文化と歴史Diary  - シニアライフの備忘録 -
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梅 「おもいのまま」の開花 が 始まった日

   
     おもいのまま 梅<おもいのまま



陽射しは暖かくなってきましたが、風が強い日は寒さが身に沁みます。
2月も中旬に入ってきました。三寒四温の時期ですが、今年は例年より気温は高く暖冬のなか大雪が各地に被害をもたらしました。


我が家の梅「おもいのまま」 花の蕾が膨らんできて、昨日枝先の花が咲き始めているのに気づきました。

「おもいのまま」は一本の梅の木に、白と赤の花が咲くという不思議な梅の木です。
京都の北野八幡宮の庭にある梅でもあるのですが、詳しいことは分かりません。

残念ながら我が家の「おもいのまま」はここ三年ばかり、白梅のみで紅梅はつけなくなったようです。

単色の白梅の木より開花は遅い というのは分かっているのですが、さて昨年は2月のいつごろ咲いたのか?
毎年ことしの開花を見て思い出そうとするのですが、だめですねえ~ (ノ_<)



20年ほど前、この梅の木は他から移植したことを思い出しました。
あの頃も鶯がよく止まり、枝から枝に飛び移っていたものです。

むかし古典で読んだそんなお話を思い出したので、その和歌の句の一部と、語彙を書き入れてネット検索してみると
以下のお話が出てきました。


記憶力が薄れるばかりの昨今、大変便利で、ありがたいことであります。(*^_^*)


鶯宿梅(おうしゅくばい)

天暦の御時といいますから、村上天皇の御代のことです。

清涼殿の御前の梅の木が枯れてしまいましたので、ちょうどよい木はないかと京中を探し回るということがありました。

どこを探してもなかなか良い木が見つかりません。

やっと、西の京のある家に、花が色濃く咲いていて、良いかたちをした木がみつかり
ました。さっそくその梅の木を掘り取りましたところ、その家の主人が、

『木にこれを結びつけて持って参上しなさい』と言います。

そこには女の筆跡でこのように書かれていました。


勅なれば いともかしこし 鶯の 宿はと問はば いかが答へむ
(ちょくなれば いともかしこし うぐいすの やどはととわば いかがこたえん)
  
<帝の御命令なので恐れ多いことでがざいます。でも、もしこの木を宿にしている鴬が 「わたしの宿がない!どうしたの?」と尋ねたならば私は一体どう答えましょうか>


という和歌が添えられていたのです。

この梅の木のあったお屋敷は、紀貫之(きのつらゆき)の娘が住んでいる所であったということですよ。


古典小話としてまとめなおしました。『大鏡』の「鶯宿梅」より


香取神社 の 百人一首カルタ取り会 へ


1月も最終日曜日26日、北越谷にあります 香取神社(の社務所)で行われてた「百人一首カルタ取り会」に参加してきました。


   香取神社
<香取神社> この日は初宮詣でに来られている方たちの姿が多くみられました。



こちらの神社では 「日本の伝統文化を楽しみ受け継いでいきましょう」 をキャッチフレーズに、10数年前から継続してカルタ取会を開いておられるとのことです。


この日は大人と子供、それぞれ10数人 合わせて20数名の参加でした。

まず 初心者(-かるた に初めて触れるという人を含む) と 経験者に分かれ3グループをつくります。


最初は「ちらし取り」
   散しどり

いわゆる 「お座敷かるた」 とも言われるやり方で、昔家庭で楽しんだ「かるた取り」ですね。

「読み上げ」や取り方のご指導は、競技カルタ協会の先生でした。


初めて下の句がひらがなのみで書かれている「取り札」を前にして、子供たちは探すのに夢中です。

たつたの 川の錦なりけり~

と聞けば、

えーっと、 竜田揚げ の  たつた~ はどこだ ?


♪ さしもしらじな もゆる思ひを~ 

と聞けば、

さしみも しらない っていうんだ~  ああっ これか!

と、じぶんなりにアレンジして見つけているようです。


今日 は けふ と書かれ、 ちょう は てふ とあるのに
「へえ~」と驚き、

「蝶々はね、てふてふ と書いたんだよ、昔は」 
と聞いて、大笑い。


その間に経験者のグループでは、和やかな雰囲気の中、自分の前の取札の位置を覚えています。




二回目、経験者のグループでは「源平合戦」で行うことになって、

   
   源平合戦

6人でしたので、3人対3人 カルタは二段に置き、横長に並べられました。


2回の 百首読み上げで、約1時間半ほどの時間が経過して、今年の「カルタ取り会」は終了しました。

グループごとに勝者3名づつに 賞品が出されたけれど、
わたしは何も獲得すること、適いませんでした (T_T)  (次はがんばるゾ~)


帰り、東武スカイツリーラインの車窓から、夕日を背にした 富士山 のシルエットが意外に近くにみえていました。

来年もぜひ参加したいものだと思いながら、家路へ急ぎました。




新春 初お出掛けは、「平安文学いとをかし」展

あれよあれよという間に年は変わって睦月も三週目に突入しました。
私も順調に年を重ねて、残りの人生はより快適に過ごせるようにと生活スタイルを少し変えていく方向に一歩踏み出したところです。


さて、講座<「とはずがたり」を読む会>は3月の春期講座まではお休み中なのですが、《講座から「お出掛け」》は健在。1月は《初春の静嘉堂文庫美術館》へ。
参加者は12名でした。

   平安文学いとをかし


   

   入館直ぐ大理石の床に源氏物語絵巻屏風

フォトスポットに置かれた国宝俵屋宗達 「源氏物語関谷澪標屏風」(複製)です。
      江渡時代 寛永8年(1631)


展示会場内 には 

   展示屏風


紙本金地着色 六曲一双 国宝 (撮影可 でした。)





実はこの俵屋宗達による源氏絵の傑作は一昨年の大阪奈良への旅行(2024/10/24)で住吉大社に行ったときに入り口右手に実物大と思われる大きさでモニュメントとしてあるのを目にしていました。


   大阪住吉大社のモニュメント

「源氏物語関谷澪標図屏風」のうち澪標図  静嘉堂文庫美術館 所蔵 


ということで、私としましては今回の本物との出会いが叶ったことで喜び倍増でした。

    住吉大社の太鼓橋
           <あの日の、住吉大社の太鼓橋>
住吉大社の情景も蘇ってきた次第です。



展示会場では40分それぞれが自由に鑑賞した後に出口に集合。

そのあとは続いて「明治生命館」の見学へ。



日比谷通り側「西玄関」から入ってエレベーターで二階へ。

    明治生命館


2階会議室・応接室・食堂などの諸室が一般公開されています。
建物は昭和9年3月に竣工とのことで、その後の昭和の激動を乗り越えてきた建物にはすみずみにまで時代の記憶が刻印されているとの解説どおりで、大変興味深い見学となりました。


今年の柿と林檎の事情



秋になると毎年岐阜から「富有柿」が送られてくるのを楽しみにしている。
今年はその時期が過ぎても何の連絡もなかった。実りが例年にくらべて2週間ほど遅れているということだったけれど、それだけでは済まなかった。柿の木に大量のカメムシが発生したというのだ。カメムシは実った柿の汁を吸って柿の実をだめにしてしまっているという。特に実りの早い富有柿が一番の犠牲になっていて、送れるような柿が手に入らないということだった。


 そんな事情なら仕方がない。それにしても近頃の気候の急激な変化は例年の季節ものを楽しむことも変えてしまうのかも知れないと肩を落としていたところ、「いつもより不揃いで小さいけれど」と待望の柿が届いた。先月下旬のことだ。



そして、今日毎年信州の農園に林檎狩りに出掛けているという近所の友人からいつものように林檎をいただいた。それがまあびっくり、なんと大きな林檎なんでしょう。


     柿と林檎

並べて見てみると、今年はこんなにも大小の差が。富有柿は例年3L の大きさなので、いつもは柿と林檎の大きさが同じくらいなのに。林檎の重さを測ってみたら500g もあった。


友人の話によると、「こんな大きな林檎は今年初めて。とにかくびっくりしたわ。今年の夏の暑さのせいでどんどん大きくなったそうよ。 食べてみて!甘くておいしいわよ」


そう言えばテレビのニュースで「巨大化した紫カリフラワー」や、秋にとうもろこしが実ってしまって「ヤングコーン」として収穫出来ているとか、いつまでも気温が高い日が続いたために「イチゴがまだ開花した状態で、ハウスの苺の収穫が遅れる」など、これまで経験したことのない出来事などを紹介していた。


気候が変われば収穫物の状態や種類にも変化が起きるのは当たり前のことなのではあろうが、ここのところの急な展開には何か不安を覚えざるを得ない。


     銀杏

大崎公園の銀杏並木が見頃になった。今年は色づきが遅かったので、もうしばらく楽しめそうだ。


皇居三の丸尚蔵館 & 巣鴨辺りの散策

此方では漸く銀杏が黄葉して輝き始めました。同じように紅葉も深まって、いよいよ秋も闌の頃となりますね。例年よりも二週間ほど遅いようです。これも気温の高い日が多いことによるものだとか、今後の季節の移り変わりにも変化が現れるのでしょうか。


そんな中ですが、先週の、今季一番の冷え込みとなった日に「11月のお出掛け」先として<三の丸尚蔵館>の催し「公家の書―古筆・絵巻・古文書」「皇室の美術振興―日本近代の絵画・彫刻・工芸」展に、講座の皆さんと出掛けてきました。



     三の丸尚蔵館

門内の木々も、紅葉はまだこれからといった様子でした。最高気温も東京5度予報で、40年振りの記録的な寒さとなりました。でもあの日があって気温が低い日が続いたお陰で今やっと紅葉が進んだのでしょうね。あの日の銀杏もまだ青くて驚きました。


展示品は申すまでもなくいずれも貴重で素晴らしいものばかりで、温度調節された屋内でゆっくりと鑑賞できました。おまけにフラッシュを焚いたりしなければ撮影可、但し動画はご遠慮くださいとのことでした。


私たちの講座は<『とはずがたり』を読む会>です。特に鎌倉時代の本作品『とはずがたり』に近いものとしては中世絵巻の傑作 国宝『春日権現験記絵』が出ていて、じっくりと鑑賞することが出来ました。


     春日権現巻

本絵巻は奈良・春日大社の創建と霊験を語る縁起絵巻で藤原氏に連なる西園寺公衡(きんひら)(1264~1315)が一門の繁栄を願い、氏社である春日明神への感謝を込めて延慶二年(1309)制作させている。(製作からおよそ700年後の平成16年から13年をかけて、全巻の解体修理がおこなわれています。)


西園寺公衡は『とはずがたり』巻1、2、3、5に登場する作者の恋人西園寺実兼(雪の曙)の嫡男になります。また、『春日権現験記絵』の詞書(文章)は鷹司基忠(もとただ)とその子息である冬平・冬基・良信の筆であることが分かっていますが、鷹司基忠(もとただ)は『とはずがたり』巻2に登場する近衛大殿(このえのおおとの)が鷹司兼平(かねひら)になります。『春日権現験記』の詞書を書いた基忠は息子、冬平・冬基・良信は孫になります。

基忠(もとただ)の弟である兼忠(かねただ)は「今様の才能があるので後深草院から今様伝授されたい」との申し入れに、作者二条もいっしょに院の離宮である伏見御所に赴く場面が『とはずがたり』には語られています。

*青色は『春日権現験記』の制作に関わった人物。 *桃色は『とはずがたり』に登場する人物。


鎌倉中期のこの時代に、俗な言い方ではありますが、同じ場所で同じ空気を吸って生きた人物が関わって出来た作品として観ていると、特別な感情が湧いてくるのを禁じ得ませんでした。



また、全く別の作品ですが、こちらはどなたを描いているのでしょう?


     藤原定家親子

庭を歩む老人。両脇を支える二人は息子だといいます。
平安から鎌倉時代の著名な公家・歌人の藤原俊成(としなり)です。息子は藤原成家(なりいえ)と藤原定家(さだいえ)兄弟。俊成が90歳の祝賀を後鳥羽院から賜った日を描いています。


当時90歳は超長寿ですよね。御姿はこのようにふくよかだったのでしょうか?ふたりの息子とあるけれど、どちらが定家?黒の袍衣のほうかしら?ちょっと神経質だったというお話もあるようだから痩せている方・・などと、3人の御姿が微笑ましくも思いながら鑑賞しました。 作者は 村瀬玉田(むらせぎょくでん) 明治15年(1882)


館外で集合してみるともう正午近くの時間になっていました。お腹も空きました。その日の昼食は予約していただいている「鴨田食堂」でいただきます。

   
   大正大学の学食


「鴨田食堂」の文字はオウダイジキドウと読みます。大正大学の学食なのです。
最近大学の学食が注目されています。最近も東洋大学の学食メニューがテレビで紹介されていました。これまでの学食のイメージにはない豪華さです。それでいてお値段はそれほど高くはないというのが売りです。


私がいただいた「黒部和牛のステーキ 100g」です。ソースは和風と洋風があって選べます。

     黒部和牛のステーキ

とても美味しくて、もちろん完食です。


デザートはもうお腹いっぱいでしたので、注文しませんでしたが、友達が注文したケーキセットの「りんごのケーキ」(だったかな?)とても可愛くて美味しそうだったので、写真だけ撮らせてもらいました。

     リンゴのケーキ

美味しかったそうです。
翅のような飾りはホワイトチョコ?
口に入れるとすぐに溶けるそうですよ。(ゴックン)


可愛くて、きれいなお花は何の花? 〇〇〇〇検索して名前を調べたりして楽しみました。
(花の名前、その時復唱したのにワスレマシタ (ノω`*)ノ)


こうして、心もお腹も満たされて、冬のような寒さのなかでしたが、巣鴨のとげぬき地蔵までぶらぶら歩き、お詣りをして帰りました。


そうそう大正大学構内の銀杏もこの時まだ緑勝ちでしたが、今頃もう黄金色に輝き始めているでしょうか。



タクシーGo アプリ 使ってみました!



<百人一首を楽しむ会>が春日部で行われた日、インストールしてあったアプリGoでタクシーを呼び、駅まで行ってみることにしました。(出来るかな?ドキドキ

アプリを開き、タクシーを呼ぶボタンを押して、「行き先」を入力するとすぐに小さなタクシーの絵(図)と共にタクシーの会社名と車のナンバーが現れました。近くにいた車がヒットしたようです。5分~8分で来られると、出ました。

「な~るほど、」これで一安心です。なぜなら自分が乗りたい電車の発車時刻までに駅まで行くことが出来るかどうか、予測できるからです。



ある日、旅行に出かけるというので大きな荷物を手に、電車の発車時刻より大幅に時間をみてタクシーを呼びました。電話で。呼び出しが長く続いてもタクシー会社の電話が出ません。そのうちに「只今電話は込み合っております。しばらくこのままでお待ちいただくか、一度切ってお掛け直し下さい」とアナウンスが流れたのです。「そんなあ~、どれくらい待つの?」

えええっ~ 新幹線は指定席です。電車に乗り遅れるとすべてをキャンセルになり兼ねません。あとどれ位で電話が通じるのかが予測できず焦りました!


今回のようならば、その点安心です。スマホのなかに地図が表れてミニカーが道路を右折、左折しながら近づいて来るので分かるのですから。待つ人の所まで後何分掛かるか、到着までの時刻もその都度変わりながら表示されるので安心です。 「あと少しだ!」


運転手は若い女性でした。仕組みについて聞いてみると、私にも分かるように答えてくれました。好感の持てる様子で、楽しい気分になりました♪
配車料金として500円がプラスされます。


時間に余裕が出たので、電車乗り換えの後は空いた各駅停車の電車にして、本を読みながら行きました。「100分de名著 たのしい古典文学「百人一首」ピーター・J・マクミラン著」



      IMG_5556.jpg

           <ぽぽら春日部 中庭の木々が紅葉していました>


       
        文字色タクシーアプリ



秋の京都に行ってきました!

