「天地明察」-星と暦の歴史ロマン
2014/02/04 (Tue) 00:59
冲方丁さんの「天地明察」
第31回吉川英治文学新人賞受賞
第7回本屋大賞受賞
江戸、四代将軍家綱の時代。
日本独自の太陰暦を作り上げる「プロジェクト」が立ちあがり
実行者として選ばれた安井算哲(後の渋川春海)。
碁打ちの名門に生まれ、
和算に生き甲斐を見いだす算哲に、
時の老中・酒井雅楽頭が目をつけた。
日本文化を変えた大いなる計画を描いた作品。
史実に基づいているので江戸時代の風景や
その時代の人々の息遣いまで感じさせてくれる
ロマン溢れる物語でした。
内容(角川書店より)
江戸、四代将軍家綱の御代。
ある「プロジェクト」が立ちあがった。
即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること―
―日本文化を変えた大いなる計画を、
個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く
傑作時代小説!!
映画化もされています。
「おくりびと」の滝田洋二郎監督が映画化。
碁打ちとして徳川家に仕え、算術や星にも熱心な青年
安井算哲を、岡田准一さん(V6)
算哲の妻となるえん役に、宮崎あおいさん
算術家・関孝和を、市川猿之助さん
4代将軍家綱の後見人で会津藩主・保科正之を、
松本幸四郎さん
4代将軍家綱を、染谷将太さん
算哲の庇護者・水戸光圀を、中井貴一さん
他に、市川染五郎さん、横山裕さん(関ジャニ)
岸辺一徳さん、笹野高史さん等
岡田さんと岸辺さん、笹野さんとのやり取りには
クスッと笑えて映画の導入部から惹き込まれました。
音楽は(宮崎駿さん、北野たけしさんの映画で音楽を担当した)久石譲さんです。
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