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お城初心者歓迎のブログ。 魅力が少しでも伝わるように頑張っています。

城郭と歴史が好きな、建築設計士。 まだまだお城初心者の為ゆるめですが、様々な観点で個人的な感想を書いています。 フォロー、いいねして頂けると励みになります。 X:@men_dan_dismも更新していますので、併せてよろしくお願いします。

城好き設計士
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東京都
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仙台市
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2023/11/04

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  • 石神井城@東京都

    2025年3月30日昨日の大雨から一変して、晴天となった日曜日。新しいマウンテンバイクを購入したので、自転車で約40分程かけて練馬区の石神井城へと向かいました。石神井城は豊島氏の居城の一つ。豊島氏は平安時代末期から室町時代中期にかけて、現在の台東区・文京区・豊島区・北区・荒川区・板橋区・練馬区・足立区あたりで勢力を誇っていました。石神井城の周りを流れる石神井川。川は防御、生活、物資流通など城造りには欠かすことのできないファクターとなります。石神井は開発が進んで、綺麗な住宅街となっています。石神井城跡は現在、石神井公園となっており花見シーズンということもあり、多くの人が各々の時間を過ごしていました。池に浮かぶ森が石神井城となります。橋を渡れば石神井城の内郭入口です。橋の前には石碑があり、漢字が薄く羅列してい...石神井城@東京都

    地域タグ:練馬区

  • 臼井城@千葉県

    2025年3月23日一気に春の陽気に包まれ始めた3月23日の休日。数日前は都内でも雪が降っていましたが、一転して20°近い気温まで上昇。3月2日に広島城に行きましたが、前日に捻挫をしてしまい、まだ完治していないので城巡りを控えていましたが、晴天の暖かい気温に我慢ができず城巡りを決行!近場であまり足に負担がかからないように千葉県の臼井城に初訪問しました。臼井城は千葉県佐倉市にある城で、築城年は明らかではありませんが、徳川家康が江戸に入った際に重臣の酒井氏が城主を務め、酒井氏の移動と共に1604年に廃城になりました。電車に揺られ京成の臼井駅に到着したのは12時頃。Googleマップで駅から臼井城まで歩いて目指しますが、この辺り一帯がアップダウンの多い地形だなと思いながら、20分程歩いて登城口に到着です。臼井城...臼井城@千葉県

    地域タグ:佐倉市

  • 広島城@広島県

    2025年3月2日本日は打ち合わせで広島に来たので、前乗りして広島城へと向かいました。広島城は日本100名城に選定され、国の史跡にも登録されています。また、名古屋城、岡山城と並ぶ日本三大平城なのでとても人気の城です。広島城を築城したのは毛利輝元。小国の大名だった毛利氏は、毛利元就の時代に中国地方を支配する大名となります。毛利元就の孫にあたる毛利輝元は豊臣政権下で五大老にまで上り詰めます。そして、本拠地の安芸郡山城から新たに広島城を築城。1589年築城開始1590年堀と城塁が完成1591年毛利輝元が入城1593年石垣工事が完了1599年全工事完了しかし、1600年の関ヶ原の戦いにおいて、西軍総大将だった毛利氏は減封の上、山口県の萩に転封。以降は福島正則が入り、1619年からは浅野氏が250年に渡って広島城主...広島城@広島県

    地域タグ:広島市

  • 多賀城@宮城県

    2024年2月24日二本松城に登城した次の日は、宮城県の多賀城にやってきました。多賀城は奈良時代の政庁で、宮城県においては仙台城と同じく、日本100名城に選定されています。日本三大史跡といえば、福岡県の太宰府、奈良の平城宮、そして宮城の多賀城です。多賀城跡に来た理由は二つ。ワタクシは小学校、中学校の時に多賀城跡に来たことがあります。むしろ、多賀城跡の前にある道路に関しては1000回以上は軽く通過しています。実はワタクシは高校の時に仙台育英の多賀城キャンパスに通っていた為、毎日多賀城跡の前を自転車で通っていました。当時の印象は「何もない」でした。さらに、高校の時は城も歴史も興味がなかったので、そんな薄い印象しか無かったとも言えます。そんな多賀城跡に南門が復元され、城内も整備されたので、一度行きたいと思ってい...多賀城@宮城県

    地域タグ:多賀城市

  • 二本松城@福島県

    2025年2月23日仙台で設計打ち合わせと実測のため、前乗りして二本松城に訪問。二本松城は会津若松城、白河小峰城と並んで、福島県の日本100名城に選定されています。歴史上では戊辰戦争時に壮絶な戦いをした、二本松藩の少年隊がとても有名です。奥州管領の畠山氏から始まり、伊達氏、蒲生氏、上杉氏、加藤氏、丹羽氏と有名な大名が納めてきた歴史もあります。東京駅から東北新幹線で郡山駅まで行き、東北本線で二本松駅を目指します。郡山駅のホームに向かうエスカレーターには会津の看板!松平容保公の写真もあります。郡山駅から磐越西線で会津に行けるので、プロモーションされています。やはり会津はカッコいい!この時点でテンションが上がります。郡山駅から二本松駅までは5駅、25分程度。「丹羽十万石の城下町にふさわしく、二本松城を型どった駅...二本松城@福島県

    地域タグ:二本松市

  • 興国寺城@静岡県

    2025年2月8日東海道本線で巡る城の三城目は静岡県沼津市にある興国寺城に向かいます。2月7日:清洲城→大垣城→掛川城ライトアップ2月8日:掛川城→諏訪原城→興国寺城諏訪原城で長く滞在したので、やや時間は押していましたが、ほぼ計画通り。興国寺城は北条氏旗揚げの城として有名です。戦国時代の小田原北条氏の祖となる伊勢盛時(北条早雲)が今川氏より与えられて城主となったので、小田原北条氏はここから始まったとされています。北条と名乗ったのは二代目氏綱からです。よって、小田原を拠点とした北条氏の祖は北条早雲ということになります。鎌倉幕府の北条氏とは別のルーツですが、実際は全く関係が無かったというわけでは無いようです。北条早雲と興国寺城の関係については、専門家は疑問を呈していますが、事実として興国寺城は今川・北条・武田...興国寺城@静岡県

    地域タグ:沼津市

  • 諏訪原城@静岡県

    2025年2月8日掛川城を9時30分に出て、東海道本線で掛川駅から金谷駅に移動。二駅乗って約15分ほどで到着します。東海道本線で巡る城、二城目は静岡県島田市の諏訪原城を目指します。Googleマップでは金谷駅から歩いて約20分くらいで到着となっていましたが、30分以上は歩きました。駅から諏訪原城に向かう途中は、かなり急な坂が続きます。空き家が多い住宅の道をひたすら進みます。山の上は諏訪原城の出丸跡。登城ルートが分からずでしたが、下から写真を撮っておきました。諏訪原城に向かうには、主に二つのルートがあります。一つは旧東海道を通るルートと、県道島田岡部線を通るルート。ワタクシはまずこの出丸を目指したので県道島田岡部線のルートで向かいました。こちらは本丸など主郭の下をグルっと周るルート。しかし、山道を容赦なく車...諏訪原城@静岡県

    地域タグ:島田市

  • 掛川城【二回目】・掛川古城@静岡県

    2025年2月8日掛川市で一泊し、本日も過密スケジュールで東海道本線で三つの城を巡る旅に出ます。昨晩はライトアップの掛川城を楽しみましたが、今日は快晴の掛川城をホテルの部屋から見ることができました。たまたまですが、素晴らしい部屋を用意して頂きました。最高にかっこいい天守!朝起きてこのロケーションを見ることができるとは、本当に贅沢でした。ホテルの朝食を食べ、7時30分に出発。個人的にはオープン前は人が少ないので、良い写真も撮れるの為、朝一の城が好みです。ホテルを出て約10分程で大手門に到着。天守に続いて復元された櫓門。出入りする冠木門下が4.4mありますので、馬に乗ったまま入城できます。昨晩もこの角度から写真を撮りましたが、このスポットはとても映えます。現在の大手門は、当時の位置から50m程離れた場所に復元...掛川城【二回目】・掛川古城@静岡県

    地域タグ:掛川市

  • 掛川城【ライトアップVer】@静岡県

    2025年2月8日大垣城に行った後は新幹線で掛川市に移動。岐阜や名古屋に宿泊して、その周辺の城を攻めることも検討したのですが、寒波が到来していたので、事前に天気予報を見まくって掛川市に泊まることを決めていました。そして、次の日は掛川城→諏訪原城→興国寺城を東海道本線で巡る計画です。ちなみに掛川城は二回目。そして、忘れてならないのは掛川城のライトアップを見に行くこと!ホテルに着いたのは18時。ホテル選びにも一つのプランがありました。掛川城方面のビジネスホテルはいくつかありますが、掛川城が一望できそうなビジネスホテルをチョイス。何階のどっち向きの部屋になるかは運次第。チェックインを済ませると部屋は10階!部屋に入って窓を見ると見事に掛川城方面の部屋でした!テンションが上がったので、チェックインして荷物を整理し...掛川城【ライトアップVer】@静岡県

    地域タグ:掛川市

  • 大垣城【二回目】@岐阜県

    2025年2月7日清洲城に行った後は岐阜駅に移動。今年竣工となる新築ビルの設計打ち合わせにやってきました。岐阜駅前にある黄金の織田信長像が、めちゃくちゃカッコよかった!「夢幻の如くなり」と「天下布武」の大きな幟旗が痺れます。織田信長に縁のある地に足を踏み入れたのだと改めて実感。やはり織田信長はかっこいい。打ち合わせが終わったのが14時30分。急いで大垣城に向かいます。前回訪城したのが昨年の6月。数ある城の中で大垣城をセレクトした理由は、前回行った時に訪問時間が早すぎた為に、続日本100名城スタンプを押せなかったこと。さらに、勉強不足によって大垣城の見どころの一つでもある石垣の化石を、まさかの見ないで帰るという失態を取り戻すためです。乾隅櫓脇の水之手門跡から入城します。乾隅櫓は本丸曲輪の北西に位置した二重の...大垣城【二回目】@岐阜県

