全部で9試合あったのだけども、只今帰宅して興奮MAX状態。その興奮冷めやらぬうちにメインイベントであるFULTON VS INOUE戦について書いておこう〜。
計量時の記者会見からバンテージ問題にて一悶着あった。☜フルトン陣営から井上選手のバンテージの巻き方に対して違反では?と指摘が入る。それを受けた井上選手は「ナーバスだな」と一蹴したのだけども、結局フルトン陣営の要望を素直に受け入れ、更に当日の試合会場では、フルトン陣営が見守る中バンテージを巻く井上選手の姿がスクリーンに映し出された。それを見た私は心の中で「あ〜あ、やっちゃったな」と思ったね。笑
階級を上げた過去の初戦➕前日に一悶着あった試合は井上選手の圧勝となる。井上選手を怒らせるとどうなるのか知らないのかな?と思うと同時に、ちょっとムカついている自分がいるのだけどもw、逆にこれで試合観戦に対するボルテージが上がる、上がる。ビールは既に3杯目、こんな楽しい事他にある?って状態だ。
さて、緊張の1R。フルトン選手は大きく足を広げて低く構え、対する井上選手はなんと!足を止めL字ガードで迎撃体制。ジャブに定評のあるチャンピオン相手に、そのチャンピオンが最も得意とするであろうフィラデルフィアスタイルで応戦。しかもどこか力み過ぎているフルトンに対し非常に柔らかい動きで隙のない井上選手。そこから腰の入っていないフルトンのジャブを軽く避けると、今度は井上選手のボディジャブが見事に入った。
ここで勝ったと思いました
そこから案の定終始井上選手のペース。腰の入っていないと言うか、ビビって腰が引けているようにさえ見えてしまうフルトン自慢のジャブは以降ほとんど当たる事が無かった。後はどこで仕掛けてKOするのか?1R開始早々瞬き禁止、仕事でもこんな集中する?ってくらい試合に入り込んだ。←仕事ちゃんとせい
しかしフルトン選手、言うても2団体の統一チャンピオン。そう簡単には自由にさせてもらえない。ジャブの差し合いは完全に制覇しているけども、差し合いからの井上選手の攻撃は見事なディフェンスでかわし、たまにワンツーも当てていた。
腰は入っていないけども 笑
と言うことで結果は8R1分過ぎ、井上選手のボディジャブからのワンツーがヒット&更に追い打ちがヒットしてダウン。立ち上がった所でまとめ→コーナーに追い詰め二発ほど入りフルトンの膝が崩れた所でレフェリーが止めてTKO勝利。
こんな選手他にいる?
2R、3Rの序盤からスクリーンに映るフルトンの表情が
思ってたのとちゃう
(語彙力...)
boulangeriemanna545.hatenablog.com
と見えてしまったのは私だけ?
2Rで既に見切っているであろう井上選手。フルトンのボディジャブをあっさり避けた後の「そんなんじゃ当たらないぜ」的な首振りと、その後の「どこ狙ってんだ?顔はここだよ?」的なゼスチャーがイケメン過ぎる。一応書いておきますが、相手は既に2団体無敗&ダウン経験無しのチャンピオン。対する井上選手はS・バンタム級初戦。言わば相手から見たらS・バンタムにおいては順位すらついていないペーペーとも言える。しかし結果はご覧の通り、対峙して初めて別次元って言葉の意味が理解出来た事でしょう。
これで年内史上初!2階級において4団体統一が見えて来たぞ!井上選手、S・バンタム WBC&WBO統一チャンピオンベルト奪取!おめでとう〜!!!