「冷泉家」見学と 後嗣野村渚氏の特別講演会

秋の京都に行ってきました。紅葉を楽しむには少し早いようで、
部分染め程度の木々も見られましたけれど、まだ全体に緑勝ちの風景でした。
地元の方も「今年は去年に比べてもまだ遅い。赤くならずに枯れてしまう木も出るのでは」と心配しておられました。

加えて4日、5日両日は気温も高くなって25℃前後でしたので、用意していた薄手の上着も全く必要なしです。
青い空に白い雲、爽やかな風が心地よい秋日和に恵まれたのは幸いでした。


冷泉家

藤原定家の流れをくむ冷泉家。住宅は現存する唯一の公家屋敷です。


     ①冷泉家面門

京都御苑の北側を走る今出川通りに面して建つ冷泉邸。重要文化財に指定されています。
(*門から入るとすべて撮影禁止。あとの写真は絵葉書から取り込んでいます。)


     ➁冷泉家


鎌倉時代から続く冷泉家。現在の建物は江戸後期寛政2(1790)年に再建されたもので国重要文化財です。
座敷と台所は別棟に建てられていて、台所の内部に入って見学できました。

後は美しく整えられたお庭から中を覗く形での見学です。


     ③上の間下の間


冷泉家は藤原定家の孫・為相(ためすけ)を祖とする歌道の名門として知られます。
歌学をもって朝廷に仕え、歌会や年中行事を守り伝えています。

見学時の解説を聞き、この御座敷での「歌会始」や儀式や行事が行われるようすがよく分かりました。
(*部屋の境の欄間が素通しになっています。これは儀式や行事によっては、襖を取り外して全体を一室化するためだそうです。)


御文庫

冷泉家に伝来した貴重な典籍、古文書を収めている白壁の御蔵。

冷泉家に伝来する典籍類は、俊成、定家以来800年の歳月を経て現在に伝えられ、その数は数万点に及ぶということです。


白い土蔵に置き屋根の「時雨亭御文庫」を見上げ、いざ火災が起こった際には燃え易い屋根を外して落とし、厚い土壁の蔵で貴重な古文書を守る。さらに危険に及びそうな状況と判断した時には、貴重な文庫類を井戸に投げ込んで延焼から逃れるようにと造られたのが「空井戸」なのだそうです。

昔のままと思われる姿で土蔵に寄り添うような位置に井戸はありました。


幾多の混乱を乗り越えてきたときのエピソードは、今後もこれらの文化遺産を将来にわたり総合的、かつ恒久的に継承保存していかなければならないという思いを、見る人の心に湧き上がらせるものでした。




冷泉家住宅の見学を終えて、次には上京区安楽小路町にある「光照院門跡寺院」まで、徒歩で移動しました。

冷泉家の次期26代目当主に決まった野村渚氏の講演会はこちらで行われました。


15分位でしたか、6年ぶりの京の町をぶらぶら、きょろきょろしながら歩きました。
観光客で溢れているという情報とは違って、ここらあたりは人混みもなく、車道も順調に流れていて、以前の京都との違いは感じませんでした。


因みに講演会場となった「光照門跡寺院」は後伏見天皇の皇女進子(ますこ)内親王が建立された寺院で、この方は作品『とはずがたり』では中心人物として描かれている後深草院の曾孫に当たる方になります。


8年前に講座からの歴史旅で訪れた際にはこの門前に建つ石柱に刻まれた「持明院統仙洞御所跡(じみょういんとうせんとうごしょあと)」(北朝方)の文字に注目したものです。
(だからと言って今回の冷泉家の講演会の内容とは関係ないことではあるのですが。)


さて、冷泉家後嗣 野村渚さん講演会「冷泉家の歴史と文化」
が始まりました。

     ➃nomuranagisa


冷泉家住宅の見学を終えた直後でもあり、野村氏のお話はとても分かりやすく、私なりに理解も深まったように思います。
が、記憶力が弱まり物忘れが多くなっている分 資料を見て復習と確認が必要のよう (*ノ∪`*)



今日の昼食は大徳寺境内にある「泉仙(いずせん)」の精進料理弁当です。


     ➄泉仙の精進料理


ここまでの移動も含めて、既に午後1時を回っていました。「お腹空いた!」
と開けたお弁当膳です。


青い色の「食前酢(だったと思う。ぶどう液?)を先に飲まれてから召しあがって下さい」の声かけと同時に「いただきます!」。

器に並べられたお料理は見た目も美しく、それぞれによいお味で、洗練された味を楽しみました。
(写真にはないのですが、途中お吸い物が加わりました。)

最後に笹に包まれた麩饅頭と小皿のわらび餅を頂くと、空いていたお腹も丁度いっぱいになって
大変満足いたしました。

二条さんと行く『とはずがたり』の旅  ―②


2日目(10月23日)は、大阪府南河内郡太子町にある叡福寺(えいふくじ)、聖徳太子御廟所と
奈良の當麻寺(たいまでら )を訪ねました。


作品『とはずがたり』巻4に「當麻寺*縁起」が語られて、當麻寺に参詣したとあります。
続いて太子のお墓にお参りしたのは鎌倉時代の後期1290年10月、出家した二条尼33歳の時でした。
(*縁起→寺社の由来や霊験などの伝説。)

また、聖徳太子のお墓へはその15年後の1305年にも訪れていて、大品般若経(だいほんはんにゃきょう)二十巻を納めています。




<2024/10/23 聖徳太子廟所叡福寺と當麻寺へ>



叡福寺(えいふくじ)

     ①叡福寺駐車場から 叡福寺

     ➁太子廟山門 南大門

叡福寺は太子寺とも称され、四天王寺、法隆寺とならんで太子信仰の中核となった寺院です。  
    

      ③太子のお墓

聖徳太子のお墓。円墳で内部は横穴式石室。

后 膳部大郎女(かしわべのおおいらつめ)と、母 穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后と共に埋葬され三骨一廟(さんこついちびょう)といわれています。

そのため屋根が三重になっています。


     ➃太子の偈


太子廟 偈(げ)→ 聖徳太子が遺言の形として記されたという偈文が刻まれている碑。
「一度この御廟を参詣すれば極楽浄土へ行くことが出来る」と説かれています。


     ➄天皇皇后分骨所
後嵯峨天皇皇后嬉子(きっし)分骨所

大変驚いたのは、ここに二条がお仕えし寵愛を受けた後深草院の母に当たる後嵯峨天皇中宮の分骨所があったことです。

『とはずがたり」巻1に後嵯峨天皇、巻2・3には嬉子皇后(大宮院)が重要人物として登場しています。又、嬉子皇后(大宮院)は二条の母大納言典侍(すけ)の従姉に当たる人で、御所勤めで困ることが多かった二条の力にもなってくれた方でした。

二条が(作品中で)当地を訪ねたという1度目1290年の頃、嬉子皇后(大宮院)は存命でした。
二度目(作品中で)の訪問は1305年ですので、既に大宮院が亡くなって13年が経過していました。

果たして48歳になっていた二条尼はここで手を合わせ極楽往生を祈ったのでしょうか。或いはこの分骨所はいつからあったのでしょうか。

ガイドの方にお聞きしたのですが不明とのことでした。残念です。




     ⑥ハゼの木

境内に多いこの木は「ハゼの木」かしら?

実が沢山ついて目立つのですが、紅葉はまだでした。
11月中旬頃に紅葉は期待できるのかなぁ・・。

実は和ロウソクの材料になると聞くと興味深いです。



     ⑦集合

道路を挟んだ向かいの「西方院」を見学の後、叡福寺前駐車場に集合。


次の見学地「當麻寺(たいまでら)」に向かうのに、スマホのアプリ{GO}を使ってタクシーを2台呼びました!  成功! \(^o^)/

タクシーを待つ時間もガイドの方があふれるように解説、話を続けて下さって、その熱意に感激しました。




當麻寺(たいまでら) へ

タクシーで當麻寺の塔頭「奥の院」の裏手まで20分。


     ⑧當麻寺塔頭奥の院で

お昼を過ぎていましたので、


奥の院の個室で予約していた精進料理「御膳」をいただきました。

     ⑨精進料理


食材を当てたり、調理法を推測したり、

ゆっくり談笑しながらの楽しいお食事会になりました。


當麻寺は聖徳太子の弟である麻呂子(まろこ)親王が聖徳太子の導きにより推古20年(612)に創建されたお寺です。



     ⑪曼荼羅堂曼荼羅堂

當麻寺のご本尊は奈良時代に中将姫が蓮から取った糸を五色に染めて織ったと伝わる當麻曼荼羅


     ⑩重要文化財當麻曼荼羅<文亀本> <写真は絵葉書から>

国宝 綴織當麻曼荼羅に代わって掛けられているのは「重要文化財 當麻曼荼羅 文亀本」。
4m四方 の大きさです。

また、『とはずがたり』で語られる「當麻寺縁起」では中将姫のために仏の化身として現れた尼と女房が一晩で曼荼羅を織りあげて、中将姫に「この曼荼羅を信ずれば永く苦難から逃れることができよう」と告げて、二人は西方浄土の方へ飛び去られたとなっています。


     ⑫練供養会式 の来迎橋は仁王門の方向へ

毎年4月14日中将姫の命日法要では菩薩の面を被った人たちが姫を西方浄土へ迎え取っていく「練供養会式(ねりくようえしき)」が行われています。その時に架ける「来迎橋」は、ここからこの先の仁王門の方向に架けられます。


     ⑬二上山二上山

雄岳と雌岳の二峰から成り、間に日が沈むことから万葉集にも詠まれ神聖な山として崇められてきた山です。




大阪に戻りました。夕食はどこかで一緒にと、大阪の夜の街 道頓堀 へ繰り出して、

多国籍の人混みの中で逸れない様にと歩き回り、


     道頓堀


     昼間とは真逆のにぎわいを楽しみました!



二条さんと行く 『とはずがたり』の旅 ー①

作品『とはずがたり』巻5 11天王寺詣で、院の御四十九日 の章に

かこつ方なき思ひの慰めにもやとて、天王寺へ参りぬ。」と書かれています。

その 四天王寺 へ、行ってきました。




<2024/10/22  大阪の四天王寺へ>

東京から新幹線に乗って2時間半、新大阪駅に着きました。
そこからはOsaka Metro御堂筋線に乗り換えて、まずは天王寺に向かいます。

「あそうそう、大阪はエスカレーターは右側に並ぶのよね!」
地下鉄構内の様子も、東京とは違ったところに目がいきます。

     ①Metro


柱上方 横並びに続いているデザインに、
「あら、ほら あそこステキじゃない!」

今回の「歴史旅」参加者は6名。
初大阪のひとがほとんどで、ちょっとした遠足気分です。♪



最初の訪問地は「四天王寺」です。

     ➁ガイドさんの案内で四天王寺へ


旅企画担当者が現地ガイドさんを頼んでくれていました。所要時間1時間半です。

     ③天王寺写真を撮る


四天王寺は、今から1400年前、第33代の推古天皇のとき(593)に、聖徳太子によって建立された日本最初の勅願寺、官寺です。

     4 金堂と五重塔


四天王寺は創建以来争乱、自然災害などで幾度となく被害を被ってきましたが、その度に朝廷や戦国武将、幕府などによって再建されてきたということです。

現在の中心伽藍は創建時の位置に昭和38年(1963)再建、創建時の様式を忠実に再現しています。総面積約11万㎡(3万3千坪)。


二条さんが四天王寺に参籠したのもこの敷地内だったということですね。

嘉元二(1304)年 7月16日後深草院死去 四十九日の仏事を聴聞する前に二条は天王寺に参籠しています。二条47歳の時でした。

お寺の構内を見渡していると、尼姿の二条さんの姿が目に浮かぶようです。

     6 銀杏の黄葉


銀杏の黄葉が始まっていました。やさしい黄緑色が暮れかけた空の色に映えていました。
土塀に引かれた五本の白い水平線(筋塀)が寺院の格式の高さを表しています。


     5 熊野権現の礼拝石

四天王寺内にある「熊野権現礼拝石
若しかしたら、熊野参りに出掛ける(巻5)前にも、他の多くの参詣者がそうしたように、二条もまたここで熊野詣りの道中安全を祈ったかもしれません。



1時間半といえども広い寺内、多くの建物を隈なく見学するには時間が足りません。
ガイドさんも伝えきれずに「よろしかったら明日もまた来ますので、いかがでしょうか?」
とお誘いいただいたのですが、

明日は聖徳太子のお墓と伝わる「太子廟」と奈良の「當麻寺」を予定しています。
詳細で丁寧なガイド説明にお礼を言い、閉門になりますところで外に出て、お別れをしました。


日が暮れるのも早くなっている時期です。「アベノハルカス」の見える方向に歩き、天王寺駅に着いたところで
「ちょっと空腹を満たして帰ろうか」ということになりました。


見つけたのが「たこやき一休」。B級グルメが豊富に揃ったタコ焼き酒場。

大阪発祥だといわれるたこ焼きを、大阪で食べたいと思って来たので、是非にということで入ることにしました。

各種タコ焼きがメニューとして並んでいます。それぞれが別のたこ焼きを注文し、分け合って食べてみようということになりました。

初めて食べたものが2種ありました。


     8 とんぺい焼き

ロシア料理の影響を受けて大阪で生まれたという「とんぺい焼き」。卵焼きの中は豚肉でした。


     9明石焼き


お出し汁に入れて食べるふわっふわの「明石焼き

     明太子マヨネーズ  これは「明太子マヨ」だったかな?


色々入った各種たこ焼きも含めて、いずれも めっちゃ美味しくて、大満足でホテルに帰りました。



「百人一首」を楽しむ会

 秋らしい晴天が続いた連休に、少し離れたところにある公園まで出掛けて来ました。暑かった夏の間はとてもぶらり散歩の気にもなれず、春以来、ひさしぶりの風景でした。

   落葉とどんぐり

落葉の間に沢山のどんぐりを見つけて、なぜかとても新鮮な気分になりました。大丈夫 季節はちゃんと巡っているんだと確信したからかもしれません。


 翌日の<「百人一首」を楽しむ会>では、かるた取り を提案して、

   かるた取り
    20枚づつに分けて5組のグループにした ー 色分けかるた ―で。
    取り手は1対1でも、グループでもできます。ルールは「源平合戦」方式です。


短い時間で出来るやり方で楽しむことにしました。これならやれそう(*^_^*)
私にとって「かるた取り」というと、「競技かるた」というよりもお正月のかるた取りのイメージなのですが取る練習はこれで。



 かるたを楽しむためにはまず百首の歌を覚えなければなりませんが、和歌は声に出して歌うように何度も読み上げるほうが覚えやすいようですね。しかも発声は健康上の効果も期待できるといいます。


   百人一首の学習


時には勝手に歌の解釈をして、ひとりよがりで楽しんでいることもあるけれど、それも人生経験豊富な世代の特権でしょうか。 なぜか つじつまが合ってしまう(笑) それぞれに〝推し″の歌があるというのもいいものです。


   ぽぽらガーデン <教室の窓から中庭を望む>



追伸

10月17日(木)
金木犀の街路樹が満開を迎えました。夏が暑い年は開花も遅くなるとのことです。

     金木犀


十月の茗荷

     
今年の春、梅の木の下に移植した茗荷の苗が猛暑にもめげずしっかり定着した。カラカラに乾いた土に水をやりながら時々観察していたけれど、やはりこの夏 茗荷は出なかった。
枯れた苗もあったけれど、来年には期待できそうだとこの暑い9月にも土が乾き切らないよう注意をした。


10月に入ればさすが秋。落葉が気になるようになった。茗荷の足元にも落葉がと思って手をのばしてみたところ、なんとそれが花をつけた茗荷だと知って驚いた。10月に茗荷の収穫なんて聞いたこともない。他にも2,3個顔をだしている。

     茗荷

嬉しさもあって早速妹に連絡したところ、「今年は暑かったせいか茗荷が出てくるのが例年より遅かったけれど、まさか10月には出ないでしょう。移植したせいかしら?」との返事だった。そして間もなく、土から顔を出した茗荷の写真が送られてきた。
「まさかと思ってウチの茗荷を見てきたら出てたわよ!こちらでも」と、驚きか喜びか分からない言葉付きで。


今日は二十四節気のひとつ「寒露」だ。夜が長くなり、露がつめたく感じられるころという。朝晩の冷え込みがきつくなる頃のはずだけれど、昨日の気温は30℃あったので真夏日ともいえる。
今後は空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなるという節気「寒露」に期待したいものだ。


リゾートカフェ「水庵」で 小さい秋見つけた!

一体 秋 はどこに潜んでいたのでしょう?