    地域タグ:大垣市

  • 清洲城@愛知県

    2025年2月7日今日は設計打ち合わせがあった為、岐阜県へ!打ち合わせが13時からだったので、朝6時半に家を出て岐阜駅に向かう東海道本線を途中下車。清洲城を訪城しました。個人的に清洲城のイメージと言えば、織田信長の居城だった。そして、織田信長が本能寺の変で討たれた後、家老が集まって織田家の後継ぎ問題と領地配分を決めた清洲会議かな。あとは東海道新幹線からも見える天守としても有名ですね。清洲駅で下車し、歩いて約15分ほど。看板通りに歩くと清洲公園の駐車場が現れ、そこから天守方面に向かいます。やはり清洲城と言えば、この撮影スポット。朱色の橋と天守がとても映えます!橋の下を流れるのは五条川。清洲城は五条川が天然の堀となっていました。城造り、城下町に水は欠かせません。川は城の守りの要にもなりますし、物資運搬にも使え...清洲城@愛知県

    地域タグ:清須市

  • 足利氏館(鑁阿寺)@栃木県

    2025年1月25日鉢形城→金山城→最後は栃木県にある足利氏館に向かいました。こちらも日本100名城です。現在は鑁阿寺として、栃木県の観光名所となっています。金山城からは車で30分もかからず到着。15時前に着いたので、計画していた通りに3城攻略できました。実際に城を見て周るのも楽しいのですが、計画している時間も楽しいと思う今日この頃。そして、計画通りにいった時の達成感も格別。足利氏館は近くに観光客用の無料の駐車場がありますので便利です。足利氏館は平安時代から鎌倉時代初期に、二代目足利義兼によって建てられた居館となります。北223m、南211m、西206m、東175mの不整台形をしていて、周囲を堀と土塁で囲んでいます。足利義兼は鎌倉時代に鑁阿寺を建立。室町幕府の将軍家、関東公方家に厚く保護されてきた鑁阿寺は...足利氏館(鑁阿寺)@栃木県

    地域タグ:足利市

  • 金山城@群馬県

    2025年1月25日鉢形城に訪城の跡は、またしても日本100名城の金田城へ移動。群馬県の太田市に位置する山城で、下道で1時間程で到着。車の場合は山の麓にあるガイダンス施設に車を停めて歩いて登るか、山頂付近に駐車場があります。ワタクシは山頂付近まで車で行きました。しかし、上にはどこにも金山城のパンフレットがない為、いずれにしてもガイダンス施設に寄ってから訪城するのがお勧めです。ちなみに、御城印もこちらで購入できます。金山城は標高235mの金山の尾根上に曲輪を配した山城。駐車場の前には展望デッキがあり、絶景を望むことができます。この日は快晴だったので、最高の景色を見ることができました。金山城の1469年、新田一族の岩松家純によって築かれ、その後は由良氏→北条氏と変わり小田原合戦で滅亡した北条氏と共に金山城も廃...金山城@群馬県

    地域タグ:太田市

  • 鉢形城@埼玉県

    2025年1月25日仕事休みの土曜日、埼玉県寄居町にある鉢形城に初訪城しました。土造りの中世城郭で、日本100名城かつ関東7名城のひとつ。鉢形城の築城は1476年。関東管領山内上杉氏の重臣となる長尾景春によって築かれました。その後、関東地域で勢力を伸ばした北条氏康が占領し、三男の北条氏邦が城主となります。鉢形城は北陸、信濃の抑えとして重要な役割を担っていました。小田原城を本城とする北条氏の支城ネットワークとして、山中城、八王子城と同じく鉢形城も有名な城です。今回は練りに練ったルートで幾つかの城を周るため、車で6時半に自宅を出発。8時半に到着して活動開始です。鉢形城には幾つか駐車場があります。今回は鉢形城歴史館に車を停めて、泉水坂から大手側に回り込み入城します。登っている泉水坂の右手には、起伏に富んだ曲輪が...鉢形城@埼玉県

    地域タグ:寄居町

  • 茅ヶ崎城@神奈川県

    2025年1月18日午前中に小机城を訪城した後は、茅ヶ崎城に移動!電車で30分くらいで行けるので、ぜひセットで周って頂きたいですね。地下鉄ブルーラインセンター南駅が最寄りになります。住所は神奈川県横浜市都筑区。駅から10分程度で茅ヶ崎城に到着です。センター南周辺はニュータウンですが、その住宅街の中にポツンと現れる森。現在は茅ヶ崎城址公園として整備されています。標高は約35mなので、これから中世城郭に足を踏み入れるビギナーさんも、訪城しやすいと思います。公園化されているので、至る所にベンチもありピクニックもできそうです。公園入り口から階段を上がって進むと、中郭と西郭に向かう道で分岐します。まずは中郭を目指します。中郭の下には北郭があり、広めな曲輪が広がります。北郭の前には中郭があります。茅ヶ崎城は資料が少な...茅ヶ崎城@神奈川県

    地域タグ:都筑区

  • 小机城@神奈川県

    2025年1月18日今日は初めて神奈川県横浜市にある小机城に訪城しました。小机城は室町時代に築城。長尾景春の反乱に対して、太田道灌が攻め落としたことで、小机城は一度廃城。その後関東一円を支配する北条氏によって、再び城として復活しました。小田原を本城とする北条氏は、城代として笠原信為を任命。しかし、小田原合戦で豊臣によって北条氏が滅ぼされた事で、やはり小机城も廃城となります。今残っている遺構は北条氏時代のものになるので、是非行ってみたいとずっと思っていました。続日本100名城に選定されています。JR横浜線小机駅から歩いて10分ほど。小机駅は新横浜駅からも一駅と、かなりの好立地です。小机駅のホームから見た小机城。奥にある小高い山の上が小机城になります。標高は約50mの山城。小机駅に着いたのは10時頃。まずは駅...小机城@神奈川県

    地域タグ:港北区

  • 法光山 妙正寺【徳川家光公 縁の寺】@東京都

    2025年1月5日1月2日は江戸城に行き、本年度がスタートしました。昨年から江戸城や徳川家に縁のある場所を、少しずつ周っております。今回は東京都杉並区にある妙正寺に行ってきました。正月最後の休みのこの日、家から歩いて約1時間少々ですが、ウォーキングを兼ねて訪問。新宿区、中野区、杉並区を流れている川で、新井薬師あたりから約9.7kmの区間を流れる妙正寺川があります。妙正寺川沿いは、ほとんどの区間が歩行者専用なのでウォーキングやランニングには最適。妙正寺の裏側には妙正寺公園があり、噴水もある広い公園があります。川は公園に繋がっています。妙正寺は1352年に堂を建てたのが始まりとされています。670年以上の歴史があるお寺です。妙正寺の正門。こちらは昭和56年新築の門になります。鐘楼堂は昭和38年に建て替えられま...法光山妙正寺【徳川家光公縁の寺】@東京都

    地域タグ:東京都

  • 江戸城【三回目】@東京都

    2025年1月2日新春、あけましておめでとうございます。今年もゆったり城めぐりに勤しみたいと思います。さて、2025年の最初の城めぐりは江戸城です。1月2日は一般参賀があり、天皇陛下がお出ましになる日。ワタクシも産まれて初めて、参加致しました。一般参賀の時は、江戸城の普段入ることのできないエリアに入ることができるので、お城ファンにとっては特別な日なのです。大手町の駅に到着したのは朝の7時50分頃。天皇陛下のお出ましは10時10分頃なので、割と早めに到着したつもりでしたが、既に大大大行列!後からニュースを見たら、今年は6万人が大集結したそうです。快晴で空気が澄んでいて最高の朝です。和田倉門側から行列に接続です。水堀に逆さに映った石垣がとても綺麗です。和田倉橋と和田倉門。関東大震災によって和田倉門が大破し、渡...江戸城【三回目】@東京都

    地域タグ:東京都

  • 滝の城@埼玉県

    2024年12月29日柳瀬川を挟んで埼玉県所沢市と東京都清瀬市の県境に位置する場所に、滝の城という城があります。近くにカインズホームとベイシアがあるので、年末の買い物に行った際に近くの城で検索してヒットしたので訪問しました。聞いたことがない城で何気なく行ったのですが、結論的には想像を超えた素晴らしい城でした。サクッと30分程で周るつもりでしたが、興味深い遺構が多くて結局は2時間ほど滞在。現在滝の城は、滝の城址公園となっていて球技場などがある地域の公園となっています。車の場合は無料の駐車場もありますが、ワタクシが行った時は年末年始だからでしょうか、駐車場は閉鎖されていました。電車でのアクセスは東所沢駅から徒歩25分ほど。目の前を流れる柳瀬川に架かる橋は城前橋。このような、ちょっとしたPRでも個人的にはとても...滝の城@埼玉県

    地域タグ:所沢市

  • 滝山城@東京都

    2024年11月30日午前中に八王子城を登城し、お昼を食べてか次なる城へ移動。続100名城で国指定史跡の貴重な城郭、滝山城です。同じ八王子市に位置します。北条氏照が八王子城を築城する前に、滝山城を居城としていたとされています。滝山城は武田氏と戦いの舞台にもなったと記録されています。戦国時代を象徴する北条氏は、神奈川、東京、千葉、埼玉は当然ですが、群馬あたりまで勢力を伸ばしていた為、上杉や武田など名将と戦いを繰り広げていました。それゆえ、北条氏が造る城は実践的で、まさに戦うための城。今では各地で貴重な遺構として残り、城マニア達の心を掴んでいます。滝山城入口の前までバスが出ています。八王子城からは車で約30分程。是非、八王子城とセットで訪れてもらいたい!麓には無料の駐車場もあるので、大変便利です。滝山城は北条...滝山城@東京都

