数年おきにやってくる最近目立っている炎上関連記事。色んな意見が、色んな視点で上がっているが個人的な感想。
よく聞くのは教育関係者、SNSの発達からの問題提議、家庭環境の変化による意見でどれも総じて軽い気持ちでやってしまう今の若者の倫理観について議論されている。とある教育関係者のブログでは、校則、規律で抑圧された教育システムにも問題があると言っていたけど、それには少し違和感を覚えた。←良いきっかけ
その違和感をたどり始めて、最初は自分達の世代の方が厳しかった!と思ったのだが、その当時SNSがあったら?と考えて行くうちに、同じ事する奴はもっと存在していたに違いない!と思う事もあった。あるいはもっと酷い事やっていたかも。なんかそんな時代。😓
ただし!そう考えられるのは全国チェーン店のお店に限る。個人的に。ここ見つかったら炎上もの?笑
いや、ちょっと言い訳させて頂くならば、たまたまそう思ったお店がチェーン店だったとも言える。(バーガー、ピザ、ファミレスで経験有り)
一方でその後務めた飲食店では、おバカな行為は逆にあり得ないと感じた。
その違いは何か?
一言で言うと上司の倫理観の違いだ。←チェーン店のせいでは無い?
まだ十代で入った当時のチェーン店の管理職は、軽い、ノリが良い、仕事もそこそこ、若者にも人気でとても親しみやすかったのだけど、その下の人間が悪い事しそうと思える環境の上司の場合、どの人も口を開けば職場の愚痴ばかり言っていた。いつも仕事が気だるそうで、特に自分の責任を他人に押し付ける事に関してはベテラン。若い時はえ?と思っていても、なんとなく丸め込まれるのでいつも腑に落ちないけど言い返せない嫌な感情をを思い出した。
方や職人気質が強めのホテルなどでは本当にあり得ない話と思ってしまう。そこの社員は仕事にプライドを持っていて、職場内の普段の行いから常に厳しくチェックされているのは勿論の事、特に料理長クラスは誰もが憧れる存在だった。そんな人は自分と社員には厳しいもののバイトには特に優しいので尚更だ。
バイトの目的が当時の自分は真面目だったと言うのもあるかもしれないけど、ただの小遣い稼ぎの学生の同僚達もきちんと仕事をやっていたので同じ思いだったはずだ。 チェーン店の管理職とホテルなどの調理師の仕事の性質は随分異なるものがある一方で、どちらも同じ「仕事」でもある。いくらシステムやルールを厳格化、監視を強化しても上司の働き方や倫理観が変わらなければ何も変わらない気がする。
誤解して欲しく無いのはホテル等も不真面目な上司はいたし、チェーン店には尊敬できる上司も沢山いた。どちらも現場が荒れてるなと思ったのは上司が不真面目な人の場合。比率の差なんだけども何故そうなってしまうのか?一度検討する必要があるのかも。
焼酎作りの風景。