暑い暑い夏が長く続いた今年。「お彼岸」の声にやっと気温が下がり始めて、
秋は確かに来るのだと安堵したものだ。


あれからまだ2週間が過ぎたに過ぎないけれど、
今日は この夏"琵琶の弾き語り会場にもなった〔 カフェ「水庵」〕へランチに出掛けて
あそこ ここにと「小さな秋」を見つけた。                                   
                    文字上をクリックで <ホームページ>へ

   水庵看板



   小道

確かに紅葉が始まっている木々。
これから枯れ尾花となっていくススキの原っぱ。


屋内のコーナーに置かれた棚には

   自家製野菜

自家栽培の新鮮野菜が並んでいる。

小袋詰めの野菜は、身体にもお財布にもやさしくてうれしい。
柿がこんなに赤くなっているのに驚く。ランチのデザートにいただいたけれど、もうしっかり甘くなっていた。


   今日の弁当ランチ

秋野菜がおいしい弁当ランチ。砂糖不使用で野菜の自然な甘みが感じられる名物メニュー。
レンコンとひき肉の揚げ物は肉のやわらかさとレンコンのシャキシャキ感のコラボが絶妙。


     黄色コスモス
コーナーに飾られた"黄色コスモス”
手作りの花瓶が「これみて!」と自慢しているようで可愛い。



昨日は晴れて真夏日。クーラーが必要な1日でした。
今日は朝から時々小雨の降るちょっと寒い日で、気温は6度さがりました。

そして、明日の予報は又6度上がって真夏日になるとのこと。
秋なのに、熱中症対策が必要になります。

秋の気温差で体調を崩さないよう気を付けたいものです。




やっと来た 秋

お彼岸の中日に、用事を済ませた午後から東北道を北に向けてドライブ。
日光まではもう時間がないので、「埼玉の小日光」と称されている「妻沼の聖天様・めぬまのしょうでんさま」に行ってみることにしました。


歴史
寺伝では治承3年(1179年)に、この地を本拠とした武将齋藤別当実盛が、守り本尊の大聖歓喜天(聖天)を祀る聖天宮を建立したのが始まりとされています。


   正面の彫刻


日光東照宮を思わせる荘厳絢爛なこの彫刻によって「小日光」の呼び名があるのでしょうね。


建物の周囲に彩色された彫刻の数々を見学しようとしたのですが、タイムアウト。見学可能な時間帯は10時~16時まで。
もう16時20分になっていて、「入場券」販売係の方が戸締りをして出て来られたところでした。


「入れないけれど、こっちから見えるから・・」と案内された場所。柵の間からスマホを差し入れて撮った写真です。

   廻りの彫刻を見る



「平和の塔」

この近くの小川の側で、彼岸花が咲いているのを見つけました。


   彼岸花

お彼岸の日に「彼岸花」が咲いているのに何の不思議もないはずなのに、

ここは埼玉県の熊谷市。 ― 日本一暑い町 ― として、特に今年の夏は何度もテレビに登場し、紹介されてきた熊谷だ ということで、

頬を撫でるこの秋を思わせる涼しい風にも やたら感動しました。(なんて、私の住む町もたいした違いもない暑さを記録した今年の夏でしたが)



彼岸花が咲いただけでなく、記録的な猛暑日の連続だった今年の夏も「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、帳尻を合わせたように「秋」を思わせる涼しい風が吹くようになりましたね。

あの日以来、顔を会わせた人とは「やっと気温が下がって、ホントウによかったわね」が開口一番の挨拶になりました。


<追記>

     塩あん餅

おはぎと並ぶ白いお餅は通称「塩あんびん」。砂糖を用いずに塩で味付けした大福です。
砂糖が貴重な時代に小豆本来のうま味を塩で引き出すという、昔の人の知恵から生まれたということですが、これが思わぬ美味しさでした。塩味だからこそ小豆が持つ本来の上品な甘味が感じられ、滑らかなお餅によく合います。
加須市・久喜市・熊谷市など埼玉県北部で古くから食べられているお餅です。


     だんご屋

このお餅を駐車場近くの和菓子屋で買いました。

中秋の名月には、こんな「塩あんびん」をお供えするようなことはないのかなあ~と、
今年の中秋の名月を思い出しました。(まだ暑い夜だったなあ)


     中秋の名月

Yamaさんから頂いた月の写真です。 \(^o^)/

中秋の名月 に お月見餅?

此方では前日の17日に 予報通りの気温(30℃)に下がって、昼間はクーラーを使いましたが、 夜は一晩中スイッチOFFで過ごすこと出来ました。


なので、中秋の名月が昇る18日にも せめて朝晩だけでも涼しくと期待したのですが、夕方になってもなかなか気温は下がってはくれません。


テレビからは月の映像とともに、「綺麗な月が昇りました。今年の名月はクーラーの効いたお部屋から窓越しにお月見するのが良いかもしれません」の解説が流れています。 ← それはないでしょう!


外に出てみると、街灯など ものともしないような明るい月が昇り、輝いています。



   月が出た 「月が出たよ~ 」
文字色

十五夜の月は「芋名月」と言われ、秋の収穫物をお供えする慣習にならって、今年は「里芋」に「栗」をお供えにしようと、朝 近くのJAに出掛けました。けれど先日買い求めた栗「ぽろたん」も今日は無く、肝心の里芋もお供えにするのに適したものは見当たりませんでした。(野菜高くなってますよね


そこで、今年は梅林堂の「お月見だんご」をお供えにしたのですが、その直後に妹から電話があって、問い合わせていた「がんどばぼち」という、 これは「おだんご」ではなく「餅(ぼち)」らしいのですが、 この話で盛り上がりました。

「がんどばぼち」とは、小麦粉を練った生地に餡を入れ、サルトリイバラの葉で包み蒸し上げた伝統的なおやつだそうです。

   2-IMGP0534.jpg(画像はお借りしたものです)

このお餅、手に入ればお供えにしたいのですが、今もこちら(岐阜県各務原市の鵜沼地区)で作られているのでしょうか。
サルトリイバラの葉に包まれたお餅だそうなので、5月~6月に作られていたのですね。秋はムリかな。


「花より団子」になってしまいました。 (´∀`*;)ゞ



   午前2時の月

午前2時の月です。 本物はもっと輝いていて美しく、はっきりしているのにうまく写せません (ノ_<)
毎年他の方お写真を見させてもらい、観賞にさせていただいてます。 (。-_-。)


日は替わって、今夜の月が満月になりますね。 (*´∀`人 ♪


琵琶語り & 栗ご飯


昨日 9月8日 に、念願の琵琶演奏を聴くことが出来るというので、 しらこばと水上公園(越谷市)そばの

水庵 カフェ&ギャラリー へ 出かけてきました。


     水庵カフェギャラリー



17:30 開演   「琵琶語り」を楽しもうと既に20数名の方が集まっておられました。

演目は  「耳なし芳一」  「雪女」  「浦島太郎」  です。


生で 琵琶 の演奏を聴く機会って、なかなかありませんよね。

ましてや「琵琶語り」ですので、演奏とともに昔から伝わる お話が聞けるのです。


演奏者を前に、聴衆者は身体が触れ合うほど近くに集まって、耳を傾けています。
声の大小、囁きなどの声色と、「ばち」で弾く弦の音色と、胴をたたく音と
さまざまな効果音を組み合わせて 語りの世界が つくられていきます。


普段使わないことばや遠い昔の世界。理解するのは難しいかと思われる子供たちも
声を立てることなく、しずかに 聞き入っていました。

雰囲気に飲み込まれていくのでしょうね。

「どうだった?」
「なんか、こわかった~」
「雪女 って、きれいだったんだね」

大人も子供も、いつのまにか一体になって
非日常を楽しみました。


演奏者の麻白 禮良(ましろれいら) さん

「レイラさん、素晴らしかったね!」の声



     レイラさんと

お願いして、写真を撮らせていただきました 👏






この日、午前中に今年初の 栗ご飯 を炊きました!

     ぽろたん

近くのJAの農産物販売所に出ていたのを 買っておいたもの。
地元産で、品種は「ぽろたん」。
渋皮が剝きやすいところから「ぽろたん」の名がついたという栗です。

今年は栗が 出たの 早いように思います。 今年の この暑さのせいでしょうか??


      栗ご飯

 少しだけ残っていた「もち米」をふつうのお米に足して炊いたせいかな、
栗に米粒がくっついて、とり散らかった感じに・・

写真撮るのに 整えてみたけれど、この程度 😢  
(甘みのある大きな栗で、おいしい栗なんですよ)


朝、いつもお邪魔して読ませていただいている ブロ友さんの記事に
9月9日、重陽の節句には栗ご飯を食べ無病息災や長寿を願ったそうです」とあるのをみつけて、


昨日炊いた 栗ご飯 を、
9日にも、いただきました  \(^o^)/


只今 米不足 & 百均グッズの癒し

 
 ここ数日、朝晩の空気が違ってきました。「ああ、秋がやってくるんだなあ」と頬を撫でるように吹く風の感触にうっとりです。
この歌の時節が来たのだと思ったりします。

馬追虫(うまおい)の髭のそよろに吹く秋は眼(まなこ)を閉じて想ひみるべし
馬追虫が鬚をそよりとさせながらやって来る秋は、眼を閉じたまま感じ取るのがいいのだなあ
                                         長塚 節


この歌の舞台は夕方から夜の時間帯でしょうけれど・・。


 朝も日が昇り9時過ぎるころになると気温もどんどん上がってきます。今日の最高気温は33度と出ました。
  <と言うことは、34℃くらいになるのかな (-∀-)  今日も暑くなりそうです>


そんな時に、Lineが鳴って近所に住む友達から連絡が来ました。
今日は近くのJAでお米の入荷があり、限定販売するそうです。早くから並んだお陰で整理番号4番がゲット出来たそう。お米が手に入りそうだと言います。


近くのJAは「〇〇〇ぐるめ米ランド」の名を持つお店。それでも今のこの時期お米の入荷が少なくて、常連客のために十分用意できない状態のようです。


今日は10時の開店前に20人を超える方がお米を入手するために並ばれたので、21番目の方からは前もってお断りしてお帰り願ったとのことです。用意していたお米はたった5分で売り切れたそうです。


     お米騒動
       お知らせの前に置かれているお米は、「もち米」だけでした。


もう少しで新米が出る季節です。お米の他の麺類や穀物、野菜は高値ではあるけれど無いわけではないので、深刻な状況でもありません。
それでも、これまでの経験のない猛暑日の連続とか、地震や台風による被害の状況とかと共に。何か不安を覚えるような気の晴れない状況であることに違いはありません。


それで、というわけではありませんが・・(笑)、

今年の夏、ブロ友さんの記事を読んで百均ショップで自分にとっての便利グッツを探したり、安くて満足できる品を探す楽しみを知りました。


幾つもみつけましたが、その中でも“抜群便利グッツ”が以下のものなんですよ。🐈


     油汚れクリーナ―

キッチンは勿論、リビングでも ちょっとした油っぽい汚れがスッキリ落ちます!!
壁の手垢やスイッチ周辺の沁みついたような手垢、棚の油汚れもOK。

気付いた時に1枚のペーパーでサッと拭き取れるので便利。


     排水口ブラシ

排水口は生ごみを取り除いても、ぬるぬるした汚れが残ります。数回に一回このブラシでゴシゴシなでると、スッキリします。キッチンハイターなどの漂白剤を使う回数がぐんと少なくなりました。

オレオレ詐欺、それとも・・・? /  古典講座運営委員会 


携帯に差出人不明(登録していないため?)のショートメールがよく入る。
あれは丁度(今月の携帯料金がいつもよりかなり多いのはなぜ?)と思って、先月、先々月の請求書(書面)と比べているときだった。  (比べてみても良く理解できていないのだけれど (ノ_<)・・・)


そんな時、タイミング良く、ショートメールが入った。
「今月のご利用料金にご不明点がある方ば次の番号にお電話下さい。〇〇〇〇・・ 」とあった。
差出人もこの携帯電話会社の名だ(と、思った


その下にある(差出人不明)の薄い文字が気になって、電話番号の途中で掛けるのをやめた。
ついでがあったので、近くの携帯ショップに出掛けて、直接説明を聞くことにする。



係りの方に、先ずそのメールを見てもらう。

「こちらからのお知らせですよね?」

「・・・違いますねえ。ほら S のあと O はこれオーじゃなくて  ゼロですよ」

なあるほど、「ソ」とは読めなくて、これでは「エスオーフト」となる 。
なんで気づかなかったのだろう! (*゚Q゚*)



被害にあったわけでもなく、不快な思いをしたわけでもないけれど、
これを機に電話利用料金の内訳を説明してもらって、経費に無駄のない安いプランのある方にのり変えることに決めた。

これがまた私の頭では理解するのも、カスタマーセンターとのやりとりも、スムーズにはいかないけれど、
担当の方の手を借りて、なるべく自分で出来るよう 学ぶことにする。


順調に進み出したある日、携帯に自動音声で警告の電話が入った。

こちらはNTTです。あなたの電話料金が未納になっていますので、法的処分を取らせていただきます。コールセンターに問い合わせください」と。

これは「おうち電話」の乗り換えも同時に進めた関係で起きたことだったかな?と思える節もあるのだけれど、・・・


むずかしい~ ですね。 あとからでも分かって、「ああ、そういうことだったのか!」と理解できるとスッキリするのですが。




来月より 古典文学講座<「とはずがたり」を読む会> 秋期講座 が始まります。

獨協大学 オープンカレッジの教養講座 だったあとは コミュニティセンターの会議室を借りて継続しています。

大学から離れてからは 、有志で「運営委員会」を結成し「古典講座」を自主運営して4年になります。


「春期講座」が終わったあと、今年の夏の異常気象などの影響もあって、なかなか開けなかった「運営委員会」を
ようやく、昨日集まって開くことができました。


     運営委員会

食べ物などは、持ち寄りですが、この お茶はわたしが先日「長寿祝い」として市から頂戴したお茶です。


     お茶

後期高齢者 に突入いたしました。

「とはずがたり」は オープンカレッジの講座では『天皇に愛された女の物語』 を読む としました。

その時からの受講生の方から、
古典文学といえば『源氏物語』くらいしか分かりませんでした。『とはずがたり』と聞いても何とも思わなかったと思いますが、
あの『天皇に愛された女(ひと)の物語』に惹かれて、それに主人公が東下りした「鎌倉」にお出掛けするというので、受講したのですよ。

と言われています。


平成20年 『日記文学を読む』から始まりました。 あの頃は私も若かった(イマヨリハ)のですが、

今では 立派な(?)高齢者になりました。

「みなさんも ですよ~」(笑) と思って一緒に飲んでいただいた「八乙女茶」です。


     現代語訳のテキスト

テキストは、講談社学術文庫 「とはずがたり」ですが、読みやすい現代語訳の冊子を作っています。

また、秋の 歴史旅 として、関西方面を計画中です。




進行の遅い大型台風10号が停滞して大きな被害を齎すのが危惧されるなか、関東ではほとんど雨風の心配もなく1日が終わりました。

今日も静かな朝を迎えております。気温は30度、先程ツクツクホウシが鳴き始めました。

大型台風が、大きな被害を齎すことのないよう 祈るばかりです。




簡単梅ジャム ー 夏の終わりに

連続の猛暑日に少し陰りがみえてきたような・・・・・。
とはいっても期待を持たせながら当日になれば35℃超えになっているか、
でなければギリ34℃で回避の暑い毎日が続きました。

ところが、今朝スマホの「お天気」欄を開けると当日も予報気温通りの31℃のママでした!! \(^o^)/ ←「30度超えなのに、こんなに嬉しい」


    ノウゼンカズラ

お向かいさんのお家の「ノウゼンカズラ」 今朝はなぜか涼し気に見えたりしていますヽ(´∀`)ノ




この夏、ハマった物の一つに梅ジャムがあります。(もう夏が終わったような発言(*゚ェ゚*))

あの甘酸っぱさが刺激的で、美味しかった。特に「小麦胚芽のクラッカー」にちょこっと添えて食べると、もうクセになります。



昨日は冷凍してあった「梅」を取り出して、梅ジャムの追加分をつくりました。

冷凍梅を使うと簡単にできます。

来年のために備忘録として、ここに残しておくことにしました。


     冷凍梅

     落ちた梅の実を拾い集めて洗い、傷ついた箇所を削り取って
     冷凍しておいたもの。 500gを入れました。


     ジャムを作る

     何も入れず火にかけると梅は崩れてくる。
     時々ヘラで掻き回していると皮がとれ、種があらわれてくる。

     皮と種を取り除き、残った身の重さとほぼ同量の砂糖を数回に分けて加える。
     今回は 「てん菜」(砂糖) を150g入れました。 




      クラッカー



夏は年々暑くなってきていますが、今年は特別でしたね m9(゜д゜)っ 

この先どうなってしまうのか心配です。

自分に合った夏越し対策なりを工夫してみるのも前向きになれていいかな (*`皿´*)ノ 
と思うしかない 長~い夏で・した(す?)ね。  




秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
秋が来たと、目にははっきりと見えないけれど、吹く風に秋がやって来たと、気づかされることだ
『古今和歌集』巻四 秋歌上 169番