    地域タグ:八王子市

  • 八王子城@東京都

    2024年11月30日11月最後の土曜日は八王子城に遠征。戦国時代を象徴する、関東屈指の山城です。今日は八王子城を含めた2つの城に行く為、今回は車で向かいました。公共交通機関でのアクセスは中央線の高尾駅からバスが出ています。八王子城を築城したのは北条氏康の三男となる北条氏照。関東全域を制覇していた北条氏の本城となる小田原城と並ぶ、北条氏にとって重要拠点となっていたのが八王子城です。八王子城は日本100名城で国指定史跡ですが、八王子城に関する資料が圧倒的に少なく、残された遺構と地道な発掘調査によって徐々に城の実態が解明されてきました。八王子城は戦国時代末期の天正期に築城されたとされています。戦国晩期に築城したこともあり、山城の最高傑作ともいわれています。麓には八王子城跡ガイダンス施設があり、八王子城や北条氏...八王子城@東京都

    地域タグ:八王子市

  • 江戸城 遺構巡り【其の一】@東京都

    2024年11月17日東京には江戸城の遺構が、街中に幾つも残っています。現在、江戸城の主郭になっていた場所は皇居になっており、天守台や櫓、城門などが現存や復元されています。しかし、江戸城は全長15kmに及ぶ日本一の巨大城郭でしたので、現在も至る所にその名残を見ることができます。今では世界の東京都となり高層ビルが立ち並び、さらなる大開発が進んでいますが、江戸の歴史を知ることで今の東京を違った視点で楽しむことができます。定期的に江戸城の埋もれた遺構を巡っていきます。まず向かったのは四ツ谷駅。四ツ谷駅は中央線、総武線、南北線、丸の内線が交わる大変便利な駅。新宿区と千代田区の境に位置しており、江戸城はこの四谷まで広がっていました。改札を出ると鉄道や駅周辺の歴史について観覧板があります。当然江戸城についての内容もあ...江戸城遺構巡り【其の一】@東京都

    地域タグ:東京都

  • 品川台場@港区

    2024年10月20日三日間の岡山、高知、香川の100名城巡りを終え東京に帰ってきましたが、翌日は台場で用事があったので、品川第三台場に行きました。日本続100名城にも選ばれている品川台場ですが、おそらくお台場に遊びに来ているほとんどの人が知らないであろう江戸幕府による貴重な遺構です。よくあるお台場の光景。ビーチには高校生や観光客、ファミリー、カップルなど各々の時間を楽しんでいます。そんな幸せの時間が流れるこの地で、江戸時代の1853年、日本に激震が走ります。ペリー率いる4隻の軍艦が神奈川の浦賀沖に現れました。江戸幕府は守備を強化するために砲台を建設することを決断。奥にはレインボーブリッジが見えます。お台場公園の見慣れた当たり前の光景ですが、レインボーブリッジの下に石垣造りの島があります。海に浮かぶあの島...品川台場@港区

    地域タグ:東京都

  • 丸亀城@香川県

    さ2024年10月19日昨日の高松城に続いて、今日は丸亀城に向かいました。まさかの曇りで、雨予報。当初の予定は午前は高松城で午後は丸亀城の予定でしたが、晴天の昨日の内に高松城に行ったのは正解!高松駅からJR伊讃線で約20分ほどで丸亀駅に到着。レトロなアーケードを歩き、丸亀城を目指します。城が目的であっても、知らない街並みを歩くのも旅の楽しさの一つ。歩いて10分〜15分ほどで丸亀城の水堀に到着です。丸亀城周辺は大型バスも入れる大きな駐車場もあり、観光客を受け入れる体制がしっかりしているように思えました。1587年に17万石でこの一帯を納めた生駒正親。1597年に丸亀城に着手。1602年には完成したものの、本城は昨日行った高松城でしたので、1615年の一国一城令によって廃城とされてしまいました。しかし、生駒氏...丸亀城@香川県

    地域タグ:丸亀市

  • 高松城@香川県

    2024年10月18日岡山県→高知県→香川県へと移動。四国には多くの城があり、限られた時間の中では周りきることが出来ないので、高知県の後は香川県に絞りました。香川県の中心地、高松市には日本100名城の高松城があります。高松市は讃岐一国を与えられた生駒親正によって1588年から築城が開始され、生駒氏が転封後は松平氏が11代に渡って納めた地域。その居城となったのが高松城です。高松駅前からは西門から入城すると近いのですが、ワタクシはぐるっと遠回りをして大手口がある東側から入城します。時間は15時。本当は明日の朝から周る予定でしたが、超快晴の天気だったので疲れをおして強行突破です。大手口の脇には高松城の名所となる艮櫓が姿を出します。高松城といえばこの艮櫓の写真が多いですが、間近で見るとすごく大きいです。外部に跳ね...高松城@香川県

    地域タグ:高松市

  • 高知城@高知県

    2024年10月18日岡山城を見た後、20時に高知市のビジネスホテルに到着。高知県といえばカツオ!ホテル近くの堀川さんで食事をしましたが、全ての料理が超絶品。素晴らしい夜を堪能し、ホテルに帰って就寝。高知県に来たからには高知城に行かない選択肢はありません。朝7時にホテルを出発し、高知城を目指します。ホテルから高知城までは約2キロ。メインストリートの脇には水路が整備されています。何気ない水路でも、城郭近くだと遺構ではないかと想像してしまいます。城造りで欠かせないのは水路。水路は城下町発展のファクターとなります。高知城へと続く道は開けて中央には路面電車が走ります。普段の生活では2kmは抵抗感ある距離ですが、思いを馳せながら見知らぬ土地を歩けば、あっと言う間です。歩いて25分程で高知城が見えてきました。設計の打...高知城@高知県

    地域タグ:高知市

  • 岡山城@岡山県

    2024年10月17日岡山県に初上陸!高知県で設計打ち合わせがあった為、岡山駅で乗り換え四国入り。当然、岡山で乗り換えるならと岡山城へやってきました。岡山城は日本100名城で宇喜多秀家、小早川秀秋、池田氏などによって戦国期から江戸時代末期まで活躍した城。結論から言うと、想像を超えて素晴らしい城で3時間ほど見て周りました。岡山駅から歩いて15分〜20分ほどですが、岡山到着が15時だったので、タクシーでひとまず岡山城に向かうことにしました。運転手さんの計らいによって、大手門の前まで連れて頂きました。降車の際に、楽しんで!と運転手さんに言われ暖かい気持ちになりました。橋を渡るとすぐに本丸となります。つまり、この水堀は主郭を囲んでいて、当時は内堀とさらにその外周を囲む外堀で形成された大きな城郭でした。岡山城は旭川...岡山城@岡山県

    地域タグ:岡山市

  • 佐倉城@千葉県

    2024年10月14日本佐倉城の最寄駅、大佐倉駅から一駅の京成佐倉駅へ。戦国期の中世の城が本佐倉城であれば、江戸時代の近世の城は佐倉城になります。駅を降り、歩いて15分ほど。本佐倉城で歩きまくったので、体力的には厳しめ。しかし、佐倉城は日本100名城の千葉県を代表する城なので、行かないわけには行きません。城郭の麓には水堀になっていて、整備された道路を上がっていきます。雰囲気が出てきました。戦国時代、この一帯の下総は千葉氏が納めていました。本佐倉城が本城だった千葉氏は、この地に築城を命じたが事情により頓挫。1610年に徳川家康の命で土井利勝によって築城が再開し佐倉城が完成しました。佐倉城は佐倉藩の藩庁が置かれた城でした。切り落としたような崖があり、城郭に近づいていることを肌で感じることができます。佐倉城の見...佐倉城@千葉県

    地域タグ:佐倉市

  • 本佐倉城@千葉県

    2024年10月14日7月から怒涛の忙しさで、なかなか休みがとれない今日この頃。3連休に城巡りをすると決め、この日のために1週間やり抜いた自分へのご褒美として、城巡りを決行!本日は千葉県にある、続100名城の本佐倉城と100名城の佐倉城へ。朝7時半に家を出発し、京成線に乗り約2時間ほどで大佐倉駅に到着。ローカルな駅。本佐倉城の続100名城スタンプは、駅の改札を出て左手にありました。映画に出てくるような駅舎。電車本数も少なく、駅の周りにはコンビニすら無いので不便と思われるかもしれませんが、一人旅をしているようでエモーショナルになります。車で城に行くのも便利で良いのですが、電車で行くと旅の雰囲気が出るので個人的には好きですね。周りは田園が広がり、快晴の空と合わさってまさに絵に描いたような風景。駅から本佐倉城ま...本佐倉城@千葉県

    地域タグ:酒々井町

  • 宇都宮城@栃木県

    岩手県に打合せがあるので、前乗りして東北新幹線を途中下車。初めて栃木県の城を攻めたいと思います。岩手に行くのなら盛岡城も行きたいと思ったのですが、盛岡城は間違いなく見て回るのに時間を要すると判断し、駅からの距離、規模、知名度等を考慮して宇都宮城に行くことにしました。盛岡城は来年のゴールデンウィーク前後で改めて行く予定!宇都宮城は関東7名城で平安時代からの歴史ある城。幕末では戊辰戦争の主戦場となりほぼ焼失。残った建築物も空襲で焼失。最終的には堀も土塁も壊されてしまいました。しかし、2007年に土塁を外観復元!宇都宮市の観光スポットそして市民の憩いの場として生まれ変わりました。宇都宮の駅を降りると、川が流れています。宇都宮は水に恵まれた街。川は生活だけでなく水路としての役割も果たします。水路は近世城郭において...宇都宮城@栃木県

    地域タグ:栃木県

  • 名古屋城@愛知県

    昨日は国宝犬山城と岐阜城に行き、二日目は名古屋城に移動。途中に小牧山城、墨俣城、清洲城など様々な城跡があるのですが、二日目は名古屋城一択と決めておりました。名古屋城はそれだけ時間をかけてゆっくり周る価値があります。岐阜羽島の駅近くに宿泊し、車で約50分程度で到着です。今まで何度も行くチャンスはあったものの、利便性が良いから逆にいつでも行けると後回しにしていました。しかし、近い内に天守は解体されて木造復元される予定。現在、耐震の問題で既に天守内部には入ることができません。城郭建築の最高到達地点と言われる名古屋城の現在の姿を、この目で焼き付けておきたいと思います。場内には有料の駐車場があり、今回は三の丸の駐車場に停めました。名古屋城の三の丸は跡形もなく駐車場となっています。名古屋城正門から入城します。元は藩主...名古屋城@愛知県

