「働きやすい職場が一つでも増えてほしい」という思いで、人材育成や日ごろの労務に関するお役立ち情報を、できるだけわかりやすく書いています。
結論会社のルール作りは、その専門家である社会保険労務士(社労士)に依頼した方が、長い目で見て安心です。会社のルールである就業規則は、ネット上、書籍等でひな型が溢れていますので、確かに自社で作成した方が金額的には抑えられます。しかし、法律の意...
まずはトップが方針を明確にし、それをみんなに宣言することです。うまくいかない組織は、ここが曖昧です。
言い訳をする部下の気持ちミスをしたとき、何かを指摘されたときに、とっさに「やったことがない」「初めてなので」と言う部下はいませんか? 自信がない低く評価されたくない経験すればできるはず!との思いからでしょうか。上司の本音上司からすると、この...
退職する人の本音仕事柄、退職する人と事務的な話をする機会がよくあります。たとえば、「健康保険の喪失証明書、雇用保険の離職票等はどうなりますか?いつ頃届きますか?」 的な話です。電話や対面などで、ほんの数分程度です。そんなときに、「どうして退...
令和7年度の雇用保険料率が発表されました。労使負担ともに令和6年度より下がっています。
令和7年度の保険料額表(協会けんぽ令和7年3月分より)が公表されました
令和7年度の保険料額表(協会けんぽ令和7年3月分より)が公表されました。←埼玉県その他の都道府県の料額表はこちらになります。
令和7年4月より、保育所等に入れず、育児休業を延長する場合の「給付金の延長手続き」が厳しくなるようです。リーフレットはこちらです↓これまでは、「保育園等に入所を申し込んだ」「しかし入所できなかった」ということがわかる通知書だけでよかったので...
令和7年1月より、離職票がマイナポータルで受け取れるようになりました。保険証につづいて離職票もマイナポータルで受け取れるのは、社労士としては、離職票の印刷や郵送の手間が省けますので嬉しい限りです。リーフレットです↓
困った新入社員学生アルバイトや、働いたことのない社会人、転職歴の多い人等を採用した場合、会社でやるべきこと、やってはいけないこと職場での人間関係の築き方等がわからず、入社早々に職場の規律や空気を乱すことがままあります。対応策きちんと注意をす...
よくある間違いどのような会社でも、何らかの人事の仕組みはあるはずです。たとえば、「○○ができるようになったら昇給させよう」「▲▲の仕事を任せるために役職を与えよう」 など。しかし、往々にしてその仕組みは、社長さんの頭の中だけで完結してしまっ...
知り合いを採用した例身近な人や知り合いを採用する場合、事前にその人の能力や仕事に対する姿勢などを確認せずに、いきなり正社員や高時給で採用してしまう例が多いようです。その場合、次のような結果になっていました。起業と同時に、知り合いをパートとし...
パワハラを感じたケースこれまで、社長さんのお話を聴いている際に、「この会社さんではパワハラがあるかもしれない」と感じたケースが多々ありました。そして、その勘は当たっていました。そう感じた理由は、社長さんがパワハラ気質だったからです。たとえば...
安心して働ける職場従業員が定着する理由はいろいろあると思いますが、まずは、安心して働ける職場であるかどうかではないでしょうか。そのためには、「労使の約束事」である雇用契約書を交わすこと就業規則があること。なければすぐに作成すること賃金の計算...
嫌われる会社の特徴「こんな会社で働きたくない」と思われる会社の特徴は、問題を見て見ぬふりする次のような人が多い・相手の立場に立って考えられない・自分さえ良ければいい・ラクしたがる公平感がないなんでもひとごとこのような感じです。その原因その原...
