米子の朝日町を歩いたり地蔵を見たりすると寂しい気持ちになれる! - 温玉ブログ

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米子の朝日町を歩いたり地蔵を見たりすると寂しい気持ちになれる!

米子朝日町

もはやちょうど一年前の話になるが、てっちゃんと鳥取のB氏と朝日町をウロウロした。朝日町というのは米子の歓楽街として有名な場所。JR米子駅からはかなり離れている。アーケードを突っ切ってさらにその先になる。加茂川という川を渡った先。JRでいうと米子駅から2駅の富士見町駅が最寄りという事になっているが、電車を利用して行った事はなくて、いつも米子駅前から歩いていっている。

 

かつては山陰一の歓楽街と言われた朝日町だが(ごめん、盛ったかもしれない)、近年の衰退っぷりは凄まじいものがあるかもしれない。なんせ近年は米子駅の周辺にばかり店が集まってしまって、不便な朝日町までわざわざでかけていく必要性が薄れてしまっている。とはいえスナック系は今でも朝日町が中心だ。しかしスナックも流行らない時代。そんなところも見てほしくててっちゃんを引き回した。

 

米子朝日町

歴史のある居酒屋あばれ太鼓も、知らん間に廃墟になってしまっていた。以前、鳥取のB氏につれてきてもらった思い出がある。若い頃によく飲み会をしたそうな。そんな店をも飲み込む衰退のエネルギーが朝日町にはある。(と思ったら、なんと、暴れ太鼓は場所を替えて復活オープンしたらしい!?)

 

歓楽街とは思えぬ暗闇を歩くてっちゃん。今でもスナックが多いといっても、そのスナックも廃墟になってしまった物件だらけ。ここまでスナックの廃墟を見れる街も珍しいのでは。スナックの廃墟を見るスポットとして機能しそう。

 

ひたすら暗い。こんな歓楽街があって良いわけない。看板も光ってない。歓楽街を歩いているという気持ちになれない。

 

事件性のありそうなショットなども撮影してみる。廃墟になった商業ビルも含めて不穏さしかない光景。

 

こんな路地でもほっとする。電気が消えてても廃墟っぽさが無いだけで「休みが多い曜日だったかな?」と自分を誤魔化せる安心。本当にたまたま休みなだけかもしれないけど。そういう曜日だったのかもしれないけど。たしかにこういう街は、日曜日の夜とかは多少の絶望感があってもおかしくない。ただ、この日は日曜じゃなかったはず。

 

相当に明るい!これなら歓楽街とか飲み屋街といっても信用できる!頑張ったなあという気持ちになった。まだまだ営業している店はあるのだった。しかしちょっと一杯ひっかけていこうというような店はないのだった。これは仕方ない。

 

諦めて旧加茂川の方面に移動する。旧加茂川をどう説明すれば良いのかわからないが、朝日町の歓楽街を囲むように流れており橋がたくさんかけられている川だ。微妙にライトアップなんかされており、なかなか風情があるのだ。旧加茂川ということは新加茂川もあるのだろうがよく知らない。

 

咲い地蔵

旧加茂川沿いには地蔵がたくさんあるのがウリではあるらしい。調べたら地蔵スタンプラリー的なマップまであったが回ってみたことはない。これはこんな地蔵群のなかのひとつ咲い地蔵。「わらいじぞう」と読む。てっちゃんに見せて満足。

 

出現地蔵

出現地蔵というのもある。いつごろか地中から出現してきた地蔵ということらしいが、出現してくるなんて怖すぎる。我々はこの二つしか知らなかったが、この界隈にはもっとたくさんの地蔵があるらしい。地蔵好きな人とか暇な人は巡ってみても良いかもしれない。できれば夜中に。

 

出現地蔵

出現地蔵はもっともオカルティックで不気味な地蔵といえる。

 

出現地蔵の隣には、出現地蔵にあやかって何らかのお店が営業してたはずなのだが、出来て10年も持たずにやってる気配ゼロに。出現した地蔵なんかロクなことがない……。

 

なにかあったはずなのだが…。

 

昭和の道具屋とてっちゃんの記念撮影。いつなくなってもおかしくない景色だ。今じゃ作ってないような、ペラペラのガラスがたまらない。

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