    地域タグ:愛知県

  • 岐阜城@岐阜県

    犬山城の後は車で45分の岐阜城にやってきました。岐阜城は岐阜市の金華山にある城で、鎌倉時代からの長い歴史があります。1567年に稲葉山城の戦いで織田信長が斎藤龍興に勝利したことで、稲葉山城から岐阜城に変えて居城にしました。まさに天下統一への足がかりとなった城ですね。100名城にも認定されています。この界隈は名城の密集地帯なので、セレクトするのが本当に難しい。岐阜城の入り口に到着です。若かりし織田信長の銅像もあります。麓から岐阜城の天守が小さく見えます。標高は329m!今回はロープウェイを使うことにしました。麓は現在発掘調査が進められています。歴史上、超重要人物でもある織田信長の城ですから、積極的に調査して頂けるのはありがたいです。岐阜城ゆかりの武将は、戦国の中心となったスター集団。ロープウェイを降りて、天...岐阜城@岐阜県

    地域タグ:岐阜県

  • 犬山城@愛知県

    最近仕事が多忙すぎて、城に行くことができていなかった為、一泊二日で愛知と岐阜に行くことに!深夜2時に車で出発。朝7時半に犬山城に到着です。江戸時代以前より建築された城で、現代に残っている天守閣は残念ながら12城しかありません。その内の一つが犬山城です。そして、現存天守の中で国宝に指定されているのは5城のみ。姫路城、松本城、彦根城、松江城、犬山城。犬山城はそんな貴重でありがたいお城なのです。城の麓にある駐車場に車を停めて、9時開城まで近くを散策です。まさかの土砂降りです!それでも行かないわけにはいかないのです。駐車場からも美しいロケーションを堪能することができます。天気が悪くても、やはり城を目の前にしてしまうと、自然とテンションが上がってしまいます。天守に向かう大手道。櫓があった場所には、現在神社の社務所が...犬山城@愛知県

    地域タグ:愛知県

  • 青葉神社@宮城県

    2024年8月12日宮城の伊達家ゆかりの地を巡る旅、再び。関ヶ原の合戦後から幕末まで仙台を納めた伊達家。その長さ故、ゆかりの地が多く存在します。今回は御朱印を集める目的もあり、最初は青葉神社にやってきました。最寄りは北仙台駅。仙台城や仙台市内からも、やや離れています。青葉神社は仙台藩祖、伊達政宗を祀る為に創建された神社な為、歴史も販売されている御守り、のぼりの旗まで、全てが伊達政宗オンリーの神社です。当然、御祭神は伊達政宗。お盆だからか人もいなく、静寂な境内に蝉の鳴き声が、どこかお盆らしくもあり懐かしくもなります。手水舎には伊達家の家紋、三引両紋。伊達家には幾つも家紋があります。有名なのは竹に雀紋ですが、伊達家が古くから使っている家紋は、この三引両紋です。龍と伊達政宗の像がお出迎えしてくれます。伊達政宗は...青葉神社@宮城県

    地域タグ:宮城県

  • 江戸城@東京都

    2024年07月27日休日の土曜日。暑い日が続いているので、早朝に散歩も兼ねて江戸城にやってきました。江戸城は日本で最大の巨大城郭でした。東京の中心部ということもあり、現在残っている遺構はだいぶ縮小されましたが、それでも圧巻の城郭を至る所で感じることができます。今日は竹橋方面へ内堀周りを散歩したいと思います。7時頃に東京駅に到着。東京駅前から江戸城に続く、片側4車線の永代通り。現在は日本の中枢なので、見上げるほどの高層ビルが立ち並びます。ここが江戸城のメインゲートとなる、大手門。巨大な櫓門が見えます。大手門から東皇居に入れますが、今日は早朝の為まだ開城していません。この大手門の石垣は改修の際に伊達政宗が担当したといわれています。江戸城の内堀。皇居ランでも使われる内堀周りは約5.5Km。九段下や、武道館方面...江戸城@東京都

    地域タグ:千代田区

  • 大垣城@岐阜県

    仕事で視察のために岐阜県に初上陸。岐阜県の有名な城といえば、岐阜城、郡上八幡城、岩村城、苗木城、墨俣城、美濃金山城など多くの名城が存在します。時代を席巻した織田信長が拠点としていたので、まさに歴史舞台の中心にあったエリア。そして、明智光秀の出身地でもあります。新幹線、岐阜羽島駅に降り立ち大垣市に向かいます。宿泊も大垣市だったので、次の日は当然大垣城に行くことにしました。天下分け目の関ヶ原の際に、石田三成が拠点としたのが大垣城。本来はこの地が関ヶ原の主戦場になると言われていました。そんな歴史の転換期の中心となった大垣城ですから、当然ながら期待度も大きくなります。早朝6時に大垣駅前から歩いて大垣城を目指します。大垣城までは歩いて10分程ですが、その途中にはたくさんの水路が張り巡らされています。大垣城の縄張りの...大垣城@岐阜県

    地域タグ:大垣市

  • 石垣山城@神奈川県

    2024年5月4日最近は出張が無かった為、城巡りに行けていなかったので、ゴールデンウィークを利用して、神奈川県小田原市にある石垣山城に行きました。続100名城にも選ばれている城跡で歴史の転換期となる、重要な城であり念願叶って訪問となりました。軽く石垣山城の説明をしますと、織田信長が討たれ、豊臣秀吉が天下統一の目前と迫った時代。関東方面の最大勢力は小田原の北条氏でした。秀吉は北条氏の討伐に向けて、全国の諸大名を小田原に参陣させます。難攻不落の小田原城を攻略するために、海山全てを15万人以上の軍勢で包囲しました。小田原城の向かい側にある山に、陣を敷いた豊臣秀吉は、関東では初となる石垣の城を築城。これが後に石垣山城と呼ばれるようになりました。それを小田原城から見た北条氏は降伏。北条家は滅亡し、秀吉は天下統一をほ...石垣山城@神奈川県

    地域タグ:小田原市

  • 浜離宮恩賜庭園

    大門の増上寺に行った後は浜松町の浜離宮恩賜庭園に移動。桜も見たいと思っていましたが、何よりも江戸時代の歴史に深く関わりがあるので、一度は行くべきスポットです。増上寺からはゆっくり歩いて25分ほどで、交通アクセスで直接行く場合は汐留駅が最寄駅。まさに都会のど真ん中。浜松町駅方面から大通りを道なりに歩くと、堀のような水路が現れます。美しく、遠くまで続く石積み。どう見ても近世城郭の水堀にしか見えません。そう!浜離宮恩賜庭園は江戸幕府によって造られた、大名庭園。6代将軍、徳川家宣によって将軍家の別邸、浜御殿として大改修。11代将軍、徳川家斉の時に現在の庭園が完成しています。綺麗な切込接の石垣。城郭でいう外堀にあたります。ちなみに庭園の規模は25万㎡、東京ドーム5個分という巨大な敷地面積を誇ります。石垣をよく観察す...浜離宮恩賜庭園

    地域タグ:港区

  • 増上寺@東京都

    4月に入り、例年よりも遅く桜が咲き始めた今年。3月3日に姫路城に行って以来、忙しくて城や寺など巡ることが出来ない日々が1ヶ月以上続きました。花見も兼ねて、今回は浜離宮恩賜公園に行くことにしました。その前に、増上寺へ向かいます。増上寺は港区にある超有名なお寺。ドラマの撮影などでも度々使われています。安倍元首相の葬儀も増上寺で行われました。場所はJR浜松町駅か、都営大江戸線大門駅。駅前の大通りを歩くと増上寺の門が現れます。こちらが駅前続く道の先にある表門。鉄骨で復元されたもですが、実はここにあった増上寺の門は徳川家康から贈られた江戸城の門だったと言われています。元は現在の日比谷にあった増上寺ですが、慶長3年に江戸城拡張の際に現在の地に移動。その際に江戸城の門も移築したようです。復元とはいえ、立派な門です。一応...増上寺@東京都

    地域タグ:港区

  • 姫路城【二回目】@兵庫県

    2024年3月3日月曜日に神戸で設計の打ち合わせの為、前乗りして姫路城にやってきました。前回の訪問は昨年2023年9月。姫路城は世界文化遺産で国宝。日本が世界に誇るKingofcastleです。前回訪問してから幾つもの城を訪問したことで、改めて姫路城の凄さを実感できると思い、また前回は時間の都合上周りきれなかった場所を見たいと思い訪問することにしました。今回は一人で訪問したので、じっくり自分のペースで周ります。朝6時に家を出て、姫路の到着が11時頃。駅を出ると直線的に姫路城の天守閣が見えます。この堂々とした出立ち。この景色を見るだけで痺れまくってます。姫路城は城下町も城に取り込んだ惣構えだったので、姫路駅あたりまで城となっていました。はやる気持ちを抑え、歩いて城郭を目指すと長く伸びた土塁が現れます。この土...姫路城【二回目】@兵庫県

    地域タグ:姫路市

  • 仙台城【二回目】@宮城県

    2024年2月17日若林城→松音寺→瑞鳳殿→最後は宮城県の誇り、仙台城に向かいました。普段、東京では電動自転車で怠けているワタクシが、主発地点と到着地点も含めて1日で約45kmの大移動を自転車でやってのけました。好きな事への執念はこんなにも強いものかと自身で感心してしまいました。しかし、江戸時代はこんな距離は歩いて移動していたと考えると、まだまだ足元にも及びません。さて、瑞鳳殿で伊達家の霊廟を見た後は、ゆっくりと広瀬川を眺めながら移動しました。仙台城に向かう大橋からのショット。木に埋もれて分かりずらいですが、仙台城の石垣が見えます。本丸は標高130mの青葉山に築かれました。昨年の夏以来の訪問です。昨年は途中、突然のゲリラ豪雨に見舞われた為、今回はゆっくり周りたいと思います。大橋を渡り直進すると左手に三の丸...仙台城【二回目】@宮城県