「事務所を移転します」の最後のブログから一カ月以上も経ってしまいました。本当に怒涛の11月でした。 トラブルあり、急な仕事ありと、ストレスフルな1カ月でした。それももう終わりに近づいています。やっと本業に専念できます、うれしいです。 そんな
このたび、11月に事務所を移転することにしました。現事務所から歩いて10分程度の場所にあるマンションの一室です。 現在、引っ越しの準備と業務との二刀流でヒーヒーしていますので、ブログの更新がなかなかできず申し訳ございません! もう少しで落ち
残業の許可制の導入 前回の続きです。→ 前回は、まずはノー残業デーを導入して、定時で帰っても業務に支障がないか、本当にその残業が必要か等を検討してみるのはいかがでしょうか、といった内容でした。 今回は、さらに踏み込んで、個人の勝手な判断で残
その残業は本当に必要ですか? 残業が多くて退職を考えている人、部下の残業が膨れ上がって困っている経営者、はいませんか? その残業は本当に必要なのでしょうか?ただたんに、 長時間労働が慣習だから 長時間労働で売上を上げてきたから(利益ではなく
あなたの会社に、「こんなことまで上司がするの?」といったことはありませんか? 部下に任せない上司 上司が部下に任せず、なんでも自分でやってしまうとどういうことになってしまうでしょうか。 上司自身が長時間労働になり、体や心を壊す スキルアップ
以下のリーフレットでは、賃金のデジタル払いを導入する際の会社側がするべき手続きの流れ等が記載されています。 【使用主向け】賃金のデジタル払いを導入するにあたって必要な手続き (mhlw.go.jp) 面倒くさいからと、導入を検討される会社さ
以下のリーフレットでは、賃金のデジタル払いを導入する際の会社側がするべき手続きの流れ等が記載されています。 【使用主向け】賃金のデジタル払いを導入するにあたって必要な手続き (mhlw.go.jp) 面倒くさいからと、導入を検討される会社さ
職場で悪口・不平不満を言いふらす人 職場に、口を開けば人の悪口、会社への不平不満を言う人はいませんか?残念ながら、このような人は一定数います。 「そんなに嫌ならさっさと辞めればいいのに」と周りは思っています。しかし、そういう人に限って辞めま
指示待ち人間を生み出す社長 私が次のような質問を社長さんにするとします。 「部下の話を聴いていますか? たとえそれが自分と違う意見であっても。」と。 この質問に対する社長さんの答えは、90%「NO」です。 「社長が言うことに黙って従っていれ
職場の人間関係が悪くなる原因はいろいろありますが、その1つに、「部下に期待しすぎる」というのがあります。 部下に期待しすぎる 実際にあった事例をお話しします。 最低賃金で雇っているパートさんに、通常業務だけでなく、なんでもかんでも(私的なこ
家族的な会社とは 若い人は、「家族的な会社=ブラック企業」と思っているようです。昭和では「家族的な会社は働きやすい」と思われていた気がしますが、平成から令和では、逆に「家族的な会社はブラックな会社」と認識されているようです。 認識の違い そ
退職願をもらう意義 「従業員が退職する際は、必ず退職願をもらってください」とお客様にはお伝えしています。 その理由は、 雇用保険の離職票を作成する際に必要 社会保険の手続きをする際に書面で退職日を確認したい。1日でも異なっているとあとあと面
上司が部下にやってはいけないこと 上司が部下にやってはいけないことの一つに、「過去の自分と比べて、部下を叱ったり否定すること」があります。 たとえば、 「自分のときは、こんなの簡単にできたのに」 「自分だったらこうするのに」 などです。 上
よくある間違い 採用時によくやってしまいがちな間違いの一つに、思い込み、先入観というものがあります。 たとえば、 この人は高学歴だから、仕事ができるはずだ 前職の営業成績がいいから、仕事ができるはずだ パソコンが得意だから、仕事ができるはず
法違反の実態 社長さんは労務のプロではありませんので、何かしらの法違反をしていることがほとんどです。 それに気づくきっかけは、社労士の指摘、従業員からの訴え、そして行政調査で指摘をうけたときでしょうか。 法違反を放置するか、改善しようとする