この和歌は、詞書に「秋立つ日詠める」とあって「立秋の日」の歌です。
ちなみに、今年の「立秋の日」は 8月7日でした。



 


 蜂の巣

先週末のことです。帰宅するとお隣の方から声をかけられました。

「あのね、そちらにハチの巣ができているわよ! 気を付けて」

教えられて門扉前、横の椿の木を見ると目の高さより少しうえ、葉の陰に直径20センチ以上はありそうな蜂の巣が見えています。


えーー!! いつの間に・・・」

全く気付きませんでした。巣に入ろうとする蜂が目の前に見えていて、確かに花の水やりの際に見たことのある蜂でした。


   蜂の巣
    <後日撮ったもの>

巣の大きさにまずビックリ と言うより度肝を抜かれて、どうしていいか分からずに、そっと後へ退くしかありませんでした。((((;゚Д゚))))))) ((((;゚Д゚)))))))


駆除業者に頼むには・・・ネット? と思っていると、教えていただいた方から
「以前に裏の林(住人がいなくなったお宅の植木)に蜂の巣を見つけたことがあって、その時は役所に電話して駆除してもらったということよ」との情報を得ました。 


そこで、先ず区役所に電話してみました。総合受付に事情を告げると、「そういうことでしたら『くらし応援室』にお繋ぎしますので係の者に状況をお話ください」ということでした。


状況をお話すると、私の場合は 区の方で駆除される条件を満たしているようです。役所の方から駆除業者に依頼していただけることになりました。
「但し、丁度連休が間にあるので、駆除に伺えるのは4日後になりますが、それでもいいですか?」とのこと。

「結構です。よろしくお願いします」とお返事して、
この間この前を通る人に注意喚起の札を下げました。

     札


そこを通った人の言葉「大きな蜂の巣ですねえ~ 元気に出入りしてますよ!」
私は見ないワ 近づかないつもり~


そうして 3日間の長が~い時間が過ぎて、昨日のお昼近く、待ちに待った業者さんがやって来ました。


     駆除


そお~ と同居したススメ蜂さんと、やっとお別れしました。




ミュージカルシアター 四季劇場 へ

昨日は四季劇場[春](浜松町)まで公演を観に出掛けてきました。劇団「四季」の舞台を観るのは初めてでした。

ちびともドリム(仮名)ちゃんの誕生日プレゼントにとチケットの申し込みをしておいたもの。本人の希望により演目は「アナと雪の女王」です。折角の機会なので私自身もミュージカルで体験するドラマチックな氷の世界をいっしょに楽しめるようにとテレビ録画してあった同タイトルのアニメを探し出して、ちゃんと内容の予習をしておきました(笑)


といいますのは、もう20年ほど前になりますが、アメリカのブロードウエイでミュージカル「美女と野獣」を観たことがあります。この演目に決めたのは英語がよく理解できない私でもこのストーリーならば楽しめるだろうという私に対する息子の配慮だったようです。ところが当時このお話、題名だけで内容をよく知らなかった私は、全く楽しめませんでした(汗)


観客席から湧きおこる歓声や笑い声に〝私だけが分かっていないんだ!“と落ち込むばかり。舞台との一体感どころか、孤独感さえ覚えたのでした。(-_-😉 場所が初めてのニューヨークだったこともあるのでしょう。今では笑い話ですけれど・・。



昨日の気温予報は東京34℃で雲の多めの晴れ。浜松町には11時半近くに着いて、午後1時の開演までに昼食を済ませておこうと劇場近くの食事が出来そうなところを探しました。



     coffeeでランチ
二件目、席が取れたこちらで食事。
あまり時間が掛からないようにと、スパゲティ・ランチセットを注文。ふたりそれぞれ好みのスパゲティーを選んで開場時間になるまでに済ますことが出来ました。


     劇場へ



さてさて、ここからがお楽しみタイム。


     上演前の舞台
撮影が許されている開演前の舞台です。


幕が上がった舞台で繰り広げられた数々の風景、驚異的な大ヒットとなった楽曲が流れ、幻想的で創造性に富んだ世界が舞台いっぱいに広げられました。


途中20分の休憩を挟んで2時間ほどの公演でした。
すばらしい!!「良かったねえ~」「劇場まで凍るかと思った。きれいだったね」
感動と興奮冷めやらぬ二人は、おはなしの続きを語りながら家路を急ぐことにしました。
空の雲行きが怪しくなってきたからです。


最寄り駅に着くころには降り出した雨が激しくなってきました。
雨傘兼用の日傘を二人とも持っていたので駐車場まで移動するのにずぶ濡れにならず、助かりました。
この時期は特に突然の雨や雷雨を考えて日傘を持って出かけるのが正解ですね。


昨日は立秋でしたが、猛暑日でした。夜は各地で激しい雷雨。
県庁に落雷、川越本線付近浸水などのニュースが伝えられました。

キッチンを涼しくしてクッキング♪

連日の猛暑日ですが、今日は此方34℃の予報です。これを猛暑日から解放された真夏日と呼ぶべきか否か?
外に出てみると、幾分過ごしやすいような気温になっているとも思えます。

今朝はJA野菜直売所までクールネックバンドと大きな帽子を被り、カートを曳いて買い物に出掛けてみました。
朝散歩のつもりで・・・。

3分もあるけばもう汗が出ます。

   タカサゴユリ

歩道𦚰の生垣からチョンチョンと顔を出しているのはタカサゴユリ?
それともシインッテッポウユリかな? 
勝手に生えてくる逞しい花のようです。
スンと澄まして並んでいるようで可愛いくて
除草されないで生き残れそうですね。

10時の開店時間より少し前にお店のドアが開きました。
店内を廻って、積まれた新鮮野菜の様子を見て、手に取って選ぶ。

う~ん\(^o^)/

これで少しずつ元気も出てきます。



今日は、涼しくした部屋で、身体に良いものを、食べたいと思う料理にして楽しんでみようかな ♪

「実用も兼ねて楽しめたらいいね」  と自分自身に言い掛けて (* ´ ▽ ` *)




<きのこのマリネ>・・・ レンチンであッという間に出来上がり。

     レンチンできのこのマリネ

多く作った場合は、小分けにして保存。副菜として何度かに分けていただきます。

<材料> しめじ 100g まいたけ50g 生姜千切り5~8g  ポン酢 20リットル 水30リットル 
       オリーブオイル 小さじ1 小葱 適量

①レンジ 600W 2分   ➁かきまぜて 再度2分



<スペアリブと大根の煮物>

      スペアリブと大根の煮物

大根を一本買ったので、豚肉と煮込みました。
大根は口に入れるとトロッと溶けるような柔らかさで味も沁みて美味しく煮あがりました。
スペアリブは冷凍しても大丈夫 
大根は冷凍するまでもなく、食べてしまい、一回で終了です(笑)


夏の定番 <ゴーヤチャンプル>

     ゴーヤチャンプル


など・・・。

楽しんでいるうちは良いのですが、残った野菜の処理などもあるので、疲れない程度にしてお・し・ま・い。


外はまだまだ 太陽ギラギラ



     百日紅

毎年近所の百日紅より遅く咲くサルスベリの花が、今年は2週間ほど早く咲いているのに気づきました。


明日、明後日は最高気温35℃の予報です。

警戒アラート発令中のなかで

観測史上最多の猛暑日を記録している今年の夏。今日も36℃の予報で、早朝から既に刺すような熱さを感じる日差しでした。外出するのが躊躇われます。

やがてスマホに「〇〇市に黒雲が近づいていて、12時15分ごろ激しい雷雨となる模様」と注意喚起の予報が出ました。


12時過ぎると外の木々が大きく揺れ初め、空は俄に掻き曇って雷鳴が轟き始めました。間もなく怪獣の鳴き声かと思うような恐ろしい音がして、雨が降り始めたかと思うと家の中でも緊張するほどの激しい降り方になりました。


約1時間程で小降りになって、空が妙な明るさを取り戻した頃に市役所からの防災放送が聞こえてきました。「市内に竜巻の目撃情報がありました。外に居る人はしっかりした建物などに避難してください」という内容です。
気象の変化は益々激しくなり、身近に危険が迫っている現実を実感させられる日でした。


警戒アラート発令中の日が続きます。天気予報でも「不要不急の外出は避け、水分をしっかりとるように、夜も室内冷房を使ってください。設備が十分でない場合は図書館やショッピングモールの冷房の効いた施設内で過ごすのも良いでしょう」と、危険な状況であることを伝えています。



実は先週のことですが、私 夜中に誤って転倒しフローリングの床に顔面を打ち付けてしまいました。前の差し歯が2本吹っ飛んで口内が切れたらしく血が噴き出しました。急いでタオルで口元を押さえ、抜け落ちた差し歯を拾いながら、これからさてどうしたらよいかと考えました。


出血が心配です。現在常用している病気治療薬の中に「血液を固まりにくくする薬」があるからです。それに朝まで待って出血が治まったとしても病院が開く時間まで待って受診にひとり出掛けられるような今の気候状況ではないと判断しました。


ガーゼを噛んで出血が少し落ちついたところで救急車を要請しました。近いところに消防署があってそこから2、3分で来てもらえました。ただ、当直の専門医がいないなどの理由から受け入れてもらえる病院が市内にはありません。7件目にようやく少し離れた市の救急病院で受けてもらうことができました。


幸運なことにその病院は娘の住んでいる市にあって、しかも徒歩でも行ける近い病院でした。救急隊員の方が娘に連絡を取る際に聞いた住所から、受け入れられる病院がなかなか見つからない中で、そちらの方を探して下さったのだと思われます。

     救急病院

病院には既に娘も来ていて、手当治療もスムーズに進みました。お陰様でその後の経過もよく、日に日に気力も回復しております。


この気候の中です。通院時に欠かせない道具のひとつにクール ネックバンドがありますが、今回はもうひとつ「ひんやりをキープするポーチ」を買いました。

     クールネックバンドケース
     百均店で330円 でした。

待合室は冷房が効いているので、その間はネックバンドをポーチに入れて冷やしておきます。



     ヤブランリリオベ
       ヤブラン リリオベ

 屋内に置いた観葉植物に、いつの間にか白い花が咲きました。 ^^) _旦~~

「お年玉切手シート」 引き換え期間最終日は「東京の日」


     切手シート

今年の「年賀はがき」で3等「お年玉切手シート」が一枚当たりました。

調べてみることもなく、全く忘れていたのですが、夏の絵ハガキに貼る63円切手はないかと探していて、
思い出したのです。 ー 今年の年賀状の当せんは、どうだったかな? と。。


ありました! 切手シート 1枚  当たってました。


お年玉商品の引き換え期間は、、  7月17日(水) とあります。
なんと、本日が最終日。 郵便局 閉局 時間も残り少なくなっています。
おそるおそる 窓口に葉書を差し出すと、

おめでとうございま~す! 当せんですね」の 明るい声に
なんだか、宝くじでも当たったような、とてもうれしい気分になれました(笑)


もしかしたら、見ることもなかったかもしれない「今年のお年玉切手シート」
局員さんの対応でちょっとうれしい気分になった記念の「切手シート」です。♪


そして、もうひとつ、 カーラジオから流れてくるお話して初めて知ったのですが、、

7月17日は 「東京の日」なんですってね。


1868年7月17日に、明治天皇の発する公式文書によって「江戸」が「東京」に改名されたのだそうです。
さらに「江戸」が「東京」となって 150 年という節目の年だとか。


それが「お年玉切手シート」とどう関係があるの? と問われると 困るのですが (ノ´▽`*)b☆
7月17日が、思わぬ「記念の日」とでもいう気分になって帰宅しました。(*゚ェ゚*)



7月18日 当方本日梅雨明けの発表がありました。


今日はまだぱらぱら大粒の雨が落ちてくる時もあって、湿度満載のなか

     IMG_5047.jpg

ビナンカズラ(さねかずら)に蕾がたくさん付いていて、中に可愛い開花 も見られるようです。

     さねかずらの花

【百人一首】25

名にしおは(ワ)ば 逢坂(おうさか)山の さねかづ(ズ)ら 人に知られで くるよしもがな
                   三条右大臣(さんじょうのうだいじん) [『後撰集』恋三(七〇〇)]

「逢って寝る」という名を持つ逢坂山のさねかずら、その名のとおりならば
蔓をたぐり寄せるように、人知れず君のもとへ来る方法があればよいのになあ



一先ず猛暑日は去ったけれど

先週1週間は梅雨と真夏が同居して、今後もやってくる異常気象にどう対処したらいいかを問いかけられるような期間でした。

丁度その間に三泊四日で息子の家に出掛けました。仕事で出かける両親に代わって〝孫と私と愛犬と″ふたり一匹でのお留守番。都会の夏を、と言っても気温気候ともに我が家とあまり変わりはないのですが、一緒に連日の猛暑日を工夫しながら過ごしてきました。


猛暑日のお出掛けには必需品

・水筒(水に氷を入れています)
・首にかけて使用する ICE RING
・予備に、ミニ保冷剤ポケットのついたスカーフ(タイ)
・日傘 と( 帽子)
・両手が使えるリュック形のバック


以上のグッズがフル回転でした。


逆にファミレスに入ると冷房効きすぎで 薄手のカーデイガンなどが私には必要でした。

外があまりに暑いので、来店時に「ああ~涼しくって、気持ちいい!」と感じてもらうためでしょうかね。

それとも、満席になるほどの来客で、回転をよくするため?

食事を終え、外に出て街ブラするうちに体温が戻るという感覚でしたね。


家の中で過ごすのに苦労はないのですが、
何して過ごす?と初日に相談して、
「お菓子づくり」 と 「トランプ」(私の希望、脳トレ)に決まり!

そこで、食材 調達にスーパーでお買い物

こんな「粉」を見つけたので、クッキー を焼くことにしました。

    ミックス粉



思った以上の仕上がりで、外遊びの出来ない日中を楽しく過ごすことが出来ました。

     クッキィー



他には「とうもろこし」1本で簡単トウモロコシご飯を、

     とうもろこし

切り取ったとうもろこし粒をのせ、だし昆布3センチほど、塩小S1
芯も上に乗せてスイッチON 炊きあがったら芯を取り除き、バター10gほどを入れてかき混ぜる。






孫の用事のために電車で出かけた町。
休日の午後、駅近くのカフェなどはほぼ満席。
とても街ブラ出来るような暑さではありません。
太陽に焼かれて燃えそうです。


お迎えまでの長い時間を過ごすのに、一人デパートに入ってウインドショッピングして過ごしました。
見るだけで楽しいのですが、やはり長い時間居ると体が冷え過ぎてしまいます。
特に一階は低い温度に設定されているのが、こんな暑い日にくるとよく分かりますね。



そんな暑い日でも神社の境内は少し違っていました!!