    地域タグ:青葉区

  • 瑞鳳殿

    2024年2月17日若林城に行った後、仙台駅近くの松音寺で若林城から移築された大手門を見て、瑞鳳殿に向かいました。瑞鳳殿とは仙台藩祖の伊達政宗の霊屋。また伊達家二代目伊達忠宗、三代目伊達綱宗の霊屋もあります。自転車で周ったので疲れましたが、効率は圧倒的に良いですね。瑞鳳殿は仙台城の本丸と向かい合うように経ヶ峯に位置します。麓に自転車を停めて、小高い山を登っていきます。この地は伊達家の墓所が置かれていたので、限られた人のみが入ることができた禁断の地だったようです。この地は戦後に伊達家から仙台市に寄贈されました。まずは二代藩主、伊達忠宗が瑞鳳殿と共に創建した瑞鳳寺が現れます。城門のような立派な薬医門。3間一戸の切妻造り、本瓦葺き。先ほど見た移築された若林城の大手門と同じです。そう考えると、松音寺に移築されたと...瑞鳳殿

    地域タグ:青葉区

  • 若林城@宮城県

    2024年2月17日先週の熊本県から今週は福島県で現場視察があった為、週末は仙台市へ。桃太郎電鉄並みの移動距離です。宮城県といえばやはり伊達政宗。そして伊達政宗が築き、居城としたのは仙台城です。一国一城令により、一つの藩に一つの城しか持てない時代でしたが、62万石を有した仙台藩には3つの城と21の要害がありました。要害とは一国一城令に配慮した呼び名で、実際は軍事施設なので城と同等。3つの城とは仙台城、白石城、そして若林城。実は若林城は仙台の方でも知らない方が多いのです。伊達政宗の為に1928年に築城し、伊達政宗が亡くなった1636年に廃されました。政宗自身が細部まで指揮して築城したと言われています。元は伊達政宗の隠居城と言われてきましたが、研究の結果で実際の執務も若林城で行ったとされています。伊達政宗の晩...若林城@宮城県

    地域タグ:若林区

  • 熊本城@熊本県

    2024年2月10日設計の打ち合わせの為、1泊2日で生まれて初めて熊本の地にやってきたワタクシ。羽田空港から阿蘇くまもと空港に到着です。初日の飛行機は天気が良く、窓側だったので外を眺めていると琵琶湖の上空近くを通過!小さくですが彦根城が見えました。超拡大すると、ちゃんと城郭の形が分かります。初日に無事打ち合わせを終え、熊本城の近くに宿泊。当然、熊本城に行きます。しかし、帰りの飛行機は11時55分。阿蘇くまもと空港まではここから約50分ほど。手荷物検査やレンタカーの返却などを考慮すると遅くても9時45分くらいには熊本城を出ないと間に合わない。数ヶ月後に再び熊本に来るので、今日はあえて復旧が進む現在の熊本城を見ておこうと思いました。朝の7時半にホテルをチェックアウトして熊本城に向かいます。繁華街から南大手門の...熊本城@熊本県

    地域タグ:熊本市

  • 大坂城@大阪府

    2024年2月6日朝イチに明石城に行き、神戸での打ち合わせと現場視察が終わり、やや時間があったので出張の最後は大阪城に行くことにしました。大阪城といえば、やはり豊臣秀吉。大阪府民の心にも豊臣秀吉が強く刻まれています。しかし、現在の大阪城は歴史上ではやや複雑。豊臣秀吉の時代の天守閣は大坂夏の陣で焼失、その後徳川家が天守閣を造るも落雷焼失、現在の天守閣は昭和6年に府民の寄付金によって復興されました。当時は発掘調査も進んでいなかった為、今残っている大阪城は豊臣秀吉が造ったものと皆思っていたそうです。しかし、実際には秀吉時代の大坂城は江戸幕府に埋められて新たな巨大城郭に変貌を遂げました。つまり、現在見ることのできる櫓も石垣も、全て徳川が造ったものになります。徳川期の石垣の上に豊臣期の天守閣を復興した形になります。...大坂城@大阪府

    地域タグ:大阪市

  • 明石城【三回目】@兵庫県

    2024年2月6日昨日に続き、本日も再び日本100名城の明石城にやってきました。昨日は夕方に訪問したことで、外が暗くなったので断念したエリアを見るのが目的。やはり城は事前の予習と、ゆっくりと周るための時間が必要だと再認識しました。明石城の築城は1619年。江戸時代の初期に明石藩初代藩主、小笠原忠政によって築かれました。三度目の訪問のため、以前に書いたブログと内容が重複するところもありますが、お付き合い頂けると幸いです。JR明石駅の目の前が城跡という最高の立地。本丸下からのショット。こちらは大きな広場になっていますが、当時は御殿などが多く建築されていたエリア。休みのはイベントなどが開催されています。昨年9月に訪問した際は、イベントをやっていたのでこの広場から写真を撮ることができませんでした。今日は平日なので...明石城【三回目】@兵庫県

    地域タグ:明石市

  • 明石城【二回目】@兵庫県

    2024年2月5日東大阪の現場視察、堺市での設計打ち合わせが15時半頃の終了した為、急いで兵庫県の明石城に向かいました。昨年に明石城には一度訪問しているのですが、均整の取れた現存の三重櫓に圧倒されすぎて、他の見どころを完全に見落としてしまった為、再度訪問しました。ちなみに、明石城は個人的に好きな城のトップ3に入るほどお気に入り。大阪駅から神戸線に乗って不覚にも到着が17時30分頃。既に外は薄暗かったのですが、予定通り決行です!時間がないのでJR明石駅から門を抜けてストレートに本丸方面へ向かいます。写真撮影も省略しました。まずは左手には三重の坤櫓。櫓とは思えぬほど風格があります。こちらは現存の櫓で天守閣が無かった明石城の天守代用とされた櫓です。続いて右手には巽櫓。こちらも現存の三重櫓。この二つの櫓が本丸の両...明石城【二回目】@兵庫県

    地域タグ:明石市

  • 郡山城@奈良県

    2024年2月4日週明け月曜日に堺と神戸で設計打ち合わせがあるため、前乗りして奈良県大和郡山市にある郡山城に行きました。続100名城に選定されている名城です。天正8年、筒井順慶がこの一帯を織田信長に与えられたことで入城し、縄張りを行い築城したのが始まり。天正13年には豊臣秀吉の弟、豊臣秀長が入城して大改修を行なったことで城が拡張され、城下町も覆う総構えの巨大な城となりました。織田信長、豊臣秀吉時代に築城された城は織豊系と呼ばれますが、まさに織豊系の築城技術を色濃く残した城跡。その後、秀長以降は城主が度々変わりますが、郡山城は幕末まで残ります。近鉄郡山駅から歩いて五分ほど。早速郡山市役所前の交差点に石垣らしきものを発見。見るからに城門の石垣の遺構。信号を渡って近くで見ると柳御門跡となっています。櫓門を連想さ...郡山城@奈良県

    地域タグ:奈良県

  • 猿橋城@新潟県

    2024年1月6日年明け四城目は新潟県妙高市にある猿橋城に行きました。おそらく知っている人は、ほぼいないであろう超マイナーな山城です。前日に上杉謙信の居城である春日山城に登城し、春日山城の支城はこの界隈に多く存在しているのでネットや本で調べていました。その中で支城かも分からず、誰がいつ何のために築城したのかも不明な城が猿橋城だったので、一番ミステリアスな城を攻略することにしました。もう一点は、やはり人が少ない山城は冬を越えると熊が怖いので、一応熊が冬眠中の冬の内に攻略したいというのが、もう一つの理由でした。猿橋城は新潟県と長野県の県境にある場所にあり、駅からは果てしなく遠い位置。今回は車で行きました。廃校となった小学校の脇に看板があったので、看板通りに向かいました。山道の入り口。雪もいい感じに溶けているの...猿橋城@新潟県

    地域タグ:妙高市

  • 春日山城@新潟県

    2024年1月5日新年を迎え三城目は新潟県の春日山城。ついにワタクシの好きな武将、上杉謙信を語る時がやって来ました。上杉謙信は生涯70回も戦い、勝率は95%とも98%とも言われており、戦国最強であったのは間違いありません。最大のライバル武田信玄とは12年も戦い続け、戦国時代最大規模の死傷者を出した第四次川中島の戦いや、織田軍に大勝利を納めた手取川の戦いは有名です。そして上杉謙信といえば、義を重んじていたこと。そんな上杉謙信が居城としていたのが、新潟県上越市にある春日山城。巨大な山城で、本来は豪雪地帯の越後はこの時期に登城する事は難しいのですが、今年は暖冬で圧倒的に雪が少ないので、快晴を狙って登城しました。車は春日山神社に止めることができます。急な階段を登り、新年なので春日山神社で参拝してから登ることにしま...春日山城@新潟県

    地域タグ:上越市

  • 松本城@長野県

    2024年1月2日新年の始まりは小諸城から始まり、続いて松本城にやってきました。城好きなら誰もが知っている、現存12天守であり国宝です。現存12天守とは江戸時代より前に作られた天守。日本には2万5000〜5万近くの城があり、天守閣があった城は全国で170程と言われています。その中で現存している天守は12城しか残っていないのです。有名な大阪城や名古屋城は復元なのでこの現存天守には該当しません。一国一城令、戊辰戦争、廃城令、第二次世界大戦。いくつもの出来事によって、日本の城は姿を消してしまいました。松本城がいかに貴重な城かお分かり頂けると思います。松本城へは松本駅から一番近い、黒門側から入城します。進むと早速、松本城の天守群と水堀が見えてきます。この堀の水は湧き水。背景にも映る北アルプスなど、山々に囲まれた松...松本城@長野県