職場の秩序を乱す行為 職場で身勝手なことをしている人は、職場の秩序を乱しています。本人は自覚していないと思いますが・・。 そこで、まずは職場の秩序を乱す行為にはどのようなものがあるのかを考えてみたいと思います。 例えば、 度重なる欠勤や遅刻
令和6年12月2日より現在の保険証は廃止 令和6年12月2日より、現在の保険証は廃止され、マイナンバーカード(マイナ保険証) を使うことになります。 そこで、スムーズに移行できるように、令和6年9月より、被保険者・被扶養者の資格情報を確認
結論 やる気がある人を採用したいのであれば、キャリアパス(昇進のしくみ)を作って、面接の際に見せるといいですよ。 キャリアパスとは キャリアパスをざっくりざっくり言いますと、 たとえば、 最初のステップは、指示されたことを、教えてもらいな
今回は、労働トラブルがほとんどない会社の社長あるあるをご紹介します。独断と偏見ですが、お付き合いください。 労働トラブルが少ない社長の特徴 一言で言えば、人間力のある人! ざっくり言うと、「この人に付いていきたい」「この人の力になりたい」そ
あまり知られていないのですが、歩合給も割増賃金の対象になります。具体的に見ていきましょう。 月額の基本給や手当の残業代は、((基本給+手当)÷月平均所定労働時間)×1.25×残業した時間数 で計算しますが、 その月に歩合給があった場合は、さ
軽視されやすい? 就業規則は軽視されやすいなと思うことがあります。 たとえば、 就業規則を従業員に周知せず引き出しにしまいっぱなしにしている、 どこかのひな型の会社名だけを変えて「就業規則あるよ」と堂々とおっしゃる などの場面に遭遇したとき
要注意な部下 「残業時間が他の人に比べてやたらと多いな」と感じる部下はいませんか? そのような部下がいた場合、次のような状態があったら要注意です。たとえば、 その部下が休むと、その仕事が回らない その部下の仕事のサブがいない その部下の仕事
管理職の方々に、考課者研修をすることがあります。そのときの反省の弁で多いのが、「これまで、好き嫌いで評価してたかも」です。 評価に納得できない部下 部下は自分の評価に納得できないと、「嫌われているから悪く評価されるのでは?」と思い、そのとき
職場がもめる原因に、ルールがない、ルールがあっても守られていない、ということがあります。 ルールがない? 「ルールがない会社なんてあるの?」と思うかもしれませんが、立ち上げたばかりの会社、従業員が数人の会社などはこれに当てはまります。 会社
従業員を初めて雇う際のよくある相談例 独立開業後、業績も順調に伸びると、「そろそろ従業員を一人雇いたい」「ついては、何が必要でしょうか?」というご相談を受けることがあります。 たとえば、 求人媒体はどうするか(例)ハローワーク、知人からの紹
優秀な部下への間違った対応 仕事というものは、優秀な人に集まります。優秀な人とは、たとえば仕事が早い、ミスが少ない、気が利くなどでしょうか。 その優秀な人も、最初は、周りから頼られていると思い、喜んで引き受けます。 しかし、だんだん気が付き
部下に辞められるのが怖くて、言いたいことも言えないというケースは意外と多いです。そして、こういう会社さんほど、うまく回らなくなっていきます。 部下に辞められるのが怖いとどうなる? 部下に辞められるのが怖いとどのようになってしまうのでしょうか
やると言ってやらない社長 やると言ってやらない社長のよくあるパターンは次のような感じです。 社長:「最近、職場がなんとなくうまく回っていないようなんだ」竹内:「では、直接従業員のみなさんの考えや意見を聞いてみてはいかがですか?」社長:「そう
パワハラ社長の共通点 これまで部下から「パワハラ」と言われていた社長の共通点をお伝えします。 気が短い、カッとなりやすい 他罰的(自分に原因があると思っていない) 指導するのではなく、責めたり攻撃したりする。口癖は「なんで??」 支配欲があ
従業員が何も言わないのは、「言ってもどうせ聞いてくれない」「我慢できなくなったら辞めればいい」とあきらめているからです。
