ダコタ・ジョンソン主演。
希少な蜘蛛の研究で、ペルーを訪れていた身重の女性。
やっと見つけたところで、ガイドとして同行していた男に殺されてしまいます。
その時救われた赤ちゃんは大人になり、人との関わり方が不器用な、救急救命士になっていました。
仕事中に川に転落してから、よくわからないビジョンが見えるようになり、
どうやらそれは、少し先の未来のようで。。。
救われて大きくなった、救命士の主人公、カサンドラを演じているのが
ダコタ・ジョンソン。
人付き合いが苦手なのに、いきなり3人のティーンを助けなくてはならない羽目になってしまいます。。。
なかなか面白かったんですが、
imdbの評価は散々のようですね。
マーベル作品ですが、原作があるのでしょうか?
そういう前情報、一切わからず観ていまして、
続編できそうだよね〜。
って思ったんだけれど、ないのかな?
imdbの評価が低すぎて本当にびっくりしています。
みんな目が肥えていらっしゃる。
人の心理とか、お話の組み立てとか、もう出尽くしてますって。
そうなると、話の深みってやっぱり役者陣の腕の見せ所でしょうかね。
ダコタ・ジョンソン演じる、カサンドラ。
大きな力を得たら、その分代償も・・・なんですが、
彼女はまだまだ後輩を育てるというより、自分も現役でいける気がするんですよね。
カサンドラ自身、お母さんのことでは、心にしこりがあって、
才能開花のために自分の過去も癒さなきゃいけないっていうところもあり、
何か心に一つ曇りがあると、才能が活きないということか〜。って思ったり(感想が軽いですが)
あと、敵ね。
自分の身を守るために、エゴむき出しの、
「本当に悪徳です」みたいなのに、とてもイライラさせられました。
自分の生き残りのために、あらゆる手を尽くす。全ては自分自身のためっていう
強欲さが、
「はっきりしてるわ〜。すっごいムカつくけど」という感じでした。
カサンドラが守った3人の生い立ちが、現代のそれをなぞっているんでしょうかね。
バラバラな環境だけれど、どんな出会いからも絆みたいなものってうまれるから、
どうか腐らず生きてくれ・・・というメッセージがあるんじゃないか。と思ってみたり。
あ、あと。
チャーリーズ・エンジェルっぽいな。って気がしました。
チャーリー(カサンドラ)と、そのエンジェルたち。みたいな。
ダコタ・ジョンソンの凜とした感じが好きなので、
良かったです。
ヒーローやヒロインの、身近な愛する者たちは消されがちなので、
ハラハラしましたが・・・良かったです。