    地域タグ:松本市

  • 小諸城@長野県

    2024年1月2日年が明け2024年、おそらく激動の一年が始まることでしょう。被災された地域の方々の無事を祈り、一日も早い復興を願っております。新年一発目の城巡りは小諸城からスタートしました。個人的に小諸市自体、あまり馴染みがなかったので地図でチェックしてから車で向かいました。ちょうど長野市と群馬県高崎市の中間くらいでしょうか。電車の場合は信濃鉄道の小諸駅の目の前に城跡があります。小諸城は日本100名城に選定されている名城。最初に向かったのは大手門。大手門は駅前北口にあり、本丸や二の丸のある曲輪と大手門と付随する三の丸のある曲輪は、しなの鉄道の線路で分断されています。こちらは大手門公園として独立した広場となっています。完全に街の一部に溶け込んでいて、市民の為の広場となっています。ゆったりとした感じが良きで...小諸城@長野県

    地域タグ:小諸市

  • 高田城@新潟県

    2023年12月30日今年も残り2日となった12月30日は、今年最後の城巡りとなります。城納めに選んだ城は新潟県上越市にある高田城です。高田城は日本三大夜桜で有名ですが、城好きとしては、やはり続100名城に選定されているので要チェックな城です。実はワタクシ、18歳〜20歳まで上越市に住んでおりましたが、恥ずかしながらその時は歴史にあまり興味がなかったので、高田城の前を通ったことさえありませんでした。そんな勿体無い過去を払拭するために、城巡り納めとして2023年の年末にやってきました。前置きが長くなりましたが、高田城はえちごトキめき鉄道の高田駅から歩いて10分少々の場所にあります。高田城は現在、高田公園として整備。復元された三重櫓が見どころ!年末年始が博物館が休館、櫓も年末年始は閉鎖されていた為、12月30...高田城@新潟県

    地域タグ:上越市

  • 寺田屋旅館と伏見の街@京都府

    2023年12月12日伏見城跡→御香宮神社に行った後は、伏見桃山駅に向かいました。しかし、寺田屋旅館が近いと知ったので、急遽向かうことに!寺田屋旅館は幕末に二つの大きな出来事の舞台となります。1862年。倒幕を進めようとする薩摩過激派志士と暴発を止めようとする薩摩藩士によって斬り合いが勃発。薩摩藩氏9名が命を落としました。寺田屋事件や寺田屋騒動と呼ばれています。もう一つは、1866年。坂本龍馬が襲撃された事件です。天皇を中心とした政治、徳川幕府を中心とした政治。この二つの思想で日本が分裂し、幕末の動乱の時代に突入します。特にこの京都は日本の中心だったので、事件が多く起きて治安も悪化していきました。向かうまでの伏見の街が凄く素敵だった。おそらく土地割は江戸時代の状態であると感じました。道が直角に曲がったり、...寺田屋旅館と伏見の街@京都府

    地域タグ:伏見区

  • 伏見城@京都府

    2023年12月12日大阪から再び京都へ。淀城に行くか、二条城に行くか悩みましたが、時間もあるのでゆっくり伏見城を目指すことにしました。伏見城は豊臣秀吉が隠居後の城として築城したのが始まりとされています。伏見城は戦国時代に歴史のキーポイントとなる城ですが、城としては不運な運命でもありました。元は豊臣秀吉の隠居城としての計画でしたが、息子の秀頼の誕生により天守を持つ本格的な城郭に整えられました。初代の伏見城を指月伏見城と呼びます。しかし1596年に慶長の大地震により築城中に倒壊。この場所が城地に向かないと判断した秀吉は、現在の明治天皇伏見桃山陵になっている、伏見木幡山に移して新たに築城しました。この時代の伏見城を木幡山伏見城と呼びます。当時は最新技術を集結した五層の豪華絢爛な大天守が建っていたようです。また...伏見城@京都府

    地域タグ:京都府

  • 安居神社@大阪府

    2023年12月11日堺で打ち合わせの後、茶臼山に行き最後は安居神社に向かいました。大阪冬の陣、夏の陣で激戦地となった大阪の天王寺。至る所に戦いの爪痕が残っています。冬の陣で徳川家康が本陣を置き、夏の陣では真田幸村が陣を置いた茶臼山→真田幸村縁の安居神社。これはセットで周るのがマストです。この天王寺一帯が大坂冬の陣と夏の陣において、大激戦の地だったことは前回書きました。豊臣が滅亡することになった大坂夏の陣。そして戦国時代最後の戦。徳川家康率いる東軍と豊臣秀頼率いる西軍。人数には諸説ありますが、西軍は圧倒的に兵力で劣っていました。また、豊臣秀吉が造った難攻不落の大阪城は、冬の陣後に徳川家康によって堀を埋められたことで、防御機能を完全に失っていました。その中で大活躍をしたのが、冬の陣同様で真田幸村です。真田幸...安居神社@大阪府

    地域タグ:大阪市

  • 茶臼山陣城

    2023年12月11日昨日の京都城巡りから大阪市内に入ったので、本日は茶臼山陣城にやってきました。夕方の到着だった為、急ぎ足で周りました!大河ドラマ「どうする家康」で大阪冬の陣と夏の陣の回となり佳境を迎えています。縁あってこのタイミングで大阪に来れたので、やはり茶臼山には足を運ぶべきと思い向かいました。茶臼山といえば、大坂冬の陣の際は徳川家康の本陣があった場所。さらに大阪冬の陣の際は、この戦いで日本一の兵(ヒノモトイチノツワモノ)と称されるようになった真田幸村が陣を置いた場所になります。JR南海線の新今宮駅から歩いて15分程で茶臼山公園に到着しました。あべのハルカス前からのショット。線路の奥に見える木々のあたり一帯が茶臼山公園です。最近、NHKの歴史探偵で大坂の陣のVR再現映像を見ました。この茶臼山の前に...茶臼山陣城

    地域タグ:大阪市

  • 高槻城@大阪府

    2023年12月10日朝イチから勝龍寺城→山崎城→最後は高槻城とJR京都線上を移動。高槻城は京都と大阪の中間に位置し、西国街道と淀川という水陸交通の大動脈を見張るには絶好の地だった為、時代が変化しても重要な位置付けの城でした。信長の時代に天主があったとされ、京都二条城、坂本城に続く、三番目に古い天主だったそうです。現在、城跡は高槻城公園となっていて地元の方の憩いの場に変化しています。当時は重要な拠点だった故、時代の変化に伴って城主も変わりました。高槻城公園に建てられている石像はキリシタン大名の高山右近。天下人秀吉の元で幾つもの戦いを生き抜いてきた大名。その後は目まぐるしく城主が変わります。城は平城でしたが、近世城郭で三重の天主と幾つもの櫓があったそうです。模型で見ても幾つもの水堀によって堅固な守りになって...高槻城@大阪府

    地域タグ:高槻市

  • 山崎城@京都府

    2023年12月10日関西方面の城巡りニ城目は京都にある山崎城です。明智光秀が本能寺の変で織田信長を打ち、備中高松城(岡山県)にいた羽柴秀吉が中国大返しと呼ばれる凄まじいスピードで戻って明智軍と戦いました。その際にこの天王山付近に羽柴秀吉は陣を張り、明智光秀に勝利。羽柴秀吉は標高270mの天王山の山頂に山崎城を築きました。天主もあり、高層建築物があったとされています。翌年、大阪城の工事が本格化したことで山崎城は破却。時の城となりました。勝龍寺城のあるJR京都線、長岡京駅から一駅。山崎駅が搭城口の最寄駅となります。ローカルな駅。この一帯は山崎合戦で激戦を繰り広げた地であるものの、今はすごくのどかな街並み。京都の駅から比較的近いのに、景色が変わります。この山崎駅から歩いて5分ほどで、天王山の登山道に到着。京都...山崎城@京都府

  • 勝龍寺城

    2023年12月10日またしても関西方面の城巡りにやってきました。12月10日〜12月12日の2泊3日。12月11日は設計の打ち合わせがある為、動けるのは12月10日丸一日と、12月12日の午後のみ。これは行く城とルートを念入りに考えないと効率よく動くことができないので、数日前から計画を練りました。その時に役に立つのが、こちらの本。城の本はたくさんありますが、地理感が分からないエリアでは、城と城の距離感が分からず計画するのに苦労します。こちらの本は、まず100名城や続100名城以外の城の掲載も多く、県によって城の位置が分かるように地図で記載されているので、個人的には最強アイテムです。線路が乗っているのもありがたい。話は逸れましたが、最初に訪れた城は京都にある勝龍寺城です。京都駅から京都線に乗って長岡京駅で...勝龍寺城

  • 岩切城

    2023年12月2日午前中に利府城に登城し、自転車で岩切城に移動。本日はローカルな城を攻めてきました。岩切城は仙台市宮城野区にある城ですが、仙台市と利府町の境にある城で、現在は県民の森として整備されています。城址は国史跡に指定されています。歴史としては、利府城を居城とした伊達政宗の叔父の留守政景が、利府城の前に居城としていた城であり、城替えした際に廃城となりました。JR岩切駅方面から岩切城に向かいます。完全な峠道で意外と車も多く走っています。山を切り裂いたような道を進みます。登城口までの道が既に迫力あります。利府城からはゆっくり自転車で走って40分程だったような気がします。本丸跡は現在、公園となっているので道中はアスファルトで整備されています。ちょうど紅葉の時期とハマり、紅葉が綺麗に色付いています。左手に...岩切城