結論 縁の下の力持ちを評価する会社は素敵な会社です。 当時の仕事内容と事例 勤務時代に、とある販売会社で3年ほど、営業マンのアシスタント的な業務をしていました。仕事内容は、お客様からの注文を電話やFAXで受け、それを様々なメーカーに発注する
代休と振替休日の違い よくある間違いの一つに、代休と休日振替の混同があります。ちなみに、 代休とは、休日出勤をさせた後に、休日を与えること 振替休日とは、事前に、出勤日と休日を交換すること という違いがあります。 割増賃金の違い 次に、割増
面接時の不安 就活中の人から相談を受けることがたまにあります。ほとんどの人が、次のようなモヤモヤを抱えているようです。 たとえば、 まだ労働条件の話もしていないのに、「〇〇日から来てください」と言われた。「そんなに人手不足なの?」「もしかし
今にも職場崩壊しそうな会社の「社長の特徴」 問題社員が多く、今にも職場崩壊しそうな会社の社長の特徴をまとめてみました。 経営者団体の集まりや旅行、ゴルフ等の接待に出かけることが多い。社内のことや仕事は部下任せになる うまくいかないと、部下に
みなさんの職場に、遅刻をする人はいませんか?昼休憩が終わっているのになかなか席に戻らない、などの遅刻も含みます。 事例1 遅刻してタイムカード改ざん 勤務していた当時、次のような人がいました。朝遅刻をした日はわざとタイムカードを押さず、「押
地域タグ:熊谷市
最初の注意 部下が問題行動を起こした際、最初は口頭で注意をすると思いますが、その「注意をした」という記録を書面で残している会社さんは少ないです。 問題行動が再度繰り返されたときや、今後紛争に発展した際には、この「注意した」という記録が効いて
座学だけで部下の行動は変わる? ある介護事業所さんから電話で問い合わせがありました。 『年に一回、コンサルタントを呼んで研修をしているが、従業員は全く変わらないので、私にも研修をしてほしい』といった内容でした。 私が驚いたのは、たった年に一
従業員に話を聴いてみる 就業規則や人事制度を、新規作成または変更するときは、従業員の方々の意見を聴くことがあります。 聴いてみた結果は、次の3パターンに分かれます。 特に意見無し(2割) 自分の不平不満だけを言う人(6割) みんなのために、
結論 何も言わなくてもわかる人は、ごくごくわずかです。ほとんどの人は、言わなければわかりません。言うべき時に、言うべき人が、言うべきことを言って、職場の規律を守っていきましょう。 よくある上司の言い訳 上司の言い訳の一つに、「いちいち言わな
人事制度を作る会社は少ない 人事制度は、従業員を社長さんの望む人材に育てるための優秀なツールです。しかし、それを作ろうとする会社さんは少ないです。 その理由は、次のような思い込みによるものです。 うち程度の規模ではまだ早い 値段が高そう 運
嫌になりますハラスメント ここ最近のテレビをにぎわせている、トップのパワハラ・セクハラ問題ですが、その内容は本当にひどいものですね。『こんな人、本当にいるんだ!?』と信じられない思いです。 このような人たちは氷山の一角で、まだまだたくさんい
高年齢雇用継続給付の対象者が以前より増えた?20240429
60歳前後で転職する人が、以前より増えたように感じます(私だけかも)。 そうなると、社労士としては、60歳新入社員の雇用継続給付の初回の手続きがどこまで進んでいるかを確認することになります。 たとえば、 前の会社で高年齢雇用継続給付の初回手
部下の自分への質問の仕方で現状を観察 職場で部下から質問されたとき、みなさんはどのような対応をしていますか?とはいえ、自分ではわからないと思いますので、部下の反応や態度から推測してみましょう。 たとえば、部下はわからないことがあると、あなた
ゴールデンウィークは日頃の業務の遅れを取り戻す絶好のチャンスです。 私は混んでいるところが苦手なので、大型連休は遅れを取り戻し、かつ半歩先の業務までやってしまいます。 その方がプレッシャーがかからず安心できるので、不安症の私にはちょうどいい
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