『博多元祖清乃長浜ラーメン』というのが梅田の太融寺に出来ていた!? - 温玉ブログ

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『博多元祖清乃長浜ラーメン』というのが梅田の太融寺に出来ていた!?

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梅田の太融寺・兎我野町といえば風俗街として有名だ。なかなか足を踏み入れるのも躊躇してしまうエリア。僕は二十年くらい歩き続けてすっかり麻痺してしまったが(ただし風俗店には入ったことなない!)客引きはたまに鬱陶しいこともある。

 

ここは風俗街であるとともに飲食店もなかなか多い。風俗店あるところに飲食店ありだ。なかには良い店もある。


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そこに最近、長浜ラーメンの店が出来ていた。ここの場所は前はさえない串カツ屋があった。その前も何かしらの飲食店があったが、だいたい短命で終わる。そもそも駐車場に建てた簡素な建物に間に合わせで店やってるようなパターンが多い。

 

この場所の二十年前とかに、びっくりラーメン一番というのがあった。その頃はあちこちにあったラーメン屋。ラーメン一杯が189円とかじゃなかったかと。もう吉野家に吸収されて絶滅したはずだ。まあまあ美味かった。

 

そもそも189円とかのラーメンに対して、よっぽどでない限り文句を言う方がひとでなしだと思う。600円とかだったら「悪くないけど、わざわざ食べるほどか?」とか言っちゃうけど。

 

それはともかくとして、ラーメン屋がこの物件に入ったのはそれ以来かと思う。記憶してるなかでは。びっくりラーメンがまあまあ好きだったのもあって、ちょっと興奮してしまった。


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ここの物件はどんな店であれ、宿命的なものとして簡素な雰囲気になる。このラーメン屋の清乃という店の背景とかまったく知らんが、この店舗に関してはあんまり肩肘張らないラーメンぽいので気軽に試せる。この物件は飲み屋とかでなくて、ラーメン屋みたいなのが似合ってると思うのだ。屋台ぽいし。

 

店内に入ると食券制だった。そう、こんなんで良い。ビールとかおつまみとかいろいろメニュウは多い。けどそういうボタンには目もくれずに600円のラーメン一直線。基本のラーメンで実力を測ろうという算段。


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長浜ラーメンと、通常の博多豚骨ラーメンとの差異って実はあんまりしならない。久留米ラーメンの差もよくわからない。それぞれ本場で何回も食べてる人間ではあるけど、いまだにうまく説明できない。長浜とかなんとかいうよりも、ラーメン店ごとの差異の方が激しい気もするし。古い店だと白く濁ってない店だってある。

 

で、登場したこのラーメン。長浜っぽいといえばぽいんだけど、「これぞ長浜!」と言い切れるほどの材料を持ってないのは前述の通り。硬めにしますかと聞かれたので、硬めの茹で加減にして貰った。バリカタとかも言えるかもしれないが試してない。

 

味は簡素で本場的。普通に美味いし、僕が理想とする豚骨ラーメンもこんなタイプだ。具体的に説明するならば、うまかっちゃん的なスープに、例の細い麺の入ってるやつ。あまり具とか濃厚スープとかで飾りすぎない豚骨ラーメンこそが豚骨ラーメンの王道かと。チャーシューはペラペラのハムみたいなやつが理想。その点でいえば、ここのやつは薄っぺらいけどレア感のある家系みたいな豚でやりすぎな気はする。


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紅生姜を投入するのは鉄則。ゴマとか、ラーメンたれとか、コショウとか、豚骨ラーメン屋的なトッピングは揃ってる。高菜が無いのが残念すぎる。

 

600円のラーメン、替え玉は100円だった。そんなに量が多くないので物足りなかったが替え玉はしなかった。ちなみに替え玉は2回までとかいう張り紙があった。なんかセコいなと。替え玉100円で量が多いのかな?頼んでないからなんともいえんけどね。

 

梅田にこういう本格的な簡素系の豚骨ラーメンは意外に無い気もするので、良いっちゃ良いかも。一風堂とかしぇからしかとかアレンジ系ですものね。でも600円というのはどうなんだろ。今の時代のラーメン価格からすれば気軽といえば気軽か。東京の博多天神とか博多風流のチェーンみたいに、替え玉無料サービスやってればベストなのに。パンチを求める人たちは、しぇからしか650円とかに行っちゃう気もする…。味は悪くないんだが!

 

<追記>清乃って和歌山ラーメンで有名なお店みたい。そういや堂山にもお店があった。まだ食べたことはない。しかしなぜ長浜ラーメンを!?

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