ベビが誕生して1歳と1ヶ月。ついにベビとの初めての旅行が実現する時となりました。緊張と不安がありますが、いつかは行きたいテーマパークのためにも、親子ともに”旅行”に適応できるようになる必要があるとは思っていました。
いつかは”あの夢の国”へ連れていくためにも……!
泊まりで旅行するのであれば、まずは近場から。でも近すぎてもなんの練習/楽しみにもならないので、今回はズバリ「温泉旅行 in 下呂温泉」としました。ベビにとっては初めての外出宿泊。そして我々夫婦にとっては、初めての子どもを連れての家族旅行。楽しみすぎる。
今回は、『1歳の赤ちゃんを連れて下呂温泉へ旅行へ行ってみた』のでご紹介します。
下呂温泉の中心に立地する温泉旅館『小川屋』
今回宿泊したのは下呂温泉のまさに中心に位置する『小川屋』です。温泉旅館ではありますが、ホテルのような巨大な施設で、数錬の建物がすべて小川屋の旅館となっています。『老舗旅館』と謳っていますが、温泉や客室お食事処等は何度もリニューアルが重ねられているようで、とてもきれいな雰囲気でした。すごい。
この旅館に決めた最大の理由は、赤ちゃん・お子様での過ごし方ページに『心おきなく温泉旅行を愉しんでいただけるよう、小川屋が全力でサポートいたします。』と記載されている点です。
旅行前は「不安ばかりでリラックスできないかも……」という気持ちでいっぱいでしたが、赤ちゃんOKの体制が旅館側でとられているのが嬉しいですよね。
なお、今回は繁忙期だったためか、特典付プランではなく通常のプランで予約をしました。しかし、何の問題なく宿泊できました。宿泊中に感じた、「赤ちゃんがいても、温泉旅館大丈夫なんだ。」という経験を後ほど紹介していきます。
アクセスは車 or 電車 or 名古屋駅からの直行バスで。
今回私たち家族は車で下呂温泉まで行くことにしました。チャイルドシートが必須であることと、電車移動はまだ勇気が出なかったためです。最近歩けるようになったベビは、ベビーカーに縛り付けられるのが苦手というのもあります。
電車の場合はJR下呂駅まで。そこからから徒歩7分で小川屋までたどり着けます。名古屋駅から下呂温泉までの直行バスでも同じ様にアクセス可能です。
詳細は小川屋のページを参照ください。
下呂の温泉街を観光するなら、立地は最高。
下呂の温泉街を観光するのであれば、小川屋は最高の立地にあります。下呂温泉といえば、各所にある足湯や食べ歩き、そしてスイーツです。中心を流れる小川にかかる白鷺橋(しらさぎばし)周辺に店舗が多く立ち並んでいますが、旅館からは徒歩2~3分でつきます。
簡単にアクセスできるので、最低限の装備だけで出かけられます。お財布とスマホだけでフラっと出掛けることができるので、ついつい寄り道が増えてしまう距離です。
あの行列のできる『下呂プリン』の店舗も近い!
下呂温泉といえば……下呂プリン?とのこと。私が学生の頃はあまり耳にしていませんでしたが、今は下呂温泉といえば『下呂プリン』なしに語れないとのことでした。
様子を見に到着時に訪れた際は、行列ができており、購入までかなり時間がかかりそうでした。なお、翌日の店舗開店前にもすでに数組のお客さんが待ち行列を作っていました。すごい人気なんですな。
温泉旅館『小川屋』の”超”広すぎるロビー
それでは旅館の中に戻ります。小川屋の正面玄関を抜けると、超巨大なロビーが待っています。謎の滝?と日本人形がお出迎えです。入って右手にホテルライクな受付があるので、そちらでチェックインしました。
ロビーにはソファが超沢山あり、到着後にゆっくりできるスペースとなっていました。午後のチェックイン時はお客さんが多かったものの、午前チェックアウト(出発時)にはお客さんも少なく、出発までの束の間の休息ができました。
ウェルカムドリンクサービスも有り。チェックイン時もまったりできます。
セルフサービスですが、ウェルカムドリンクも有りました。当日はオレンジジュースだったかと思います。また、お土産ブースの手前に足湯エリアも有り、ロビーも癒やしの空間となっていました。
ソファの他にベンチやウッドチェア等多種多様な椅子があり、用途や気分で好きなところへ座れる雰囲気です。
窓からは飛騨川を見渡すことができます。壮観。
下呂の中心を南北に流れる飛騨川も眺めることができ、まさに絶景。ゆっくりと時間が流れるのを体感できます。下呂大橋も眺めることができるため、行き交う人を観察していても、なんだか面白いです。
お部屋も川側の場合は、同じ景色を部屋から楽しむことができます。ロビーよりもちょっと高めの視点で街を見渡すことができます。ゆっくりと流れる時間の中で、日々の疲れを癒やすことができました。
ベビーがいても大丈夫。ほっと落ち着く畳の客室。
続いてエレベータホール。『温泉旅館』と銘打っていますが、エレベータホールはホテルや高級マンションのような雰囲気でした。カッコイイ。
とても綺麗で静かなため、なんだか緊張してしまいました。
客室までのエントランスと廊下はおしゃれで綺麗。
部屋に到着。エレベータ降りてすぐの部屋でした。入り口はウッドテイストでなんだか和洋折衷のモダンなデザインになっています。かっこいい。
今回は我々夫婦+ベビの3人に加え、その他家族も全員での旅行としたため、部屋を複数借りての宿泊となりました。
お部屋は『八座・七賀楽 YUKURA・NAGARA』へ宿泊
今回はJTBからの予約をしました。お部屋は『八座・七賀楽』というお部屋です。お部屋の写真はベビを連れて行った関係で、危ないものなどを高いところや廊下にすぐに出した関係上、写真が少なかったため、公式サイトより下記引用させていただきます。
