。
当時のカメラの性能では、ホワイトバランスを補正する能力が低いのか
特にオートホワイトバランスに設定すると
ほぼ狙った色味は出ないことが多いです。
あくまで小生の所有するカメラで
その事象が起きているので、個体差もあるかとは思いますが・・・

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そのD2Hで撮った画像をいくつか載せておきます。
併せたレンズは画像にもある通り
NIKKOR UD-AUTO 20mm f/3.5
補正無の画と補正有の画が混在してますが・・・

撮影時に色温度を敢えてかなり高めに振った状態で撮ったもの(約6300K)
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比較のためにオートホワイトバランスで撮影したものです。
偶然かもしれませんが、小生が狙った色味に近いものです。
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色温度を少し下げてみました(約4800K)
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RAW現像時にNXSTUDIO上で
彩度だけを補正した物です。
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かなり古いカメラですので、背面液晶では撮れ高が良く分からず
PCの画面に表示するまで不安ではあります。
フィルムカメラでフィルムを現像するまでやきもきするような感覚と似てます。


逆に何十枚か一枚に良い意味で予想を裏切る画が
撮れたりしてますので、今ではそれが楽しみになってますね。

スミマセン、いつもとりとめもない内容で・・・
思いついた時に記事にしているものですから・・・

いつもご覧いただき有難うございます。


by meursault0413 | 2024-02-07 23:05 | デジタルカメラ | Comments(0)