鳥の海でサーフィン
休日ともなると多くのサーファーが訪れます。
海水浴場で始まった
サーフィン
亘理エリアのサーフィンの発祥は、約30年以上前に遡ります。その始まりの地が荒浜海水浴場であり、その後、サーフィンのクラブなどが立ち上がり、次第に亘理でサーフィンが定着していきます。当時、宮城県では仙台新港のような全国的によく知られるサーフスポットがあり、県内のサーファー人口も少しずつ増え始めていた時期でもありました。
サーフィンを通じて多くの仲間ができるのも魅力。自分たちの庭の清掃もみんなで行います。
のんびりと
サーフィンするには
最適
「おだやかな海でのんびり」そんなサーフィンのスタイルが多い、と話すのは鳥の海でサーフショップ「リアルサーフ」を営む残間さん。サーフスポットからも近く、常連客がクラブハウス代わりに利用することも多いそう。暖かい季節になると初心者向けの無料の体験スクールなども開催。荒浜サーファーのレジェンド的存在である残間さんが、やさしく教えてくれます。
鳥の海湾近くにある「リアルサーフ」
震災後も以前と
変わらずに
亘理の海で
荒浜は、ロングボードとショートボードを分けてサーフィンするようになっています。 これも震災前からのこと。「震災でしばらくはサーフィンどころじゃなかった。でも少しずつまたやりたいって声が出始めて…みんな好きなんだよね」と笑顔で話す残間さん。荒浜でサーフィンする人の年代は幅広く、10代から60代までいます。その人たちの憩いの場が、荒浜であり「リアルサーフ」なのです。ショップの建物は津波で流されましたが、2014年に再開。いまも多くのサーファーが集う場所になっています。
気さくな主人がいるショップ「トリトン」
鳴き砂で知られる
海岸でサーフィン
鳥の海から少し南へ行ったところには、鳴き砂で知られる吉田浜というサーフスポットもあります。美しい砂浜が広がる海岸で、初心者をはじめ、こちらにも多くのサーファーが集まっています。吉田浜に近い場所には、サーフショップ「トリトン」があります。