本館8階(八座)・7階(七賀楽)に位置する高層階の客室。 全ての客室から飛騨川と勇壮な飛騨の山々を望むことができ、心穏やかな時間を過ごしていただけます。 また夜になると、明かりの灯る下呂の夜景も一望でき、昼間とは雰囲気の一変した風情ある景色をお楽しみいただけます。 (八座・七賀楽 YUKURA・NAGARAの紹介より抜粋(https://www.gero-ogawaya.net/rooms/luxury/))
詳細は下記のHPを参照ください。
旅館でいただいた夕食。ベビは離乳食持参。
待ちに待ったお食事タイムです。通常はお部屋食となりますが、大家族での旅行だったため、個室を用意いただくことに。ベビもいましたが、可動式のベビーチェアをご用意いただけました。ありがたい。
ベビの離乳食は持参しました。和光堂の離乳食(BIGサイズ)があればどこへでもお出かけできます。作ってくれるメーカと嫌がらずに食してくれるベビに感謝です。
なお緊急用に赤ちゃん用のお煎餅(ハイハイン等)やバナナと食パンも持っていきました。特に何も咎めれられず、スタッフの方もベビに声をかけてくださり、とても気持ちよく食事できました。
家族全員での食事となったため『宴会場 桂Ⅱ』での食事。
『宴会場 桂Ⅱ』という畳のお部屋で食事をさせていただきました。献立は写真の通り。宿泊プランによってお料理は異なると思いますが、飛騨牛をいただくことができました。
朴葉みそが大好物なので、ディナーに出ないのは残念……と思っていましたが、翌朝のバイキングでいただくことができました。嬉しい。
ロブスターの素焼き。身がぷりぷりでソースと一緒に食すと美味でした。添えてあるレタスと一緒に頬張ると更に美味です。
蓋物のあんかけ饅頭です。会席料理の中で、私がいつも楽しみにしている一品です。饅頭はおこわでできており、ご飯感が強かったです。美味でした。
そしてメインの飛騨牛。シンプルに焼肉でした。美味。
締めは炊き込みご飯。一人一杯の大盛りのご飯でした。白飯だと「おかずが欲しいから先に出して……!」となりますが、炊き込みご飯だったので、これだけでも十分いけました。お腹いっぱいになりました。
要予約の貸切温泉は超おすすめでした。
小川屋の名物?である畳の浴場はありますが、ベビがいるのと、広い温泉に親子ふたりで入浴するのはちょっぴり怖いということで、貸し切り風呂を借りることにしました。
今回、部屋に温泉のついていないプランだったため、
プランに入っていない場合は、別料金がかかります。
貸切風呂は全部で9種類。別館ゆらぎでは45分間で4,400円、本館では3,300円で入浴できます。なお琥珀(こはく)だけは4,950円と別の料金となっています。
私達は宿泊の前日に事前予約をしたため、問題なく入浴できました。当日の飽き状況はフロントでもチェックできるので、もし入浴を希望される場合は確認してみてください。
巨大な貸切風呂はやっぱり良い。
我が家のお風呂と比較すると4倍くらいの広さがある巨大お風呂。でかい!!!
貸切露天風呂では無いため、天気に左右されず入浴ができました。温度は最初ちょっと熱めでした。温度は調節可能なため、冷水を入れてガンガンかき混ぜることで適温になりました。ベビにとっても丁度よい温度にできました。
普通の温泉やお風呂と比較すると、深いため、ベビから目を離さないようにするのは必須です。
洗い場が畳だったため、ベビ大喜び。
なんと『山吹』の洗い場は畳。ベビがツルッと滑ることなく、安心して体を洗うことができました。広いため、ベビは大はしゃぎ。温泉でパシャパシャしたり、私達夫婦を行き交ったり大満足なお風呂でした。
ベビとの旅行なら必須レベルのオプションかも。
貸切温泉ですが、ベビとの旅行であれば必須レベルのオプションと言えるかもしれません。それくらい良かったです。
ただし、45分だとちょっと時間がギリギリでした。ベビのご機嫌やはしゃぎ具合によっては時間が足りなくなる可能性もあります。ご利用は計画的に。
温泉旅行withベビの振返り
ベビとの温泉旅行を振り返ってみましたが、大満足の旅行となりました。大人は日々の疲れを癒やし、ベビは畳の部屋やお風呂で体力を使い切るという、対象的な親子のストレス発散方となりました。
お風呂に畳があったのは何より安心でした。旅先でのトラブルや怪我は日常の数倍気を使うものの、何かが起こると大変なことになる可能性もあります。また行きたいと思えるほど小川屋は良い旅館でした。ありがとうございました。
もっと事前に準備しておけばよかったこと。
旅行にあたり、もっと事前に準備しておけばよかったことです。せっかくの旅行でしたが、思い出の写真が少なめになってしまいました。というのも、カメラ(SONYのZ-V1)を携帯していなかったのが反省点です。
ZV-1を首からぶら下げられるようにしておこうと思います。
ちょっと事前に準備しすぎたこと。
緊急時に備えて様々な用意(お菓子やパンなど)を準備していきましたが、意外と現地でも手に入れられることがわかりました。普通に薬局やスーパーなどがあるため、「これじゃなきゃ駄目!」というベビのこだわりがなければ気軽に旅行しても良かったかもしれません。
さいごに
今回は「1歳の赤ちゃんを連れて下呂温泉へ旅行へ行ってみた」のでご紹介しました。癒やしの温泉旅行。年に一度くらいはこういう時間を家族で過ごしていきたいです。楽しい癒やしの時間が家事や育児、そして仕事の活力に変換されていく気がします。
それではまた。
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