    地域タグ:宮城野区

  • 利府城

    2023年12月2日先日行った千葉県の稲村城以来、地形を生かした山城の魅力にハマったワタクシは宮城県に再びやってきました。今回は利府城に登城です。利府城は宮城県利府町にあるお城で、伊達政宗の叔父にあたる伊達政景、後の留守政景が居城としていたお城です。位置としては仙台城からは車で30分ほど。多賀城からは車で10分少々で着く場所にあります。利府町では土器が出土していたり、古墳などもあるので、小さな町ですが歴史のある興味深いエリアになります。利府城は現在、館山公園として整備されています。大きく分けて二つの登城口があります。一つは麓にある利府小学校側から登城するルート。もう一つは山の完全に反対側から登城するルート。自転車を借りて到着したワタクシは駐車場に停めて、山の真ん中を抜けるルートで向かいました。地図の左側が...利府城

    地域タグ:利府町

  • 大多喜城

    2023年11月23日千葉県城巡りの旅、ラスト4城目は大多喜城。ここまで、全てが計画通りの一泊2日の旅。千葉県には82城もの城跡があると言われています。尋常ではない数です。その中で100名城に選出されているのは、下総国の佐倉城のみ。続100名城に選出されているのは、同じく下総国の本佐倉城、そして上総国の大多喜城になります。今回の旅の目玉はやはり最後の大多喜城です。久留里城から大多喜城まで車で移動。紅葉シーズンなので、道中至る所で観光の方が多くいました。大多喜城は里見氏が惣無事令の違反を名目に上総を没収された後、徳川家康がこの一帯を支配。そして、徳川四天王の本多忠勝が初代大多喜藩として城主となり、大多喜城は近世城郭に生まれ変わりました。その後、本多家→阿部家→青山家→稲垣家→松平家と城主は変わるものの、明治...大多喜城

    地域タグ:大多喜町

  • 久留里城

    2023年11月23日千葉県城巡りの旅、三城目は君津市に移動して久留里城にやってきました。久留里城の起源は不明とされていますが、中世には里見氏、近世では黒田氏など多くの城主を迎え入れた城。明治維新後の廃城令まで存在していました。天守があったとされ、天守台跡がしっかり残っているようですが、昭和53年に天守台の脇に復興天守が建てられ、天守台は大事に保存されています。車で入り口を上がると無料の駐車場があります。駐車場にある売店で御城印も売っています。まずはゆっくりと歩きながら二の丸跡に向かいたいと思います。割と急な勾配の上り坂です。ちょうど紅葉の時期なので、紅葉も綺麗に色付いています。まずは、上がってすぐに堀切を見ることができます。崖崩れを起こさないように、舗装されていますが、この堀切をしっかり残したあたりは素...久留里城

  • 稲村城

    2023年11月22日千葉県城巡りの旅、ニ城目は稲村城。結論から言いますと、館山城に行ったなら稲村城に是非寄って欲しい!稲村城は里見氏三代、義道が居城とした城とされています。1533年頃に廃城になりましたが、それまでは里見氏の本城だったと言われています。2012年には国指定跡に指定されています。館山城からは車で10分程だったと思います。国道128号線を走っていると、リサイクルショップベイツーというお店があります。その手前を曲がると、内房線の電車が走っています。そこに車を止めることができ、登城口までは歩いて5分程です。看板がないので少々分かりづらいですが、城跡の近くに来ると丁寧な案内看板があるので分かりやすいです。約64mの小高い山に稲村城はあります。天気は快晴。山城巡りには絶好な日です。ススキを眺めながら...稲村城

    地域タグ:千葉県

  • 館山城

    2023年11月22日千葉県城巡りの初陣は館山城からスタートです。以前は館山市、南房総市、鴨川市、鋸南町を安房国と呼び、里見氏が室町時代から戦国時代、江戸時代にかけて支配しており、今もこの地に根付いています。そして、館山城は里見氏最後の居城だった為、終焉の地となっています。館山城は現在城山公園となっていて、本丸跡には模擬天守が建っており、八犬伝博物館になっています。麓には無料の駐車場もあり、公園としてしっかりと整備されている印象です。麓の駐車場あたりからのショット。天気にも恵まれて模擬天守が映えます。まずはメインとなるコースから入場していきます。道も整備されていて歩きやすいです。掲げられた幟が雰囲気を高めてくれます。遺構かは不明ですが、向かう途中の道の両サイドは切岸のような急な斜面になっています。桜も植樹...館山城

    地域タグ:千葉県

  • 上山城

    2023年11月3日東北城巡り五城目は、山形県にある上山城。最上氏の最南端の城塞で、伊達家や上杉家との攻防の舞台となった地でもあります。山形城からは車で20分程。山形県上山市にあります。上山といえばやはり温泉。城下町は温泉街となっていて、すこぶる雰囲気が良いです。そんな、かみのやま温泉の小高い丘に上山城があります。当時の遺構はほんの一部を残すのみとなっています。上山城の始まりは南北朝時代。その後、同じ山形県にある米沢を当時は納めていた伊達家と、この城を取られたり取り返したりを繰り返し、戦国末期は最上義光が納めました。江戸時代は藩主が次々と変わりつつも、上山藩は幕末まで生き残りました。昔は本丸に三重の天守、各所に櫓門がある近世城郭だったそうです。現在は、二の丸跡に模擬天守が建っています。城の内部は上山市の博...上山城

    地域タグ:山形県

  • 山形城

    2023年11月3日東北城巡り四城目は山形県の名城、山形城。別名は霞城。現在は霞城公園として地域の方、観光の方に親しまれています。場所は山形市の中心部で、JR山形駅からも近い場所にあるのでアクセスは良好です。現在の巨大城郭になったのは11代城主、最上義光の時代です。出羽の関ヶ原での戦いの功績が認められ、52万石の大大名となりました。ちなみにワタクシの祖父も同じ山形で、光義という名前でした。最上義光から拝借したんでしょうかね。祖父が生きていた時は、ワタクシもよく山形に行っておりました。二の丸東大手門が、メインの門となります。橋の下には水堀と新幹線が通ります。新幹線に乗る方には、こんな近くに城が見えるので絶景だと思います。二の丸東大手門は1991年に復元されました。高麗門を抜けると巨大な枡形の虎口が登場!隅か...山形城

    地域タグ:山形県

  • 瑞巌寺・伊達政宗歴史館

    2023年10月29日涌谷城の後は日本三景松島にやってきました。大変な混み具合の松島。今回、松島の目的は瑞巌寺です。1609年に伊達政宗が建立。仙台城築城の際に、市民の精神の拠り所として伊達政宗が縄張りを行なって造営。前回、訪問したのは6年前くらい。2008年からの10年間、平成の大修理中だった為、全てを見ることができなかったので、再びやってきました。日本三景松島の海沿いを歩きながら瑞巌寺に向かいます。最寄りの駅は松島海岸駅です。松島駅もあるので注意です。国宝瑞巌寺の入り口。伊達家の竹に雀と三引両の家紋の提灯が門に掲げられています。門を抜けると杉の木が本堂前まで広がります。以前はもっと杉の間を抜けて行くような参道でしたが、杉の木が伐採され減ってしまいました。それは東日本大震災の時、松島にも津波がきてこの瑞...瑞巌寺・伊達政宗歴史館

    地域タグ:宮城県

  • 涌谷城

    2023年10月29日東北城巡り三城目は、宮城県遠田郡涌谷町にある涌谷城です。涌谷城は岩出山城と港でもある石巻の中間に位置しています。仙台城からは高速道路で約1時間ほど。ちなみに涌谷と書いてワクヤと読みます。涌谷城は室町時代から戦国時代にかけて、大崎氏が支配しており涌谷氏が築いた城とされています。小田原合戦に参陣しなかった大崎氏と涌谷氏は滅亡。葛西・大崎一向一揆を平定した伊達政宗が、米沢城から岩出山城に移封されたことで、この一帯は伊達家が支配することになりました。その後、亘理氏が居城し伊達一門に入ったことで、亘理伊達家が誕生し仙台藩の要害として涌谷城は明治まで残り続けました。江合川沿いに涌谷城はあり、川沿いは模擬の土塀があり城に近づくにつれて雰囲気を出してます。長い模擬土塀の先には天守閣と櫓が見えてきます...涌谷城

    地域タグ:宮城県

  • 岩出山城

    さ2023年10月22日東北城巡り二城目は宮城県大崎市にある、岩出山城に向かいました。仙台藩初代藩主、伊達政宗は仙台城を作り城下町を整備し発展しました。宮城県の方も知らない方がいるのですが、元々伊達家は山形県米沢市の武将です。戦国の乱世の中様々な経緯があり、豊臣秀吉による二度の仕置きにより最終的には伊達家は米沢城からこの岩出山城へ移封されました。当時は岩手沢城でしたが、伊達政宗が改名。岩手沢から岩出山へと改名。そして12年間もの間、岩出山城を居城としていました。伊達政宗は関ヶ原の合戦後に仙台城を築城。岩出山城は四男の宗泰が岩出山伊達家として十代に渡ってこの地を納めました。現在は公園となっていて、現存や復元の建物は何も残っていません。しかし立地として、標高108mの独立した丘陵の上にある山城なので、天然の崖...岩出山城

    地域タグ:宮城県

  • 小峰城

    2023年10月20日東北城巡りの一城目は福島県白河市の小峰城。日本100名城です。東北新幹線の新白河駅で降り、白河駅に向かいますが電車のタイミングを逃して1時間待ち。約3kmの距離を歩いて行くことにしました。小峰城が表舞台となったのは幕末。南北朝時代に結城親朝によって築かれ、江戸時代の初代藩主丹羽長重によって、石垣の近世城郭に改修されました。幕末の戊辰戦争で本丸やシンボルの三重櫓が焼失して落城。30分以上歩くと石垣と水堀が見えてきました。なかなか立派な石垣が見えてきます。当時は11基の櫓と18の門があったとされているので、規模としては大きめの城だったと考えられます。早速、入城です入城したら会津門があり、その先に二の丸があります。現在、二の丸には茶屋と資料館があります。月見櫓跡の石垣です。打込接の布積み。...小峰城

