春は寒仕込後に ~2012年味噌仕込~
2012年 02月 21日
これ以上あったかくなる前に、
とあわてて味噌を仕込みました。
本当は1月の末には仕込もうと思ってたんですけどねぇ。
インフルエンザ騒ぎやら、バザーとか
その後はヴァレンタインとか。
どたばたどたばた。
今年は2種類です。
米味噌と、豆味噌。
米はこっちに分量、載せました。
米味噌
料理名:米味噌
作者:カイエmama
■材料(-人分)
大豆(新豆) / 1キロ
乾燥糀 / 1キロ
塩(シママース) / 300g
唐辛子 / 適量
道具 /
保存容器 (甕3号・タッパー等) / 1個
重石2.5キロ / 1個
消毒用アルコールスプレー(焼酎など) / 適量
ラップ / 適量
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毎年毎年いろんな仕込み方を試してみてますが
今回のチャレンジは「こぼれ梅蓋」をやめてみたこと。
3年程、ずーっとこのこぼれ梅=味醂粕を蓋にして
カビ知らずだったんですが。
どーも・・・粕に一番おいしいエキスを吸われてしまっている気がして。
今年味噌は、カビとの戦いかも・・・?
さて。
豆味噌。
今年の初め、とても味噌仕込の勉強になる見学をさせてもらいました。
豆麹100%の味噌を手作りしてるというと
とても珍しがられ(笑)
大豆は蒸しなさい、とか
甕もいいけど時間かかるから、木桶がいいよとか
色々とタメになるお話を聞かせていただいたのです。
あぁ、時間が許せば、延々と勉強させていただきたかった!
設備があれば、
麹おこしからもっと本格的にやりたいものですけどねぇ。。。。
今年は2キロの大豆。
それだけをいっぺんに蒸すのも難しいので
やっぱり茹でました(爆)
この時の為だけに、この寸胴鍋が我が家にあるかも・・・。
1月の初めには
新しい切立てタイプの甕と重石を購入してあり、
昨日の夜から1晩水に浸した大豆を鍋で茹で。
をを、指で潰れるくらいになったわ^^
と甕を取り出したら。。。
なんと!
パキっとひびが!!!
一瞬、頭が真っ白になりました。
よく土鍋にひびが入ったら米のとぎ汁に浸すとか?
同じやりかたでいいかしら???
でも・・・・・この割れっぷりは・・・・。
と、とるものとりあえず、販売店に連絡。
何しろ1ヶ月前の購入だったのだけど
この時、箱がなく、新聞紙で包んだだけで
商品を渡されていたのよね・・・。
すると交換を受付けてもらえたのですけど。
「・・・在庫が、ありませんので、至急取り寄せします・・」
とのコト。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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大豆、もう茹で上がってるんですけどー!!!!
(号泣)
とお店に言ってもしょうがないので。
急遽、3年ものの豆味噌の入ってる甕をあけることにした。
年末にmeloさんにお送りするので味見してみたら
結構熟成しておいしかったから
いい頃合だろう。
どの道、この味噌、新味噌に練りこむつもりだったし。
木桶なんて、桶に麹菌が住むらしいけど
実は甕も同じように味噌が沁みている。
ということで特に洗わずに、消毒するだけで再利用。
共味噌は350g程度。
豆は潰しながら、更に煮込む。
全部潰してもこれだけ汁あり。
更に煮込む。
煮詰めて。
900ccくらいになったかな。
粗冷まししして人肌にし、
塩切り済の乾燥豆麹に加える。
そう。
ここでもう一つのテーマ。
大豆は茹でると、豆の栄養が水に流れ出てしまう。
だから蒸して、大豆丸ごとの栄養を仕込む。
と、以前からちらりと聞いたことがあったものの
やっぱり茹でていた私。
・・・ならさ。
茹で汁も全部使っちゃえばいいんじゃない?
どーせ、乾燥麹。
カラカラに乾いてるんだし。
大豆の茹で汁加えて、冬眠から醒ましてあげよう♪
そうして麹と水分が馴染んだら、
とも味噌と潰した大豆を加えてよく混ぜて味噌団子作り。
均して、鷹の爪をトッピング。
重石。
ラップ。
マーク。
さて。出来上がりは3年後。
楽しみです。
2012年豆味噌配合
大豆 2キロ
乾燥大豆麹 2キロ
塩(シママース) 450g
鷹の爪 適量
ちなみに米糀の大豆の茹で汁は
牡蠣のどて煮。
麹蓋と豆味噌ブレンド。
残り汁で味噌煮込みうどん。
大豆のエキスがたっぷりで濃厚でございました。
ちなみにこれ、
去年自前でおこした豆麹100%の味噌の今の状態。
ガラスで観れるって、面白いね。
どうか、一日も早く穏やかな日常を取り戻せますように。
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