少し変わった経歴の料理人兄弟がたべものの知られざる世界をちょっと変わった視点から学んでいく食のエンタメラジオ番組(ポッドキャスト)のスピンオフエッセイ。
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食のパーソナライゼーション。何度かこのエッセイでも取り上げたのだけれど、そう言えばなぜこれが注目されるようになったのだろう。この点についてはあまり考えたことがなかった。 元々、個人にあわせたカスタマイズだとか、体に合わせた医療や食というのは
弘法は筆を選ばず。というが、そうとばかりも言えないんじゃないかと思っていた。確かに、達人ならばどんな道具でも人並み以上に扱える。随分と前のことだけれど、超有名ドラマーが友人のライブに飛び入り参加したことがあった。太鼓の位置や椅子の高さなどを
バレンタインデーが静かに通り過ぎていった。妻や娘から手作りのチョコレートをもらって、それが世の中の一大イベントの一貫であるということを忘れいていた。うまく表現ができないのだけれど、それは家族のイベントで、家族がほっこりと喜びあえるものだとい
なんとなく今日は空が暗いなあ。職場と自宅の距離はほんとうに僅かなのだけれど、消灯した夜の屋外の暗さに気がつくことが有る。天気が悪いときは、案外明るく感じる。街の灯りが反射しているからだろう。田舎とは言え、少しくらいは街に明かりがあるのだ。都
2023年11月19日(日)和食展のツアー?とたべ農ざくオフ会を行った当日の音源です。 編集等しておりません。ご注意ください。 ※ 会話が多数含まれるため、聴きやすくする為に、右耳にマイク1、左耳にマイク2が割り振られています。 第0部 和
2023年11月19日(日)和食展のツアー?とたべ農ざくオフ会を行った当日の音源です。 編集等しておりません。ご注意ください。 ※ 会話が多数含まれるため、聴きやすくする為に、右耳にマイク1、左耳にマイク2が割り振られています。 第0部 和
「利休好み」という言葉がある。茶事に関する所作や、茶器、花に料理。実際に千利休が好んだとされる趣向だったり、いかにも利休が好みそうな風情というものだったりする。なんだか、とても興味深い。 ともすると、利休好みこそが正解のように思えてしまうか
たべものラジオの最初のシリーズは味噌汁だった。味噌ではなくて味噌汁。ある意味トリッキーなスタート。順当に進めるならば、味噌や出汁についての話が先に来る方がわかりやすいかもしれない。にも関わらず、味噌汁が最初だったのには理由がある。理由という
地球上の多くの人が気にかけているだろう、地球温暖化。数字で見なくたって、個人的な記憶の中でもはっきりわかる。小学生の頃の記憶や、20代の頃の記憶を思い返してみると、やっぱり今の方が暖かい気がするのだ。夏はより暑く、寒い日はもっと寒く。という
この頃、音声メディアって良いものだなぁって、改めて感じている。 中学生の頃には、自室で宿題をしたり受験勉強をするときにはローカルラジオ局を聞いていた。お気に入りの深夜番組を聞きたいのに起きていられないようなときには、カセットテープをデッキに
継承と変遷。というのが歴史的に見た文化風習の捉え方なのだそうだ。たしか民俗学の本でそのようなことを読んだ気がする。文化や風習の中には、少しずつ変わっていくものがあるのは、食べ物の来歴を見ても分かる通り。時々、社会や環境が変化したことによって
日本中のあちこちで、「生」がブームになっている。それも最近のことじゃなくて、けっこう長いこと続いているような気がする。「日本人は生が好きだからね。だから刺し身があるんだよ。」なんてことを聞いたけれど、どうも腑に落ちない。生食をするのは日本人
掛茶料理むとうには、献立がない。全く無いというわけでもないのだけれど、それはあくまでも調理場の中での仕様書のようなもの。きれいにプリントしてお客様にお配りするようなものは用意していない。この話は、このエッセイでもたべものラジオでも話したこと
ずいぶん若い頃、よく詩を書いていた。正確には歌詞。10代から20代の間はバンドをやっていて、オリジナル曲を演奏していた。特にちゃんと学んだわけではないけれど、好奇心とやってみたいという欲求だけで作詞作曲に挑んでいた頃があるのだ。 一緒にバン
時間をかけて作られたもののほうが素晴らしい、という評価基準のようなものがある。5分でぱぱっと作られた料理よりも、数時間かけて作ったもののほうが良さそうに感じる。たしかにそういうケースも多いけれど、わずか15分ほどで作られる「キンメダイの煮付
時間の捉え方って、ひとそれぞれ。たべものラジオでは、かなり長い時間軸の話をしているので、明治時代くらいに生まれた食文化も「比較的最近」ということになってしまう。ただ、それは学びの中で相対化した場合のこと。実際の暮らしや人生に照らし合わせてみ
今年のフグはどうだい?毎年どこかしらで聞くセリフだ。お客様に言われることもあるし、同業者から言われることもある。そういうぼくだって、魚屋さんや漁師さんに言うことがある。フグに限らず、お茶のシーズンには同じような会話が展開されるし、他の野菜だ
ちょっと聞いた話なんだけど、最近の大学生ってスマホで論文を書くってホント?全員じゃないとは思うんだけど、オジサン世代にとってはびっくり現象だ。 論文作成を「文章を書くこと」に置き換えて、分割して考えるとわからなくもないか。思いついたことをメ
昨日からの続きです。もし電気が止まったら、冷蔵庫どころかエコ・ネットワークも機能不全になる。というくらいに、電気や冷却技術に依存してしまっていないか。という問いから妄想を繰り広げています。 食料供給の現場が近くにあるということは、危機に対応
琵琶湖の水とめたろか。というジョークがある。滋賀県民が京都や大阪の人とやり取りする中で使われるのだそうだ。京都や大阪の水は琵琶湖を水源としているからね。ウィキペディアに立項されているのには驚いた。 現代では出来もしないし、一市民が吠えたとこ