大阪湾の埋立地「夢洲」(ゆめしま)を拠点に万博が4月13日開幕します。その先にカジノを含む国際会議場、展示場、ホテル、レストラン、ショッピングモール等を含む統合型リゾートを建設する大阪IR計画(2030年開業予定)があります。大阪の命運をかける未来プロジェクトです。万博の開催で、夢洲周辺のインフラやその他基盤整備が着々と進んでいます。以上前置きとして、私は2025年2月に約30年ぶりにシンガポールを訪問しました。人口約604万人(約2百万人の移民や外国人労働者含む)のシンガポールは、東京23区より少し大きい国土面積の約25%が埋立地です。今回一番の興味は、その埋立地の一等地に2010年に開業した巨大なMARINABAYSANDS(マリーナベイサンズ)でした。独特な概観の高さ約200mの客室数2500の超高...シンガポール観光で見えた大阪の未来