自己肯定感低くてもなんとか頑張れたいくつかの方法 - 腹は減る

自己肯定感低くてもなんとか頑張れたいくつかの方法

自己肯定感高いことに越したことはない。専門家のアドバイスを受けながら自己肯定感高められるならそうしたほうがよいし、高まらずとも低くなる原因を低減できるならそれも良いと思う。

そして自己肯定感って後から手に入れるのは結構難しいと思っているので、持っている人は本当に大事にしてほしい。

そんな自己肯定感低低な私でもここまでなんとかやってきましたってことでいくつか気をつけていることを書きます。誰かの参考になったらいいな。

自己肯定感とは

Wikipediaによると

自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉である。しかし、後述のように定まった定義はなく、他の類似概念との弁別も充分とは言えない。

ということだそうです。長らく私は自己肯定感とは「自分を愛すること」だと思っており、「自分を愛せない自分はダメだ」と思っていました。ずっと自分が嫌いでした。

しかし自分を愛せなくてもよいとのことです。まあそうはいっても自分のことを「これでいい」と思えるかといったらそうなのかしら、という感じではあります。

本を読むなどして自己肯定感を高めようとしたことがありますが、最終的に「(自分に対して)うるせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ってなって終わりました。-fin-

ということで最近は「自己肯定感を高めるのは無理だ」と諦めています。ただ自己肯定感が低い状態は良くないことだという認識はあるため、いくつか気をつけていることがありますのでご紹介します。

気をつけていること①:自己否定をしないようにする

友達家族など自分のことを好きでいてくれる人から好意を向けられた、あるいは「素敵だね」という言葉を向けられた時に「いやいや私なんて」と言わないように気をつけています。

なぜかって?相手を好きだからです。

その昔若かりし頃は「誰かに愛されたいのに愛を示されると『この私を????????』」というわかりやすい拗らせを発揮していたこともありますが、相手の好意を疑うことはシンプルに失礼だなと気づいたので最近はやめました。

気をつけていること②:食事睡眠ホルモンバランスを疑う

過度な自己否定をして無限地獄編に突入している時は大体お腹空いてる、眠い、ホルモンバランスが悪いということに気づきました。

過度な自己否定は時間の無駄であることも多いので、一旦別の原因がないか探るようにしています。

気をつけていること③:過度に自己否定することを許す

先ほど過度な自己否定は時間の無駄であることも多いとは書きましたが、自己否定を全くしないというのも難しい話です。どうしても、ってときは一晩とにかく落ち込みまくることを許します。

そのときは例え性格の悪いことであったとしても、(他人に迷惑をかけない範囲で)悪いことをすることを許してあげます。

ただしこれは寝た翌日スッキリするタイプの人間だからできることかもしれません。

さて、気をつけているだけでは人生苦しいですよね。

ってことで自己肯定感低くてもこういう工夫をするとちょっとは人生ましになるかも〜〜〜編!

知識をつける

「自己肯定感が低い」って実はかなり抽象的というか、いくつかの要因が含まれているなと思ったりしています。本当の根本のところは家庭事情などがあるのではと思うのですが、その周りをコーティングして肥大化している要素がいくつかあったなというのが個人的な体験談です。

例えば私の例ですが、「インポスター症候群」という言葉を知ってから自己肯定感が低い要素が少し剥がれたなと感じます。

「インポスター症候群」とは、自分の力で何かを達成し、周囲から高く評価されても、自分にはそのような能力はない、評価されるに値しないと自己を過小評価してしまう傾向のこと。インポスターとは「詐欺師」であり、自分は周りを欺いているのではないかと感じることです。これは女性に多いらしいですね。

インポスター症候群の説明を読んでもなお「...といいますが私はこのような症候群ではなく本当に周りが私を買い被っているんです!!!」とうっすら思ったりもしているのですが、自分の「個人の感情」と「事実として得られる出来事」をわけて考えています。

つまりリトルあおいが「え〜〜〜〜〜〜んみんなが私を買い被っているよ〜〜〜〜〜ん」と泣いていたとしても、論理的な判断に長けているあおいが「とはいえインポスター症候群である可能性は否定できない。」と返す感じですね。なんの話だ。

