エピタフ 幻の島、ユルリの光跡
2,970円(本体 2,700円+税10%)
- 品種名
- 書籍
- 発売日
- 2023/6/7
- ページ数
- 240
- サイズ
- 四六判
- 著者
- 岡田 敦 著/星野智之 他著
- ISBN
- 9784295016540
2023年度JRA賞馬事文化賞を受賞
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詳細
現代のロストワールド ユルリ島をめぐる冒険の記録
著者紹介
岡田 敦(おかだ・あつし)
1979年、北海道生まれ。2003年、大阪芸術大学芸術学部写真学科卒。
2008年、東京工芸大学大学院芸術学研究科博士後期課程にて博士号(芸術学)を取得。
同年、“写真界の芥川賞”とも称される木村伊兵衛写真賞を受賞。
その他、北海道文化奨励賞、東川賞特別作家賞、富士フォトサロン新人賞などを受賞。
主な写真集に『I am』(赤々舎/2007年)、『ataraxia』(青幻舎/2010年)、
『世界』(赤々舎/2012年)、『MOTHER』(柏艪舎/2014年)、
『安田章大写真集 LIFE IS』(マガジンハウス/2020年)などがある。
作品は北海道立近代美術館、川崎市市民ミュージアム、
東川町文化ギャラリーなどにパブリックコレクションされている。
星野智之(ほしの・ともゆき)
編集者・ライター。1963年、神奈川県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。
月刊誌「東京カレンダー」創刊に携わり、2009年~10年に編集長。
2009年~14年にはJR東日本の月刊会員誌「大人の休日倶楽部[ミドル]」の
クリエイティブ・ディレクターを務める。
2019年、北海道の美深町にホテル「TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社」をオープン。
主な著作に短編集『月光川の魚研究会』(ぴあ/2011年)、
ノンフィクション『空間演出家 池貝知子の仕事と意見』(アクセス・パブリッシング/2012年)、
評論「『羊をめぐる冒険』をめぐるゴールドラッシュの点と線」(彩流社『我々の星のハルキ・ムラカミ文学』所収/2022年)など。
目次
失われた時を求めて
ユルリ島をめぐる6つの対話
鉄索のある崖の上で︱最後の島民 ・庄林泰三
追憶の島は霧の向こうに︱最初の馬主・庄林ヨネ
海風の中の楽園に生きて︱根室の牧場主・佐々木徳太郎
伯楽は光と影を胸に刻む︱別海の牧場主・大河原昭雄
遠い国後から馬の呼ぶ声がする︱醸造所五代目・碓氷ミナ子
そして懐かしい島へと帰る日︱再び最後の島民・庄林泰三
ユルリについて私が知っているいくつかの事柄
根室、国後、そしてユルリへ
国後にまつわるスクラップ
道東の馬に息づく気高い血脈
理想郷を支えた名牧場の記憶
花園効果と白い花弁の不思議
海霧の中に隠された高層湿原
断崖が守り育てる貴重な海鳥
海獣が語る根室の海の豊かさ
根室の歩みとユルリ島のこと
年表
エピローグ 幻の島
鑑賞 生と死のあわいに浮かぶ島で 星野智之
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メディア掲載情報
2023/08/07:新潮 2023年9月号にて紹介されました。
2023/06/15:北海道新聞にて紹介されました。
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