小説制作 カテゴリーの記事一覧 - カメリアの記事 cdnjsjsDeliverunpkgSelf hosted

カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

小説制作

腰を据えることと勇気を持つこと

今すぐ◯◯したい、という欲求は難しいものです 何をするにも時間のかかるものですから また、確実な手段があっても見えないものです その手段で失敗したら自分は完全否定されるのですから 何をするにもそうですが、腰を据えることと勇気を持つことが重要ですね

人称視点の間の関係

視点の人称間には関係があると思います 一人称で恋を知らない人の恋はうえんに描かれ、経験豊富なら「私は恋をした」と語ります 後者は「サラは恋をした」という客観的な三人称の語り口に似ています 逆に三人称で内心を詳細に書けば一人称に近づきます 自分…

長台詞の分割

台詞が100文字くらいになったので分割しました 予定になかった仕草を入れて、雰囲気が出たのか、無用なものだったのか、よく分かりません プロットに関わらないことを書かないよう注意を払っていますが、やむを得ないこともあるものです 悩ましいです

小説の下書きができない

小説制作をする人がしばしば下書きをすると聞く。文章表現を気にせず、話の展開をガシガシ書いていくようだ。中にはセリフだけで下書きして後に地の文で肉付けするとか。僕にはできない。 キャラクターがどんな反応をするのか、よくよく考えないと分からない…

ATOKで語彙力の開発

ATOKを使用することで、語彙力を効率的に開発できる。例えば、関連する言葉を連想し、新しい語を変換して辞書で確認することで、語意を深めることができる。ATOKは辞書機能を搭載しており、変換画面から直接アクセスできるため、学びをサポートする。

落書き - パンツァーの心得

パンツァーはプロット的な思考をしてはいけない 先々に何が起こると面白いかと考えてはならない 今書いている出来事に対して、次に何が起こったら面白いか、という視点が重要だ プロッターのように全体を通して面白さを出そうとしてはいけない 読んでいる今…

前兆要素(伏線のようなもの)

目次: 伏線 ヒント 予兆的示唆 リザーブ フラグ 伏線 機能 読者は回収されるまで気づかない 伏線は謎 答えが見えず難易度の高い謎 答えが明かされるまで答えの存在自体が不明 構成要素 伏線 伏線の答え 答えが判明する出来事 前兆の対象 テーマ テーマと同…

落書き - 2種類の創作者

ぼくの困りごと 小説制作をするのに2種類の人がいる。 成果物を喜ぶ人 制作過程を楽しむ人 前者は制作過程を楽しいとは感じていない。ニュートラルな感情を持っている。人によって楽しい寄りか苦痛寄りかの幅があるにしても。 後者は成果物にこだわらない。…

三人称視点について

僕が三人称視点でやっていることを挙げてみます。 三人称一元風視点 三人称なんですが、主人公に寄り添って書きます。自然とそうなります。コントロールしてません。で、しかし主人公のことばかりでなく、なんとなく他のキャラクター寄りの視点になったりし…

出来事の記憶ではなく、感情の記憶を残せ

クライマックスは苦労の積み重ねの上に成り立つ例えばサクセスストーリーでは何もなしに成功するより苦労したほうがいい 苦労は同じ出来事より異なる出来事のほうがいい同じ出来事で苦労するより様々な苦労を経験するほうが記憶に残る 出来事は同じ感情より…

小説的解釈「理工系のためのよい文章の書き方」

図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法 作者:福地 健太郎,園山 隆輔 翔泳社 Amazon 「理工系のためのよい文章の書き方」について小説制作に応用すべく注釈を加える。詳細については当該書籍を参考にされ…

魔法とロボの違い

魔法とロボには、原理か結果かの違いがある。原理とは根本であり原因だ。原理自体は面白みも何もないが、原理に従ってなんでも生み出すことができる。結果とは既に因果から導き出されてしまったもので、結果自体に変化はない。 魔法は原理だ。魔法を受け入れ…

報酬系を利用した面白さの考察

人は快感のために物語を読・視聴します。快感は報酬という形で与えられます。何か行動をした結果として得られる報酬が快感を呼ぶのです。このシステムは脳科学で報酬系と呼ばれています。これを利用することで物語を面白くできるのです。とは言えここで紹介…

単文と複文の効果

単文と複文の持つそれぞれの効果について気づいたことをまとめました。ここで言うのは「こういった傾向がある」くらいの意味です。 単文と複文の違いはテンポと速度感に出ます。音楽で考えると分かりやすいかもしれません。句点を一小節として考えます。 単…

行頭の字下げは必要か

行頭の字下げはこの文の先頭にある 1 文字分の空白のことです。行の始まりにはこの空白を入れる必要があります。空白を入れることを「字下げ」と呼びます。なぜ字下げするのかというと、文がページの下端で終わってしまった際に(縦書き)、次の文は改行して…