     八幡宮1

     八幡宮2


弓矢の神様としても名高い、応神天皇を祀る武蔵野八幡宮。境内は約1300坪の広さで、ケヤキやクスノキなどの大木が繁華街とは思えない静かで荘厳な佇まいを見せています。

ヒンヤリとはいきませんが、吹き抜ける風が肌に心地よくて、ほっとする時間を持つことが出来ました。


ついたちまんじゅう の 日

先日、ついたちの日に 埼玉県のURAWA駅構内を通ったところ、
こんな催し物に遭遇しました。


   看板

埼玉県内では多くの地域で新小麦で饅頭を作り、神仏に供える風習がありました。

恵みに感謝し無病息災を願う風習です。

「ついたいまんじゅうの会」がこの伝承を現代に恒例行事として蘇らせようとするものです。


   3個の饅頭

おいしそう でしょ! 購入しました。

さいたま市内の和菓子や店が

「ついたちまんじゅう」の復刻・販売に取り組んでいるということで、活気に溢れていました。




あれっ ?  最近似たようなお話と食物 に出会ったような・・・。


そう それは 「うどんの日」でした。 (^_-)-☆


うどん大国"の香川県では、田植えが終わる半夏生(はんげしょう)に、労をねぎらってうどんを食べる習慣がありました。

そこで、新たに生麺事業協同組合によって7月2日が「うどんの日」に制定されたということです。



今年の半夏生は、夏至から数えて11日目の7月2日から七夕(7月7日)までの5日間になります。

テレビのニュースが「香川県では7日2日の半夏生を<うどんの日>として麦の収穫を祝ったと伝えているのを耳にしたのです。。

 
あぁ、そうなんだ!
「ついたちまんじゅう」と「うどんの日」の趣旨はは同じだったんですね。



梅雨時の今日も昨日に続いて真夏日(35度)予報です。


   半夏生

見沼田んぼに広がる「半夏生」群落。そう、この時期です。


ビナンカズラ(さねかずら)の小さな花が咲きだす季節でもあります。

時折異常気象のことばを聞く中で、
今後もさらなる穀物の収穫を願わずにはいられません。



今むかし ー 花だより


梅雨に入って一週間が過ぎました。
集中的な大雨になった夜もありましたけれど、ほとんど雨は降らずに真夏日や猛暑日というほどの暑い日が続きました。

朝から雨の今日は、やっと梅雨らしい日になって、気温も5度ほど下がっています。



   ノカンゾウ

先週からぽつぽつ花開き始めたカンゾウが、今週はたくさんの蕾を膨らませて居ます。


カンゾウ は『万葉集』『伊勢物語』『土佐日記』の和歌にも歌われていて、昔から長い年月、人の心を慰め、人に愛されてきた花のようです。

私たちが今読んでいる 中世女流日記文学『とはずがたり(問わず語り)』にも「忘るる草」が登場し、それがこのカンゾウのことだと理解したところです。


この花は嫌なことを忘れさせてくれる力があると信じられていて、「ワスレグサ」と呼ばれていました。

生きていれば色々なことがあります。悲しいこと、辛いこと、嫌なこと、時には恋しい気持ちさへ忘れたい時があります。
そんな時この花には忘れさせる力があると信じられてきたのです。



また、この「萱草(かんぞう)」の花と蕾は食すと非常に美味しいのだと、新聞のコラムを読んで知りました。

軽く茹でて水を切り、スライスしたニンニクをオリーブオイルで炒めたところへ入れて、油が回るぐらいで火を止めるくらいが良いようです。


イタリアにはズッキーニの花を揚げる料理があって、テレビの料理番組で紹介されているのを見たばかりです。それがカンゾウの花を調理した感じによく似ていました。


コラムの筆者はこう書いています。

ノカンゾウは嫌なことを忘れさせてくれる力があることから「ワスレグサ」の名があるのですが、蕾があまりにもおいしかったので、憂いを忘れさせてくれるのは美しさというよりも、おいしさだったのかもしれないと思いを巡らせています」 と。


夏至の日に梅雨入りしました!

今日21日は夏至、1年でいちばん昼の時間が長い日です。
太陽が一番高くなる日なので、お天気になれば影ぼうしが一番低くなる日でもあるのですが、
どうやら今日は陽が照りそうにもありません。
お陰様で真夏日だった昨日に比べると今日は朝から涼しく感じました。


ところが午前中に雨が降り出してきて、

   雨の中の紫陽花

花の盛りが過ぎかかった紫陽花を濡らし始めました。



こんな雨の降る中だけれど、夏至の日に是非行ってみたいうどんお店があって、
やはり出掛けてみることにしました。






   讃岐うどんのお店

バス停2つ行った先にある「讃岐うどん」 の たれ半
バスの窓から眺めてはちょっと気になっているうどん屋さんです。


なぜうどんかと言いますと、香川県では夏至の日にうどんを食べる習慣があると知って、せっかくならば、初入店は「夏至の日に」としたのです。

夏至の日に食べる食材は地域によって様々ですが、丁度この時期に収穫となる小麦で作る食べ物を、神様に備えたり食したりして祝うことが多いそうですね。


   牛肉うどん <牛肉うどん>

右上のお皿には各自好きなだけ皿に取るトッピング。(揚げかす・削り鰹・おろし生姜など)

麺は小麦粉を毎日店舗で粉から製麺し、「三たて」にこだわっているお店です。
「打ちたて」「切たて」「茹でたて」を俗に「三たて」と言うのだそうです。

私はやはりうどんはダシだと思う方ですが、とてもよいお味でしたよ。(*^_^*)


讃岐うどんの麺はコシがあってそこが拘りなのですが、どちらかというと煮込みうどんきしめんが好きな私にとっては、もう少し柔らかくてもイイカナ (ノ´▽`*)b☆

夏至の今日は、お昼においしい讃岐うどんを食し、

おやつには


   小麦胚芽クラッカーに梅ジャム

小麦胚芽のクラッカーに 自家製梅ジャムをのせて 頂きました (*´∀`人 ♪



本日 近畿、東海、関東甲信が梅雨入りしたと気象庁からの発表がありました。
今後1ヶ月くらい雨が続きます。

屋内での生活活動が中心となります。
食べる物にも拘って出来るだけ快適な生活を工夫したいものですね。



夕方には雨が上がりました。明るい空も見えていますが暗い雲も残っています。

今夜はほぼ満月のはず(旧暦5月16日)ですが、🌕のお顔は見られるでしょうか。

梅雨入り前 の 梅仕事

今年は6月に入ると、もう梅の木に実が た~くさん 生っているのが見えました。


梅の生る木

さ~て、今年はこの実をどうやって収穫しようか?

と 思案しあぐねて、もう 6月も半ばにもなりました。やがて熟したわけでもないのに青梅がぽつんぽつんと落下して、
コンクリートや石の上に当たった梅の実はひび割れができて、駐車場や道路にまで転がっています。

落ちてくる梅、落ちて転がっている梅に気づいたときに、籠に拾い集めたものを、
涼しい場所に置いたバケツに空けておく。 これを今年の 梅の収穫方法としました。



といいますのは、3年前のことです。沢山できた梅の実を、青梅の内に収穫しようと、木の下にシートを敷いて、
細い竹棹を持ち、脚立に跨って、取り残しがないようにと梅の木の枝を叩いて頑張ったのです。が・・・

暫くして、手の指関節、特に右手の関節あたりが赤く腫れだして、痛みだしたのです。
病院で診てもらったところ、指関節症でした。遺伝性のものだということでしたが、私の場合は間違いなく梅の収穫が直接関節症を引き起こす原因になったと思うのです。その後半年間手の痛みに苦しみました。

常に感じる痛みはどうやら治ったと思ったら、手の指関節が変形したまま固まっていました。
通称 ヘバーデン結節症 というもので、わたしの場合梅の収穫がトラウマになっているのです。





   収穫の梅

カーン、コーン と落下した 梅たちを、拾い集めただけの 今年の梅の収穫です。

たった これだけ 


冠動脈疾患のため手術をした私は アルコール禁止の身なので、梅酒は ✖

カリカリ梅 を作ってみたいと思ったのですが、これだけは落ちる前の青梅じゃないと美味しくないよと妹からのアドバイスがあって、

   梅シロップと梅ジャム



結局、梅シロップ と 梅ジャム にしました。



梅を洗って下処理をしたあとに、冷凍しておくと後日のジャムつくりにも支障はなさそう ♪
それなら今後は 梅拾いも 楽しめそうで~す。




梅の季節に咲いた花
   ルトベキア 

               ルトベキア  


    ベルモント
 
               ベルガモット

     共に宿根草で ひとりでに咲きだして、季節を教えてくれます。
     丈夫で、仏壇のお花にもよいお花です。
    

セルリアンタワー 能楽堂 へ


昨日はお誘いいただいて、セルリアンタワー能楽堂へ出かけて来ました。
ほんとうに久し振りの 能鑑賞です。


   ちらし

第二部 でしたので演目は

狂言 鬼瓦(おにがわら)  能 籠太鼓(ろうだいこ) です。


セルリアンタワー能楽堂は、世界に向けた伝統文化の発信機能を担う施設として、平成13年(2001)に開設されました。渋谷駅から徒歩5分のアクセスよいセルリアンタワーの地下2階にあります。


     セルリアンタワーヘ

まずは TOKYU HOTEL へのエスカレーターを上り、ロビーから地下二階まで下がるのがよいでしょう。




   舞台


始まる前のご案内アナウンスは日本語の後英語で行われました。 

なお、まだ「手の消毒とマスク着用にご協力ください」とのことでした。

(途中の休み時間に周りを見回したところ、マスク着用されている方は半数ほどでした。
電車内でも渋谷の駅周辺でもマスクを着けている人は随分少なくなっていますね。)



本日の演目について、始まる前に 解説を20分ほどしていただきましたのでどちらも初めて観るものですが
お話はわかります。が、、


謡(うたい)の心地よいひびき、シテの衣と仕草の美しさ、

面(おもて)ーの角度によって変わる表情

囃子の音と相俟って、私はしばし夢の世界に引きずり込まれていたかも知れません (*´~`*)


最後 出演者はスウーッと消えるように 橋掛かりから揚げ幕の下を鏡の間へと
順次退場して、拍手で終わりました。

                 記念写真


 十数年前に千駄ヶ谷の国立能楽堂で能狂言を観賞したのが最後だったでしょうか。本当に久し振りでした。
何かが 少し変わったように感じるのは、流派の違いなのかも知れません。

昨年秋には近くの公民館で「能」について能楽師の方の公演があって出かけたことがありました。 

こうした古典芸能もコロナという長いトンネルを潜って、やっと再び脚光を浴びるようになっているのかも知れませんね。

セルリアンタワー能楽堂でも午後1時開演の[第一部] は外国からのお客さまで満席になったそうです。


現代の、来日する多くの観光客や海外へ出かけていく日本の若者たちによって、
今後は日本の古典芸能も世界へと目を向けていくことになるかも知れませんね。

「泉屋博古館東京」企画展 と 「国学院大学博物館」春の特別列品 へ

6月に入り梅雨入りも近いと予報される5日、古典文学講座 <「とは(ワ)ずがたり」を読む会>から、今回は 六本木の「泉屋博古館」と渋谷にある「国学院大学博物館」へ、参加希望者14名でお出掛けしました。 爽やかな良い天気に恵まれて、木々の緑と綺麗に咲きだしたアジサイが彩を添え 目的地までの散策も楽しませてくれました。


講座の「お出掛け」企画を担当してくださっているMさんのお世話で順調に観て廻ることができ、私たちは友好を深めながら楽しく充実した一日を過ごしました。
いずれの展示もすばらしくて感動する作品ばかりです。展示期間もまだありますので興味をお持ちの方は是非お出掛けになればと、ここに紹介させていただきます。


 企画展 歌と物語の絵 ― 雅やかなやまと絵の世界

  開催期間 2024. 6/1~7/21    泉屋博古館東京(東京・六本木)>


   泉屋博古館⓵

*館内はすべて撮影禁止です。

古来より語り読み継がれてきた物語が後に絵と詞書による絵巻物などへと絵画化されました。和歌も詠まれた世界が絵画化されたり、その絵画からの感興により歌が詠まれたりしてきました。そういった物語絵や歌絵の特徴のひとつには「やまと絵」の様式を継承しているところにみられます。
絵巻物のすばらしさや、特別な場面を描き出している「屏風絵」など、長大な画面にはさまざま豊かな表現が観られて圧巻です。


作品制作年は平安時代(1点)から江戸時代まで長きに渡りますが、中心は近世の作品となります。近世の人々の技術手法を映し出す物語絵と歌絵は雅で華麗で、人物の仕草や表情は詳細で時にはちょっとユーモラスで、鑑賞するものを楽しませてくれました。


充分に鑑賞のあと、次の博物館に移動です。

     国学院大学博物館へ移動

短い時間で移動するには、タクシーで向かうのが良いと、分乗することにしました。



春の特別列品

「恋とさすらいの系譜 ー 源氏物語と平安文学」 
 ― 國學院大學図書館の名品 ―


会期 :令和6年4月20日(土)~6月16日(日)

   国学院大学博物館


平安文学に語られてきた恋とさすらいが作品上どのように語られていて、後代の作品へはどのような影響を与えていくのかを、國學院大學が所蔵する平安文学関係の写本や絵巻などの展示を通して恋とさすらいの系譜をたどってみようとする展示です。


源氏物語では光源氏の須磨流謫。玉鬘や浮舟といった女性たち。伊勢物語の昔男。竹取物語のかぐや姫などさすらう人々の姿は、平安文学の中に繰り返し語られてきました。


私たちが現在読んでいます『とは(ワ)ずかたり』は鎌倉時代に後深草院二条によって書かれた物語風日記文学ですが、作者である主人公もまた恋とさすらいの系譜上にあると言えるでしょう。


そんなことを考えながら館内の展示物を観てまわりました。すると後深草院二条の実家である 久我(こが)家に伝わる「久我嫁入本『源氏物語』第8帖 花宴巻 が展示されているのをみつけました。

   *こちらは館内の撮影が一部を除き許されています。

   久我家嫁入り本絵    嫁入り本文章

久我家嫁入本『源氏物語』第12帖 須磨巻 正応3年(1654) 國學院大學図書館所蔵

鎌倉時代中後期に生きた作者二条より後の久我家になりますが、この家系の女性であったことにに違いはありません。
現在読んでいる場面からの系譜などを思い、私たちはちょっと興奮気味でした
 (* ´ ▽ ` *)



博物館でも充分に観賞したあと、ここで解散です。あとは思い思いにコースを選んで帰宅の途につきました。
渋谷駅まで歩くコースを選んだ私は他5名と共に 寄り道して帰りました。
「お腹空いた!何か飲みたいわね~」と入ったところは・・・


今川焼

     ↑ この食べ物、皆さんは「今川焼」と呼びますか?

 これを「太鼓焼き」と言っていたひとが2名。真ん中に卍印が押されたのもあったという話題になりましたが、その違いはやはり地域によるのでしょうか。

そういえば、以前「どらやき」を「みかさ焼」と言うとか
「おでん」は「関東炊き」と言ったとか、の話題で盛り上がったことがありました。

関西と関東の違いとか、昔からの流れなど ありそうですね。


思い出の高山、飛騨路を行く―

未明から降り続いた雨が昼近くになってやっと上がりました。

   ほたるぶくろ

いつのまにかホタルブクロ の花がこんなに大きくなって咲いています。
明日からもう水無月。暦の上では10日が入梅ですね。
蛍が舞うのもそう遠くはないかもしれません。


天候に恵まれた旅から帰って、あらっ もう一週間が経とうとしています 。
旅行ではありませんが、もう次のお出掛けやら観劇やらの計画に浮き浮きしているうち
続きの記録を忘れてしまいそう (*ノ∪`*)

スマホの写真の中に「アルバム」をつくりながら、暫し思い出に耽りました。(」*´∇`)」


岐阜県 飛騨高山

今から約50年ほど前のことですが、仕事の赴任先が飛騨高山に決まり、一年間この町に住んでいたことがあります。
同じ県内といえども当時美濃地方と飛騨地方とは別の県であるかのように交流は少なかったように思います。
現に私の場合、就職によって生まれて初めて高山の地を踏んだという次第でした。


思い出が山のようにたくさんある高山へは毎年元同僚の方々からお誘いは頂きましたが、関東に居を構えてからはゆっくり訪れる機会も持てませんでした。


30年ほど前、15年ほど前と慌ただしく車で通り抜けるように訪れた街並みを思い出しながら、今回は観光地高山を旅先で知り合った友達と語り合いながら、ゆっくり回ることが出来ました。


   高山の古い町並

お店が並ぶ古い町並みです。上一之町 から 三之町までお店は多くなり、観光客もドンドン増えて大変賑やかになってはいましたが、高山陣屋、屋台会館、町を流れる宮川、赤い中橋など、当然ですが、昔と変わっていません。
懐かしくて、色々な思い出が蘇ってきました。


今回の旅の思い出にと、名前入りのお箸を求めてきました。

   記念のお箸



次は、世界遺産になった白川郷 へ

   白川郷
 
萩町合掌造り集落 を 展望台から撮った写真です。
こうして見ますと合掌造りの家々が昔(50年ほど前)見た建物と変わらないように思えます。

ただ、「であい橋」を渡って集落に入ったときには、思い出に残る風景とはあまりにも違っていて、
再編成された新しい集落の美しさに驚きました。なんと申しましょうか、そう映画のロケ地のようでした。

インバウンドの方たちと呼ぶ、異国からの観光客が8~90%を占めているとか、ときどき日本語が聞こえてくるという感じです。

白川郷新名物 も生まれています。

   水ぷりんを売るお店

水プリン を売るお店です。SNS で広がりっていて求めにくるお客さんが絶えないとか。

 

     水プリン

噂の 水ぷりん  私も買いました!

