ONE DOWN,ONE UP LIVE at the HALF NOTE / ジョン・コルトレーン
1965年は61年に始動した至高のカルテットの末期。
コルトレーンと、エルビン・ジョーンズ(Dr.)やマッコイ・タイナー(piano)との音楽的方向性の相違が表面化してきた、とされる時期だ。
で、「ワン・ダウン、ワン・アップ」という曲。コルトレーンとエルビン、二人だけのインプロビゼーション・バトルがある。
コルトレーンの息子曰く、「親父の生涯最高の演奏だ」。
今では考えられないくらいの狭いステージ・スペース。至近距離で向かい合ってプレイしている写真が残っている。
おそらく、お互いに葛藤があったと想像できる。
《もういっしょにやってられない。決別もそう遠くない。》
これは、大喧嘩のような、かみ合わない主張をぶつけ合う討論のような、いや、お互いを認め合った上での、高い次元での調和のような・・・、
壮絶で鬼気迫るものがある。
魂を揺さぶられる演奏だ。
1965年は61年に始動した至高のカルテットの末期。
コルトレーンと、エルビン・ジョーンズ(Dr.)やマッコイ・タイナー(piano)との音楽的方向性の相違が表面化してきた、とされる時期だ。
で、「ワン・ダウン、ワン・アップ」という曲。コルトレーンとエルビン、二人だけのインプロビゼーション・バトルがある。
コルトレーンの息子曰く、「親父の生涯最高の演奏だ」。
今では考えられないくらいの狭いステージ・スペース。至近距離で向かい合ってプレイしている写真が残っている。
おそらく、お互いに葛藤があったと想像できる。
《もういっしょにやってられない。決別もそう遠くない。》
これは、大喧嘩のような、かみ合わない主張をぶつけ合う討論のような、いや、お互いを認め合った上での、高い次元での調和のような・・・、
壮絶で鬼気迫るものがある。
魂を揺さぶられる演奏だ。
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by bongokid
| 2006-05-12 00:56
| CD