私の中で大きなインパクトを与えたのはLEAN INという書籍ですね。この書籍の中で、同じ成績でも女性は「私は全然できなかった」っていうことに対して男性が「俺はすごくできた!」って言うみたいな話があるのですが、周りが男性ばっかな環境で確かにそういうケース結構あるなというのを思い返したりしたわけです。

LEAN INめっちゃ学びがあるのでぜひよんでみてください。

過度な自己否定は自分を「サゲて」見えることを意識し、自分をAGEてみる

謙遜は時として大事ですが、過度に自己否定するのは「自分SAGE」であり、周りの人を不安にさせます。

例えば仕事で何かプロジェクトを一緒に進めよう!という相手「いや〜自分なんて〜」「でも自分は失敗するから〜」「自分じゃ無理かも〜」を連打していたらどうでしょうか。不安になりませんか?

あとは先ほどのLEAN INの話にもあるのですが、「自分に自信がある」というだけで機会が巡ってくるチャンスが増えるんですよね。

例えば何かに応募してみる、自分がやってみたいと言ってみる、自分の成果を披露する。これらの行動は自分をAGEないとできないですよね。

じゃあどうやってAGEるか?私は「AGEたほうが得」と念じてリトルあおいをねじ伏せています。

具体的にいうと、リトルあおいが「自分なんて〜〜〜〜〜〜〜」と叫んだら、お得大好きあおいが「うるっせ〜〜〜〜〜〜〜(リトルあおいの顔面を殴る)(バキィ」って感じです。

あとは誰かに刺激を受けるとリトルあおいも「え????AGEちゃう????」ってなるときがありますね。単純なので。

生存バイアスの存在を認識する

生存バイアスに気をつけろ!!!私が書いているこのブログの中身だって全部生存バイアスだ!!!!

生存バイアスという言葉を知ってから、人の成功体験をあまり鵜呑みにしすぎないように気をつけるようになりました。

というのも、成功体験をみて結構落ち込むことが多々あり...ただでさえ「自分なんて」ってところで夜空を煌めく一等星のごとくはたまた巨大の彗星の如く輝く星々がこの世には五万といるわけで、その一つ一つを目にするたびに心がギューン!!!ですよ。やってられません。

成功者たちが素晴らしいのはそうだと思うのですが、その成功者の裏で成功できなかった人、それこそ同じ実力でも自分をアピールできなかったばっかりにその道を退かざるを得なかった人や、家庭の事情や自身の心身の事情で到達できなかった人もたくさんいることでしょう。

私自身、今こうして本を出したり仕事で評価を得られているのは、単に自分の努力だけではなく、周りの人や環境に恵まれたという大いなる「運」があったからだと思っています。

ということであまり成功者体験に落ち込みすぎず、もしかしたら生存バイアスかもしれないな、くらいに受け流せるようになってからは心が割と平穏になりました。

SNSは時々休む

SNSはね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜羨ましくてぽぽぽんぽん!!!ですよ!!!ぽん!

例えば「この人うらやましい!!」とか「このイベントうらやましい!!」と思ったらSNSを休んだり、ミュートします。いいんです。This is my space.

自分の成果物を愛する

自分を愛せない私ですが、自分が生み出したものに対しては愛をもっています。

特に私が生み出したキャラクター「おとうふくん」は色々な人に愛されており、これは素直に嬉しいです。

仕事や書籍執筆に関しても、自分が生み出したものに関しては誇りと愛を持っています。

なぜか不思議とできるんですよね。別に「生み出した自分すごい」とは一ミリも思わないのですが、生み出したものはすでに自分の手を離れているため素直に受け入れられます。

これはみんなそうなのか私だけなのかはわかりませんが...

いずれにせよ自分のことは受け入れられなくても他者(自分の成果物も含む)を受け入れ愛することはできるのではないでしょうか。

おわりに

ほわあ〜〜〜〜〜〜いえ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

足を骨折してもう自己肯定感爆低!!!!!!なんもできねえ!!!!!いや嘘できるけれどめっちゃ大変!!!!! がんば〜れよ〜自分〜〜〜いぇいいぇいいぇい〜〜〜うぉうぉうぉ〜〜〜〜