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入梅とともに、草は日に日に深くなる。ひめじょおん、あれちのぎく、葱坊主みたいなりっぱなことになってる野蒜、
2015.07.04
短歌
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ぼくたちは水よりもなおはやく流れる ひがな一日をよろめき歩く足取りで
2015.07.03
詩
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ニカラグア寄金 の舞台のうえで 理論 スィーオリー りーろん
2015.07.02
詩
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わたくしが俳句を始めたのは大正の中頃でございましたが、ぽつぽつと俳壇に女の現れ始めた頃でしたので、ずいぶん心の支えになりました。
2015.06.30
俳句
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手の中から苺が消えた。ああ、また飛んできたな。大方〈住人〉のしわざに違いない。
2015.06.29
詩
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春一番とちまたに云う日を山は荒れ肥料袋のいくつも飛びぬ
2015.06.27
短歌
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私たちは小さな石のひとつひとつ 掌に包みこめばあたたかく光り
2015.06.26
詩
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チョコレートの板 のように 筋が刻みつけられた てらりと光るその ひとり用の 肘かけ椅子
2015.06.25
詩
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実はわたくしにはその頃、縁談が持ち上がっておりました。いえ草干とではございません。
2015.06.23
俳句
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ヤジマさん、でしたね。作家は彼女の質問に答えずにそう言った。わたし、自分がいなくなっている百年後とかの世界を思うとぞっとするんです。
2015.06.22
詩
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六月に入る頃には、鶯がすっかり鳴きの腕をあげている。 窓辺がうっすら白みはじめる早朝
2015.06.20
短歌
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掴むてのひらの感触が痛みになり 青空にはゆっくりひとひらの雲は流れ
2015.06.19
詩
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赤ん坊に いけない水を飲ませようかと 思案しているあなたは
2015.06.18
詩
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家に戻ってからはずいぶん我儘になってしまいまして…読み書きは近所に塾がありましたのでそこで習いました。
2015.06.16
俳句
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うちのお父さんは作家みたいです。それまでは紙屋さんだと思っていた。絵を描くのが好きな私のために、
2015.06.15
詩
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夏のわが家は、葉っぱの森のなか。もう数えきれないくらい植えて大きくしたさまざまな樹木が、夏の強い陽ざしをおおらかに遮る。
2015.08.01
短歌
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いくつもの手が動き更新される今日の感触の 眼が小さな形であっても腐敗はより進んでいき はじまりの根本からすでに記される治らない傷の
2015.07.31
詩
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悪びれないわたしたちの思い出が 季節風に乗ってやってきて ある方向を ふたたび指さす
2015.07.30
詩
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ある日わたくしがいつものように『風知草』の頁を繰っておりますと、笑吉という方が短い随筆を書いているのが目にとまりました。
2015.07.28
俳句
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今年の夏は、まだスイカを食べていない。それでもスイカの色を鮮やかに思い出せるのは、冷蔵庫に貼ったフリーダ・カーロの絵のせいだろう。
2015.07.27
詩
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廃校になつかしき朝おとずれて滑車は鳴りぬ門扉開けば
2015.07.25
短歌
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脳の内側を流れくだる水脈は枝分かれし やがて溢れだす誤報として散り散りになる
2015.07.24
詩
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海が海という名前なのは 初めて海を見た人が 「う」 とつぶやいたから
2015.07.23
詩
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それからはしばしばなみ子様のお宅にうかがうようになりました。昼食の後、草干が居眠りを始めますと直ぐに身支度をして出かけて行くのです。
2015.07.21
俳句
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おれは頭がおかしいんだ。だから、なにか変なことを言ったかもしれない。でも、正直に考えたとおりを言ったんだ。
2015.07.20
詩
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