白川郷で取れるきれいな湧き水を使用して作られた透明なプリン。プリンの濃厚な味わいにジェル状の湧き水が爽やかさをプラスしているようです。




沢山歩き回ってバスに集合。飛騨路の最後には「平湯温泉」入口の休憩所でちょっとの時間「足湯」に浸かりながら静かな時間を持ちました。

平湯温泉の足湯
目の前に聳える山々を含めた風景は、昔と変わりありません。左手後ろ奥に路線バスのバス停がありました。

ここから山に登る細い道が続いています。そう、ここへは路線バスに乗って婚約中の彼(夫)とやって来たことがありました。

ここの風景は、50年ほど前と全く変わってはいないようでした。





上高地 を 歩いてきました!

上高地といえば、まずこの橋の風景が思い浮かびませんか?

   河童橋

河童橋と穂高連峰です。

梓川に架かる橋。カラマツ製の吊り橋です。芥川龍之介の小説『河童』で、その名が一躍有名になった橋ですね。



   北アルプスの名峰

今回の旅は、昨年から始めたリハビリウオーキング継続のための「初級ハイキングコース」を選びました。
北アルプスの名峰を眺めつつ梓川ののどかな河畔を歩きます。


奥穂高(3,190m) 上高地地点とは1,700mもの高度差があります。
雪渓が幾条にも見られ、それがより山を立体的に凛と見せて、美しい山並みに魅了されました。

うぐいすの鳴き声、せせらぎの音だけが聞こえてきます。総計大勢の人が訪れているはずなのに、人の声や騒音は全く感じません。

人影が少ない場所や、全く見当たらないところへ来るとちょっと心細い気分にさえなります。



熊出没注意!

河童橋から上(北)に少し行くと「小梨平」キャンプ場があります。幾つかテントも張られていました。

そこに看板表示が新たにされていまして、「熊の姿が確認された一番近い日ー〇〇日」とありました。

「ええっ~、それって 昨日のことじゃないの!」とみんなで後退り。
クマ除けのベルを買って下げる人もいます。「怖ーい!」

私達はUターンして人の多い河童橋方面に戻ることにしました。



河童橋の側、ホテル白樺荘の売店や五千尺ホテル内にある「上高地おみやげ屋さん」には厳選素材で作るテイクアウト・スイーツが並んでいます。

   テイクアウトスイーツ

ちょっと味わってみたいなぁ と思ったスイーツを1個ずつ、数個選んで持ち帰ることにしました。


河童橋から田代池、田代橋を渡って再び河童橋まで川沿いの各種コースを歩くと凡そ8,000歩。

ちょっと汗ばんだところで、

   信州リンゴテイストのソフトクリーム

列に並んで、信州リンゴ フレーバーテイストのソフトクリームをゲット。
美味しさが身体に浸み渡るようでした。
この風景と空気と感動がソフトクリームの味をより美味しくしているのでしょうね。


 最後に「お花」ですが、このコースで見られた花はニリンソウ。他にスミレやミヤマケマン。名前が分からない色鮮やかな花も見られました。見たことのある花でも、名を知らない植物は何となくよそよそしく感じられて(笑)、親しみを覚えられません。

   

   ズミ

この木の花もそのひとつ。 誰かに聞けばすぐ分かると思って写真だけ撮っておきました。

ところが、「ねえ、この花は何でしたっけ?」と、聞きまわったのですが、しっかり分かる人はいません。

「スマホで検索すれば?」とのアドバイスはあれども、画像を撮っての検索方法なら出来るのだけれど、画像を送っての検索が出来る人がいません。

「仕方ないわね。そのうち分かるんじゃない?」と、一旦打ち切り。


後ほど、偶然画像をみつけた人が、喜びの笑顔でスマホを持って、見せに来て下さいました。

「ズミ」 バラ科リンゴ属。別名「コナシ」とも呼ばれる。など

その方の笑顔で、花の名前が分かった私のうれしさもより増しました。
きっと、この花の名前は忘れないで、覚えていられることでしょう。 (*^_^*)


平安・鎌倉時代の食べ物 「いもまき」とは・・・ 再現のこころみ (^^)/


平安時代の食事は朝夕二度で、巳の刻(午前十時)と申の刻(午後四時)と定め
られていました。


貴族の食膳 
『新訂国語図説』より

貴族の食膳は豪勢なものだったのですね。味付けは素朴で、塩・酢・醤(ひしお)
という味噌に似たものなどをつけて食べたということです。

庶民の食事となると、玄米に青菜汁、漬物、塩(あら塩)と・・・これだけ?

随分な違いに驚かされます。労働量の多い下級役人や庶民は「間食(かんじき)と
いう中間の食事をとることが多かったということですが、特に庶民の場合などそれも
また大したものではなかったのだろうと想像されます。

貴族たちも、さすが二度の食事では空腹を覚えるようで、間食として「くだもの」と
呼ばれた菓子や果物をたべていたようです。

古典文学のなかで「くだもの」とあるのはむしろ菓子、餅だんごのような類をいった
ものが多いのです。

鎌倉時代の古典文学作品に『とはずがたり(トワズガタリ)』という日記文学がありますが、
その『とわずがたり』の巻一に、病床の父親が ずっと側に付き添う懐妊中の娘の身を案じ、
間食を娘に与えるよう家人に申しつける場面があります。

明けゆく鐘の声聞こゆるに、例の下に敷くおほばこの葉の蒸したるを、仲光持ちてまゐ
りて、「敷き替へむ」と言ふに、「今は近づきておぼゆれば、何もよしなし。何まれ、
まづこれに食はせよ」と言はる。


自分はもう死期が近づいたように思われるから、何をしても無駄だ。何でもいいから
まずこの娘に食べさせるようにと父は言うのです。

そこで、間食が運ばれますと、


いもまき といふ物をかはらけに入れて持ちて来たれば、「かかるほどには食はせぬ
物を」とて、よに悪げに思ひたるもむつかしくて、まぎらかして取りのけぬ。


侍女が、いもまき というものを素焼きの食器に入れて持ってくると、父は、
「こういう懐妊中には食べさせないものを」といって、たいへんよくないことのように思っ
ているので、めんどうにも思いまぎらかして下げさせてしまいます。



この「いもまき」って、どんな食べ物だったのでしょうか。ずっと、気になっていて調べて
みたのですが・・・そして、再現してみたのですが・・・、こんなものでしょうか (*ノ∪`*)


藤原定家の日記『明月記』にも登場する「芋巻」ですが、「芋籠(いもごみ)」の異名とい
う説もあります。


「米の粉に、芋をすり合わせて混ぜます。そこに甘味料を加えて延ばした中に餡を巻き
蒸した菓子」ということですので、

こねる 米粉は上新粉、山芋をすって混ぜる。


餡を巻く 餡を巻きます。巻くというので巻物の形です。

蒸す 蒸します。

いもまき こんな感じに出来上がりました!長だんご?

中身は、

中身 こんな感じです。


こんなものだったのかな。米粉は、上新粉のように真っ白ではなかったはずだから、色はもっと
茶系かも・・・。

翌日には、ちょっと硬くなった。懐妊中ものに「食わせぬものを」というのは、ソレ??




『聞き書 ふるさとの家庭料理第6巻だんごちまき 』(農文協編)という本に
「いもまき」なる名の食べ物はないかとみてみたのですが、同名はありませんで
した。参考になるものとして、


徳島県のものに、

まき
これ、「まき」。材料は【小麦粉/塩/よしの葉/しゅろの葉のひも】

(「まき」とつくからには、何かで巻くのかもしれないなぁ。私はうまく巻け
ないので、ラップでまいちゃったんだけど・・




静岡につたわるもの、

いももち
これ、「いももち」

材料【小米/里芋/さつまいも】

「秋のとり入れの忙しいころ間食としてつくる。腹をすかして学校からかえる子
どもたちのおやつにもする。」という説明文が『とわずがたり』の場合に近いかな。




懐妊しているときには食べさせないものを」という言葉がひっかかりますが、

「いもまき」のイメージは出来てきました。

文字で記された場面の中で、一つの品が現実の形あるものとして捉えることができ
ますと、その状況が立体的なかたちをもって立ち上がってくるように感じるのです。

また、その場面が よく理解できたように感じて うれしくなってきます。

こうした日常の中で、非日常的な作業を、わくわくしながら楽しんでみました。


―公文書館で平安文学ナナメ読み!― & レストランMIKUNI

観光地では大変な人出になったとのニュースが多かった今年のゴールデンウイーク。
短い期間でしたけれど、それぞれ子供たちの家族とも一緒に過ごすことが出来て、ことしは孫たちの成長を実感する休日となりました。 私も年を取るはずだわ・・ o(^▽^)o


今日は連休中の予定行事が一段落した後にと、約束していた展示会へ友人と一緒に出掛けてきました。

     国立公文書館

      国立公文書館 ▶ 東西線竹橋駅 徒歩5分 近代美術館の並び



     ご案内

   国立公文書館で開催中の

     令和6年春の特別展
   夢見る光源氏―公文書館で平安文学ナナメ読み!―


     3/16(土) ~ 5/12(日)

 
古典文学の和歌や物語に描かれた「夢」は神仏のお告げであったり、亡き人からの伝言であったり、不思議な力を持つものととらえられています。

中でも『源氏物語』やその注釈書(12点)を中心として、平安文学に関する資料が展示されています。

『源氏物語』の「夢」 展示資料は以下の5帖にある場面となっていました。

「夕顔」 「若紫」 「明石」 「朝顔」 「横笛」

私たちが現在講座で読んでいる作品『とはずがたり』にも「夢」の記述が多くみられます。
本日の展示で指摘されている古典文学作品と「夢の描き方」や「夢占い」などの比較を念頭に読んでいければと思っているところです。


ところで、この日「こんなことがあるの?」と驚くできごとがありました。公文書館のある竹橋駅の2駅ほど前、車内でのことです。
友達が、向こう向きで立っている方の後ろ姿をみて「あの方もしやWさんじゃないかしら?」と私の耳元で問うのです。

確かに似てるようです。と同時にその方は地下鉄の窓に写る背後の私達ふたりの様子に気づいて振り返りました。
3人同時に「あ~ ~ ~」。 「こんにちは どちらにお出掛けですか?」 「公文書館へ」


同じ講座の方Wさんでした。打ち合わせなど全くしていないのに、同日、同時に同じ車両に乗り合わせていたなんて、
しかも背中合わせの隣だなんて、偶然とはいえこんなことってあるのかしら!


というわけで、今日の展示会は「日本橋」から乗ったというWさんと、ずーっとご一緒の、3人連れ見学と相成りました。
当然,見学あとにランチもご一緒しました。


近くにある  レストラン ラー・エ・ミクニ MIKUNI

     レストラン
雨の予報もありましたが、これまで降らないでいたのに少し雲行きがあやしくなってきました。

予約なしでも可  という  Pasta ランチ を 注文。

     サラダ

          モッツァレラチーズと生ハムのサラダ

     ボンゴレ

          ボンゴレ ビアンコ

     デザート

          デザート は いちご味のパンナコッタ と アイスクリーム

                  Coffee

お味はいずれも申し分なく美味しかったです。こちらのレストランは
「アートを満喫した後には美しいアートを楽しむレストラン」といったコンセプト

器も白のゆったりとしたデザインで食べ物とともにアートでした。
写真が上手く撮れなくて、立ったり座ったり、お行儀の悪いお客になってしまった(/∀\*)
I
話題豊富なWさんとご一緒して、おしゃべりも盛り上がり メニューの下の*60分制*との文字にも気づかす
話に花を咲かせてしまったお食事会となりました (*’U`*)




GW の花 ー名は体を表す―

見沼自然公園に今年も「ハンカチノキ」の花が咲きました。

     ハンカチノキ

曇りの日だったので空が白くて目立たないけれど、
白いハンカチが垂れ下がったように見えます。

ラインで友達に写真を送ったら

へーー!ほんとにハンカチみたいだね!!

と返事が来たので、

     落としましたよ

続けて 木の下に花が落ちている写真を送って

あのー、 落としましたよ!」 と書いてみた。

中国原産の落葉高木。丸い花を包む2枚の非対称の苞(ほう)が、ハンカチのように見えることから付いた名前だとか。


     シラン

こちらが忘れていても、ゴールデンウイークになると必ず顔を見せてくれる色鮮やかな花。

子どもの頃花に詳しい叔母に聞いてみた。
この花は何ていう花?」と。

知ら~んワ」少し高音で、歌うように答える叔母

おばさんが知らんわけないでしょ!

知らん もんは 知らん」と、嬉しそうな返事。

「まだ 分からんかね。 この花は シラン なのよ!」

紫蘭 で シラン 、 なるほどね。




家の前の、道路に接した場所に新しく生えた木。

     シャリンバイ

何という名なんだろう?

何度か写真検索してみたけれど、「えーと、何だっけ?」のままではっきり覚えられないまま。

植物の名をよく知っている友達に聞いてみたところ、

それはね、たぶんシャリンバイじゃないかしら」と答えてくれた。続けて、

「葉の付き方が 中心の茎に対して車輪のように付いていて、花は一つ一つが梅の花みたいだから 車輪梅

     なあるほどね、シャリンバイ とは 車輪梅 だったとは、納得 (*ノ∪`*)


それぞれに名前を持った花たちが、このGWには次から次へと咲きだして、
   私達の目を楽しませてくれています。  「君の名は?


     ニホンガーベラ
        日本ガーベラ  だったと思います。


     ばら初花

      咲きだした薔薇。  名前は・・忘れました (。-_-。)






アーバンパークラインに乗って「県立歴史と民族の博物館」へ

特別展 鉢形城主北条氏邦 開催中の博物館へ初めて電車で出かけてきました。
これまではいつも車で出かけていましたが、さくらが終わり若葉がきれいなこの季節に、緑深い大宮公園内に建つ博物館への 訪問です。


「周辺駐車場も公園利用のお客様で混雑しますので、なるべく公共交通機関を御利用ください」の注意書きに素直に従ってみました。 それに今日はこれで一日ウオーキングの目標歩数に達成しそうだと思えば ‟よしよし、シメシメ”というわけで、バス電車を乗り継いで、初めての大宮公園駅に降り立ちました。


大宮駅から2駅目の駅です。なのに駅周辺の雰囲気が全く変わって緑豊かなゆったりとした住宅街といった感じ。深呼吸したくなるような駅周辺。トカイナカ(都会田舎)の好きなわたし好みかな。


そんな訳で駅前にあるたった一軒のお食事処で早めのランチを頂くことにしました。「腹が減っては軍はできぬ」なんてね。武蔵武士の特別展ですもの。

     
     店猫入る時猫 ねこがいます。

微動だにしないけれど・・置物じゃないよね。


本日のランチは アジフライ定食 付 ホットコーヒー 1,000円

     アジ定食
椅子といいワイングラス形金魚鉢といい、昭和な雰囲気

     何か落ち着くのは年代故かな

満腹 満足で外にでると、、

     出る猫 下に降りて、ご挨拶 ?


    「ご丁寧に恐れ入ります。ご馳走さまでした」




駅から徒歩5分で県立歴史と民俗の博物館に到着です。


門を入ったところには

     弥生式住宅

いつもの弥生時代の住宅が建っていますが、



     看板

本日の特別展は戦国武将の北条氏邦(うじくに)です。


出品されているのは北条氏邦が小鹿野(おがの)町の法養寺薬師堂に奉納したと伝わる仏像14体。県指定文化財。
仏像のみ撮影が許されているというので イソイソとやってきた次第です。


北条氏邦は寄居(よりい)町の鉢形城主でした。神奈川県小田原北条氏3代目当主だった氏康の五男だったとされ、鉢形城へは婿養子として入り同城主を務めたといいます。

 日光菩薩
 月光菩薩

     日光・月光立像

 十二神将の一体丑

     ・「十二神将立像」の一体     ・ 頭上に丑 の神将  

特別展は5月6日まで。原則月曜日休館ですが、4月29日と5月6日は開館。
常設展も時代ごとの室が設けられていて充実した展示を観ることができます。


もりもりと花咲く春 から 初夏へ-

桜が葉桜に移行するなかで、今 次々と春の花が咲きだしています。

   

   藤2中
  
藤の花 昨年と同じころに咲いていますね。 (― 今年の桜は二週間遅かったので・・)


   ハナミズキ2中


ハナミズキの街路樹 (こんな時季には coffee も外テラスが欲しい)


   イチハツ中na

イチハツ アヤメの仲間で「いちはやく」咲くことから、「いちはつ」と呼ばれるといいます。葉が広くて平。


この花が咲けば、もう初夏といえますね。

いちはつの花咲きいでてわが目には今年ばかりの春ゆかんとす 正岡子規

華やかで優雅に咲く花にもこの句を想うとちょっと悲しさを覚えます。



   ヤマブキ中

山吹の花も今でした。


   ヒメウツギ中

ヒメウツギ・タニウツギ・ツツジにシランそしてバラ

もりもりと、次々と花咲き、目まぐるしく咲く花が移っていく季節です。
今年の初咲きを見つけながら歩くのが楽しい季節ですね。(熱中症 や強風 に気を付けて!)

