手塚真梨子 個展 "見つめる" @ Art Gallery 884(2024/06/23) : 猫額洞の日々
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2024年 06月 24日

手塚真梨子 個展 "見つめる" @ Art Gallery 884(2024/06/23)

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 昨日は手塚真梨子さんの個展 "見つめる"の最終日に行って
きた。
 Art Gallery 884は、JR御茶ノ水から、あるいは地下鉄・
丸の内線の御茶ノ水、千代田線の新御茶ノ水、地下鉄・丸の
内線と大江戸線の本郷三丁目から行ける。
 大江戸線から本郷通りを南下するコースにした。曲がり角
にあるビルの一階、真正面がガラスドアのギャラリー入口。
ギターを爪弾く真梨子さんと目が合った。

 入口近くの右手の壁に手書きのタイトル表が貼られ、それに
よれば"金豆"という題の小さな絵が数点、花が開くように展示。
A8?くらいの小さな絵だが、木枠に支えられたキャンヴァスに
描かれている。

 ゆっくり周回して拝見する。左手奥、あまり大きくはない、
"声"という作品が好きだ。オフホワイトの重なりから、立って
いる人物が浮き上がって見える。街角に立ち、何かを待つ/待た
ない。あなたかわたしか、誰かの/誰でもない立ち姿。街の音。

 右壁の大きめの作品"田園"は、"田園"を(頭の中でも?)聴き
ながら描かれたという。動きがあって気持がいい。
 
 案内状に用いられた小さな菫の絵は、右壁のいちばん奥、小さな
アルコーヴ?様の壁面に。

 入ってすぐ左、道路側の壁の"奏者"は、椅子に坐ってギターを弾く
形象だ。ピエタも同じ象かたちじゃないか。ということは、バルテュス
"ギターのレッスン"も、ピエタの変奏なのかと、目の前の絵を離れて
誤読が展開する...。

 辞して御茶ノ水のほうへ歩く。駅の近くで休憩して、小雨もやんだ
ようだし、もう少し歩こう。
 できるだけ坂を避けたくても、そうはいかない御茶の水界隈である。

 白いフェンスに囲まれ、タイル壁の下部がネットに覆われた山の上
ホテル。なんとかこの形のままで、耐震工事して再オープンしないか
なあ、ファサードだけ残してすぐ後ろに超高層ビルが聳えるのではなく。

 結局、いつもの@ワンダーJGにたどり着いてしまう。長谷川伸『生きて
いる小説』(中公文庫)と矢野誠一『さらば、愛しき藝人たち』(文春文庫)。




 Stop the Gaza Genocide 




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by byogakudo | 2024-06-24 21:54 | アート | Comments(0)


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