どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
週末、パオロ・ソレンティーノ監督の新しい映画「Parthenope パルテノぺ」を観に行ってきました。
本日は日本話をお休みして、パレルモナウ話。
ナポリ愛が炸裂してる…映画「パルテノぺ」
パオロ・ソレンティーノといえば、「Grande bellezza グレート・ビューティー」でアカデミー賞を受賞したほか、2021年に「È stata la mano di Dio Hand of God 」でベネチア国際映画祭で受賞したり、カンヌ映画祭でも常連のイタリアを代表する監督。
10月末に「パルテノぺ」の封切りに合わせて、全国の映画館を行脚もして、全国的に話題になってる映画です。
パレルモでは「くだらない質問に嫌気がさして、ホールを出て行った」などと、ガセ情報が某紙に書かれたりもして、さらに話題になってました(ヒドイ話だw)。
さて、「パルテノペ」。
ナポリ出身の監督だし、そもそもタイトルが古代ギリシャ時代のナポリの名称/古代ギリシャ神話の人魚だし、ナポリ感あふれる映画だろうなと思っていたら、想像以上にナポリでしたw。
といっても、「Napoli Napoli Napoli」のようなドキュメンタリータッチでもなく、「Troppo napoletano」のようなコメディではなく、
あまり知られてないですが、Troppo napoletanoは名作だと思う。10年くらい前の映画だけど、Netflixで観られます。
主人公の美しいパルテノぺ(チェレステ・ダッラ・ポルタ)の少女が成長し、お婆ちゃんになるまでの目を通して描かれる、混濁する感情とナポリがリンクするファンタジー。
海とカプリ島の哀しいバカンスとサン・ジェンナーロの奇跡と、愛と悲劇と美と滑稽さと倦厭と辛辣さと…。そして、冒涜感。
いずれ日本でも公開されと思われるので詳細は省きますけれども〜、サン・ジェンナーロの奇跡をあんな扱いってwと思ったら、やっぱりクレームが出てるとか出てないとか。
全体に「ナポリ、というもの」が描かれていて、ナポリが好きな人や詳しい人とそうじゃない人では、感じるものが違いそう。が感想です(薄いw)。
ソフィア・ローレンのパロディと下町のパラッツォの中でバケツがいっぱい落ちてくるシーンが良かったなぁ。
「グレートビューティー」が凄まじく素晴らしい映画だったので、期待したけど…(あくまで個人の感想ですから!)。
映画のお供は、ポップコ…いや、新鮮野菜!
ま、そんなわけで、示唆的で興味深い映画ではあったんですけれども、…実は、イマイチ集中できなかったんですよね(いや、ちゃんと観ましたけど)。
……友達がニンジンを持ってきたせいで。
映画のお供のスナックが、新鮮野菜って発想、なかなかないですよね〜!ウサギでもあるまいし。
まあ、何食べたっていいじゃないか。だし、健康的でとても良いとは思いますw。自由ねぇ。。。
別に健康オタクでもない人ですけど。
パリポリ……。音がご迷惑では?というほど響かないので、映画にニンジン、オススメなのではないかしら?!(ウソ)
真夜中の平和なマッシモ劇場は爆音とジェラートと
映画終わりのマッシモ劇場(劇場の脇のいつもの映画館ゆえ、行きも帰りも必然的にマッシモ前を通る)は、
オープンディスコ状態の劇場併設のカフェから漏れる爆音の中、毎年恒例のジェラートフェスティバル”Sherbeth”を開催してて、
真夜中なのに大賑わいでした。まあ、ジェラートフェスティバルやってなくても週末の真夜中は、大賑わいだけど。
そうそう、日本のジェラテリアからも3店舗が参加中なんですよ。
ではでは、どうぞ新鮮野菜で良い日曜日を!
Buona domenica!
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