そういえば昨日は一日中強い風が吹き荒れました。突風と言うほどの風の中をシュッ、シュッと横へ、上へとトンボのように飛ぶ物を見つけました。
時折立っているのも怖いほど(倒れそうになる)の風なかです。

風が緩んだときによ~く見てみたら、それはなんと蝶々(キアゲハ)でした。🦋



追伸

地元産 たけのこ、丁度二週間前にはスーパーを3カ所廻ってやっと手に入れることが出来ました。

それが、昨日JA野菜直売所 をのぞいてみたところ、あるわあるわ ヽ(^。^)ノ たけのこ特設コーナーが設けられていて、
お値段も2週間前に比べると3分の2から半額ほどに下がっていました!!

   ゆで筍中

    茹で上がった姿もとってもきれい  (かぐや姫のようだ~)

   筍ご飯とふき煮中

     この時季の筍で炊いた 筍ご飯 のお味も格別です。




ぶらぶら散歩 ― つつじ祭りの根津神社と白山神社から小石川植物園へ ―


3月の春期講座で4月の「お出掛け」として提案された「つつじ咲く根津神社白山神社へぶらぶらお散歩」に参加してきました。

心配していた天気予報も3日前になって漸く「晴れ」に変わりました。今年咲き出すのが遅かった桜もまだ楽しめそうだということで、「小石川植物園」の各種さくら「播磨坂さくらまつり」など、散策コースは各自の都合に合わせてプラスしていけそうです。

前日 恐ろしいほど激しく降った雨も午後からすっかり上がって、今朝は爽やかな晴天となりました。気温は少し低くなったのですけれど。

10時過ぎに根津駅で集合してまずは根津神社に参拝しました。

     入口


     社殿2



1706年に5代将軍綱吉によって造営され、千駄木の旧地より遷座。権現造りの本殿、幣殿、拝殿、唐門、楼門、透塀は国の重要文化財です。


境内西の丘には4月上旬から中旬にかけてたくさんのツツジが咲く・・ということです。今年はやはり少し遅れているのでしょうか、ちょうどツツジの膨らんだ蕾と咲きだした花々が色を添えて、清々しいお庭の様子にはなっていましたけれど。

     境内2

入園料500円の列に並ぶ人はまだいなくて、人出もこれからだろうと予想されます。


足元の小石が動きました!アレ? 何だろう~ とよく見てみると、それは

     かめ2

こんなに小さな かめさん でした。

人に踏まれそうで危ないので、川に近い植え込みに移動していただきましたよ。

根津神社境内でゆっくり過ごしたあと、丁度お腹も空き始めたところでお昼の時間です。

予約していただいていた ビアンカ1992 でランチタイム



     レストラン2

     スパゲティ2

前菜盛り合わせ を食べ終わったところにパスタ  ドルチェ、飲み物前なのですが・・・
こんな感じ ということで撮った写真で中途半端なのですが・・ (*ノ∪`*)


パスタコース
・前菜盛り合わせ
・お好みパスタ1品
・手作りパン
・本日のドルチェ
・珈琲or 紅茶

お好みパスタは5種類あって、好みのものを選ぶのもお楽しみです。

わたしは「蛸と烏賊のラグースパゲティ(ロッソ)」に
海のもののスパゲティ、上品なお味を楽しみました。


     IMG_4721中

     ・本日のドルチェ ・・・ オレンジ系果物の何種かが凝縮されたお味、自然な香りも最高でした。


食事のあとは白山神社

     白旗桜2


初めて出会った 大きな桜の木。白旗桜 といいます。

桜と言えば、その後行った「小石川植物園」には種類も豊富に大きな桜の木がいっぱいあって、花見散策を十分に楽しむことができました。

播磨坂「さくらまつり」の桜は葉桜になり始めていました。変わり始めで、黄緑色が返って桜をやさしくみせています。

街にはツツジやサツキの花が色を添え初め、桜から躑躅へと季節が移るようすが見えるようです。
まだ4月なのにまるで五月のような爽やかな空気が漂う中、今日一日ぶらぶら散歩を楽しみました。


桜前線 北上せず?


4月4日のニュースに「東京で桜満開」とありました。
先週 勝手に開花宣言をした此方の桜は・・


     桜咲く


場所にもよるのですけれど、よく咲いているところで七分咲きから八分咲きといったところでしょうか。控えめに五分咲きに留まっている並木道もあってまだまだお楽しみがありますよ。

いよいよ「見沼さくら回廊ウオーキング」開始です。


それにしても、今年の桜(ソメイヨシノ)の開花は随分遅かったですね。早かった昨年と比べると2週間ほどの遅れです。ここ何年かは桜の花が3月中に満開となって4月の入学式にはもう咲き終わっていたということも珍しくなかったように思います。これは温暖化が原因なのだろうと思っていました。

     カワセミ
      橋の上のカワセミくんも 「今年のサクラ 遅いねえ」と。 (゚д゚)


ところが、新聞によりますと、温暖化が桜に及ぼす影響はむしろ「桜前線は北上せずに、各地でほぼ一斉に開花する」ところにあるというのです。 つまり、桜の開花には冬の寒さと春の暖かさが必要で、両者のバランスによって開花時期が決まるのですが、暖冬によって必要な冬季の寒さが不十分なために、開花時期が南から始まり北に上ることがなくなって、むしろ一斉に開花する「異変」も起きているというのです。


さらに怖いことには、このまま温暖化が進むと冬に必要な花芽の「休眠打破」を起こす寒さがなくなって桜が開花しないところも出てくると予想されるそうです。


     さくらのレストラン

ヘルシーランド2階にある

窓いっぱいに桜を広く見渡せるレストランでランチ。
ここの「つけ麺」のつけ汁がとてもおいしくて、気に入っています。
ほっとする味といいますか、やさしい気持ちになる美味しさです。(花より団子 カ?)


それにしても、新聞記事の最後の文が気になります。「さらに温暖化が進めば春を代表するサクラがなくなるかも知れない。サクラがなくなれば、それにまつわる言葉や文化、行事もなくなるということです」とありました。
生態系が変わっていくというのは確かに考えられることですね。

  — 怖いことです。この景色がなくなるときが来るのでしょうか、未来には -


此方も 開花宣言 致しま~す ♪

先週の土曜日に 近くの公園で「町内 さくら祭り」が行われました。
しかし、園内の桜の木に 花はまだ咲いていませんでした。 

昨日(29日)  東京六本木毛利庭園でも桜の開花が認められて

東京では桜開花宣言が出ましたね! ウラヤマシイ


もっとも 此方では例年東京より遅いのではありますが・・・

去年に比べるとあまりにも遅くて待ちきれず、 見沼田んぼの桜並木 まで
桜のようすを見るために出かけてみました。 桜ウオーク の開始です。
もう午後3時半になっていて、
暖かさとさわやかな風が頬に心地よい 春らしい陽気の中を。


   開花です

いかがでしょう ? 
咲いてますよね~ 


ほとんどが膨らんだ蕾ばかりの木の下で、

「ほら、あそこ。 二輪咲いてるよ」
「どこ、どこ・・。あっホントだ~」


   桜ウオーク

桜に惹かれて 桜の下に集まった人たちが言葉を交わし、
同じ気持ちで 桜を見上げています。

ほらほらね 何輪かしら? 咲いてるわね。 

こちらも 開花宣言で~す!


   菜の花

菜の花はもう満開で、桜が追い付いてくるのを待っている状態です。

そして、毎年恒例の お ま けは、

足元に顔を出しはじめた これ↓

   イタドリ

    イタドリです。つくし や ヨモギ とともに春を告げる植物です。

この時期食するのに最適なのは 天ぷら ですね。


   天ぷらに

早速夕食にをいただきました。(*^_^*)

東京富士美術館 に GO

お彼岸といえども“寒の戻り”というほどの寒さが続きました。桜も昨年のようにはいかず今週末の各地「さくらまつり」も花咲く前のおまつりになりそうですね。

気温は低いけれど春らしい明るい陽射しの中を「 東京富士美術館 」(八王子)へ出掛けてきました。


特別展 開館40周年記念
源氏物語 THE TALE OF GENJI

「源氏文化」の拡がり絵画、工芸から現代アートまで

開催期間は2024年2月24日(土)~3月24日(日) です。
(従って、残されているのは最終日のみで御紹介とはいきませんけれど・・(ノ_<)


特別展は大変込み合っているとの情報で、館内のレストランで皆揃って昼食をとるのは難しいかも、
と考えて11時半ころに八王子駅ちかくで先に腹ごしらえをして、向かうことにしました。

折角の機会なので、昼食は名物だと聞く「梅蘭焼きそば」をいただきました。(北口 「セレオ八王子」9階にある中華レストラン「梅蘭)


     梅蘭焼きそば

焼きそばの表面はパリパリ感があり、中にはとろっとしたあんかけ焼きそばのような柔らかさがあり、とても美味しかったです。
エビチリと杏仁豆腐でお腹は一杯です。
満足満足



美術館内は当然撮影禁止ですが、会場入り口付近に

「二人の女房による打出(うちいで)の様子」が復元装束で再現展示されていました。


     出衣


御簾の下に見える様子が 「打出(うちいで)」です。

* 「出衣(いだしぎぬ)」とも。 御簾の下から女房装束の袖口と褄(つま)をおし出して見えるようにしたもの。


この「出衣」は、衣だけを置いて、晴れの席を装飾するために行う場合もありました。ここでは・・・
2人の女房装束姿の女性が再現されていましたよ。

ごめんなさい、横からチラッと覗かせていただきました。


     左横から覗く

写真の右側は見学のひとが御簾の下から見えている衣装の、襲の色合いやボリューム感などを知るべく近づいています。

左側からも垣間見して、いつもの絵巻に描かれた様子と重ねて観ることができました。





     集合写真

所要時間もたっぷりとることが出来て「どっぷりと源氏物語の世界に浸ることが出来ました」。
「楽しっかったね」の感想とともに駅まで戻りました。

そのあと、再び

構内の喫茶店でそれぞれ好みの飲み物でのどを潤し、

おしゃべりを楽しんだあと帰路につきました。(^^♪


 講座 に参加 ー多肉植物の寄せ植えー

近くの公民館で「多肉植物で小さなお庭を作ろう」 という講座への参加案内がありました。先月の中旬のことです。
以前から興味をもっていて、本を見ながら多肉植物の何種かを育てていました。けれどなかなか思ったようにはいきません。
渡りに船で、すぐに申し込みをしました。定員12名、定員を超えた場合は抽選になるということです。


近年各種催しや講座、講習、コンサート等が開かれることが多くなりました。これまでは縁のなかった分野にも割合気軽に参加できるような配慮がなされているように思います。また、一つには臆することなく参加でき、学べること、もうひとつには地域の交流が生まれるきっかけになるという点で積極的に参加したいと考えています。


抽選に通って、参加できました! 定員は16名に変更になり、4名のグループの作業台(机)に別れて座ります。

     グループへ配布2

講師からのお話や作業の説明のあと、各テーブルに花材、土、などが配られました。先生手作りの小物や飾り物が可愛い❤

「どれにしましょう? じゃんけんで決めますか?」

「あはーい、最初はグー でね」

「家の焼き物、かわいい~ 。私陶芸やってるの、あとでみなさんのお家 写真に撮らせてくださいね」



     作品につくる

土の配合を済ませた上に、家を置きました。家を中心にお庭をつくっていきます。

慎重に、ピンセットでそっと移して、しっかりと置いては
作業を進めていきましたよ。 みなさん 真剣で、一番楽しい時間です。



わたしのは・・・  

     これで完成

こんな感じになりました。


みなさんは?


     Isaa.jpg

    
ああでもない、こうでもないと 植え方の感想や意見交換。
先生への質問も具体的になってきました。

多肉植物の名前って、難しいんですよね。

ひとつひとつについての名前は聞けませんでしたが、初めて聞く名はきっと覚えられないことでしょう。

覚えられない、思い出せないでストレスがたまっても、せっかく楽しい気分がそがれそうで、
「そう、それは なんとかって言ったわねえ」
でやりすごして、

楽しい「多肉植物で小さなお庭を作ろう」講座を終えました。 o(^▽^)o


気温は最高12度でしたが、外は強風のため寒く感じた日でした。


     はくもくれん


見沼氷川公園の白木蓮がふっくらふくらみはじめています。




なまえ

同じ職場であれば勿論 ご近所の方であっても、その方のお名前を知っているか否かで近しい気持ちも随分変わってくるのではないでしょうか。


お花の場合も然り。春の花が次々と咲き出す季節となりました。散歩道脇のお庭にも春に馴染の花が顔を出してきました。
毎年見る花なのに、「あ あっ、咲き出した! この花は・・ 」  「なんという花だったっけ?」
と思えども、よく知っている花なのに、なまえが出てこない。
そんな時は 花と私の間がちょっと遠のいたようで淋しいものです。


それでも 昔なじみの、知っている花ならば、何かの拍子にふっとその名を思い出すもので、「ああ、あれは〇〇〇〇だった!」とか、とんでもない時に思い出して、ひとり満足することもあるのです。


ところが、近年園芸店に並ぶ花は種類も豊富。その名前たるやカタカナで長 く、しゃれた名前(に思われますが、学名カナ)がつけられています。


先ず覚えるのに一苦労。そして、時間が経つと 全く思い出せない!
最初が「 ・・だったっけ? いや かな?」
こんな調子で、きれいな花を眺めながら、どうしても花の なまえ が出てこないときには、花と私の間に距離があるようで、
すーっと親しみが湧いてこないのです。(きみのなまえが知りたいのに


     れういしあ
庭に咲いたから と切り花にしていただき、花瓶にさして飾っています。とても可愛くて、きれいな花です。
この花の名前は レウイシア だそうです。



掛け鉢の花が枯れてなくなってしまったので、ちょっとした彩にと植えた花です。

     オーブリエチア

よく見る花ですが、名前を見ると オーブリエチア とあります。

? ? (小振りなのにオオブリ・・・ と覚えておこうかな)


また、庭にある常緑樹

     ガマズミ
 
   
写真 検索すると ガマズミ 
でも、赤い実は付かないから違うのかなと思っていたところ、園芸店にこの木の苗が売られていたのです。

その名は、 ビバーナムティヌス とありました。 学名のようです。ガマズミと同じ種 なんですね。


その土地によっては同じ植物でも呼び名が違うことが多いので、学名で示すように統一されたのかも知れません。

でもね、それでは名前が覚えられなくなった者にとっては、好きなお花が後退りするかのようで、ちょっとだけ離れているように感じてしまうのですが、それは私だけでしょうかね。


ものは変わりますが、探し求めていた 苺の「あまりん」が、「コープ にあるわよ」との情報を得て

     あまりん

待望の苺を、ちょうど 雛祭り の前に ゲット しました。 苺大好物の孫に届けたところ、

「あまりんは、その名の通りあま(甘)かったよ」 とラインが届いて、笑ってしまいました。

でも、このなまえって 覚えやすく、忘れられてしまうこともなさそうで、GOOD ですね 

春なのに びっくり 栗ご飯

梅がほぼ終わって、河津桜が咲き出しました。本格的な春の到来です。

     河津桜

明日からは3月、春らしいお料理をつくろうかなと思いながら冷凍庫を探っていると

あらまあ、ビックリ一番奥の片隅から 「栗」が出てきました!

いつ ?  どうして?

