どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
美しいナチュラルガーデンと、多品種のワインをたっぷり飲んだ次は、
焼酎ですよねっ!
やっぱり麦焼酎を買わなくちゃ
と、いうことで、雨に濡れそぼるのどか〜な田園風景の中をひた走ると、ポツンと佇む一軒。
店内には、ズラーリと並ぶ焼酎と、
生活雑貨と地元食材。良いねぇ。
…そういえば、3歩歩けばあるコンビニを、数十Km走っても見かけなかったな。こういう感じ(ものが溢れない感じ)で日常の暮らしが営まれていたら、心が極度に平穏に保たれそう…。
と、店内を探検してると、お洒落なジャージ姿の若い男性が、奥から出てきてくれました。
地方から若者が流出というニュースをよく見聞きするので(実際そうらしいですが)、「おお、若者!」と驚いてしまった…。すみません。
自家製揚げ餅は、「なんか」なんかじゃない
聞けば、4代目だそう。グラフィックデザイナーもしているとか。
そうか、それでどことなく洒落た雰囲気も香ってるんだな、とまた単純な感想を抱いて、
見つけたのが、「たべちょくれ」。
愛する「揚げ餅」ですけれどもー…なんと、バターが練り込んであるというんで興奮wします(バターも愛してる)。
海外暮らしの3種の神器のひとつ。であり、継続久しい「いぶし銀」マイブームが、塗り替えられるのか?!期待高まる…。
わーきゃーしてると、4代目が「そんなに珍しいですかねぇ?」ときました。
「揚げ餅なんか、うちで作るか、近所のおばあちゃんが作ってるのをもらうもので、バターは、父(3代目)が試しに入れてみただけ」だそう。
…要するに、名物でもなんでもない、と!でも…おうちでお米も作ってないし、近所のおばあちゃんが揚げてくれる環境にない者にとっては、貴重感満載なんですよね。
日常から遠ければ遠いほど、憧れは強くなるもので…。
この手のやりとり、イタリアの農村部でもよく出会ったなぁ。「そんなものが良いの?生まれた時から身近にあるけど」「いやいや、これが良いんですよ」的な。で、そこから世界に広げていった人たちも、多数いるのでね…。
日本の地方の”当たり前の優れもの”が、もっと世に広く知れ渡ると良いよねー。大分は、ともかく柚子胡椒を世界展開して欲しい!などと、余計なお世話な話で(まだ飲んでもいないのに)盛り上がりながら、「たべちょくれ」と銘酒「拾杯」、ご当地食材いろいろを持って、
いよいよお待ちかねの温泉へ向かいました。
美肌の湯で出会った常連おばちゃんの聞き出しテク?
中津といえば、「鶏の唐揚げ」。専門店が市内に40軒もあるそうで、そのうちの一軒で、下味をつけた鶏肉をグラム買いしてから、名泉なかま温泉に到着。
強アルカリ(PH8.95)の美肌の湯らしいですが〜、はしゃいだ観光客はおらず、常連のおばちゃんたち(同世代)と共に、極楽のヌルヌルを存分に堪能しました!
ワンコを車に置いてきたエミコさんが先にあがり、入れ違いに入ってきたおばちゃん。
脱衣室で、「どこからきたの?」「東京ですぅ」の定型文会話から、「この山の奥で、友達がやってる美味しい食事を出す宿に行く」と発展したところ、
その友達、「誰?」となりました。
地元だから知ってるかな?と「イタリア料理のお店をやってた人で…」
「誰やろね?」
「大分市内から移って…」
「どこやろね?」
「人口13人の集落で…犬と…」
「誰やろねぇ?」
…のんびりした「誰やろねぇ?」「どこやろねぇ?」に吸い込まれて、個人情報開示レベルで細かく宿のご紹介&ご推薦をしてしまいましたが、埒が開かないので諦めて、外へ。
ワンコと待っていてくれた車に乗り込み、脱衣場での一件をエミコさんに話すと、
「え?◯◯さん、知ってる!」
ええ?!
一連の様子を見ていた同行の友達が、「…あれは調査だったのかも。私たちが本当に知り合いなのか、なぜここに来たのか、怪しいものじゃないのか…」
と。なるほど!山奥に見かけぬ人物…たしかに、素性を明らかにしたいですよね。。。
「誰やろねぇ、どこやろねぇで、さわちゃん…めっちゃ口割らされてたねw、裸のデカに」
ネイキッド刑事…!(しかも美肌)。
乗せられて迂闊にペラペラとゲロって(?)しまった…。
※裸のデカ…いや、おばちゃんの真意は不明ですw。
裸とのんびり口調で、吐かせ上手なネイキッド刑事。クドカンのドラマにありそう!と、キャスティングを検討しながら、さらに山の奥へ。
続く!
どうぞ乗せられて良い月曜日を!
Buon lunedì!
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