    地域タグ:福島県

  • 川越城

    2023年10月1日小江戸として観光客に大人気の川越市。江戸時代にタイムスリップしたような、蔵の街並みを楽しむ事ができます。オシャレなお店なども多いので若い方にも大人気のエリアです。しかし、忘れていけないのは城下町という事。当然、川越市には城がありました。城好きの人なら皆知っていますが、小江戸というワードが先走って、城の存在を知らない方が多くいます。城あっての城下町。川越城は日本100名城になっていますので、城好きの方なら絶対に抑えておきたい城。当時から天守閣は無く、江戸幕府の重臣達が代々居城としていて、北の守りとなる重要拠点でした。江戸時代の主な城主は酒井家、松平氏。現在は本丸御殿の一部が現存しています。日本で本丸の現存は、高知城と川越城の二棟のみ。貴重な城跡になります。川越城は本川越駅から、ゆっくり歩...川越城

    地域タグ:埼玉県

  • 彦根城

    2023年9月24日関西方面城巡り3日目ラストは昨日のライトアップの彦根城に引き続き、朝イチの彦根城です。昨日はナイトバージョンで暗かった為、今日は城の隅まで見ていこうと思います。関ヶ原で勝利した徳川家康は西国の牽制の要所として、徳川四天王の井伊直政を石田三成の居城だった佐和山城に移封しました。その後井伊直政は琵琶湖に近い、現彦根城に築城を計画。しかし、慶長2年に井伊直政は死去。意思を継いだ井伊直継、井伊直孝によって20年に渡って築かれた城です。江戸時代以前に作られた天守閣が、そのまま現存している貴重な城。天守閣は国宝に登録されています。井伊家が14代に渡って藩主を務めてきました。本日は佐和口の右手から歩いて向かいました。昨日のライトアップも格別でしたが、昼は水濠に多聞櫓と二重の隅櫓が映って綺麗でした。こ...彦根城

    地域タグ:滋賀県

  • 彦根城 ライトアップVer

    2023年9月23日関西方面城巡り2日目朝から兵庫県の明石城に行き、安土城を周りラストは彦根城のライトアップに行ってきました。安土から彦根まで電車で移動し、近くのビジネスホテルに宿泊。次の日は彦根城に行く予定だったので、ゆっくり休む予定でした。ラッキーなことに部屋から彦根城が見えます。しかも、一泊素泊まり4500円くらいの格安!夕陽に照らされた彦根城は、とても綺麗でした。部屋でゆっくりして、何気なく外を見ると彦根城が光っています。ライトアップされているなら、行かないという選択肢は有り得ません。疲れた体にムチを打って、再び外に繰り出します。歩いて15分ほどで彦根城に到着。メインとなる佐和口から入城します。多聞櫓が待ち構えていて、美しくにライトアップされています。井伊家の家紋が輝かしい。続いて天守閣方面へ向か...彦根城ライトアップVer

    地域タグ:滋賀県

  • 安土城

    2023年9月23日関西方面城巡り2日目明石城→信長の館→安土城考古博物館→安土城跡の順でやってきました。安土城考古博物館から自転車で約5分ほど。安土城跡の前にやってきました。天気が良く絶好のサイクリング日和となりました。今は安土城の周りは田端が広がりますが、信長の時代はこの一帯も琵琶湖で安土城を囲むような形だったようです。早速入城です。車の方は無料の駐車場がありました。安土城は総見寺というお寺が管理しています。入り口にはグッズが売っているお店があるので、飲み物など事前に買っておきましょう。料金を支払うゲートがあるのですが、そこを通過すると自販機もトイレもありません。あるのは大自然と石垣のみです。早速登っていきます。まず、目の前に現れるのはひたすら続く石階段。ここは大手道で安土城に向かうメインルート。当時...安土城

    地域タグ:滋賀県

  • 信長の館・安土城郭資料館

    2023年9月23日関西方面城巡り2日目朝一の明石城から滋賀県まで東海道線で移動。向かう先は安土城。事前のチェックにて安土城郭資料館・信長の館・安土城考古博物館という三つの資料館が安土町に点在。加えて安土城に登城するというハードスケジュール。今回はその全てを午後からの時間で制覇しました。明石駅からのルート。普通列車で約2時間程。ほのぼのとした安土駅。天気にも恵まれ絶好の観光日和です。信長の館と安土城はそれぞれ離れています。車であれば問題ありませんが、歩いて行くにはかなり時間も体力も要します。そこで駅前にレンタサイクルがあります。料金も安く、かなりの台数を保有していますのでお勧めします。私も今回はレンタサイクルで周る計画を事前にしてました。まずは信長の館に向かいます。安土城考古博物館と近接しています。安土駅...信長の館・安土城郭資料館

    地域タグ:滋賀県

  • 明石城

    2023年9月23日関西方面城巡り2日目。昨日の姫路城に続き、本日は明石城からスタート。西明石駅近くのホテルに宿泊したので、朝一にJR山陽線に乗って隣の明石駅に向かいます。明石城は100名城に登録されていて、現存の櫓が二基残っている貴重な城。徳川二代将軍秀忠の名によって築城。初代藩主は小笠原忠真。1632年11月-1633年4月は幕府直轄地となり本多忠義、政勝が治める二代目は松平庸直。以後主に松平家が城主を務めました。今は明石城公園となっています。事前に調べていて、ベストスポットの一つが、明石駅のホームと分っておりました。明石城は実に横幅が広く、その両端に現存櫓が残っているので、少し離れている駅だと両方の櫓が綺麗に写ります。高さもちょうど良き!明石駅の改札を抜けると目の前に堀があります。そして、正面の入り...明石城

    地域タグ:兵庫県

  • 姫路城

    2023年9月22日関西方面城巡り1日目ついに姫路城の中に初めて入城しました。今までは外から眺めることしか出来てなかったのでこの日が来るのを待ち侘びてました。姫路駅を降りると正面にドシッと姫路城が構えてますので、まさに街のシンボル。そして、城では唯一そして日本で初めて世界遺産に登録されています。さらに、櫓や門など国宝8棟、重要文化財74棟と歴史的価値のある建築物なのは言うまでもありません。幾多もの廃城や倒壊の危機から逃れた、日本が誇る奇跡の建築物です。綺麗な堀。この周りにはお土産屋などが並んでいます。それにしても、ツアー客など人の数が凄いです。世界遺産だけあって、観光客の数も桁違いです。ここが姫路城の大手門になります。この門は昭和に建てられたようです。桜門を抜けると三の丸広場が出てきます。今は何もなく広場...姫路城

    地域タグ:兵庫県

  • 江戸城

    2023年9月18日日本一の大城郭は江戸城です。姫路城23ha、名古屋城35ha、仙台城44ha、大阪城106haと数字で見て取れる通り、大阪城って広かったなぁと思い出しましたが、江戸城はなんと230ha!大阪城の倍以上の広さを誇ります。具体的な数字で見てみると、よりリアルに伝わります。本日は大手町駅で降りて、大手門から入城することにしました。現在、江戸城は皇居なのでセキュリティも万全です。朝9時に到着。持ち物検査を受けてから入城します。外から見た大手門と石垣。大手門の石垣の修復は伊達政宗が担当したようですね。こんなに立派な門が江戸城には残ってたんですね。切込接の石垣も見事です。日本の中枢、東京千代田区のロケーションに溶け込む歴史的建築物。この大手門が江戸城の正門になります。築城は藤堂高虎。その後、162...江戸城

    地域タグ:東京都

  • 浜松城

    2023年9月10日静岡城巡り最後は浜松城にやってきました。徳川家康が29歳から45歳まで17年間在城した城です。徳川家康以降も、家康と繋がった譜代大名が在城して江戸時代に要職に出世したことから、出世城とも呼ばれています。凄く縁起のいい城です!場所は浜松駅から徒歩で20分ほど。一体は浜松城公園として地元の方にも親しまれています。今回は市役所側から入城しました。天守閣と石垣が見えてきます。見晴らしが良く遠くからでも天守閣が見えるので、まさに街のシンボルというイメージです。遠くからでもハッキリとわかる石垣が素晴らしいです。天守門が近づきます。緩やかな丘のような場所なのに、天守閣に近づくと割と急な勾配になっている気がします。下から見上げるようで、石垣が絶壁のように感じます。立派な天守門。天守門は明治6年に解体さ...浜松城

    地域タグ:静岡県

  • 掛川城

    2023年9月10日静岡城巡り2日目は掛川城。掛川城は室町時代に遠江進出を狙って今川氏が家臣の朝比奈氏に築城させました。その後、戦国時代に入ると山内一豊が10年間在城しました。その際に大改修をしたと言われています。また、城下町も整備されたようです。現在の掛川城は1994年に日本初となる木造での天守閣復元を果たしました。新幹線も走っていて、駅からも比較的近いのでアクセスは良好です。掛川城の魅力の一つでもある大手門。こちらも1995年に復元されたものです。上には鯱もあり、なかなか見応えある門です。礎石と埋め方の資料もあります。これは貴重かも。門の中には入ることができません。城からかなり距離があるところに門があるので注意です。城の近くに車を停めてしまうと、こちらの門を見るとができません。天守閣と太鼓櫓が見えてき...掛川城

    地域タグ:静岡県

  • 駿府城

    2023年9月9日静岡の城巡り1日目は駿府城。天下人、徳川家康は幼少時代に今川義元の人質として19歳までの12年間この駿府城で生活していました。豊臣時代に駿河を両国とした際、徳川家康は駿府城を居城として築城しますが、その後江戸に移封。しかし、徳川の時代となり家督を譲り大御所なった際、再び駿府城に戻ってきます。天下普請によって巨大な城郭があったそうです。現在は櫓と門が復元されています。そして、天守台が現在も発掘調査中です。かなり立派な城郭です。江戸城の天守台は45m×41mでかなり巨大ですが、現在進行形で発掘調査している駿府城の天守台は68m×61mと日本最大の天守台だったことが近年判明しました。徳川家康にとって、駿府城がいかに特別な存在だったかが分かります。東御門はどっしりと重厚感があります。門に使われて...駿府城

    地域タグ:静岡県

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