     栗

冷凍庫から拾いだした栗を見つめながら、記憶を辿ってみました。

今年の、いや 昨年の10月初めの頃 新鮮野菜直売所で手ごろな栗の量(250gほど)を詰めた網袋を見つけました。
この量だと2合ほどの栗ご飯を炊くのに丁度よい量です。

3袋程買い求めて、「都合に合わせてその都度栗ご飯を炊いてみよう」と考えました。


栗ご飯は私にとってまさに季節を楽しみながら食べる幸せご飯です。

ところが、あの堅い鬼皮をむいて、しっかりと実を包む渋皮をむくにはなかなか根性がいるんですよね。

一度に多くの栗を剥くのは大変なので栗ご飯だけは大量に炊かないことにしています。
それでも、栗を前にすると、少しでも楽に皮を剥く方法はないものかといつも考えるのです。

するとある時、スーパーの売り場にこんな内容の  張り紙をみつけました。  

一晩以上冷凍
熱湯に5分つける

鬼皮をむいた後、もう一度お湯につけて渋皮をむく。


多分その内容をメモ したと思われる紙を レシピ帳に挟んでいました。


そうか  確かに 一晩以上冷凍 したことになるわ(笑)

それでは、この方法で 鬼皮、渋皮を剥いてみよう

ということになって、季節外れの 「栗ご飯」 を炊きました。


     栗ご飯

いかがでしょう (^∇^)ノ  ところどころ焦げ目がついたように濃い色が残っているのは実についた渋皮の色
味に問題はありません。

鬼皮も渋皮も、包丁の端をひっかけて引っ張ると剥きやすくなっていました。
暫く水に浸けておいてから鬼皮を剥く方法よりは楽に剥けるようです。


今年の秋に新栗でこの皮むき方法を再び試みてみようと思います。(*゚ェ゚*)


   その前に、 もうすぐ「たけのこご飯」ですね。♪♪

    

春期講座の準備会  ― 花とお菓子とテキストと ―

5月中旬の気温から一転して14度も低い気温の冬日となりました。
2月も残すところ一週間。3月から始まる 講座<「とはずがたり」を読む会>の準備のため
今日は運営スタッフが集まって、春期講座についての打ち合わせを念入りに行いました。


一息ついてティータイムでは持ち寄りのお菓子と飲み物でおしゃべりを楽しみました。(^^♪

その中でまず こちら の お菓子をおススメ 

     菓子.紙ふうせん

 金沢市 菓匠高木屋 の 紙ふうせんです。

まんまるの最中に錦玉(ゼリー)をそっとしのばせた「何処か懐かしく、ふんわりとした優しい気持ちになれるお菓子した。

今月の8日にJR池袋の駅に設けられた石川県の特産品主張売店で求めてきた品のひとつなんですよ。

旅行先でのお土産や地元でみつけた美味しい物など、その折のお話付きで頂くのもまた興味深く、楽しめました。



     レウイシア

このお花の名前は レウイシア というそうです。
ご自宅の庭に咲いているのを摘んできてくださいました。

なんて可愛いい、きれいなお花なんでしょう! でも、この名前なかなか覚えられません(。-_-。)


もう 河津桜 が満開になったとのニュースがとどいていますね。
負けじと 梅「おもいのまま」も満開で花びらが舞い始めています。

     梅にメジロ

枝にメジロが止まって、花を突いています。 見えますか?

二羽やってくるので、ツーショット を撮りたいのですが、近づくとチョンチョン 枝を移って
すぐに飛び立ってしまうので、こちら側は静かに動かず、目に動画を映すかのように楽しみます。


さぁて ~

     テキスト 巻1から読む 新講座の私訳本 

三冊目も出来ました \(^o^)/


3月から 春期講座 でお会いできるのを皆さん楽しみにしています!





追伸

前回の「お出掛け」は12月11日で、足立区竹ノ塚の法受寺でした。
寺で保管されている「後深草法皇」座像拝観に出掛けたのでした。


     お出掛け


近くの薬師寺の紅葉が綺麗でしたね。

     紅葉








5分間 クッキング

樋口恵子著『老いの福袋』を読みました。高齢者と言われる年になりましたので先人の体験を参考にして教えを学びたいと思っています。

そういった著書に共通するのが健康の大切さですね。そのために不可欠なのが「バランスのとれた食事」「適度な運動」「社会参加」の3点とありました。



先週出掛けた東京、お仲間と一緒に映画を観て、お食事をし、おしゃべりしながらの東京ウオーク(日比谷界隈、有楽町から東京駅まで)。池袋駅構内での石川県アンテナショップを廻って帰宅までの歩数は9988歩でした。 上記3点達成しています。


お食事は今回 有楽町のDrape (ドレープ)TOKYOKAIKAN で。


     プレートランチ

         ピストロプレートセット

バランスのとれた食事であることはいうまでもありません。

プラス デザートは

     和栗のミニマロンシャンテリー

和栗のミニマロンシャンテリー 美味しさ最高でした!


家での食事となると何品か用意するには手間と時間がかかりますので、まとめて作った時には小分けにして冷凍しておくとかの工夫も必要ですね。

また、所謂 時短料理で美味しいもののレシピをみつけたり教えていただくと、すぐに作ってみて、「もう一品プラス料理」にするのも楽しいものです。



いずれも5分以内で出来上がるものなので「5分クッキング」と名付けてみました。


① スライスかぼちゃのレンジ蒸し

     かぼちゃのレンジ蒸し

お皿に並べて、はちみつと醤油をサッとかけ、
ラップをフワッとかけ、600W 4分で出来上がりです。


     スライスかぼちゃ

スライスして売られているものを買っているので、かぼちゃを切り分ける手間もいりません。


➁ 切り身魚のレンジ蒸し

     魚のレンジ蒸し

お酒を振りかけた魚の切り身にネギや有る物香味野菜をのっけてレンジ蒸しです。
白身魚での紹介でしたが、これはブリでしたので、出来上がったあと「焼き肉のたれ」をかけてみました。ブリによくあい美味しかったです。


③ ニンジンとカラムーチョのサラダ

     ニンジンサラダ

これはネットにいっぱい上がっていますね。

     カラムーチョと和える


千切りのニンジンとスナック菓子カラムーチョをマヨネーズで和えただけです。
「カラムーチョ辛い」と食べていない子どももこのサラダは美味しいと、よく食べました。 o(^▽^)o




備蓄食品で料理

災害時のための備蓄食品を台所の戸棚と後は外のロッカー式小屋にも置いています。
調味期限が切れて無駄にならないようにと出来るだけローテーションを組み、普段の食事で消費するよう心掛けているつもりですが、点検も結構面倒で忘れがちです。そこで、年2回、9月と2月に食品以外の物も含めて総点検日を設けるようにしているつもりなのですが・・・。


先月の28日にぐらりと揺れました。「あっ、きたかな?」と思ってテーブルの下にもぐりましたが、揺れは続かなかったので胸をなでおろしました。こちらは震度4でした。「直下型地震がいつきてもおかしくない」とも言われていますので、出来るだけのことはしておかなければと思っています。


この時を機に2月予定の備蓄品を点検してみました。

     賞味期限迫る

缶詰に賞味期限が切れているものを発見。
2,3月と期限が迫っているものもありました。
賞味期限なので、食べられないわけではないんですよね。もったいないと思って料理してみたことあるのですが、確かに美味しくなかったデス ((+_+))



間だ間に合う期限内のものを使っていく品かをつくってみました (^^)/

     ヒジキ煮

ひじきの煮物

ニンジン、ゴボウ、油揚げなど冷蔵庫にあるものを加えて料理するので量も多くなり、
半量は小分けに出来るカップに入れて冷凍しました。

カットトマトの缶詰 で ミネストローネ

スープとしていただいた後は、トマトやケチャップ、ガラスープ等で味変してパスタソースにもしてみました。


今回は備蓄品を無駄にしないためのお料理なので、冷蔵庫にあるものだけでなく、他にも食材を買いそろえて作って美味しくいただきましたが、災害時にはどうなのでしょうね。

救援物資が届くまで3日間ほど過ごせる食品や水を備えて置くとよいとのことです。温めるだけのレトルト食品や缶詰でも開けたらそのまま食べられるパンや乾パンがいいですね。
非常食のパン、年々美味しいものがでているようです。試食と称してつい食べちゃう。・・・困ったものです。



能登半島地震で大きな被害を受けた地域を応援する「特産品出張販売」のための店舗が東京、埼玉の各所に設けられるという新聞記事です。


     新聞記事

今日は東京に出掛けるので、池袋駅の特産品出張販売コーナーによってこようと思います。

15日~21日はJR大宮駅中央改札外・自由通路での販売が予定されているということです。

首都圏 特産品購入 でエールを送りましょう! 🚩


映画文化協会主催 の上映会へ

 
 昨年度から二つ隣の街にある会館で上映される映画会へ出かけるようになりました。昨日の「映画にお出掛け」は3回目になります。


     映画パンフ

今回は「銀河鉄道の父」でした。

ご存知のようにこの映画は第158回直木賞を受賞した同題名の傑作小説を映画化した作品です。映画紹介文にも「無名だった宮沢賢治を支えた、父と家族の絶対的な愛に涙する感動の物語」とありましたが、全くその通りでした。

賢治役に菅田将暉。妹トシ役に森七菜の熱演が心に響きました。特に主演の父役の役所広司は長男賢治の誕生の若い時(あれ、この俳優は誰?と思うほど)から賢治の死後に彼の作品を世に送り続けた父親(高齢)の姿まで違和感なく演じ分けていて、当然とはいえ‟さすが“と感心させられます。


上映時間も今まで観た中で一番長かったにもかかわらず、映画の世界を一気に駆け抜けるように鑑賞し終えたような感がありました。


「永訣の朝」「銀河鉄道の夜」が朗読される場面には学んできた宮沢賢治の物語が重なり、家族との永久の別れになる場面では(会場に)嗚咽を抑えて涙をぬぐう気配がありました。


ひとつの映画が一日のみ3回上映。各回30分前に開場、先着入場。全席自由席なので席が取れない場合もあるということです。

長い横列座席の中にポツン、ポツンと空いている席を見つけると、
「そこ空いてますか?」と声を掛け、既に座っている方の前を「ごめんなさいね」とすり抜けるように進むのも、なんだか懐かしいような情景です。 8割方 同年代の鑑賞者とお見受けいたしました。

わたしは「リーズナブルに良い映画を観る会」と捉えて、「映画文化協会」に感謝しつつ、会館、会場の雰囲気も一緒に映画を楽しんでいます。



          


暖かい日には(今日は3月の陽気になりました。)歩数を稼ごうと、歩きで買い物にでかけるようにしています。


     ボケの花
道路𦚰のボケの花がこんなに咲いていました。

多くのボケの花は温かくなる3~5月頃に見頃を迎えるはず。この陽気にボケたのかな?

ただ秋の終盤にさしかかる11月頃から咲き始める寒木瓜(カンボケ)だとしたら、こんなに咲いていても不思議はないですね。(あなたがポケてると言われそう) (´・_・`)

グルメな小鳥たち

先週2日間の冬日以降、気温二桁3月上旬ほどの気候が続きました。
早春の陽気に誘われて、花と野菜の苗を少々植えてみました。♪

ところが

     昨日 もうこんなことになりました! (ノ_<)


     ああサンチュがない!

ああー サンチュ が 消えた!   茎まで、すっからかんに プンヾ(`・3・´)ノプン


サンチュ(リーフ野菜)を確かに植えたのです。
若葉のようにきれいなリーフ。 見た目に良し、お料理の添えに良し。 重宝する野菜の一種なのですが・・・。


もしや、とプランタに植えた サラダリーフを確かめると、

     突つかれ野菜

あぁー  これは いけません! 間違いなくヤツらの仕業です。


うっかりしていました。我が家にやってくる鳥たちは昨年の秋から柿の実も加わって、すっかり餌の収穫地として目を付けたようです。

今のところ パクチーや小葱やミントには手を付けていないようですが。。

野菜たちは、危ない、危ない とりあえず室内に避難させました。

     寄せ植え1

           



     白梅

近所には 白梅が咲き始めています。
ヨモギの葉も顔を出し始めました。

例年より少し早めに春がやってくるようです。

新春 東京ウオーク

今日17日は29年前に阪神大震災が発生した日です。同じくこの1月の寒い時に能登半島地震が起き、同じ被災地の神戸からは寄り添う気持ちを伝えたいと、「ともに」との祈りが捧げられたということです。
あれから29年経ったのですね。
あの日出勤途中のカーラジオから流れるニュースで知って身体が震えました。


今年の今日は気温が上がり、ぽかぽか陽気になりそうです。が、昨日は東京も最高気温7度に行くか行かないかの寒い日でした。おまけに時折ピュー ピュー音をたてて風が吹いていました。
そんな中を、気の置けない友達と、日本橋までお出掛けしてきたのです。


なぜこんな寒い日に?
それは、ただ単に他に日程が合わなかったというだけのこと。だからと言って「またね」と見送るのはイヤとにかく集合して、新年初顔合わせ、おしゃべりにお食事をご一緒することにしたのです。
長い外歩きは身体に悪そうなので建物の中を見て回るぶらぶら歩きに変えました。♪


題して、「新春 東京ウオーク  日本橋 編」 となりました (^^♪

     
     日本橋ウオークマップ

               日本橋ウオークマップ"


三越前駅から地上に出て、コレド室町 をちょっと下見。まずは「福富神社に初詣。

    福富神社

この鳥居をくぐって左手に社殿があります。さすが都心の神社はコンパクトに整っていて美しい!

当社の創祀された時はあきらかではありませんが、当社に伝わる略記によりますと貞観(じょうがん)年間(清和天皇859~876年)には既に鎮座していたようです。
武蔵野の村落である福徳村の稲荷神社として祀られ、その地名をとって社号としたそうです。
芽吹稲荷とも


コレド室町

1・2・3の3つの棟からなる複合施設です。商業ゾーンには、日本橋の老舗や人気店の新しい業態店舗、ライフスタイルがテーマのショップ、多彩なレストラン、シネコンなど注目店が目白押しです。
見て回るだけで楽しいエリアですね。



コレド室町2 の 1階にある「日本橋だし場はなれ(にほんばしだしばはなれ」でお食事

にんべん初の和ダイニング
鰹節専門店のにんべんがプロデュース。伝統的なダシの旨みと、新たなダシの魅力を料理で表現した新スタイルのお店です。

     にんべん和ダイニング
            一汁三菜膳 魚


・向こうの小鉢は左から「おから煮」「ヒジキ煮」「切り干し大根・ニンジンの煮物」
 ー 言うまでもなく鰹のおだしがよくきいていてとても美味しい煮物でした。ー

魚は赤魚でした。 魚か、和風ロールキャベツ か選べます。
私は魚にしました。 薄味で体に良さそうな味付けでした。

カレーライスの福神漬けやらっきょよろしく、削り鰹がテーブルごとに置かれていて自由にご飯の上に乗せ、お醤油をかけて食すことができます。 これが実に美味しい!

何倍でもご飯が食べられそうです。 「ご飯は少なめにお願いします」と最初に注文してあったので食べすぎにならなくてすみました。(-_-;)


言うまでもなく、この「削りたて 本枯鰹節削り(かつおかれぶしけずり)」をにんべんの売店で買いました。
かけすぎて、食べすぎないよう気を付けなくっちゃ(^_-)-☆



次は中央通りを神田駅方面に歩きます。

     ビル風

ビルの谷間を歩く。 東京ならではの風景です。ビルの間から吹き抜ける風が・・冷たい。


アンテナショップ 巡りも楽しくて♪ 試食も色々できまして、

おうちで簡単に作れるレシピパンフレットもいただいたので

是非こうした食材を使ったお料理を楽しんでみたいと思いました。


最後は日本橋駅の方面まで歩き、小路に入ったところの地下にあるレトロなパーラーで
お茶して、おしゃべりも充分して、次回のことなどちょこっと打ち合わせしました。


もうあと17日ほどで、節分になりますね。

     福豆

     わたしは コレド3 の二階にある「神棚の里」店でこれを求めて 連れ帰りました。

  

  建物の中を中心に 東京ウオーク、帰宅したところまでの総計は   8083歩 
  \(^o^)/

   

   そういえば ネコヤナギが春の到来も間近だと教えてくれていた東京ウオーキング コースでもありましたよ。 

     ネコヤナギ
              ネコヤナギ

プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、日本古典文学
を学んできたものです。
現在は<古典を読む会>のお
仲間と共に読むことを楽しん
でいます(『とわずがたり』)。
こちらには、
知るを楽しむ日常やお出かけ
のことなどを記しています。       
    

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