「◯◯感を感じる」の正体

ごく当たり前に「違和感を感じる」とか「距離感を感じる」とか耳にします。しかし「◯◯感を感じる」とすると重言のようになって気持ちわるい部分があるのも事実です。口語ではいいとしても、文章の中で使うのは抵抗があるかもしれません。 それにしても、そも…

ストーリープロッターを使った感想

日常的に思いついたシーンや出来事を「ネタ」として貯めておいて、プロットの中に組み込んでいく手法を基本としているようです。日頃からネタを思いつくタイプの人には都合のいいシステムだと思います。 プロットの追加で「超短編」から「超長編」までを選択…

僕の漢字とひらがなの使い分け

小説を書いているので漢字とひらがなの使い分けについては考えさせられます。当たり前に考えれば、読みやすいのが一番で、雰囲気作りが二番、といったところでしょうか。しかし、僕は小説を僕のために書いているので僕の好みを優先させたい部分があります。 …

物語上の大問題とは

小説制作で大問題を作ろうとしてラスボスに「魔界とこの世界を一つにする」などと言わせようとしたのですが、今ひとつ大問題という感覚が持てません。大問題だろうことは分かります。だけど感情的なところで問題を感じて焦燥感を抱いたりできないのです。 問…

自作品に満足できない理由が分かった

難しいことは考えないで書いてみよう、ということで書いた作品に全く満足できませんでした。いつぞや小説家になろうに投稿したものです。何が満足できないのか、ただ「簡単すぎる」というような理解しかありませんでした。しかし今日、その本当の答えが見つ…

作者の自由と読者の自由

趣味で小説を書く場でよく言われるのは「何を書いても自由だ」ということです。本当にそうでしょうか? 書く自由 何を書いたらいけないか、法律はないんじゃないでしょうか。よく知らないけど、聞かないからないでしょう。ハウツー本には「こう書きなさい」…

ファンタジーにプラスティック

ファンタジーにリアリティは必要か、という話を耳にします。プラスティックが存在したりしていいのか。議論するまでもないことですが、僕としては議論せねばいられない事情があります。 リアリティ まず「リアリティとは何か」をはっきりさせる必要がありま…

分からなくなってきたので物語ハウツー本の要点をまとめた

制作の始めはおよそ下のことについて考える。 キャラクター キャラクターの欲求を作る キャラクターが必要としているものを作る キャラクターの価値観を作る キャラクターの欠点を作る キャラクター同士の対比を見せるように作る ストーリー ストーリーを一…

アカシックレコードとはどんなものか

Wikipedia の項目「アカシックレコード」によれば冒頭に次のように書かれています。 アカシックレコードは、元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永…

「!」「?」「……」発音しない記号はなくしたい

京極夏彦が書かないポリシーだと語っていました。本物の作家みたいで格好いいですね。だから僕も取り入れることにしました。 努力はしている 地の文でそれとなく補ってなくすように努力しています。例えば下のような書き方。 「いや」――悲しげに――「それはで…

概要プロットをやっています

先日小説家になろうに投稿した第一話では失敗しましたので、第二話は概要プロットの段階で大きいサイズ(約 A0)のホワイトボードを使ってやっていきます。何事も大きい方がやりやすいというのは僕だけでしょうか。余白が十分にあると自由な発想ができている…

小説の PV そのものは無意味

小説の自作品を投稿しました。 PV が気になるところです。どれだけ読んでもらえるんでしょう。ところが、 PV は「どれだけ読んでもらえたか」を全く示していないのです。 ページのビュー ページを表示しただけで PV はカウントされます。つまり「一話だけ読…

一話だけ読んでくれた読者は喜ばしいか

昔ホテルでアルバイトをしていました。真面目な僕は思っていました。問い合わせの電話があった際など、お客様が関心を持ってくださっただけで嬉しい、と。サービス業、接客業としてあるべき姿だと思います。これは正しい。つまり一話だけ読んでくれた読者も…

自作品を自分なら読むのか

僕は自分にとって面白い作品を書こうとして書いているんですが、自分なら読むんでしょうか。思い描く最高の作品なら読むかもしれません。でも実際に書いて投稿しているのは妥協して出来上がった中途半端なもの。そんな出来損ないが面白いんでしょうか。 どう…

漢字と平仮名の割合

小説作品で漢字を開くか閉じるか(平仮名にするか漢字にするか)というのは一つの考えどころです。どう考えるか、一つには雰囲気作りがあると思いますが、大きなところでは読みやすさではないでしょうか。 たぶん 漢字と平仮名の量は 3:7 くらいが読みやすい…